ピーコック魔法瓶工業 ハンディポット AHRは、保温力・保冷力ともに優れていました。6時間経ってもお湯の温度が67℃に保たれており、温かい飲み物が長く楽しめます。冷たさも長時間キープできるので、暑い日の水分補給にもよいでしょう。水切れがよく、注ぎ終わったあとにたれてしまう心配も少なそうです。パッキンやフタが簡単に着脱できるため、分解・組み立ても楽にできました。一方で、口が狭くてスポンジが入らないのは惜しいところ。柄がついたスポンジであれば奥まで洗えますが、細かい部分には届きにくいため丁寧にこする必要があります。また、かなり傾けないと水が出てきませんでした。急いでいるときや、一度にたくさん飲みたいときに、不便に感じることもあるでしょう。しかし、温度のキープ力で選びたいなら、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
象印 ステンレスポット SH-HC10は、長時間温度をキープできる卓上ポットがほしい、すべての人におすすめです。沸騰したお湯を入れ1時間ごとに温度変化をみたところ、6時間後も69.6℃と、飲み頃温度をキープ。比較したほかの商品には、60℃を下回るものもあったのに対して、口コミどおり温かい状態を長く保てます。保冷力にも優れており、5℃の冷水は6時間経った後も10℃と、冷たさが持続していました。比較したほかの商品は、15℃近くまで上昇しぬるくなったものも。オールシーズン活躍しそうです。取っ手つきで、注ぎやすさも申し分ありません。実際に商品を使用したモニターからは、「水の流れが細く狙ったところに注げる」と好評でした。さらに、レバーを押さないと中身は出てこないので、水切れも良好。比較したほかの商品のように、傾けて水がこぼれる心配は少ないでしょう。口コミどおり、洗うのもそれほど手間どりません。パーツは取り外し可能なうえ、シンプルな構造で、組み立ても容易です。ただし、口径が6.5cmと狭いため、実際に使ったモニターからは「手の大きい人は洗いにくい」との指摘が。水筒用のスポンジなどを活用することをおすすめします。ステンレス製で衝撃に強いのも魅力のひとつ。万が一落としても割れないため、小さい子どもがいる家庭でも使いやすいですよ。保温・保冷機能が高く、使い勝手もよい本品。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ドウシシャ mosh!卓上ポット タンクは、デザイン性も保冷・保温力も譲れない人におすすめです。実際に試したところ、6時間放置後も熱湯は67℃・冷水は13.8℃を保てました。比較した商品には熱湯が55℃前後・冷水が14.5℃程度と温度変化が大きいものもあったのに対し、保冷・保温ともにおいしく飲める温度を維持できています。「冷めるのが早い」との口コミを払拭しました。注ぎやすく、水切れがよいのも魅力です。試したモニターからは、「注ぎ口が三角形なので水が垂れにくく注ぎやすい」と好評でした。置いたまま本体が回るターンテーブルも、持ち手の向きをスッと変えられて便利ですよ。ただし、重量は約750gと重めです。比較した商品には同じ容量1Lでも600g以下と軽いものもあったなか、「やや重たく感じる」との声が聞かれました。気になったのは、お手入れのしにくさ。直径70mmの広口設計で本体内部はしっかり洗えましたが、モニターからは「分解して中まで洗えない」という口コミ同様の声が聞かれました。比較したなかにはパッキンを簡単に外せるものもあったのに対し、こちらはしっかりはまっているため、外すのに力とコツが必要です。値段は執筆時点で税込4,950円(公式サイト参照)。比較したなかではやや高めですが、おしゃれなデザインながら真空二重構造で長時間飲みごろを保てる一品です。とはいえ、上位商品にはより保冷・保温力に優れ、お手入れもしやすいものがありました。ぜひほかの商品もあわせてチェックしてみてください。
リバース サーモジャグキートは、中まで洗いやすいのが魅力。口が広いため、スポンジが奥までしっかりと入ります。フタやパッキンの取り外しやすさ・組み立てやすさも問題ありません。6時間経ってもお湯の温度が60℃に保たれており、温かい飲み物が長く楽しめます。冷たい飲み物で検証してみても、きちんと冷えた状態がキープできていました。保温力・保冷力ともに優れているので、季節を問わず活躍しそうです。注ぎ口が上を向いているため水切れがよく、狙ったところに注げました。本体と取っ手の間が広くて、手の窮屈さも気になりません。一方で、やや重みがあるのは惜しいところです。片手で持ったときに落とさないよう注意しましょう。また、本体が大きいので、清潔に使い続けるためにはきちんと奥まで乾かす必要があります。しかし、おしゃれなデザインの卓上ポットがほしいなら、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
タイガー魔法瓶 真空断熱ステンレスポットは、手入れのしやすさで選びたい人におすすめです。約7.5cmと口径が広めの設計なので、手を入れて奥までしっかり洗えます。ふたやパッキンも取り外しやすく、細かい部分まできれいに洗えて衛生的ですよ。保温力・保冷力が高いのもポイントです。6時間後の温度は、保温の検証時が68℃・保冷の検証時が12.5℃でした。実際のシーンを想定して1時間に100mlずつ減らしても、飲み頃の温度を保てています。夏場から冬場まで、好きな飲み物をいれて楽しめるでしょう。また、注ぎやすさや水切れも良好でした。1.6Lも入るので満タンまで入れると重さはありますが、片手でも注げて便利ですよ。北欧系のカラーが好きな人も、ぜひチェックしてみてください。
サーモス ステンレスポット TTB-1000は、使いやすさを重視する人におすすめです。注ぎ口が細いので、コップに注ぐ際に周囲に水がこぼれません。水切れもよく、ポットの周りに水が滴ることもありませんでした。シンプルな構造になっていて、分解・組み立てがしやすいのも便利なポイント。水筒用スポンジのほうが洗いやすい口径サイズですが、人によっては手を入れて中を洗うことも可能です。洗い残しが気になるような部分もないので、衛生的に使い続けられますよ。保温力・保冷力も優れた結果となりました。6時間後の温度はホットが63℃・コールドが12.1℃と、どちらも飲み頃を保てています。夏場から冬場まで、さまざまな場面で活躍するでしょう。価格は執筆時点で3,850円(公式サイト参照)。検証した商品のなかではやや高めの部類ですが、使いやすさ・機能面ともに申し分ありません。ぜひチェックしてみてくださいね。