前モデルのGX-350より座り心地やデザイン性がさらに進化したと謳う、Bauhutte (バウヒュッテ) ゲーミングソファ座椅子2 GX-370。「蒸れにくくて快適」「座面が厚めで座り心地がよい」と評判です。しかし、「アームレストの可動域が狭い」といった口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミング座椅子とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、ゲーミング座椅子選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Bauhutte ゲーミングソファ座椅子2 GX-370は、ゲーミング座椅子をお探しのすべての人におすすめです。実際に使用した5名のモニターからは、座面のフカフカ感やソファのようなくつろぎ感が評価され、疲れにくさは比較した商品内でもトップクラス。座面の位置をずらせる仕様で、腰の負担を軽減する配置にすることも可能です。長時間の使用にも重宝するでしょう。
ファブリック製の本品は、4時間経っても熱がこもりにくく快適。背中・腰・お尻・太もも周りのすべての項目で、モニター5名全員が「蒸れにくさに満足」と回答しました。比較した結果、ファブリック素材は通気性がよく蒸れにくい傾向が。モニターからは「夏でも快適だと思う」「長時間でも熱がこもらない」と満足の声が寄せられています。
機能性も高評価。比較した商品の約3割にしかなかったキャスターがあり、移動・回転ができるのが利点です。180度倒せるリクライニング機能や大きめのランバーサポートも付属。ヘッドレストがない点や、「アームレストの可動域が狭い」との口コミどおり肘の位置が安定しにくい点は惜しいですが、総合的には使いやすく操作もスムーズでした。
重心が後ろにかかりやすいため、前傾姿勢を取るパソコン作業はしにくい可能性も。とはいえ、ゆったり体を預けてゲームをするにはぴったりでしょう。執筆時点での価格は約37,000円前後と比較したなかでは高めですが、値段に見合った実力があるといえます。ゲーミング座椅子選びで迷ったら、ぜひ購入を検討してみてください。
そもそもゲーミング座椅子とは、長時間座り続けることが多い人向けに開発されたアイテム。頭まで支えられるハイバックなど、正しい姿勢を維持しやすい形状に設計されており、長時間座っても体に負担がかかりにくいのが魅力です。必ずしもゲーマー専用というわけではなく、作業時などにも活用できます。
今回ご紹介するBauhutte ゲーミングソファ座椅子2 GX-370は、旧型「GX-350」よりも快適でおしゃれになったと謳う次世代モデル。ポケットコイルを内蔵したゲーミング座椅子です。
製造元のBauhutteは、大阪を拠点とするゲーミング家具ブランド。「デスク秘密基地化計画」というスローガンのもと、夢のある機能的な家具を生み出しています。家具やオプションパーツは150以上展開しており、理想のゲーミングデスク作りが目指せるブランドです。
座面はポケットコイルとモールドウレタンを採用した3層構造。約12cmの分厚いクッションによってソファのようなフカフカした座り心地を追求し、底つき感を感じにくいとしています。座面クッションは面ファスナーで取り外しができ、奥行の微調整や掃除が簡単にできる設計です。
ロックできるキャスターも付属。集中したいときはロックをかけることで座椅子を固定できます。レバー操作で最大180度まで倒せるフルリクライニング設計で、ゲームプレイ時はもちろんリラックスタイムにも使いやすいつくりです。前モデルより大きくなったランバーサポートクッションや、高さ調節の幅が4cmプラスされたアームレストもついていますよ。
本体サイズは幅695×奥行635~1245×高さ270~905mm。重量は18.5kgほどで、耐荷重は100kgです。
素材は検証で使用したファブリックのほか、PUレザータイプも展開。カラーはそれぞれホワイト・ブラック・ブラウンの3色で、検証ではホワイトを使用しています。
どちらの素材も高級感ある雰囲気で、部屋のインテリアに馴染みやすいでしょう。画一的なシート形状や華美なカラーリングをいちから見直した、こだわりのデザインです。
今回は、Bauhutte ゲーミングソファ座椅子2 GX-370を含むゲーミング座椅子全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、疲れにくさの検証です。
男女5人のモニターがゲーミング座椅子に4時間座り、背中やお尻のフィット感・腰への負担をチェック。体に負担がかからず、くつろげるものを高評価としました。
総合的な疲れにくさの評価はかなり優秀。背中のフィット感はモニター5名全員が、お尻のフィット感も5名中4名が「満足」と回答しました。背中は包み込まれるような感覚は薄いものの、「柔らかくてソファのよう」など快適な座り心地を評価する声が聞かれ、ゆったり背もたれに体を預けられそうです。
<背中のフィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかには座面の硬さが指摘されるものがあったなか、厚みが約12cmもある本品の座面はしっかり沈み込み、フワフワ感が好評。「沈み込みが深くゆったりできた」「座布団のような安心感がある」とおおむねプラスの声があがりました。「座面が厚めで座り心地がよい」との口コミにも頷ける結果です。
<お尻のフィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<くつろぎ感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
腰への負担も少なめで、モニター5名中4名から高評価を獲得。腰を支える大きめのランバークッションがあるうえ、比較したなかでは珍しく座面位置を微調整できるのがポイント。「大きめのランバークッションで腰にかかる負担を減らせる」「座面位置を変えたら腰の負担が減った」と好評でした。
コメントは一部抜粋
続いて、蒸れにくさの検証です。男女5人が4時間ずつ座り、使用中または使用後に、背中・腰・お尻周りに熱がこもりやすかったか、汗をかいたかどうかをチェックしました。
検証の結果、背中・腰周りに熱がこもりにくく、蒸れにくさも比較したなかでトップレベル。モニター5名全員が蒸れにくさに満足し、「通気性が高くて熱がこもらない」「背中全面が当たっている状態でも蒸れなかった」とプラスの声が多数寄せられました。
比較した結果、レザーは通気性があまり高くなく蒸れやすい傾向がありましたが、本品はファブリック製。「蒸れにくくて快適」という口コミどおりの使用感で、長時間使用する人にもおすすめできます。
<背中・腰回りの蒸れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
お尻・太もも周りの蒸れにくさもモニター5名全員から高評価を得ました。座面にも背もたれと同じファブリック素材を使用しており、4時間経ってもお尻や太もも周りにほとんど熱がこもらず快適です。
比較したほかの商品には、太もも周りに熱がこもりやすく時折座り直す場面が見られたものも。ゲームや作業に集中したいなら、本品のように通気性が高く蒸れにくいものがよいでしょう。
<お尻・太もも周りの蒸れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、機能性の検証です。実際に商品を見て、リクライニングの角度やレバーの固さ、アームレストの位置調節の有無などの機能をチェック。レバーが固かったり、リクライニングの角度が細かく調節できなかったりなど、扱いにくい場合は減点して評価しました。
機能性も高評価を獲得。比較した商品の3割ほどにしかなかったキャスターがついているのが魅力です。座ったまま移動しやすいほか、キャスターによって360度回転も可能。力いらずで使えるレバーや180度までスムーズに倒せるリクライニング機能、大きめのランバーサポートがあるのも高評価の理由です。
ただ、比較した多くの商品にあったヘッドレストがないのが惜しい点。背もたれは頭がやや飛び出るくらいの高さで、作業姿勢を取りにくい可能性もあるでしょう。首や頭を支えたいなら、ヘッドレストつきの商品も検討してみてください。
最後に、ゲーム・作業のしやすさの検証です。男女5人が4時間座り、やや前傾姿勢になったときでも腕や頭が疲れにくいつくりになっているか、自分の体形や姿勢に合った形状にカスタムできるかをチェック。作業姿勢が取りやすいものを高評価としました。
作業姿勢の取りやすさに満足と回答したモニターはおらず、いまひとつの結果に。体重が自然と後ろにかかり、前傾姿勢になりづらいと感じるモニターが多くいました。体を預けてゆったりゲームをゲームをするならよいものの、パソコン作業などはしにくい可能性があります。
アームレストの可動域がやや狭いうえ位置が遠めで、肘を置く位置が安定しにくいのも気がかりです。比較したなかでも作業姿勢が取りやすいと人気だったのは、アームレストの位置を細かく調節できる商品。対して本品は「アームレストの可動域が狭い」との口コミどおり調整幅が狭く「ひじ置きの場所がしっくりこない」などの指摘が寄せられています。
コメントは一部抜粋
機能の使いやすさは、モニター5名全員が満足しており良好です。シンプルなつくりが特徴で、モニターからは「直感的に使えた」「機能は全体的に使いやすい」との声があがりました。
リクライニング用のレバー操作に力がいらない点や、面ファスナーで座面の取り外し・調整ができる点も魅力。思いどおりの形にカスタムしやすく、心地よい使用感が得られそうです。比較したなかには調整しづらいものや機能的ではないものもありましたが、使いやすい本品は実用的といえます。
<機能の使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
座面素材 | 張り材:ポリエステル/クッション材:ウレタンフォーム |
---|---|
背もたれ高さ | 71.0cm |
座面幅 | 不明 |
座面高さ | 20.8cm |
ランバーサポート付き | |
ヘッドレスト付き | 不明 |
良い
気になる
背もたれ幅 | 45.5cm |
---|---|
本体奥行 | 63.5~124.5cm |
本体幅 | 69.5cm |
本体重量 | 18.5kg |
耐荷重 | 100kg |
シート取り外し可能 | |
ロッキング機能 | 不明 |
アームレスト高さ調整機能 | |
アームレスト角度調整機能 | |
回転式 | |
キャスター付き |
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Bauhutte ゲーミングソファ座椅子2 GX-370は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで購入可能。ショップによって値段が異なるので、比べながら検討してみてください。
また、全国にBauhutteの取扱店舗も存在します。ショップリストは公式サイトで確認できるので、実物を見たい人は近くにないか探してみましょう。
最後に、体勢や肘の位置が安定しやすいと好評だった商品をご紹介します。
パソコン作業が多いなら、Bauhutteのゲーミング座椅子 GX-530がおすすめ。重心が後ろになりすぎないため前傾姿勢が取りやすいと好評でした。ランバーサポートがフカフカで腰の負担が少ないうえ、ファブリック製で通気性も良好。アームレストは前後・左右・上下・角度と細かく調整可能で、好みの形にカスタムできます。
Bauhutteのゲーミング座椅子 GX-551は、包み込まれるような座り心地を求める人にぴったり。ランバーサポートと大きめの背もたれが特徴で、モニターからは背中のフィット感やくつろぎ感がとくに好評でした。アームレストは前後左右に動くので、好みや体型に合った形に調整できるでしょう。
座面素材 | ポリエステル |
---|---|
背もたれ高さ | 不明 |
座面幅 | 約35~41cm |
座面高さ | 21.3cm |
ランバーサポート付き | |
ヘッドレスト付き |
良い
気になる
背もたれ幅 | 60.0cm |
---|---|
本体奥行 | 56~124cm |
本体幅 | 73cm |
本体重量 | 15.9kg |
耐荷重 | 約100kg |
シート取り外し可能 | |
ロッキング機能 | 不明 |
アームレスト高さ調整機能 | |
アームレスト角度調整機能 | |
回転式 | 不明 |
キャスター付き |
Bauhutte ゲーミング座椅子 GX-530をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
座面素材 | 不明 |
---|---|
背もたれ高さ | 71cm |
座面幅 | 約41cm |
座面高さ | 15cm |
ランバーサポート付き | |
ヘッドレスト付き |
良い
気になる
背もたれ幅 | 12cm |
---|---|
本体奥行 | 54~131cm |
本体幅 | 65cm |
本体重量 | 15.5kg |
耐荷重 | 100kg |
シート取り外し可能 | |
ロッキング機能 | |
アームレスト高さ調整機能 | |
アームレスト角度調整機能 | |
回転式 | |
キャスター付き |
Bauhutte GX-551をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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