【徹底比較】ノンシリコンのトリートメントのおすすめ人気ランキング

「ザ パブリック オーガニック スーパーポジティブ 精油ヘアマスク」は100％精油調合・5種の植物バターを配合している自然派ヘアマスクです。

保湿・補修成分の「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」「加水分解ダイズタンパク」のほか、植物由来成分を多数配合しています。ノンシリコンですが、髪のコーティング力にも期待できる処方です。

重すぎない仕上がりで、適度にまとまりがありました。ほどよいしっとり感と軽やかさを両立していて、うるおいを感じる触り心地に。多毛の人やダメージ毛には少々おさまりが物足りない印象ですが、軟毛にはちょうどよいおさまりといえるでしょう。

カラーズの「ARGELAN モイストグロー ヘアマスク」は、マツモトキヨシのオリジナルブランドのARGELANシリーズの商品です。

補修成分の「セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク」を配合し、髪表面の補修に期待できます。また、保湿効果に優れた「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」や髪にツヤを与え保護する植物油を多数配合しています。

毛先にかけやや広がりがあり、毛量の多い人にはまとまりがやや物足りない印象です。表面がザラッとしていて、もう少しなめらかさがほしいところ。ハイダメージにはやや控えめなコーティング力ですが、ダメージが少ない人には使いやすいヘアマスクでしょう。

日東電化工業の「ヘアマスク RADIANCE（しっとり）」は、ネイル・スキンケア用品などを販売するライフスタイルブランドOSAJIの商品です。

脂質成分である「ラウロイルグルタミン酸ジ（フィトステリル／オクチルドデシル）」を配合し、髪にハリやコシを与えしなやかにする効果に期待できます。シリコンを配合していないため、さらっとした軽い仕上がりになるような処方です。

実際に毛束に使ってみると保湿力が物足りず、全体的に乾燥してバサバサとした手触りになりました。さらっと軽やかな仕上がりで、軟毛でダメージが少ない人向けといえます。

Aesopの「ヘアー スカルプ モイスチャー マスク」は髪をやわらかくするだけでなく、頭皮の乾燥を防ぎフケを抑えると謳う商品です。

植物油配合で髪のツヤや保湿には期待できるものの、内部補修成分が物足りない印象。

広がりのあるシルエットでまとまりは控えめでした。ふわっとした手触りで、軟毛にぴったりの軽やかさがあります。補修効果は弱めなので、ダメージが少ない人向きのヘアマスクでしょう。

アーレスの「ブースト スクラム エックス」は、コンディショナー前の60秒のお手入れでなめらかなツヤ髪へと謳い、シャンプー後に使用するヘアマスクです。

エステル油剤「シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール」「セバシン酸ジエチル」を配合し、配合成分の髪内部への浸透性を高める効果に期待できます。保湿力に優れた「シロキクラゲ多糖体」や「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」も配合しており、髪にうるおいを与える効果に期待できる処方です。

さらさらと軽い手触りは魅力の一方で、乾燥してパサつきが気になる仕上がりでした。これ1本でダメージケアするというより、プラスオンで使用しコンディショナーを髪内部まで浸透させたい人向けといえます。

ヘンケルジャパンの「ハイドレート ヘアマスク」は、軽いつけ心地で髪にうるおいとツヤを与えると謳う商品。

保湿成分として「マンゴー果実エキス」「メボウキ葉エキス」を配合し、髪表面をなめらかにする効果に期待できます。しかし、そのほかにダメージ毛をケアできる補修成分の配合はなく、成分評価は低評価にとどまりました。

実際に毛束に使用すると毛先に向かって大きく広がり、まとまりがよいとはいい難い仕上がりに。使用前よりはなめらかな手触りですが髪表面にざらつきが残り、乾燥をカバーしきれていない点が気になりました。