1. TOP
  2. >
  3. 保険
  4. >
  5. 生命保険
  6. >
  7. 【徹底比較】養老保険おすすめ人気ランキング8選【2020年最新版】
【徹底比較】養老保険おすすめ人気ランキング8選【2020年最新版】

【徹底比較】養老保険おすすめ人気ランキング8選【2020年最新版】

万が一に備えながら、未来のための貯蓄にも活用できそうな養老保険。結婚や出産などライフイベントの節目を迎えると保険も気になりますよね。しかし、多くの生命保険会社からさまざまな商品がリリースされているうえに、ほかの終身保険や定期保険などと比べて情報量が少なく、いったいどの商品がよいのか迷ってしまいます。


そこで今回は、日本生命・ソニー生命・第一生命など、雑誌やネットでランキング上位の養老保険8商品を徹底的に調査したいと思います!

お金のプロであるFPに養老保険の選び方の監修を依頼し、それをもとにmybest編集部が以下2点の比較・検証をしました。
  1. 貯蓄性の高さ
  2. 保険料の安さ


果たして、どれが最良の養老保険なのでしょう?ぜひ最適な保険に加入する際の参考にしてください!

  • 2020年07月08日更新
  • 13,928 views

検証のポイント

売れ筋の養老保険8商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  • 貯蓄性の高さ

    検証① 貯蓄性の高さ

    最初に貯蓄性の高さを検証しました。貯蓄性の高さは、各商品ともにプランを同一条件にした場合の返戻率で測っていきます。返戻率は、満期時点で存命していたときにどのくらいのコストでどのくらいのリターンが得られるのかという指標なので、以下のように計算しています。【返戻率の計算方法】満期保険金÷総払込保険料=返戻率また、各商品を比較していくうえでのプランは、老後の生活費や、それまでに万が一のことが起こったときの死亡整理金をカバーできるように設定しました。選ぶべき保険期間・保険金額は、ライフスタイルやライフプランに応じて一人ひとり異なります。しかし、老後資金は誰にとっても必要になる費用だといえるので、このような形で試算を行いました。具体的には以下のとおりです。【検証プラン】契約者:35歳男性被保険者:35歳男性保険金額:300万円保険期間:60歳払込期間:60歳払込方法:月払い

  • 保険料の安さ

    検証② 保険料の安さ

    続いて保険料の安さを検証していきます。保険料の安さは、各商品を同じ条件のプランで比較し、月払い保険料を参考にして5点満点で評価付けを行いました。検証の条件として設定したプランは、次のとおりです。【検証プラン】契約者:35歳男性被保険者:35歳男性保険金額:300万円保険期間:60歳払込期間:60歳払込方法:月払い通常、保険金額や保険期間の最適な設定は、思い描いている将来のライフプランに応じて一人ひとり違います。ですが、老後資金や老後までの死亡整理金は多くの人が必要になります。そのため、保険金額は死亡整理金をベースにして300万円、保険期間は老後の資金をベースにして60歳満期としました。

  • すべての検証はmybest社内で行っています

    自社施設

    養老保険とは?

    養老保険とは?

    養老保険とは、万が一のときに備えながら、将来に向けた資金づくりができる、保障と貯蓄の役割を兼ね備えたハイブリッドな生命保険。保険期間は一定期間に限定されており、10年・15年・20年などの「年満了」や、55歳・60歳・65歳などの「歳満了」で設定することができます。


    保険期間中に亡くなった場合、死亡保険金を受け取れます。また、保険期間が終了して満期を迎えたときに満期保険金を受け取れることから、貯蓄に活用することも可能です。さらに、満期を待たずに途中解約した際にも、解約返戻金を受け取れるので、いわゆる掛け捨て型の保険ではありません


    そのため、遺された家族にお金を残したい、将来に向けてお金を貯めたいなどのニーズを持つ人にマッチした保険だといえます

    養老保険の選び方

    養老保険の選び方

    今回は養老保険の選び方について、多くの相談実績を誇る、CFP ®認定者・1級FP技能士の松浦建二さんに取材しました。


    青山学院大学卒。大手ハウスメーカー、外資系生命保険会社を経て2002年よりファイナンシャルプランナーとして活動するCFP ®認定者・1級FP技能士。個人を中心に住宅購入やライフプラン・保障設計・節税・運用などの相談業務をはじめ、各分野の執筆や講演もおこなっている。青山学院大学非常勤講師。オールアバウトマネーガイド。

    PRIVATE MONEY:http://www.ifp.cc/

    ① 保険金額や保険期間は加入目的に合わせて選ぶ

    養老保険を選ぶうえでつまずきやすいのが、どのように保障内容を設定すればよいのかというところ。ここでは、何を目安にして保険金額や保険期間を選べばよいのかを分かりやすく解説していきます。加入目的に応じて、過不足なく適切な保障を得られるように設定しましょう。

    保険金額は貯蓄の目的に合わせる!ただし、将来が明確にイメージしにくいときには、200万円~300万円でOK

    保険金額は貯蓄の目的に合わせる!ただし、将来が明確にイメージしにくいときには、200万円~300万円でOK

    養老保険を選ぶうえで悩みがちなのが、保険金額をいくらにするのかというポイントです。先述したように、養老保険で受け取れる保険金は、亡くなったときの死亡保険金と、満期を迎えたときの満期保険金のふたつがありますが、養老保険の仕組みとしてそれらの保険金額は等しくなります。


    養老保険の役割は貯蓄がメインになるので、子どもの進学やセカンドライフなど将来やってくるライフイベントのうち経済的に不安なものにかかる費用をベースに考えていきましょう。どのライフイベントにどのくらいのお金が必要なのかを明確にし、その金額に合わせて保険金額を設定していくのがベストです。


    そうはいっても、ライフイベントに必要な費用はなかなか明瞭にイメージしにくいかもしれません。その場合、養老保険は亡くなったときの保障としても活用できるので、お墓代やお葬式代などの死亡整理金から考えていくのがおすすめ。今はまだ将来ことはハッキリ分からないという人は、いったん保険金額を一般的な死亡整理金として200万円~300万円にしておくと無難です。

    加入目的に合わせて保険期間を設定する

    加入目的に合わせて保険期間を設定する

    養老保険を検討していくなかで迷ってしまうのが、保険期間をいつに設定すればよいのかというところ。お伝えしたように、養老保険の保険期間は、10年・15年・20年といった「年満了」や、55歳・60歳・65歳といった「歳満了」など、さまざまな形に設定することができます。


    ポイントになるのは、満期保険金を何に充てたいのかという貯蓄の目的です。養老保険は性質上、子どもの大学入学時の学費や、ゆとりある老後を送るための生活資金など、多くのお金がかかるライフイベントへの備えにフィットしているといえます。


    そのため、保険期間は、子どもの学費の場合は子どもが18歳になり大学に入る時点、老後の生活資金の場合は自分が定年退職する時点といったように、目的に合わせて設定するのがベストです。

    ② 貯蓄性の高さで選ぶ

    養老保険の大きな役割のひとつが、将来に向けた貯蓄。せっかく養老保険に加入するなら、効率的にお金を積立てできるものを選びたいところです。そこで、できるだけ貯蓄性の高い養老保険をチョイスするコツをお伝えしていきます。

    貯蓄性の高さは返戻率をチェック。100%を超えて高ければ高いほどよい

    貯蓄性の高さは返戻率をチェック。100%を超えて高ければ高いほどよい

    最適な養老保険を選ぶために非常に重要なポイントが返戻率です。これは、支払った保険料に対して受け取る保険金の割合を示した保険のお得度の指標です。生命保険の種類によって計算方法は違いますが、養老保険の場合は「満期保険金÷総払込保険料」で計算することができます。


    返戻率が100%を超えて高ければ高いほど、貯蓄性に秀でたお得な保険ということになります。一方で返戻率が100%に届かない元本割れを起こしてしまう商品は、貯蓄性に乏しく将来に向けた資金作りとしては相応しくありません。


    養老保険を選ぶ際には、必ず満期保険金額と総払込保険料をチェックし、できるだけ返戻率が高いお得なものを選ぶようにしましょう

    松浦建二
    CFP ®認定者・1級FP技能士
    松浦建二さんのコメント

    養老保険を選ぶ上で必ずチェックしておきたいのが返戻率です。養老保険で貯蓄をする場合、満期時に受け取れる満期保険金をライフイベントでかかる費用に充てるイメージとなります。返戻率は受け取れる満期保険金÷支払った保険料の総額で計算することができます。


    現在、養老保険に限ったことではないですが、低金利政策の影響を受けて、返戻率は決して⾼いとはいえません。しかし、貯めることも考えているなら、少なくとも100%以上の返戻率は欲しいところです。

    貯蓄が目的なら特約は付加しなくてもOK。付けると返戻率が下がることも

    貯蓄が目的なら特約は付加しなくてもOK。付けると返戻率が下がることも

    一部の養老保険には、病気やケガをした際の医療費に備える医療特約や傷害特約を付加することができます。医療保険や傷害保険に加入していない人は、念のために付加しておいたほうが無難だと考えるかもしれませんが、貯蓄を目的にしているのなら必要性は低いといえます。


    というのも、医療特約や傷害特約を付加した場合、その分返戻率が低くなり貯蓄性が落ちてしまうからです。養老保険のメインの役割を将来のための貯蓄と考えるなら、特約を付けることはあまりすすめられません。もし、どうしても病気やケガのリスクが不安なのであれば、別で医療保険やがん保険、傷害保険などに加入するのが賢明です。

    ③ 保障内容が固まったら、保険料の安さをチェック

    保障内容が固まったら、保険料の安さをチェック

    養老保険を選ぶ際に大切なポイントのひとつが保険料の安さです。特に養老保険の場合、一定期間は途中解約したときに手元に戻ってくる解約返戻金が低く抑えらている低解約返戻金型終身保険などと比べて、加入時点からすでに解約返戻金の金額が高く設定されています。


    そのため養老保険は、満期前に解約した場合に被るリスクは低いですが、代わりに毎月の保険料は割高になっています。プラン選択を誤ると家計を圧迫しかねないので、できるだけ保険料が手頃で負担の少ないものを選ぶようにしましょう。

    松浦建二
    CFP ®認定者・1級FP技能士
    松浦建二さんのコメント

    養老保険の大きな特徴のひとつは、途中解約をした場合の解約返戻率がほかの商品より比較的高めに設定されていることです。そのため、家計状況などの変化により途中でやむを得ず解約をする場合でもほかの保険商品よりは返戻金が戻ってきやすい傾向があります。※解約返戻金が払い込んだ保険料を下回ることも十分に考えられるので注意が必要です。


    しかしその分、養老保険の毎月の保険料は割高になっており、場合によっては経済的な負担は大きくなってしまいます。各保険会社の商品のなかから、家計の負担にならない程度のプランを選ぶのが望ましいといえるでしょう。

    売れ筋の人気養老保険全8商品を徹底比較!

    養老保険の検証

    それではここからは、mybest編集部が雑誌やネットでランキング上位の人気養老保険8商品を徹底的に調査し、どれが最もおすすめの養老保険なのかを検証していきます。保険料が安く、貯蓄性が高いと評判の商品を集めました。


    検証項目は以下の2項目としました。

    検証①:貯蓄性の高さ

    検証②:保険料の安さ

    今回検証した商品

    1. ソニー生命|特殊養老保険
    2. ソニー生命|養老保険
    3. ソニー生命|5年ごと利差配当付養老保険
    4. 日本生命|みらいのカタチ 養老保険
    5. ひまわり生命|養老保険
    6. 第一生命|養老保険
    7. FWD富士生命|養老保険
    8. 明治安田生命|養老保険

    検証① 貯蓄性の高さ

    貯蓄性の高さ

    最初に貯蓄性の高さを検証しました。貯蓄性の高さは、各商品ともにプランを同一条件にした場合の返戻率で測っていきます。返戻率は、満期時点で存命していたときにどのくらいのコストでどのくらいのリターンが得られるのかという指標なので、以下のように計算しています。


    【返戻率の計算方法】

    満期保険金÷総払込保険料=返戻率


    また、各商品を比較していくうえでのプランは、老後の生活費や、それまでに万が一のことが起こったときの死亡整理金をカバーできるように設定しました。選ぶべき保険期間・保険金額は、ライフスタイルやライフプランに応じて一人ひとり異なります。しかし、老後資金は誰にとっても必要になる費用だといえるので、このような形で試算を行いました。具体的には以下のとおりです。


    検証プラン

    • 契約者:35歳男性
    • 被保険者:35歳男性
    • 保険金額:300万円
    • 保険期間:60歳
    • 払込期間:60歳
    • 払込方法:月払い

    【検証ハイライト】十分な貯蓄性を備えた商品はなし。養老保険がお得だった時代は過去のものに

    【検証ハイライト】十分な貯蓄性を備えた商品はなし。養老保険がお得だった時代は過去のものに
    検証の結果、対象商品として選定した養老保険で返戻率が100%を超える高い貯蓄性を備えた商品はひとつもありませんでした。いいかえれば、支払った保険料よりも受け取る保険料のほうが少ない元本割れ商品しかなく、貯蓄として養老保険に加入するメリットは皆無という結果です。


    最も返戻率が高かったソニー生命の「特殊養老保険」でさえ、検証した条件では返戻率98%程度しかありません。そのほかの商品を見ると、辛うじて95%を超えているのが同じくソニー生命の「養老保険」のみで、それ以外はわずか80%後半~90%前半という超低水準に留まっています。


    バブルと呼ばれる時代には非常に高い利率で「お宝保険」とまで持てはやされた養老保険ですが、近年のマイナス金利政策から始まった低金利時代のあおりを受けて、すでにかつての類稀な貯蓄性は見る影もないといえます。保険に貯蓄性を求めるのであれば、低解約返戻金型終身保険などほかの選択肢も含めて検討するのが賢明です。

    検証② 保険料の安さ

    保険料の安さ

    続いて保険料の安さを検証していきます。保険料の安さは、各商品を同じ条件のプランで比較し、月払い保険料を参考にして5点満点で評価付けを行いました。検証の条件として設定したプランは、次のとおりです。


    検証プラン

    • 契約者:35歳男性
    • 被保険者:35歳男性
    • 保険金額:300万円
    • 保険期間:60歳
    • 払込期間:60歳
    • 払込方法:月払い

    通常、保険金額や保険期間の最適な設定は、思い描いている将来のライフプランに応じて一人ひとり違います。ですが、老後資金や老後までの死亡整理金は多くの人が必要になります。そのため、保険金額は死亡整理金をベースにして300万円、保険期間は老後の資金をベースにして60歳満期としました。

    【【検証ハイライト】商品によって大きな差が!毎月1,000円以上もの差額になるケースも

    【【検証ハイライト】商品によって大きな差が!毎月1,000円以上もの差額になるケースも
    今回の検証では、保険料は各保険会社で大きな違いが見られました。たとえば、最安保険料だったソニー生命の「特殊養老保険」と、最も高額な保険料だった明治安田生命の「養老保険」では、毎月の保険料に約1,200円もの開きが出ています


    これはわずかな違いに見えるかもしれませんが、養老保険は20年や30年など長期にわたって保険料を支払い続けていく金融商品です。仮に1か月で1,000円程度の差であったとしても、240か月つまり20年の保険期間であれば最終的には24万円という大きな差損にまでふくれ上がってしまいます


    この検証で改めて分かったのは、養老保険で保険料は非常に重要なポイントだということです。養老保険を検討する際には、必ず各保険会社の保険料をチェックするようにしましょう。

    No.1

    ソニー生命特殊養老保険

    総合評価

    3.00
    • 保険料の安さ: 5.0
    • 貯蓄性の高さ: 1.0

    現行の商品のなかでは保険料が安く返戻率は高い。現時点ではトップのアイデア商品

    今回の検証で1位になったのは、ソニー生命の「特殊養老保険」。その名前のとおり、死亡保険金額が一定ではなく、加入時点から満期にかけて徐々に上がっていくという特殊な仕組みを持った養老保険です。そのため、他社の養老保険と比較して、割安な保険料と高い返戻率を実現しています。


    検証を行った35歳男性の条件では、保険料の全体平均が約10,800円なのに対して、この商品は10,138円と非常に優秀な成績を残しました。しかし、貯蓄性の高さを示す返戻率は、98%と元本割れ。現行の商品のなかで高い水準というだけで、残念ながら特に優れているわけではありません。


    保険料を重視して養老保険を選ぶなら検討してみてもいいかもしれません。

    契約可能年齢0歳~78歳
    保険金額50万円~4億9,995万円
    払込期間全期払い
    払込方法年払,半年払,月払
    払込経路口座振替扱
    主な特約・特則平準定期保険特約・平準定期保険特約(喫煙リスク区分型)・無解約返戻金型平準定期補保険特約・家族収入特約・逓減定期保険特約・生前給付定期保険特約・災害死亡給付特約・障害特約・がん特約・リビングニーズ特約・買増権保証特約・5年ごと利差配当付年金支払特約
    保険期間-
    No.2

    ソニー生命養老保険

    総合評価

    2.50
    • 保険料の安さ: 4.0
    • 貯蓄性の高さ: 1.0

    保険料は割安で、特約のバリエーションは多彩。だが、貯蓄性は低レベル

    2位にランクインしたのは、トップと同じくソニー生命の「養老保険」。検証を行った条件では、保険料の全体平均が約10,800円でしたが、この商品は10,359円でリーズナブルという結果に。


    また、死亡保障や家族収入保障から、傷害保障やがん保障まで豊富な種類の特約が用意されているので、さまざまなニーズにきめ細かく応えてくれるのは嬉しいポイント。ですが、肝心の貯蓄性は乏しく、100%を下回る元本割れを起こしており、35歳男性で96%に過ぎませんでした


    養老保険の特徴は、途中解約したときの解約返戻金が高いこと。積極的におすすめする理由は見つかりませんでしたが、どうしても満期前に保険をやめざるを得なくなったときの不安が拭えない人は、検討の余地はあるかもしれません。

    契約可能年齢0歳~78歳
    保険金額100万円~7億円
    払込期間全期払い
    払込方法年払,半年払,月払
    払込経路口座振替扱
    主な特約・特則平準定期保険特約・平準定期保険特約(喫煙リスク区分型)・無解約返戻金型平準定期補保険特約・家族収入特約・逓減定期保険特約・生前給付定期保険特約・災害死亡給付特約・障害特約・がん特約・リビングニーズ特約・買増権保証特約・5年ごと利差配当付年金支払特約
    保険期間-
    No.3

    ソニー生命5年ごと利差配当付養老保険

    総合評価

    1.75
    • 保険料の安さ: 3.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.5

    うまくいけば配当金を受け取れる養老保険。その分保険料はやや高く返戻率は低い

    1位と2位と同様、ソニー生命の「5年ごと利差配当付養老保険」が3位に。商品名が示すように、保険会社の運用が好調に推移した場合には配当金を受け取ることができるタイプの養老保険です。


    しかし、その配当金が見込まれている分、同じソニー生命のほかの養老保険と比べると、保険料は割高で返戻率は低めに設定されています。また、低金利時代といわれる現状では保険会社も運用に苦戦しており、あまり大きな配当金も期待できません。


    少なくとも現時点では、この保険をあえて選ぶ理由は見当たりません。

    契約可能年齢0歳~78歳
    保険金額100万円~7億円
    払込期間全期払い
    払込方法年払,半年払,月払
    払込経路口座振替扱
    主な特約・特則災害死亡給付特約・障害特約・がん特約・リビング・ニーズ特約・買増権保証特約・5年ごと利差配当付年金支払特約
    保険期間-
    No.4

    日本生命みらいのカタチ 養老保険

    総合評価

    1.25
    • 保険料の安さ: 2.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.5

    保険料は高額で、貯蓄性は低く、評価はいま一歩…

    ネームバリューの高い日本生命の「みらいのカタチ 養老保険」は、保険料・貯蓄性ともに芳しい評価を得られず低評価に。


    保険料は、今回選定した商品の平均よりも高く、10,824円で決してリーズナブルではありません。また、返戻率は100%を大きく割り込む92%と貯蓄性も低評価でした。


    これといった美点が見当たらず、強くおすすめできるポイントがありませんでした。

    契約可能年齢3歳~70歳
    保険金額200万円~7億円
    払込期間全期払い
    払込方法月払,年払
    払込経路口座振替扱,クレジットカード払扱,団体扱
    主な特約・特則リビングニーズ特約・保険料払込免除特約
    保険期間-
    No.5

    ひまわり生命養老保険

    総合評価

    1.25
    • 保険料の安さ: 2.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.5

    保険料・貯蓄性ともにレベルは高くない。総合的に低評価に

    ひまわり生命の「養老保険」は、保険料の安さ・貯蓄性の高さの項目ともに、平均的なレベルに届きませんでした。


    検証を試みた35歳男性の条件では、毎月の保険料は10,968円と平均よりも割高という結果に。また、返戻率は100%を大きく下回る91%で、貯蓄性は乏しいといえます。


    そのほかに見るべきところもなく、わざわざこの商品に加入するメリットは薄いといわざるを得ません。

    契約可能年齢6歳~75歳
    保険金額100万円~3億円
    払込期間全期払い
    払込方法月払,半年払,年払
    払込経路口座振替扱,クレジットカード払扱,団体扱,送金扱
    主な特約・特則定期保険特約・健康体料率特約・定期保険特約に適用・災害死亡特約・養老保険特約・リビング・ニーズ特約・年金支払特約・指定代理請求特約
    保険期間-
    No.6

    第一生命養老保険

    総合評価

    0.75
    • 保険料の安さ: 1.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.5

    非常に高額な設定の保険料。貯蓄性も低く、見るべきところがあまりない

    第一生命の「養老保険」は、保険料・貯蓄性のいずれの項目でも、評価は低いという結果に。


    35歳男性で試算した場合、保険料は平均よりも大幅に高い11,121円で負担が大きく、返戻率も93%で元本を割り込むので貯蓄性も備えていないといえます。


    付加できる特約の種類は多彩ではありますが、万が一の備えとしても、将来のための貯蓄としても、肝心な部分に魅力が少なく、積極的におすすめできる理由は見つかりませんでした。

    契約可能年齢3歳~80歳
    保険金額300万円~7億円
    払込期間全期払い
    払込方法月払,半年払,年払
    払込経路口座振替扱,団体扱,送金扱
    主な特約・特則保険料払込免除特約・傷害特約・新総合医療特約・入院一時給付特約・8大生活習慣病入院特約・女性特定疾病入院特約・無配当先進医療特約・災害割増特約
    保険期間-
    No.7

    FWD富士生命養老保険

    総合評価

    0.75
    • 保険料の安さ: 1.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.5

    総合的に低評価。保険料は高額なうえに、貯蓄性は非常に低い

    FWD富士生命の「養老保険」は、保険料の安さでも、貯蓄性の高さでも、非常に低い評価でした。


    今回の検証で試算した35歳男性の条件においては、毎月の保険料は11,091円と平均よりも大きく割高になっており、返戻率は100%にすら遠く届かない90%という非常に低い水準


    万が一のときの死亡保障や、将来に向けた資金作りで養老保険を検討しているなら、選択肢から外しても問題はないでしょう。

    契約可能年齢0歳~75歳
    保険金額100万円~ (上限は職業・年収によって異なる)
    払込期間全期払い
    払込方法月払,半年払,年払
    払込経路口座振替扱,クレジットカード払扱,団体扱,送金扱
    主な特約・特則リビングニーズ特約・指定代理請求人特約・5年ごと利差配当付年金払特約
    保険期間-
    No.8

    明治安田生命養老保険

    総合評価

    0.55
    • 保険料の安さ: 1.0
    • 貯蓄性の高さ: 0.1

    最も保険料が高く、貯蓄性が低い。総合的に最下位に…

    今回最下位になったのは、明治安田生命の「養老保険」。保険料の安さ・貯蓄性の高さともに、検証を行った商品のなかで最も低い評価となりました。


    今回検証した35歳男性では、毎月の保険料は11,346円と非常に割高な設定でした。トップの商品と比べてみると、毎月の保険料の差額は約1,200円なので、その差は年間で14,400円、60歳の満期までで36万円にも広がります。


    また、少なくとも100%以上がマスト条件の返戻率は、90%さえ下回る87%となっており、貯蓄性はほとんど皆無だといわざるを得ません。


    養老保険を検討している人におすすめできる理由は、何ひとつ見当たりませんでした。

    契約可能年齢6~75歳
    保険金額500万円~3億円
    払込期間全期払い・短期払い
    払込方法月払,半年払,年払
    払込経路口座振替扱,団体扱,送金扱,店頭扱
    主な特約・特則傷害特約・指定代理請求特約
    保険期間-

    人気養老保険の検証結果比較表

    貯蓄と保障をバランスよく用意したいなら、低解約返戻金型終身保険も必ず検討を

    貯蓄と保障をバランスよく用意したいなら、低解約返戻金型終身保険も必ず検討を

    養老保険は、金利が高いバブルの時代には非常に優秀な貯蓄性を誇っており、人気のある商品でした。しかし、そこから金利が下がるにつれて、貯蓄性は低くなってしまいました。また、解約返戻金が高く設定されている分、保険料は割高となっており死亡保障としても特にメリットはありません。このように、養老保険の商品としての魅力は、すでに失われてしまったのが現状です。


    もしも、将来に向けた貯蓄と亡くなったときの保障をバランスよく備えたいなら、低解約返戻金型終身保険のほうがおすすめです。この保険の場合、一定期間の間の解約返戻金を約70%と低い水準に抑えているので、その分高い貯蓄性と割安な保険料を実現しています。現時点では、貯蓄としても保障としても養老保険より優れているといえるでしょう。


    ただし、どうしても加入してから早い段階で解約したときのリスクが不安なのでれば、養老保険を一応検討してみてもよいかもしれません。加入時点から解約したときの返戻金が比較的に大きいのは養老保険の長所ではあります。


    しかし、早期に解約した場合には解約返戻金が支払った保険料よりも大きくなることはありませんし、そもそもすぐに払えなくなってしまう心配のある保険料で加入するべきではありません。やはり貯蓄と保障が目的であれば、低解約返戻金型終身保険をメインに検討したほうがよいといえるでしょう。

    法人なら養老保険は検討の余地あり。節税効果が魅力

    法人なら養老保険は検討の余地あり。節税効果が魅力

    現状では個人で養老保険に加入するメリットは、あまり大きくありません。しかし、法人であれば、養老保険は大いに検討する価値があるといえます。法人が養老保険に加入した場合、法人税の負担が軽くなる節税メリットを得ながら、従業員の退職金や弔慰金など福利厚生を手厚くすることができるからです。


    そもそも法人税は、法人の所得に対して法人税率をかけて計算されます。この所得は会社の儲けのことを指しており、収益(益金)から費用(損金)を差し引くことで求められます。法人が養老保険に加入することで節税できるのは、その保険料の半分を経理処理で損金にカウントできるので、結果として支払う法人税が少なくなるという仕組みです。


    ただし、加入するときにはプランの設定に注意を払いましょう。契約者を法人、被保険者を従業員、満期保険金受取人を法人、死亡保険金受取人を従業員の家族に設定した福利厚生プランで加入しなければ、保険料は損金算入されないので、法人税を軽くすることはできません


    2019年6月以降、国税庁が法人向けの定期保険などの保険料に対して取り扱い方法を変えたことから、それまで税対策として有力だった定期保険などに加入する利点は今までに比べて減ってしまいました。そのようななかで、養老保険ならプラン次第では保険料の半分を損金算入できる点が注目されています。法人税対策で保険を検討しているなら、養老保険はおすすめです。

    まとめ

    今回は、人気の養老保険8商品を丁寧に比較・検証してみました。


    ここまで読んでいただいた方は、養老保険の基本から選び方・おすすめ商品まで、しっかりイメージをつかめたと思います。ぜひこの記事で得た知識を参考にベストな保険を見つけてください。皆さんが最適な保険に巡り合えることを願っています!


    文:古川 雅一、写真:稲垣佑季・佐々木歩

    当サイトでは、JANコードをもとに、各ECサイトが提供しているAPIを使用して、各商品の価格の表示やリンクの生成を行っております。

    そのため、掲載価格に変動がある場合や、JANコードの登録ミスなど情報が誤っている場合がありますので、最新価格や商品の詳細等については各販売店やメーカーに確認するようにお願いいたします。

    関連記事

    人気の記事

    人気のアイテムリスト

    カテゴリから探す