Pontaポイントと連携していて使い勝手のいい三菱UFJ eスマート証券。「資金の移動がとてもスムーズ」「取り扱い手数料がとても安い」と評判です。しかし、「情報がある場所が分かりにくい」「システムメンテナンスだらけ」などの口コミも存在するため、口座開設を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証・レビューを行いました。
投資信託の取扱数の多さ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のネット証券とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや手数料の比較も行いましたので、ネット証券選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
三菱UFJ eスマート証券は、取引コストを低く抑えたい人におすすめです。国内株式は100万円までの取引なら1日定額コースの取引手数料が無料。大きな金額で取引しない人には魅力的といえるでしょう。投資信託の取扱数は1,746本と他社平均の1,081本を大きく上回っており、購入手数料も無料です。
米国株式の取引手数料も上限22米ドル(約定代金の0.495%)、為替手数料は20銭と割安な水準。しかし、外国株式は米国株のみの取り扱いなので、米国株以外も取引したい人には不向きともいえます。幅広い国の株式投資に興味があるならSBI証券がおすすめです。検証した13社のなかでは取り扱いが最も多い9か国となっています。
Pontaポイントと連携しているのも大きな特徴。ポイントは投資信託の購入にも利用できるので使い勝手がいいといえるでしょう。さらに、au PAYカードで投資信託のクレカ積立もでき、一般カードでも1.0%と高い還元率でPontaポイントがたまります。auユーザーはマネ活プラン+au PAYゴールドカード+NISA口座の開設まで合わせると、クレカ積立の還元率を最大3.0%にまでアップも可能です。
一方で、auユーザー・Pontaポイントユーザーではない人は、あまり大きなメリットを感じられません。たとえば、楽天系サービスを使っている人であれば楽天証券のほうがおすすめです。ほかのサービスをよく利用する人は、ほかの商品もあわせて検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
1日定額手数料の場合、取引額100万円までは取引手数料が無料です。ただし、取引額100万円は現物株式・信用取引の合算ですので注意してください。米国株式の取引手数料は約定代金の0.495%で、最低手数料0米ドル・上限手数料22米ドルです。
au PAYカードを活用して、投資信託のクレカ積立も可能です。ためられるポイントはPontaポイントで、一般カードでも1.0%と高い還元率。さらに、auユーザーだけが加入できるauマネ活プランと組み合わせることで、最大3.0%まであがります。
今回は三菱UFJ eスマート証券を含む、ネット証券全13社を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
投資信託の取扱数の多さ
三菱UFJ eスマート証券は、国内株式や投資信託の購入にかかるコストが低く、商品数も豊富であることがわかりました。そのほかにも、使い道の幅広さが特徴のPontaポイントがためられるなどのメリットがあるので、詳しく解説します。
三菱UFJ eスマート証券は、国内株式の取引手数料が取引額100万円まで無料です。検証した13社中6社が取引額100万円まで手数料無料のサービスを提供している結果に。100万円以上で取引手数料が無料になるのは、SBI証券と楽天証券のみです。
1日の取引額が100万円までの少額取引を行うユーザーにとっては有利な条件といえるでしょう。一方で、信用取引も取引金額に合算される点には注意が必要です。
なお、東京・福岡・札幌・名古屋といった国内の全証券取引所に対応しているため、地域による制約なく取引が行えます。
三菱UFJ eスマート証券は、投資信託の取扱数が豊富で1,746本と、他社平均の1,081本を大きく上回っています。13社における投資信託取扱数の比較結果では、2,000本以上を取り扱っているのはSBI証券と楽天証券のみ。1,500~2,000本を取り扱っているのはマネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券の3社となります。SBI証券と楽天証券には及ばないものの、それでも十分な取扱本数を誇っているといえるでしょう。
取り扱う投資信託の種類も多岐にわたり、国内外の株・バランス調整型・債券・REITなど一般的な商品はもちろん、ブル・ベア系のファンドなども揃っています。有名なインデックスファンドも取り扱っているなど投資先が幅広いため、自分の投資スタイルに合わせて商品を選べるでしょう。
取り扱っているほぼすべての投資信託が、購入手数料無料となっている点も大きな特徴です。投資初心者からベテランまで、手数料は多くの人にとって投資の大きな負担となるため、この無料サービスは非常に魅力的といえるでしょう。投資信託の購入時コストを抑えられるため、初めて投資信託を始める人やコストを気にする人にもおすすめです。
三菱UFJ eスマート証券では新NISAやiDeCoの口座を開設できます。特に、新NISAの成長投資枠で取引する際の手数料が無料になる点は大きな魅力です。国内株・投資信託・外国株など、商品ラインアップも豊富。つみたて投資枠では最低100円から始められ、クレカ積立もできます。
iDeCoは運用管理手数料が発生しませんが、商品ラインアップは他の有名ネット証券に比べて若干劣るという検証結果です。それほど大きな違いはないので、許容範囲内といえるでしょう。
なお、三菱UFJ eスマート証券では初心者の資産運用を手助けするセミナーを開催しています。どのように運用したらよいかわからない人は、ぜひ参加してみてください。ロボアドバイザーも用意されているので、相談してみるのもいいでしょう。
au PAYカードを活用すると、投資信託のクレカ積立が可能です。検証した13社のうち、クレカ積立が可能なのはわずか5社だけでした。au PAYカードでは一般カードが0.5%、ゴールドカードなら1.0%の還元率が適用され、お得にポイントをためられるでしょう。
ためられるポイントはPontaポイントです。還元率も大事ですが、普段使っているポイントやサービスと相性が良いかで選ぶほうが利用しやすくなります。Pontaポイントは使い道の幅広さが特長でもあるため、au PAYカードの利用者やauユーザーの人はぜひチェックしてみてくださいね。
クレカ積立の還元率は、auユーザーだけが加入できるauマネ活プランと組み合わせることで、最大3.0%まであがります。内訳は、そもそものクレカ積立の還元率が1.0%、マネ活プランが還元率0.5%、そしてゴールドカードとNISA口座開設で還元率1.5%です。ゴールドカードとNISA口座開設の還元率1.5%は12か月限定で、13か月目以降は0.5%となるので覚えておきましょう。
クレカ積立ができる証券会社のうち、SBI証券やマネックス証券には還元率がアップするようなサービスはありませんでした。楽天証券はSPU(スーパーポイントアップ)によって楽天市場のお買い物がお得になりますが、投資の範囲での還元率を考えると三菱UFJ eスマート証券が最大です。
無理に還元率にこだわる必要はありませんが、auユーザーであれば連携しやすいため活用を検討してみてください。
NISA口座が他社にある人やゴールドカードを使うつもりがない人でも、マネ活プランの加入だけで1.5%のポイント還元になるのは魅力的です。
米国株式の取引手数料は上限22米ドルとなっており、これは約定代金の0.495%に相当します。同様の手数料設定を採用しているのは、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・SMBC日興証券で13社中6社です。最安はDMM 株の無料ですが、それでも十分にリーズナブルな価格設定といえるでしょう。
為替手数料は円貨決済の場合1米ドルあたり20銭です。他社と比較したところ、SBI証券・楽天証券・松井証券の25銭よりも安い結果となりました。ただし、リアルタイム取引では、SBI証券・楽天証券・松井証券は為替手数料が無料です。とはいえ、業界でもトップクラスで手数料が安いため、コストを抑えたい投資家におすすめの証券会社といえるでしょう。
三菱UFJ eスマート証券は、プチ株などの初心者向け商品から、FX・CFD・先物/オプションといった上級者向け商品にも対応しています。プチ株は単元未満株のことで、本来100株からしか買えない株式を1株から購入できるサービス。少額からスタートできるため、投資初心者でも手軽に利用が可能です。
債券・FX・先物/オプションはSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券といった大手ネット証券各社でも一般的に取扱われている商品。高度な投資スキルや知識が必要なため、上級者におすすめです。CFD・eワラント・金/銀/プラチナといった商品については、SBI証券・楽天証券・マネックス証券と比べると選択肢が限られますが、それでも充分といえるラインアップといえるでしょう。
信用ロボアドとは、信用取引のプロセスを効率化し、誰でも容易に取引を行えるようにするサービスです。具体的には、利益の確定タイミング・損切り・推奨銘柄の選出などをロボットが自動的に行ってくれます。現状でこのサービスを提供している証券会社は、三菱UFJ eスマート証券だけです。
三菱UFJ eスマート証券の信用ロボアドは発注アシスト機能も備えており、利用すると手間のかかる発注作業をすべて代行してもらえます。その際の取引手数料は無料であるため、使い勝手もいいといえるでしょう。
ただし、投資顧問料が毎月1,100円かかるうえに、利益が出た場合はその11%が成功報酬として発生します。サービスかコスト、どちらを重視するかにもよりますが、信用取引初心者の人は一度活用してみる価値はあるといえるでしょう。
三菱UFJ eスマート証券のデメリットは以下の3つです。幅広い国の株式を取引したい人や、Pontaポイントを利用していない人にはあまり向かない部分もあるので、チェックしておきましょう。
三菱UFJ eスマート証券で取引できる外国株式は米国株のみです。検証した証券会社と比較すると、SBI証券では9か国、楽天証券では6か国の株式取引が可能であるため、投資選択肢の幅が広がります。
米国株だけをメインに考えている投資家にとっては、それだけにピントを絞ることで真剣に取り組めるメリットもあります。一方、多数の国々の銘柄を扱いたい投資家にとっては、三菱UFJ eスマート証券の外国株取引はあまり魅力的に映らないでしょう。幅広い外国株の取引を目指すならば、その要望に応えてくれる証券会社がおすすめです。
三菱UFJ eスマート証券のIPO引受件数は、2022年が23件・2023年が26件と、ほかのネット証券と比較し物足りなさを感じます。比較したネット証券の平均は、2022年が38件・2023年が40件であるため、三菱UFJ eスマート証券のIPO引受件数は平均以下でした。全体で最も多いSBI証券は、2022年で89件・2023年で91件。2位の楽天証券でも、2022年が65件・2023年が61件です。
また、三菱UFJ eスマート証券がIPOの主幹事を務めた事例は、2022年・2023年ともにゼロ。IPO銘柄を主な投資対象とする場合、三菱UFJ eスマート証券は必ずしも推奨できる証券会社ではありません。他の証券会社と比較してIPO銘柄の取り扱いが少ないことは、投資の選択肢が少なくなる可能性もあるでしょう。
取引に伴ってたまるポイントはPontaポイントのみ。Pontaポイントユーザーには使い勝手がよく感じられますが、それ以外のユーザーにはあまりメリットがありません。
検証したうちのひとつであるSBI証券は、株式や投資信託の取引ではPontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントクレカ積立ではVポイントと、さまざまなポイントを獲得可能です。楽天証券も、自社の楽天ポイントを貯められます。
さらに、各種連携サービスもau系列のものに限定されているため、auユーザーであることが前提です。マネ活プランもそのひとつであり、クレカ積立の還元率も他社に遅れを取ってしまうでしょう。
新NISA口座の開設可能 | |
---|---|
クレジットカード積立可能 | |
iDeCoの開設可能 |
価格については、2025年07月18日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
信用取引の手数料
良い
気になる
取引できる国内株式市場 | 東証プライム、東証スタンダード、東証グロース、札証アンビシャス、名証プレミア、名証メイン、名証ネクスト、福岡Q-Board |
---|---|
信用取引の取引手数料(50万円以下) | 0円(1日定額コース) |
信用取引の取引手数料(100万円以下) | 0円(1日定額コース) |
信用取引の取引手数料(300万円以下) | 385円(約定ごとコース) |
信用取引の取引手数料(500万円以下) | 385円(約定ごとコース) |
信用取引の取引手数料(1,000万円以下) | 385円(約定ごとコース) |
金利 | 制度信用:2.98%、一般信用:2.79% |
貸株料 | 制度信用:1.15%、一般信用:1.50% |
信用取引の種類 | 制度信用、一般信用 |
米国株式の取扱銘柄数 | 1,630銘柄 |
米国株式の現地手数料諸費用 | 0円 |
IPO銘柄の引受数 | 2024年:20件、2023年:26件 |
投資信託の本数 | 1,777本 |
インデックス型投資信託の本数 | 400本 |
その他の取引 | FX、先物取引、オプション取引、取引所CFD |
国内株式現物取引によるポイント還元 | |
投資信託取引によるポイント還元 | 年率最大0.24% |
ポイント投資できる商品 | 株式、投資信託 |
取引ツール(PC) | kabuステーション®等 |
取引ツール(スマホ) | kabu.com for iPhone等 |
注文チャネル | iPhoneアプリ、Androidアプリ、スマートフォンサイト、web、電話 |
口座開設・維持費無料 | |
サポート体制 | コールセンター、ロボアドバイザー、AIチャット、画面共有サービス |
コールセンター受付時間 | 平日:8:00~16:00 |
店頭投資相談 | |
自動入金サービスあり | |
自動入金サービス利用銀行口座 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、スルガ銀行、大垣共立銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、auじぶん銀行 |
即時入金サービスあり | |
即時入金サービス利用銀行口座 | みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、auじぶん銀行 |
三菱UFJ eスマート証券のデメリットをカバーできる証券会社を紹介します。三菱UFJ eスマート証券は、コストの低さや投資信託の商品ラインアップ数は強みですが、幅広い外国株式へ投資したい人やPontaポイント以外のユーザーには、残念な阿ポイントも。ほかの証券会社が向いている人もいるので、確認しておきましょう。
外国株式投資に興味があるならSBI証券がおすすめです。検証した13社のなかでは取り扱いが最も多い9か国でした。具体的には、米国・中国(香港市場)・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの銘柄が取引可能です。三菱UFJ eスマート証券の取引可能な国は米国のみですので、幅広い国の銘柄を取引したい人はSBI証券のほうがいいでしょう。
ポイント還元にも優れています。三菱UFJ eスマート証券ではPontaポイントのみが対象ですが、SBI証券は株式や投資信託の取引で、Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイント・Vポイントが対象と種類が豊富です。
投資信託のクレカ積立では、Vポイントを貯められます。一般で0.5%・ゴールドで1.0%・プラチナで5.0%の還元率で、ハイクラスカードを持っている人は特にメリットを感じられるでしょう。
さらにIPOの取り扱い数も検証したなかでトップ。2022年は全体の約97%、2023年は約95%と、ほとんどのIPOをカバーしています。IPOは初心者でも始めやすい投資であるため、投資家デビューを目指す人にもおすすめです。
楽天系サービスを日頃から使っている人は、三菱UFJ eスマート証券で口座開設するメリットはあまりなく、楽天証券一択といえるでしょう。楽天証券で取引を行えば、楽天ポイントがどんどん貯まります。特定の条件を満たせば、楽天市場でのポイント還元率が上昇するSPUの利用も可能です。
外国株式は、米国・中国(香港・上海)・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの6か国の銘柄を取引できます。幅広い外国株へ投資したい人にもおすすめです。
IPOの取り扱い数もSBI証券に次いで2番目の多さでした。2022年は65件・2023年は61件と、三菱UFJ eスマート証券の取り扱い数と大きく離されています。IPOに力を入れたい人にも、楽天証券はおすすめです。
三菱UFJ eスマート証券の口座開設は、スマートフォンから3ステップで簡単に行えます。公式サイトから必要情報を入力し、顔写真や本人確認書類を撮影。そのあと初期パスワードを設定したら審査が行われます。最短2営業日後には口座開設が完了し、口座開設のメールが届いたら取引が可能です。
そのほかにも、パソコン・スマホアプリ・郵送による口座開設もできます。詳しくは公式サイトを確認しましょう。また、本人確認書類にはマイナンバーも必要となるため、準備しておいてくださいね。
ほかの金融機関でNISA口座を持っていなければ、証券口座と同時にNISA口座を開設できます。同時に手続きを進めれば、手間をかけず一度で済ませられるでしょう。口座開設と同じように、公式サイトから必要項目を入力し、本人確認書類をアップロードしたらデータをチェックされます。問題なければNISA口座は仮開設され、取引が可能です。
ただし、NISA口座は三菱UFJ eスマート証券にかかわらず、どの証券会社でも税務署の審査が行われます。本開設までには1〜3週間程度の期間がかかるので気をつけてください。税務署の審査に通らなかった場合は、仮開設後に取引した分がNISA口座の対象にならなくなってしまうので注意しましょう。
三菱UFJ eスマート証券でiDeCoを始める際は、公式サイトもしくは公式アプリから資料請求してましょう。書類が届いたら必要事項を記入して提出し、口座開設通知の返送を待ちます。口座開設には国民年金基金連合会による審査が行われますが、手続き完了まで1~2か月程度かかる点には注意してください。
また、iDeCoの口座開設には通常の口座開設よりも多くの書類が必要です。申請書類や身分証明書など必要書類を確認し、事前にそろえておきましょう。
三菱UFJ eスマート証券を利用する場合、auじぶん銀行の口座があると便利。特に、銀行と証券の連携サービス「auマネーコネクト」を使えば、よりスムーズで利便性の高い資産運用が可能です。口座間の資金移動が自動的に行われるため、株式の注文がよりスピーディに行えるでしょう。
auじぶん銀行を利用するだけで、普通預金の金利は0.10%にあがりますが、マネ活プランへの加入・auPAYとの連携・auPAYゴールドカードの引き落とし設定などによって、最大0.30%まで上げることも可能です。クレカ積立と組み合わせれば、かなりお得に利用できるでしょう。
auじぶん銀行の活用は、銀行内の優遇プログラム「じぶんプラス」のランクアップ条件も満たせます。ランクアップすることで、振込手数料やATM利用手数料の無料回数が増加したり、取引に応じてPontaポイントの獲得倍率がUPしたりする特典が受けられるでしょう。マネーコネクトとクレカ積立の利用だけでも「シルバー会員」にランクアップできるので、ぜひチェックしてみてください。
auユーザーがau IDを持っている人であれば、国内株式の取引手数料が安くなります。ワンショット手数料を選択している人は国内現物株式の手数料が、1日定額手数料を選択している人は国内現物株式の手数料と国内信用取引の手数料が対象。通常の手数料から1%割引されるお得なサービスです。
サービスの反映には最大10分ほど時間がかかります。すぐに発注したい場合は割引の対象外になる可能性もあるため注意しましょう。
auPAYアプリの残高は、ポイント部分をポイント投資に使えます。投資先は、投資信託・プチ株・かんたん投資です。足りない分があった場合は現金で補うこともできます。
使い方は、まずau PAYアプリから「ポイント投資」のアイコンをクリックします。次に三菱UFJ eスマート証券の口座とau PAYアプリを連携したら、さまざまなサービスを利用できるようになるでしょう。
ワンショット手数料コースか1日定額手数料コース、どちらがおすすめかは投資スタイルによって変わります。まとまった資金を手元に持つ人で、かつ頻繁な売買を行わない人はワンショット手数料コースがおすすめです。特に、取引の対象額が100万円を超える場合は、1日定額手数料コースよりも割安になることが多いでしょう。
一方で、投資を始めたばかりで比較的少額の売買が多い人や、1日で何度も取引を行いたい人には1日定額手数料コースがおすすめ。1日のうちであれば何度取引を行ったとしても合計約定代金に対する手数料は一定です。特に、1日の取引額が100万円以下の場合は手数料無料であるため、小額投資家は積極的に売買を楽しめるでしょう。
クレカ積立を始めるには、まず登録が必要です。取引画面のメニューから、「設定・照会」「クレカ積立」の順にクリックしてください。ここで、証券口座にau IDが登録されていない場合はau ID登録の画面に飛ぶので、画面に従ってau IDの登録を行いましょう。
登録ができていれば同意書・規約の画面に映るので、確認して「同意」にチェックを入れて次に進みます。カード情報下4桁が表示されるので、間違いなければ証券口座のログインパスワードを入力し「登録する」をクリックして登録完了です。
登録が完了したら、次は積立設定に移ります。登録の流れからも自動で設定画面に映りますが、設定から開始する場合はログイン後の取引画面から、au PAYカード表示箇所にある「積立メニュー」をクリックしてください。
積立方法をプレミアム積立®(投信)かNISA口座での積立かを選択し、積立したいファンドを選びましょう。詳細画面に映ったら「積立」ボタンをクリックし、プレミアム積立®(投資信託定期積立)取引取扱規定を確認してください。目論見書のチェックと買付金額の入力が済んだらクレジットカード決済を選択し、注文内容の最終確認を行って申込完了です。
決済のスケジュールは、毎月9日の2営業日前が積立申込の締切日。翌月第1営業日の夜間に買付注文が入力され、翌営業日受付分の注文となります。締切日からみた翌月10日がau PAYカードの引落日なので、この日までに資金を用意しておきましょう。
三菱UFJ eスマート証券のポイントはPontaポイント。ログイン後、右上のPontaポイント残高で確認できます。
ポイント投資を行うには、ファンド検索画面からファンドを選び、買付画面に移ってから買い付け方法を選択してください。Pontaポイント残高と利用方法を選び、注文を行います。注文後は「ポイントの利用状況へ」からポイント利用額の確認が可能です。
なお対象商品は、投資信託の通常取引(スポット購入)とプチ株です。投資信託の積立投資には使えないので気をつけてください。
三菱UFJ eスマート証券では、PCツールとして「kabuステーション®」、アプリとして「三菱UFJ eスマート証券アプリ」を提供しています。kabuステーション®は投資情報ツールで、三菱UFJ eスマート証券のウェブサイトから直接ダウンロードが可能。株価情報やニュースなどを確認できるだけでなく、国内現物株式・国内信用取引・米国株式・先物・オプション取引の注文も出せます。
一方、スマートフォンを中心とするモバイル環境での取引には三菱UFJ eスマート証券アプリがあり、上級者には高機能バージョンの「三菱UFJ eスマート証券 株・先物OPアプリ」もおすすめです。リアルタイムで株価を確認でき、先物やオプション取引にも対応しています。どちらのアプリもApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロード可能。三菱UFJ eスマート証券の口座IDとパスワードを入力すればすぐに始められます。
三菱UFJ eスマート証券の入金方法は6種類あり、振込か振替が基本です。振込は、ネット振込か口座振込を選択できます。インターネットバンキングを利用しているのであれば、マイページから入金依頼をかけるだけですぐに反映。外出する手間が省けるだけでなく、手数料も無料となりお得です。パソコンがあまり得意ではない人は、銀行やコンビニのATMから振り込むこともできるので利用しましょう。
入金を急がない人は口座振替が便利。マイページから入金依頼をかけると事前に登録しておいた銀行口座から自動に引き落としてくれます。登録銀行口座は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・スルガ銀行・PayPay銀行・ゆうちょ銀行が対象で2~5営業日後の引き落としです。積立を利用する場合は、そのほかの金融機関の設定もできます。
なお、振替でも入金を急ぎたい場合には、リアルタイム口座振替も利用可能です。即時反映されるので、マイページから入金依頼をかけてみてください。
出金はパソコンかスマホから可能です。パソコンからの場合は、サイトの「入出金・入出庫」から出金先口座を選択して、金額を入力したら確認画面へ進みます。出金パスワードを入力したら確認コード入力画面へ進むので、送信先を選んで送信しましょう。送信先に届いた確認コードを入力して申込みすれば完了です。
スマホからの場合は、画面右上の三本線から「入金・出金依頼」を選びます。出金依頼から出金金額を入力し確認画面へ進みましょう。あとはパソコンと同じように出金パスワードを入力し、確認コード入力画面から確認コードを送信する連絡先を選択し、選択された通知先で確認コードを確認できたら出金が完了です。
投資信託の買い方は、スマートフォンからの場合、まずは銘柄検索→ファンド検索の順に進みます。ファンド名やかんたん条件検索から商品を選び、購入ボタンをタップしましょう。ここでNISA口座の利用有無も選択できます。注文画面に進んだら金額・Pontaポイントの利用有無・分配金区分などを入力してください。注文確認画面に進んでパスワードを入力したら申込ボタンをタップして注文完了です。
なお、積立希望の場合は商品を選んだタイミングで、購入ボタンではなく積立ボタンをタップしましょう。取引規定が表示されるので確認し、同意すると積立の申込画面に進みます。積立の申込画面で金額などの必要項目を入力し、確認画面に進んでから注文完了です。
パソコンからの買い方も入力内容は同じです。最初の進み方は、ログイン後上部のメニューからお取引→投信→買注文と進みます。商品を検索して選択してから注文しましょう。
取引パスワードを忘れた場合は、パスワードを再設定、もしくは初期パスワードへ戻せます。パスワードの再設定は、パソコン版サイトへログインして行いましょう。ログイン後ページの「設定・申込」→「パスワード変更」→「出金パスワード変更」と進みましょう。取引パスワードは出金パスワードと同じです。「出金パスワードを再設定する」から手続きしてください。
初期パスワードへ戻したい場合は、お客様サポートセンターへ連絡しましょう。フリーコール0120-230-230へ、営業時間は平日8時~16時となっています。
三菱UFJ eスマート証券には、新NISAに関するキャンペーンや、特定の商品の取引手数料をキャッシュバックするキャンペーンなどがあります。特にデビューを応援するタイプのキャンペーンが豊富にあるので、これから利用を検討している人は見逃さないようにしましょう。
条件付きのものもありますが、口座開設程度の手軽さで受けられるものもあります。内容は随時更新されているため、どんなキャンペーンがあるのかぜひチェックしてみてくださいね。
問い合わせたいことがある場合は、メール・電話・その他サポートサービスのいずれかから問い合わせられます。メール・電話の場合は口座の有無で、問い合わせ先が異なるので注意してください。口座を持っている場合は、遠隔で直接画面を見ながら案内してくれるサービスや、自動音声応答(IVR)サービスなどの利用も可能です。
その他サポートサービスでは、チャットや訪問によるサポートも可能。さまざまな意見に対応する問い合わせ先もあります。
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