ワイン農家がワインボトルで販売する限定の日本酒、小布施ワイナリー ソガペールエフィス。「葡萄酒のような豊潤な旨味」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の日本酒とも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、日本酒選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。
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気になる
小布施ワイナリー ソガペールエフィスは、ワイン好きの人やイタリアンに合う日本酒を探している人におすすめです。「葡萄酒のような豊潤な旨味」との口コミどおり、甘みが強くワインのような果実の酸味が感じられました。試飲したモニターからも「厚みのある味わい」「酸味があるためイタリアンにも合わせられそう」と好評。比較したなかでも日本酒らしさがかなり控えめな1本です。
フルーティで華やかな香りも魅力。モニターからは「甘酸っぱい青りんごのようなジューシーな香り」「完熟した果実の香りを感じる」とプラスのコメントが多数寄せられました。日本酒特有のアルコール感が少ないため、甘口好きの人はもちろん、普段から日本酒を飲みなれていない人でも抵抗なく楽しめるでしょう。
その反面、日本酒らしい米の濃厚なコクを味わいたい人には不向き。後味にもワインを思わせる酸味がやや強めに残り、日本酒を飲んでいる感覚はあまり得られませんでした。モニターからも「日本酒らしいお米っぽさはほぼ感じられず、果実酒の飲み心地に近かった」との声があったため、米由来のふくよかな旨味を味わいたい人はほかの商品を検討しましょう。
価格も約1万円(※執筆時点)と高級といえます。限定酒なのでお祝いの席や贈り物にはぴったりですが、低価格でデイリーに飲める日本酒を探している人には手に取りにくい1本。比較したなかには2~4千円程度でも、フルーティで飲みやすい味わいの商品は多くありました。自宅用で探している人・日本酒らしい味わいが好きな人はほかの商品をチェックしてくださいね。
実際に小布施ワイナリー ソガペールエフィスと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
小布施ワイナリー ソガペールエフィスよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
今回ご紹介するソガペールエフィスは、小布施ワイナリーが時期・数量限定で製造している日本酒。ワイン造りのオフシーズンである冬にごく少量生産される銘柄で、白ワインボトルに入っているのが特徴です。ワインを彷彿とさせるラベルと相まって、日本酒らしからぬ見た目にもこだわりが見られます。
古典的な生酛造(きもとづくり)で製造されており、希少価値が高い1本。使う酵母によってフランス語の1(アン)・2(ドゥ)・3(トロワ)・4(キャトル)・5(サァンク)・6(シス)などといったシリーズが販売されています。芳醇な香りとほどよい酸味、果実感のある旨味や甘味が詰まった複雑な味わいが楽しめると人気です。
今回は、小布施ワイナリー ソガペールエフィスを含む日本酒60商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
比較したなかでも日本酒らしい味わいが控えめなため、甘口の日本酒が好きな人だけでなく、日本酒を飲みなれていない人も抵抗なく楽しみやすい1本。「イタリアンの鮮魚系の料理にも合わせられそう」とのモニターコメントもあり、ワイン好きの人やイタリアンに合うお酒を探している人にもおすすめですよ。
コメントは一部抜粋
比較したなかでも日本酒特有の米の香りを強く感じるものは、モニターからの評価がわかれやすい傾向が。対してこちらは甘口好きだけでなく辛口好きのモニターの大半からも好評を得ており、大人数が集まるパーティなどの席にもぴったりな商品です。
コメントは一部抜粋
小布施ワイナリー ソガペールエフィスには複数のよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較したなかには、「朝日鷹 特撰本醸造 生貯蔵酒」のようにフルーティでありながらお米のふくよかさをしっかり感じられた商品も。日本酒らしいどっしりとしたコクを堪能したい人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。
コメントは一部抜粋
とはいえ、界隈では「幻のお酒」と呼ばれており入手困難になっているほど人気の1本。流通時期は酵母によって異なりますが2~5月ごろです。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
味わいタイプ | 薫酒(リンゴ系) |
---|---|
特定名称 | 普通酒 |
良い
気になる
アルコール度数 | 16% |
---|---|
味の傾向 | 甘口 |
日本酒度 | 非公開 |
酸度 | 非公開 |
米の種類 | 不明 |
おすすめの飲み方 | 冷酒 |
相性のよい料理 | チーズの盛り合わせ |
製法 | 生酒 |
発泡 | |
にごり |
鼻を近づけると、メロンのようなフルーティさとはちみつを思わせる甘い香りが漂います。後味がほどよく苦いため、甘味が残りにくく飲み疲れしにくいのもうれしいところ。コクのある甘口の日本酒が好きな人はぜひ試してみてくださいね。
真澄 純米吟醸 白妙SHIROは、アルコール度数が12%と低くフルーティで飲みやすい1本。甘口好き・辛口好き問わずモニターから「サラリと飲めておいしい」と好評で、やさしい甘さと酸味のバランスがよい味わいでした。
洋梨を思わせるフルーティさとヨーグルトのようなまろやかさのある香りも魅力。アルコールの刺激が少ないため、日本酒初心者にもうってつけでしょう。それでいて価格は約1,500~2,000円ほど(※執筆時点)とリーズナブルなのもうれしいポイントです。
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