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テクニクス EAH-AZ40M2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

コンパクトでも高音質が叶うと謳うノイズキャンセリングイヤホン、テクニクス(Technics)EAH-AZ40M2。「簡単に操作できる」と評判がよい一方で「音質がいまひとつ」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。


今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。


  • ノイズキャンセリング性能の高さ
  • 音質
  • 利便性
  • 連続再生時間

さらに、SONYやBOSEなどのノイズキャンセリングイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行ったので、ノイズキャンセリングイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2024年04月までの情報です

目次

はじめに結論!高解像なサウンドを楽しみたい人におすすめ。一つひとつの音がクリアに聴こえる

パナソニック
TechnicsワイヤレスステレオインサイドホンEAH-AZ40M2

14,450円

ワイヤレスステレオインサイドホン

テクニクス EAH-AZ40M2は、クリアな音を楽しみたい人におすすめです。実際に楽曲を聴いたモニターからは、音が重なり合っても音一つひとつの輪郭をとらえており、高解像なサウンドを楽しめると好評。比較した商品には音数が増えると音が歪むものもあったのに対し、「まるで近くで演奏しているよう」と支持されました。


各音域のバランスも良好です。低音はやや控えめですが、引き締まっていてリズムの刻みを感じられます。中音・高音は響きがよく、モニターからは「ボーカル・楽器の音まで繊細に感じられた」「小さなハイハットの音まで精度よく耳へ届く」などの声が。比較したBOSEの「QuietComfort Earbuds II」は低音が強くヒップホップ・ロック向けでしたが、こちらはジャズ・ポップスに合うサウンドです。


雑音が多い場所でなければ、ノイズキャンセリングの性能も十分。実際にノイズを流して聴き取った音を分析したところ、電車の走行音は9.5%・クラップ音は28.5%・サイレンは25.5%カットしました。ただし、比較したなかには30%以上低減できたものもあったことをふまえると、静寂に包まれるほどの性能ではないと留意しておきましょう。


利便性も高く、3台まで機器の同時接続が可能。スマホアプリでのノイキャンの強弱調整はできませんが、イヤホン本体で基本操作が簡潔するため、「簡単に操作できる」との口コミにも納得です。Google Fast Pair対応でペアリングもスムーズですよ。


一方、イヤホンのみだと最小3.5時間と短時間しか再生できないのはネック。Bluetoothを伝送するコーデックをAACにすればノイキャンONでも5.5時間持つものの、通勤・通学には十分ですが、テレワークなどで終日使うには物足りないバッテリー性能です。充電ケースを使用すれば最長18時間持りますが、もう少し充電の持ちがよいもの、ノイズキャンセリング性能に優れたものを選びたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。

テクニクス EAH-AZ40M2とは?

テクニクス EAH-AZ40M2とは?

そもそもノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲の騒音を低減して音楽をクリアに楽しめるアイテムです。タイプは2種類あり、耳を塞いで物理的に騒音を遮るのがパッシブノイズキャンセリング(PNC)。騒音を電子処理で打ち消すのがアクティブノイズキャンセリング(ANC)です。PNCでは防げないノイズも、ANCは低減できます。


今回ご紹介するワイヤレスイヤホンは、テク二クスのHi-Fiオーディオ機器の開発で培った音響技術を結集して独自開発された商品です。クリアで自然な音を再現すると謳っています。快適な装着感にもこだわり、コンパクトで高品位なデザインを採用。オン・オフ問わず使いやすい、多彩な機能を搭載しています。


テクニクスは、パナソニック株式会社が展開するHi-Fi オーディオ製品のブランドです。音楽を愛するすべての人々に音楽の感動を提供し続けるという思いのもと、世界最高クラスのオーディオを目指しています。

2023年10月発売の小型・軽量モデル。新たなノイキャン機能を搭載

2023年10月発売の小型・軽量モデル。新たなノイキャン機能を搭載

2021年発売のAZ40の後継機として発売された本商品。サイズ感はそのままに、新たに周囲の外音をキャンセルする機能が追加されました。利便性を高めるため、2つの外音取り込みモードを搭載しているのも特徴です。周囲の音を拾いあげるトランスペアレントモードと、音楽を一時停止して周囲の音を拾うアテンションモードに切り替えられます。


音質を左右するドライバーなどは従来どおりですが、原音を忠実に再現するために音質の劣化を抑えるダイレクトモードを追加。Bluetoothを伝送するコーデックはLDACに対応しており、ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめる設計です。


マルチポイント対応で、3台までデバイスを接続できるのも魅力。デバイスを切り替える手間なく、スマホの着信にもそのまま対応できます。快適に会話できるよう、周囲の音や発話者の声を拾うフィードフォワード用マイクと通話用マイクの2基を搭載しているのもポイントです。風切り音低減構造を採用し、マイクへの風の入り込みを低減します。


各種設定もスムーズ。Androidスマホに専用アプリ「Technics Audio Connect」をダウンロードしてペアリングモードにすると、簡単に接続できます。ノイズキャンセリングやアンビエント機能、好みの音質へのカスタマイズができるイコライザー機能の設定などが可能。イヤホンを紛失した場合には、アプリを使って所在地を確認できます。


  1. 価格|税込14,850 円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. 発売日|2023年10月
  3. イヤホン形状|カナル型
  4. 対応コーデック|SBC・AAC・LDAC
  5. Bluetoothバージョン|Bluetooth 5.3
  6. ペアリングアシスト機能|Google Fast Pair・Swift Pair
  7. マルチポイント対応|〇
  8. 充電端子|USB Type-C
  9. 防水性能|IPX4
  10. 充電時間|イヤホン:2.0時間/充電ケース:約2.5時間/イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.0時間
  11. AIアシスタント|〇
  12. マイク付き|〇

耳にフィットするコンパクトサイズ。カラー展開は3色

耳にフィットするコンパクトサイズ。カラー展開は3色
出典:news.panasonic.com
イヤホンは使いやすさと装着性を重視したコンパクト設計です。ドライバーは直径6mmなので小さめの耳にも対応できます。イヤーピースはXS・S・M・Lの4サイズが付属し、フィット感や音質の好みに合わせて装着が可能です。


デザインはシンプルかつスタイリッシュ。タッチセンサー部にはサーキュラー加工・2か所のマイク部には金属メッシュを採用しています。カラー展開は、本記事掲載のシルバーに加えローズゴールド・ブラックの全3色を展開。なお、付属品は以下のとおりです。


付属品

  • イヤーピース(XS・S・M・L)
  • 充電ケース
  • USB Type-C 充電ケーブル
  • 保証書兼取り扱い説明書

実際に使ってみてわかったテクニクス EAH-AZ40M2の本当の実力!

今回は、テクニクス EAH-AZ40M2を含むノイズキャンセリングイヤホン全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. ノイズキャンセリング性能の高さ
  2. 音質
  3. 利便性
  4. 連続再生時間

電車の走行音はカットしにくい。雑音の多い場所でなければ問題ない性能

電車の走行音はカットしにくい。雑音の多い場所でなければ問題ない性能

まずは、ノイズキャンセリング性能の高さの検証です。


イヤホンをスマホに接続し、ノイキャンをONにした状態でダミーヘッドマイクに装着します。左右に置いたスピーカーからノイズを流し、ダミーヘッドマイクが聴き取った音を分析ソフトで測定。何もつけていない状態と比べてノイズが小さくなっているかを確認しました。


静寂に包まれるほどではありませんが、ノイズをある程度低減できました。クラップ音は28.5%・サイレンは25.5%低減できており、カフェで作業する際など、ガヤガヤとした話し声を気にせず音楽を楽しめるでしょう。


一方、中音域にあたる電車の走行音は9.5%しか低減できず。比較したSONYのWF-1000XM5は31.3%もカットできており、物足りなさを感じます。長時間電車に乗るときに音楽を楽しみたい人は、雑音が気になる場合もありそうです。

高解像サウンドが楽しめる。とくに中音・高音の響きが心地よい

高解像サウンドが楽しめる。とくに中音・高音の響きが心地よい

続いて、音質の検証です。


20代までの男女モニター10人が商品を装着してさまざまな楽曲を実際に聴き、音質のよさを確認。また、イヤホンごとの音の傾向を計測するため、ダミーヘッドマイクを使って全商品の周波数帯域を計測しました。

どの帯域の音もバランスよく聴こえる。低音の厚みが少し物足りない

どの帯域の音もバランスよく聴こえる。低音の厚みが少し物足りない
周波数帯域を計測したところ、低音はやや控えめながら、どの帯域の音もバランスよく聴こえました。比較した商品にひとつの帯域が特別聴こえづらかったものはほぼなく、こちらも同様です。

とくに中音・高音の響きは良好。実際に視聴したモニターからは、「ビブラートや抑揚がしっかり感じとれる」「ハイハットなど、高音の細かいリズムがしっかりと耳に届くなどと好評でした。


中音についてのモニターコメント

  1. 「音楽にまとまりを感じ、生で音楽を聴いているような感覚。ボーカルの息遣いやビブラートなど抑揚までがしっかりと感じられ、中音の楽器もクリア」
  2. 「男性ボーカルの声のかすれやニュアンス、消え入りそうなかすかな声も漏らさず聴こえた。ビブラートも感じられ、ボーカルの表現力の豊かさが際立った」
  3. 「少し楽器の存在感がありすぎ、ボーカルの息遣いや抑揚も少しわかりにくく、歌声の伸びも感じなかった」
  4. 「ボーカルの声が前面に聴こえ、深みのある表現も感じられる」
  5. 「ボーカルが際立って聴こえるわけではないが、抑揚やブレスまではっきりわかる。ほかの帯域が邪魔しておらず、楽器の音に厚みがある」
  6. 「息遣いのような細かい表現は少しわかりにくいが、雑音を感じない」
  7. 「ボーカルがやや前面に出てきており、声の抑揚やブレスまで捉えられる。エレキシタールやギターのカッティングにも芯があり、やや曇り気味ではあるが、聴きやすいサウンド」
  8. 「ボーカルが目立ちすぎず、抑揚も息遣いもよく聴こえてくる。楽器はほどよい存在感でよい」
  9. 「ボーカル・楽器の音まで繊細に感じられた」
コメントは一部抜粋

高音についてのモニターコメント

  1. 「金属系のパーカッションの音は細かく刻むように響き、トランペットの音も厚みがあり、ほどよくマイルドで聴きやすかった」
  2. 「トランペットの大きな音の響きはもちろん、ギターのカッティングのような細かな部分もしっかりと拾っていて聴きごたえがあった」
  3. 「高音の細かいリズムはしっかり聴こえるが、金属系の音はシャカシャカ聴こえ、本来の楽器の音は感じられない」
  4. 「小さなハイハットの音まで精度よく耳へ届く」
  5. 「トランペットの音は少し曇って聴こえたが、金属系のパーカッションの音はなめらかで、ハイハットのキレもよい」
  6. 「トランペットの音がよく響いて聴こえ、とくに伸ばして鳴らしたときに際立った」
  7. 「ボーカルの高音ソロパートがよく聴こえ、ビブラートの声の震えも違和感なかった」
  8. 「BADモードで音のこもりや音同士のぶつかり、高音が抜けずにその場で鳴っているような感じがして少し音がぼやけた。音自体はタイトで捉えやすいので、楽曲との相性な気もする」
  9. 「余韻まで鮮明に聴こえてよい」
  10. 「高音はきびきびとした抑揚があるが、中音のようななめらかさはない。エレキギターもきれいに聴こえる」
コメントは一部抜粋

低音は少し厚みが足りないものの、「タイトで捉えやすい」「強く聴こえてほしい部分でしっかりと鳴る」などの声も。比較したなかには、「低音がほぼ聴こえない」と評されるものもあったなか、引き締まっていてリズムの刻みを感じやすいですよ。


低音についてのモニターコメント

  1. 「空気が振動するような音の押し出しを感じ、楽曲に厚みが出てリズムにのりやすい」(20代男性)
  2. 「ドラムやベースの音が際立ち、低音がドシッと体内に響いて自然とリズムをとりたくなるほど楽しい気分になる」(20代女性)
  3. 「強く聴こえてほしい部分でしっかりと鳴り、音がこもることもない」(20代男性)
  4. 「バスドラムの音はからだに響く迫力があり、ベースラインはとくに際立って聴こえ、音程の高低差がとてもわかりやすい」(20代男性)
  5. 「ベースのような低い音は聴こえにくく、全体的に迫力を感じにくかった」(20代男性)
  6. 「音一つひとつが残る感じがあるが、連続したビートだとシャカシャカして聴きごたえがない」(30代男性)
  7. 「タイトで捉えやすいが厚みが足りず、高音やボーカルが埋もれて楽曲の芯も足りない」(20代男性)
  8. 「埋もれずにしっかり聴こえてくるが、存在感は薄く迫力がない」(20代女性)
  9. 「低音の響きは強く、丁寧に音が鳴る感じ」(20代男性)
コメントは一部抜粋

一つひとつの音がクリアな高解像度のサウンド。音の広がりがあり臨場感も楽しめる

一つひとつの音がクリアな高解像度のサウンド。音の広がりがあり臨場感も楽しめる
解像度の高さも魅力のひとつ。比較したなかでも解像度が高い商品は楽曲を構成している音を細やかに拾える傾向があり、こちらも例外ではありません。

「音質がいまひとつ」との口コミとは裏腹に、モニターから「一つひとつの音に芯があってクリア」「複数の楽器が重なってもきれいに聴こえた」などのプラスコメントが多数寄せられました。「クリアで自然な音を再現する」と謳うとおりのサウンドを楽しめるでしょう。


解像度についてのモニターコメント

  1. 「一つひとつの音に芯があってクリア。低音から高音まで自然に耳に入ってくるうえ、バランスがよいため、ずっと聴いていても疲れない」
  2. 「BADモードの音の重なるところでは、それぞれの楽器の主張がありつつも下支えしている音までしっかりと聴き取れ、まるで近くで演奏しているようだった」
  3. 「複数の楽器が同時に流れてきても、一つひとつしっかり音に輪郭があるので重なってもきれいに聴こえた。音全体がクリアで、スッと耳に入ってきた」
  4. 「かねがね良好だが、楽器の数が増えて音量も大きくなると若干ごちゃついて聴こえる」
  5. 「一つひとつの音を感じられ、楽器の細やかな音色も感じやすかった」
  6. 「スムーズに音が推移していく感じがあり、歌詞や曲が聴きやすい」
  7. 「音のバランスがよくクリアに聴こえるが、楽器の音が重なる部分はごちゃっとなりがち」
  8. 「全体的にバランスよく鮮明に聴こえる」
  9. 「低音域・高音域はよかったものの、中音域は少し惜しく、全体の解像度がやや下がった」
コメントは一部抜粋

臨場感もあり、聴きごたえは十分。BOSEのQuietComfortEarbudsIIほど低音に厚みがないため奥深く響く感覚は乏しいものの、ボーカルの息遣いや楽器の細やかな音色までクリアに耳に届きました。ジャズやポップスなどの音楽ジャンルによく合うでしょう。


迫力のある音の広がりが感じられ、モニターからは「音楽を独占しているような特別感があった」「身近に音楽を感じられた」などの意見が集まっています。


臨場感についてのモニターコメント

  1. 「それぞれの音の芯と厚みで迫力があり、音楽を独占しているような特別感があった」
  2. 「音の抑揚もはっきりとわかり、インストでも満足度できるほど臨場感があった」
  3. 「広い空間で聴いても、身近に音楽を感じられた」
  4. 「立体感がないわけではないが、あまり広がりは感じない」
  5. 「浴室で音楽を流したときくらいの広がりと響き。どの楽器の音も厚みがあり、盛り上がる箇所では迫力を感じられた」
  6. 「音の広がりは感じたが、全体的に壮大な感じはあまりしなかった」
  7. 「音域問わず、音が密集しているところはシャカシャカ聴こえたが、躍動感がある音はよい」
  8. 「耳の周りで鳴っている程度の広がり。音の立ち上がりが若干遅く、音が鳴った場所で減衰していき余韻を感じられない」
  9. 「もう少し音に厚みがほしい。全体的に音の存在感・立体感が足りない」
  10. 「音のバランスが惜しい。臨場感を引き立たせる低音がもう少し強いとよかった」
コメントは一部抜粋

定番の機能はほぼ搭載。マルチポイントは3台まで対応している

定番の機能はほぼ搭載。マルチポイントは3台まで対応している

次は、利便性の検証です。


商品のスペックを確認し、基本的な機能に加えノイズキャンセリングやマルチポイント接続などの実用的な機能に対応しているかをチェックしました。

スマホアプリでノイズキャンセリングの強弱調整はできない

利便性も十分です。マルチポイント接続に対応しており、3台までなら機器を同時接続できます。比較した商品はマルチポイントを搭載していないものも多くありましたが、こちらはデバイス間の切り替えがスムーズです。音楽を再生中にスマホに着信があっても、そのまま電話に出れますよ。

Google Fast Pairにも対応しており、Androidスマホ(Android 6.0以降)ならペアリングモードで簡単に接続が可能。ある程度基本的な機能は備わっているため、「簡単に操作できる」という口コミにも頷けます。


しかし、スマホアプリでノイズキャンセリングの強弱を調整できないのは惜しいところ。比較した商品には10段階でノイキャンの強弱調整ができるものもあったので、ノイキャンを使うと気持ちが悪くなる…という人はチェックしてみてください。


  1. イヤホン本体のボタンで再生・停止が行える|◯ 
  2. イヤホン本体のボタンで音量調整が行える|◯ 
  3. イヤホン本体のボタンで曲のスキップ操作が行える|◯ 
  4. 着脱検知| ✕
  5. 外音取り込み|◯ 
  6. イヤホン本体のボタンでNC・外音取り込みの切替が行える|◯ 
  7. マルチポイント|◯ 
  8. ペアリング|◯ 
  9. ノイズキャンセリングのオプション|✕

ノイキャンONだとバッテリー持ちはいまひとつ。通勤・通学で使うには十分

ノイキャンONだとバッテリー持ちはいまひとつ。通勤・通学で使うには十分

最後に、連続再生時間を検証しました。イヤホンのみとケース込みでの連続再生時間をチェック。充電しなくてもイヤホンだけで1日中、ケース込みで3日間使い続けられる商品を高評価としています。


バッテリー性能は、通勤・通学用なら十分です。Bluetoothを伝送するコーデックによって再生時間は異なり、イヤホンのみだと3.5~5.5時間、充電ケースのみだと12~18時間でした。詳しい検証結果は以下のとおりです。


イヤホンのみ

  • 5.5時間(ノイズキャンセリングON・AAC)
  • 5.0時間(ノイズキャンセリングON・SBC)
  • 3.5時間(ノイズキャンセリングON・LDAC)

充電ケース込み

  • 18時間(ノイズキャンセリングON・AAC)
  • 17時間(ノイズキャンセリングON・SBC)
  • 12時間(ノイズキャンセリングON・LDAC)

不要なときはノイキャンをOFFにしたり、充電ケースを使用したりすれば長時間使えます。しかし、比較したSONYのWF-1000XM5は、ノイキャンONでも8時間使える仕様でした。テレワークなどで終日使うには物足りないでしょう。

テクニクス EAH-AZ40M2の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    14,450円

    (最安)

    販売価格:14,450円

    ポイント:0円相当

    送料別

    家電通販 ナカデン
    4.55

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  2. 2

    14,844円

    (+394円)

    販売価格:14,980円

    ポイント:136円相当

    送料無料

  3. 3

    14,850円

    (+400円)

    販売価格:14,986円

    ポイント:136円相当

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    販売価格:14,986円

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テクニクス EAH-AZ40M2はどこで売っている?

テクニクス EAH-AZ40M2はどこで売っている?

テクニクス EAH-AZ40M2は、全国のパナソニック家電製品正規取扱店から購入できます。取扱店舗は、店舗情報から検索してください。値段は税込14,850円(※執筆時点・公式サイト参照)です。


自宅から購入したいなら、公式オンラインストアが便利。送料が無料になるうえ、ギフトラッピングサービスも用意されています。会員登録して購入すればさらにお得です。購入金額と会員ランクに応じたコインが付与され、次回の購入から1コイン=1円相当で使えます。買い物に利用できるお得なクーポンももらえますよ。


そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトからも販売が確認できました。価格はサイトによって異なるため、購入の際はしっかり比較してくださいね。

ノイズを大幅に低減できた商品はこちら

最後に、ノイズキャンセリングの性能が本品より優れていたイヤホンをご紹介します。


高クオリティなサウンドにこだわりたいなら、SONY WF-1000XM5がおすすめ。低音から高音まで隙のない音で、多くの楽曲にマッチします。加えて、どんなノイズでも低減できるのも魅力。場所を問わず没入感が得られるでしょう。通勤・通学メインで使うなら、1週間ほどバッテリーがもちますよ。


ロックやヒップホップをよく聴くなら、BOSE QuietComfortEarbudsIIを要チェック。引き締まった低音が響き、奥深い迫力のある音が楽しめます。ノイキャン性能も比較したなかではトップクラス。電車の走行音を33.8%も低減できたため、どこでも音楽に包み込まれるような感覚を味わえるでしょう。

ソニー
SONYWF-1000XM5

おすすめスコア
4.57
音質のよさ
4.80
使い勝手のよさ
4.59
連続再生時間の長さ
4.54
理想の音への近づけやすさ
4.50
防水性能の高さ
4.00
マイク性能の高さ
3.86
ノイズキャンセリング性能の高さ
4.60
WF-1000XM5 1
WF-1000XM5 2
WF-1000XM5 3
WF-1000XM5 4
WF-1000XM5 5
WF-1000XM5 6
WF-1000XM5 7
最安価格
30,200円
やや高価格
最安価格
30,200円
やや高価格
連続再生時間 (イヤホンのみ)12時間
連続再生時間 (充電ケース込み)36時間
イヤホン形状カナル型
対応コーデック
SBC、AAC、 LDAC、 LC3
充電端子
USB Type-C
外音取り込み機能
マルチポイント対応

良い

  • ノイズキャンセリング性能が高く、周囲の音を気にせず音楽に集中できる
  • 低音・中音・高音のバランスがよく、どんな音楽ジャンルにもフィット
  • 専用アプリで設定を一括管理できる

気になる

  • 特になし
BluetoothバージョンBluetooth 5.3
ドライバー構成ダイナミック型
防塵防水性能IPX4
重量5.9g(片耳)
マイク付き
急速充電対応
マルチペアリング対応
全部見る
WF-1000XM5

SONY WF-1000XM5を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

Bose
完全ワイヤレスイヤホンQuietComfortEarbudsII

最安価格
28,000円
最小再生周波数不明
連続再生時間 (イヤホンのみ)最大6時間
連続再生時間 (充電ケース込み)最大24時間
イヤーフック素材
イヤホンの種類完全ワイヤレスイヤホン
連続再生時間(ノイズキャンセリングなし)不明
イヤホンの形状カナル型
連続再生時間(ノイズキャンセリングあり)不明
タイプイヤホン
イヤーピースの種類不明
接続タイプワイヤレス
おすすめのジャンル不明
最大入力不明
ペアリングアシスト機能不明
イヤホン形状カナル型
ノイズキャンセリングの強弱調節可能
BluetoothバージョンBluetooth 5.3
ネックバンド付き
イヤーフック・イヤーウィング付き
Bluetoothクラス不明
対応コーデックSBC、AAC
アプリ対応
Bluetoothのプロファイル不明
ASMR向け
ドライバー構成不明
ドライバーサイズ不明
プラグ形状
インピーダンス不明
再生周波数帯域メーカー非公表
音圧感度不明
特徴不明
連続再生時間最大6時間
充電時間1時間(イヤホン)、約3時間(充電ケース)
充電端子USB Type-C
防塵防水性能IPX4
操作方法タッチ操作
ケーブルの長さ
重量6.24g(イヤホン)、59.8g(充電ケース)
3.05cm(イヤホン)、6.63cm(充電ケース)
奥行2.24cm(イヤホン)、2.67cm(充電ケース)
高さ1.72cm(イヤホン)、5.94cm(充電ケース)
特徴不明
電車の騒音のカット率不明
MFi認証モデル不明
マイク付き
リモコン付き
ノイズキャンセリング機能
空間オーディオ機能不明
外音取り込み機能
自動パーソナライズ機能
選択式パーソナライズ機能
選択式イコライザー機能
自由調整式イコライザー機能不明
着脱検知機能
内蔵メモリ不明
急速充電
接続安定性機能
急速充電対応
自動電源ON機能
自動電源OFF機能不明
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
AIアシスタント
紛失防止機能不明
リケーブル対応
ハイレゾ対応不明
ハンズフリー通話対応
再生/停止操作可能
音量調整操作可能
曲のスキップ操作可能
音漏れ抑制機能不明
製造国不明
電車の走行音の低減dB数23dB
立ち上がりの速いノイズの低減dB数22.5dB
アプリ対応
ノイズリダクション機能
片耳タイプ
全部見る
完全ワイヤレスイヤホン

Bose QuietComfort Earbuds IIを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

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