万が一に備えつつ、将来に向けた貯蓄もできる養老保険。保障と貯蓄を両立したい人にとっては魅力的に思えますよね。しかし「そもそもどんな保険なのかわからない」「何を基準に選べばいい?」と悩んでいませんか。
そこで今回は、インターネットで人気の養老保険6商品を徹底的に比較しました。
比較検証は「満期時点での返戻率の高さ」について行いました。
はたしてどの商品があなたにおすすめの養老保険なのでしょうか?養老保険でできるだけ多く貯蓄するための方法も解説するので、ぜひ加入の際の参考にしてください。
青山学院大学卒。大手ハウスメーカー、外資系生命保険会社を経て2002年よりファイナンシャルプランナーとして活動。個人を中心に住宅購入やライフプラン・保障設計・節税・運用等の相談業務をはじめ、生命保険や不動産分野を中心に、一般消費者やファイナンシャルプランナー向けセミナーの講師なども務めている。青山学院大学非常勤講師。オールアバウトマネーガイド。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
今回の検証では、満期時点での返戻率の高さで検証を行いました。返戻率は、養老保険6商品それぞれについて以下の条件で試算を実施。総合的に高いものを高評価として評価付けを行いました。なお返戻率の検証結果は、平均3.28点・最高3.73点・最低3.00点でした。今回は返戻率が100%以上を高評価、100%未満を低評価としています。【契約者の年齢条件】※男女それぞれで試算を実施(男性:女性=40%:60%にて評価付け)25歳30歳40歳50歳【保険料の見積もり条件】保険金額:500万円払込期間:60歳まで受取方法:一括形式受取時期:払込満了後すぐ支払方法:月払特約:付加なし
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではありません。弊社が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。
保険料の安さの検証結果を2024年6月24日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
養老保険とは、満期までに亡くなった場合は死亡保険金を、満期時点で生存していれば満期保険金を受け取れる保険です。
メリットは、万が一に備えつつ、子どもの教育費や老後の備えにも利用できること。払った保険料の一部を積み立てていき、保険期間中に何事もなければ積立金を満期保険金として受け取れます。
また、保険期間や保険金額を比較的自由に設定できるので、備えたい期間に合わせてピンポイントに保障を設定できるのも魅力でしょう。万が一に備えながら貯蓄も準備したい人や、必要な保障だけ無駄なく確保したい人は選択肢になる保険といえます。
養老保険の難点は、保険料が割高に設定されていること。満期保険金は、払った保険料の総額より少ない額しか受け取れない場合がほとんどです。
今回検証した結果、保険金額500万円の場合の保険料は、終身保険より月々11,395円、定期保険より月々42,455円も高いことがわかりました(※)。以前は手頃な保険料で死亡と貯蓄の両方に備えられる保険として人気でした。しかし、バブル崩壊を機に利率が低下したことで保険料が高額になり、現在は人気が下火になっています。
そのため、養老保険への加入を考えているなら、ほかの保険も検討するのがベターです。目的に合った保険の探し方は、次の見出しで詳しく解説します。
試算条件:契約者25歳男性/払込期間10年の場合
ここでは、死亡時の保障や将来の備えなど、目的ごとに適した保険を紹介します。養老保険を検討する際は、ぜひこちらも合わせて考えてください。
死亡時の保障を準備したいなら、定期保険や終身保険もあわせて検討しましょう。
定期保険とは、10〜20年など特定の時期だけ死亡保障を確保する保険のこと。手頃な保険料で手厚い保障を準備できるのが強みです。子どもが独立するまでの間など、期間を絞ってピンポイントに死亡保障をつけたい人に適しています。
終身保険は死亡保障が一生涯続く保険です。途中で解約しても解約返戻金が受け取れるので、掛け捨てに抵抗がある人に向いています。ただし、定期保険より保険料が高めなので、保険金を設定するときは葬儀代など最低限の保障にとどめるのがおすすめです。
なお、短期で解約する可能性がある人は、終身保険よりも養老保険のほうがよいでしょう。早期解約の場合、終身保険よりも養老保険のほうが解約返戻金を多くもらえる傾向にあります。万が一解約する必要が生じた場合になるべく損をしたくないなら、養老保険を選ぶのも手ですよ。
老後の生活費や子どもの進学費用など、将来の出費に備えたいなら個人年金保険や学資保険がおすすめです。
個人年金保険は、満期保険金を年金形式で受け取れる保険のこと。払った保険料を積み立てていき、安定した利率でお金が増えていきます。老後に向けて堅実に積み立てたい人は検討するとよいでしょう。
学資保険は、子どもの教育費を積み立てられる保険。養老保険よりも手頃な保険料で満期保険金を確保できるだけでなく、中学校・高校などの進学時期に合わせて祝金も受け取れます。
ただしどちらの保険も、養老保険より死亡保障が物足りない点に留意する必要があります。払込期間中に万が一のことがあった場合、個人年金保険は払った保険料よりも少ない金額しか戻ってきません。学資保険は死亡後の払込が免除されますが、満期まで保険金を受け取れないことを念頭に置いておきましょう。
保障と貯蓄の両方に備えたいなら、目的に合わせて複数の保険を併用するのがおすすめです。養老保険だけで賄うよりも月々の保険料を抑えられるうえ、それぞれの強みを活かして効果的に備えられますよ。
養老保険を選ぶ際にチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
養老保険でまず確認してほしいのは、満期時点での返戻率の高さです。満期時点での返戻率とは、払った保険料に対してどのくらい満期保険金が受け取れるかを示す割合のこと。つまり、満期保険金が同じ場合でも、返戻率が高い商品ほど安い保険料で貯められますよ。
養老保険では、返戻率の高さが最重要といえます。なぜなら、養老保険の保障内容は基本的に死亡保障なので、商品による差はほとんどないからです。基本的には返戻率の高さで比較するのがよいでしょう。
今回の検証で試算した84パターン中、返戻率が100%を超えたのは1パターンのみでした。ほとんどの場合、払った保険料より少ない金額しか満期保険金を受け取れません。そのため、養老保険に加入する場合は、返戻率を上げるための工夫が必要です。
次の見出しでは返戻率アップのコツを紹介するので、ぜひチェックしてください。
返戻率を上げる1つ目の方法は、据置期間を長くすることです。据置期間とは、保険料の払込終了から満期保険金を受け取るまでの期間のこと。据置期間中に満期保険金が増えていくので、この期間をいかに長く確保できるかが重要です。
据置期間を長くするには、まず保険料をまとめて払いましょう。保険料を一時払や年払などで早期に払い終えれば、その分据置期間が長くなります。トータルの保険料が安く済むのも魅力です。
また、満期保険金の受取時期を遅らせることも、返戻率を上げる方法のひとつ。満期保険金の受取を先延ばしにすることで、据置期間を長くできます。また、受取方法を年金形式にすれば、受取期間中も満期保険金が増えていくので、一括で受け取るよりも据置期間を長めに確保できますよ。
返戻率を上げる2つ目の方法は、養老保険の特約をつけないこと。商品によっては、医療保障や傷害保障などの特約がつけられますが、特約をつけると保険料が高くなり、結果的に返戻率が下がるので注意しましょう。
病気やケガなど死亡以外のリスクに備えるなら、医療保険や傷害保険などほかの保険でカバーするのがベターです。養老保険1つですべてを賄うより、保険料が割安になる可能性があります。気になる人は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。
返戻率を上げる3つ目の方法は、外貨建ての商品を検討することです。
外貨建てとは、米ドル・豪ドルなど海外の通貨で運用する方法のこと。円よりも利率が高いだけでなく、為替の状況がよければ為替レートの差による利益も得られます。そのため、リターンに期待したい人におすすめです。
ただし、為替の変動によって元本割れのリスクがあるので注意しましょう。満期時の為替相場によっては、円建てより返戻率が低くなる可能性があります。その場合、満期保険金を受け取らずに据え置き、為替が回復したタイミングで受け取るなど、受取時期の調整が必要となることを念頭に置いておきましょう。
法人で養老保険に加入する場合、福利厚生プランで契約できる商品がおすすめです。福利厚生プランとは、被保険者を役員・従業員、死亡保険金の受取人を被保険者の家族、満期保険金の受取人を法人とする契約のこと。
福利厚生プランで契約すると、払った保険料の1/2を損金に算入できます(※)。そのため、保険料払込期間中は法人税が安くなります。また、役員・従業員が死亡した際は死亡保険金を受け取れるので、社員の家族にとっても大きなメリットがあるといえるでしょう。
ただし、税金の優遇を受けるには、全従業員の加入が必要な点に注意。また、法人が受け取った満期保険金は益金として扱われるので、受け取った年度の法人税が高くなることは覚えておきましょう。
法人税の経理処理については税理士や保険会社に事前に確認をしてください。
本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではありません。弊社が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | リンク | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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返戻率(20代) | 返戻率(30代) | 返戻率(40代) | 返戻率(50代) | 設定可能な保険金額 | 設定可能な加入期間 | 契約可能年齢 | 払込方法 | 払込経路 | 加入方法 | 設定可能な保険料払込期間 | 公式サイトでの試算可能 | 年金形式での受取可能 | 医療保障の付加 | 傷害保障の付加 | 災害特約の付加 | 契約者貸付制度あり | 法人の加入可能 | 月々の保険料(25歳男性) | 返戻率(25歳男性) | 月々の保険料(25歳女性) | 返戻率(25歳女性) | 月々の保険料(30歳男性) | 返戻率(30歳男性) | 月々の保険料(30歳女性) | 返戻率(30歳女性) | 月々の保険料(40歳男性) | 返戻率(40歳男性) | 月々の保険料(40歳女性) | 返戻率(40歳女性) | 月々の保険料(50歳男性) | 返戻率(50歳男性) | 月々の保険料(50歳女性) | 返戻率(50歳女性) | ||||||
1 | JA共済 養老生命共済 | ![]() | 3.73 | 20代女性のみ100%を上回る。養老保険から選ぶなら | 3.91 | 3.86 | 3.74 | 3.48 | 50万〜3億円 | 5年間、10年間、15年間、20年間、25年間、30年間、50歳まで、55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、77歳まで、88歳まで | 0~75歳 | 月払、年払 | 口座振替、窓口、クレジットカード | 窓口、対面 | 75歳まで | 不明 | 13,990円 | 99.28% | 13,830円 | 100.43% | 14,130円 | 98.29% | 13,920円 | 99.78% | 21,630円 | 96.32% | 21,335円 | 97.65% | 43,920円 | 94.87% | 43,435円 | 95.93% | |||||||
2 | 第一生命保険 養老保険 | ![]() | 3.36 | 返戻率は100%を下回る。配当金も視野に入れるならあり | 3.49 | 3.51 | 3.48 | 3.07 | 300万〜7億円 | 10年間〜 | 3〜80歳 | 月払、半年払、年払 | 口座振替、勤務先・団体経由、振込 | 窓口、対面 | 80歳まで | 12,800円 | 93.01% | 12,305円 | 96.75% | 14,630円 | 94.93% | 14,520円 | 95.65% | 22,440円 | 92.84% | 22,270円 | 93.55% | 45,720円 | 91.13% | 45,415円 | 91.75% | ||||||||
3 | ソニー生命保険 養老保険(無配当) | ![]() | 3.27 | 全体的に100%を下回る返戻率。豊富な特約を付帯できる | 3.32 | 3.25 | 3.31 | 3.20 | 100万〜7億円 | 不明 | 0〜78歳 | 月払、半年払、年払 | 口座振替、勤務先・団体経由、振込 | 対面、インターネット | 78歳まで | 不明 | 12,840円 | 92.72% | 12,680円 | 93.89% | 15,120円 | 91.86% | 14,940円 | 92.96% | 23,130円 | 90.07% | 22,835円 | 91.23% | 45,255円 | 92.07% | 44,730円 | 93.15% | |||||||
4 | 日本生命保険 みらいのカタチ 養老保険 | ![]() | 3.23 | 全年代で100%を下回る。配当金や据置期間を考慮するなら | 3.09 | 3.18 | 3.42 | 3.28 | 不明 | 不明 | 3~70歳 | 月払、年払 | 口座振替、勤務先・団体経由、クレジットカード、払込 | 窓口、対面 | 70歳まで | 13,140円 | 90.60% | 13,050円 | 91.22% | 15,195円 | 91.40% | 15,095円 | 92.01% | 22,655円 | 91.96% | 22,500円 | 92.59% | 44,690円 | 93.23% | 44,415円 | 93.81% | ||||||||
5 | SOMPOひまわり生命保険 無配当養老保険 | ![]() | 3.20 | 配当金付タイプも選べる。返戻率は全年代で100%を下回る | 3.24 | 3.21 | 3.33 | 3.06 | 100万〜3億円 | 10年間、15年間、20年間、25年間、30年間、55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで、85歳まで、90歳まで | 6〜75歳 | 月払、半年払、年払 | 口座振替、勤務先・団体経由、クレジットカード、払込 | 窓口、対面、インターネット | 不明 | 12,915円 | 92.18% | 12,815円 | 92.90% | 15,145円 | 91.71% | 15,040円 | 92.35% | 22,980円 | 90.66% | 22,820円 | 91.29% | 45,775円 | 91.02% | 45,475円 | 91.63% | ||||||||
6 | かんぽ生命保険 養老保険 新フリープラン | ![]() | 3.16 | 死亡保障を上乗せできる養老保険。医療特約も付加できる | 3.12 | 3.13 | 3.32 | 3.11 | 100〜1,000万円 | 10〜60年間 | 0〜80歳 | 月払 | 口座振替、勤務先・団体経由、窓口 | 窓口、対面、訪問 | 10〜60年間、80歳まで | 13,100円 | 90.88% | 13,000円 | 91.58% | 15,300円 | 90.78% | 15,200円 | 91.37% | 23,000円 | 90.58% | 22,850円 | 91.17% | 45,550円 | 91.47% | 45,250円 | 92.08% |
設定可能な保険金額 | 50万〜3億円 |
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設定可能な加入期間 | 5年間、10年間、15年間、20年間、25年間、30年間、50歳まで、55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、77歳まで、88歳まで |
設定可能な保険料払込期間 | 75歳まで |
「養老生命共済」は、JA共済が販売する養老保険です。共済期間を10年間・20年間払などの年満期や、60歳まで・70歳までなどの歳満期の計13パターンから選べるのが特徴的。ライフプランに合わせて柔軟に満期を設定可能です。
返戻率の検証では、25歳女性が100.43%と今回検証したなかで唯一100%を超えました。ほかの年代では、高くても30歳女性の99.78%と男女ともに100%を上回ることはありませんでした。
20代の女性以外の貯蓄性はやや低めの商品ですが、養老保険に加入したいならチェックしてもよい商品といえるでしょう。
契約可能年齢 | 0~75歳 |
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医療保障の付加 | |
傷害保障の付加 | 不明 |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 13,990円 |
返戻率(25歳男性) | 99.28% |
月々の保険料(25歳女性) | 13,830円 |
返戻率(25歳女性) | 100.43% |
月々の保険料(30歳男性) | 14,130円 |
返戻率(30歳男性) | 98.29% |
月々の保険料(30歳女性) | 13,920円 |
返戻率(30歳女性) | 99.78% |
月々の保険料(40歳男性) | 21,630円 |
返戻率(40歳男性) | 96.32% |
月々の保険料(40歳女性) | 21,335円 |
返戻率(40歳女性) | 97.65% |
月々の保険料(50歳男性) | 43,920円 |
返戻率(50歳男性) | 94.87% |
月々の保険料(50歳女性) | 43,435円 |
返戻率(50歳女性) | 95.93% |
設定可能な保険金額 | 300万〜7億円 |
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設定可能な加入期間 | 10年間〜 |
設定可能な保険料払込期間 | 80歳まで |
第一生命保険が販売する「養老保険」。契約可能な年齢が3〜80歳と幅広いので、生前贈与からセカンドライフ後半に備える積立など、さまざまな用途があります。また、保険会社の運用結果によっては配当金がもらえる保険です。
返戻率の検証では、最大でも25歳女性の96.75%と、男女ともにすべての年代で100%を下回りました。今回の検証では配当金を一切考慮していないため、運用成果によっては100%を上回る返戻率になることもあります。
契約可能年齢 | 3〜80歳 |
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医療保障の付加 | |
傷害保障の付加 | |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 12,800円 |
返戻率(25歳男性) | 93.01% |
月々の保険料(25歳女性) | 12,305円 |
返戻率(25歳女性) | 96.75% |
月々の保険料(30歳男性) | 14,630円 |
返戻率(30歳男性) | 94.93% |
月々の保険料(30歳女性) | 14,520円 |
返戻率(30歳女性) | 95.65% |
月々の保険料(40歳男性) | 22,440円 |
返戻率(40歳男性) | 92.84% |
月々の保険料(40歳女性) | 22,270円 |
返戻率(40歳女性) | 93.55% |
月々の保険料(50歳男性) | 45,720円 |
返戻率(50歳男性) | 91.13% |
月々の保険料(50歳女性) | 45,415円 |
返戻率(50歳女性) | 91.75% |
設定可能な保険金額 | 100万〜7億円 |
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設定可能な加入期間 | 不明 |
設定可能な保険料払込期間 | 78歳まで |
ソニー生命保険が販売する「養老保険(無配当)」。契約できる年齢が0〜78歳と幅広いのが特徴といえます。生前贈与やセカンドライフ後半に備える積立としても活用できるでしょう。
返戻率の検証では、最大でも25歳女性の93.89%と、男女ともにすべての年代で100%を下回りました。家族収入特約やがん特約など、幅広い特約を付加できますが、特約は掛け捨てとなる点に留意しておきましょう。
養老保険をベースにして、さまざまな保障を追加したい人は検討するのもありでしょう。
契約可能年齢 | 0〜78歳 |
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医療保障の付加 | 不明 |
傷害保障の付加 | |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 12,840円 |
返戻率(25歳男性) | 92.72% |
月々の保険料(25歳女性) | 12,680円 |
返戻率(25歳女性) | 93.89% |
月々の保険料(30歳男性) | 15,120円 |
返戻率(30歳男性) | 91.86% |
月々の保険料(30歳女性) | 14,940円 |
返戻率(30歳女性) | 92.96% |
月々の保険料(40歳男性) | 23,130円 |
返戻率(40歳男性) | 90.07% |
月々の保険料(40歳女性) | 22,835円 |
返戻率(40歳女性) | 91.23% |
月々の保険料(50歳男性) | 45,255円 |
返戻率(50歳男性) | 92.07% |
月々の保険料(50歳女性) | 44,730円 |
返戻率(50歳女性) | 93.15% |
設定可能な保険金額 | 不明 |
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設定可能な加入期間 | 不明 |
設定可能な保険料払込期間 | 70歳まで |
「みらいのカタチ 養老保険」は、日本生命保険が販売する養老保険です。保険会社の運用結果次第では配当金が受け取れる点が特徴的。また、据置期間を設定できるので、貯蓄に余裕がありすぐ受け取る必要がないときは返戻率を高められます。
返戻率の検証では、最大でも50歳女性の93.81%と、男女ともにすべての年代で100%を下回りました。今回の検証では一切考慮していませんが、運用次第では配当金を受け取れるため、予定よりも多く増えるケースもあります。
契約可能年齢 | 3~70歳 |
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医療保障の付加 | |
傷害保障の付加 | |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 13,140円 |
返戻率(25歳男性) | 90.60% |
月々の保険料(25歳女性) | 13,050円 |
返戻率(25歳女性) | 91.22% |
月々の保険料(30歳男性) | 15,195円 |
返戻率(30歳男性) | 91.40% |
月々の保険料(30歳女性) | 15,095円 |
返戻率(30歳女性) | 92.01% |
月々の保険料(40歳男性) | 22,655円 |
返戻率(40歳男性) | 91.96% |
月々の保険料(40歳女性) | 22,500円 |
返戻率(40歳女性) | 92.59% |
月々の保険料(50歳男性) | 44,690円 |
返戻率(50歳男性) | 93.23% |
月々の保険料(50歳女性) | 44,415円 |
返戻率(50歳女性) | 93.81% |
設定可能な保険金額 | 100万〜3億円 |
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設定可能な加入期間 | 10年間、15年間、20年間、25年間、30年間、55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで、85歳まで、90歳まで |
設定可能な保険料払込期間 | 不明 |
「無配当養老保険」は、SOMPOひまわり生命保険が販売する商品。設定可能な加入期間が10〜30年の年満期と、55〜90歳の歳満期の幅広い種類から選べるのが特徴です。
返戻率の検証では、最大でも30歳女性の92.35%と、男女ともにすべての年代で100%を下回りました。死亡保障を上乗せできる定期保険特約を付加できますが、特約の保険料は掛け捨てになる点を留意しておきましょう。
ほかにも「5年ごと利差配当付タイプ」も選択できるため、配当金も視野に入れたい人は検討の余地ありといえます。
契約可能年齢 | 6〜75歳 |
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医療保障の付加 | |
傷害保障の付加 | |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 12,915円 |
返戻率(25歳男性) | 92.18% |
月々の保険料(25歳女性) | 12,815円 |
返戻率(25歳女性) | 92.90% |
月々の保険料(30歳男性) | 15,145円 |
返戻率(30歳男性) | 91.71% |
月々の保険料(30歳女性) | 15,040円 |
返戻率(30歳女性) | 92.35% |
月々の保険料(40歳男性) | 22,980円 |
返戻率(40歳男性) | 90.66% |
月々の保険料(40歳女性) | 22,820円 |
返戻率(40歳女性) | 91.29% |
月々の保険料(50歳男性) | 45,775円 |
返戻率(50歳男性) | 91.02% |
月々の保険料(50歳女性) | 45,475円 |
返戻率(50歳女性) | 91.63% |
設定可能な保険金額 | 100〜1,000万円 |
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設定可能な加入期間 | 10〜60年間 |
設定可能な保険料払込期間 | 10〜60年間、80歳まで |
かんぽ生命保険が販売する「養老保険 新フリープラン」。満期保険金の2〜10倍の死亡保障を確保できる倍額保障型が特徴的で、万が一にしっかり備えたい人に向いている商品といえます。
返戻率の検証では、最大でも50歳女性の92.08%と、男女ともにすべての年代で100%を下回りました。医療特約を付帯できるため、死亡時だけでなく入院・手術をしたときにも給付金を受け取れます。
万が一の保障を手厚くしたい人や医療保障もセットで確保したい人ならチェックしてもよい商品といえるでしょう。
契約可能年齢 | 0〜80歳 |
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医療保障の付加 | |
傷害保障の付加 | |
災害特約の付加 | |
契約者貸付制度あり | |
法人の加入可能 | |
月々の保険料(25歳男性) | 13,100円 |
返戻率(25歳男性) | 90.88% |
月々の保険料(25歳女性) | 13,000円 |
返戻率(25歳女性) | 91.58% |
月々の保険料(30歳男性) | 15,300円 |
返戻率(30歳男性) | 90.78% |
月々の保険料(30歳女性) | 15,200円 |
返戻率(30歳女性) | 91.37% |
月々の保険料(40歳男性) | 23,000円 |
返戻率(40歳男性) | 90.58% |
月々の保険料(40歳女性) | 22,850円 |
返戻率(40歳女性) | 91.17% |
月々の保険料(50歳男性) | 45,550円 |
返戻率(50歳男性) | 91.47% |
月々の保険料(50歳女性) | 45,250円 |
返戻率(50歳女性) | 92.08% |
今回は、mybestがインターネットで人気の養老保険6商品を徹底的に調査し、比較検証しました。なお、mybestでは満期の時点での返戻率が高い商品を優れた養老保険と定義しています。また、今回は返戻率を試算する際の条件をすべて統一し、公平に評価しました。同一条件で試算できない商品は、最も近い条件で検証しています。
比較検証項目は下記項目とし、5点満点で評価しました。
検証①:満期時点での返戻率の高さ
今回検証した商品
今回の検証では、満期時点での返戻率の高さで検証を行いました。返戻率は、養老保険6商品それぞれについて以下の条件で試算を実施。総合的に高いものを高評価として評価付けを行いました。
なお返戻率の検証結果は、平均3.28点・最高3.73点・最低3.00点でした。今回は返戻率が100%以上を高評価、100%未満を低評価としています。
【契約者の年齢条件】※男女それぞれで試算を実施(男性:女性=40%:60%にて評価付け)
【保険料の見積もり条件】
養老保険の満期保険金には、所得税・贈与税のいずれかが課税されます。
契約者と保険金の受取人が同じ場合は所得税、異なる場合は贈与税の対象です。所得税となる場合、一時金で受け取ると一時所得、分割で受け取ると雑所得として課税されます。一方、贈与税の場合は年間110万円まで税金がかからないので、分割で受け取って1回あたりの受け取り額を110万円に収めれば、税金を負担する必要がありません。
このように、契約形態によって課税される税金や課税方法が異なるため、状況に応じて受け取り方を工夫する必要があります。税金が気になる人は税金の取扱についても覚えておくとよいでしょう。
30年以上前に入った養老保険は「お宝保険」の可能性があるため、解約しないほうがよいでしょう。お宝保険とは、現在販売されている商品より貯蓄性がかなり高い商品のこと。
バブル期は利率が高く、払った保険料に対して満期保険金が2〜3倍になる商品もありました。しかし、バブル崩壊を機に利率が低下したため、現在はここまで増える商品はほぼありません。そのため、新たな商品に乗り換えると不利になる可能性が高いといえます。
今入っている保険の契約内容は、保険証券で確認できますよ。今では契約できないお宝保険かもしれないので、この機会に一度チェックするとよいでしょう。
お宝保険は満期保険金が多い分、受け取ったときの税金が高くなる点に注意してください。
1位: JA共済|養老生命共済
2位: 第一生命保険|養老保険
3位: ソニー生命保険|養老保険(無配当)
4位: 日本生命保険|みらいのカタチ 養老保険
5位: SOMPOひまわり生命保険|無配当養老保険
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