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DeFiとは?仕組みやメリット・デメリットから仮想通貨との関係までを徹底解説

DeFiとは?仕組みやメリット・デメリットから仮想通貨との関係までを徹底解説

新時代の金融サービスとして注目されているDeFi(ディーファイ)。仮想通貨について調べている最中に、DeFiの文字を目にする機会が多いものの、実際はどのような仕組みなのかわからない人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、DeFiの仕組みや仮想通貨との関係についてわかりやすく解説します。DeFiの始め方や、メリット・デメリットについても解説するので、DeFiについて気になる人はチェックしてみてください。

2024年02月29日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
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目次

仮想通貨取引所おすすめTOP5

1

GMOコイン

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4.38
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送金・取引コストを抑えるならここ!送金コストが無料

2

bitFlyer Holdings

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4.02
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売買のしやすさ重視なら注目!取引量はトップクラス

3

コインチェック

Coincheck
3.97
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取引量の多さが優秀。販売所のスプレッドが広いのはネック

4

ビットポイントジャパン

BITPOINT
3.93
BITPOINT

取引所のコストはかなり割安。送金・取引コストともに無料

5

オーケーコイン・ジャパン

OKJ
3.91
OKJ

販売所メインで取引するなら候補に!スプレッドがかなり狭い

そもそもDeFiとは?

そもそもDeFiとは?

DeFiはDecentralized Financeの略で、日本語にすると「分散型金融」という意味。金融機関などの管理者を介さずに取引できる、次世代型金融サービスの総称です。


従来型の金融サービスでは、銀行・証券会社・証券取引所など、中央集権的な企業が存在することが当たり前でした。しかし、DeFiには中央集権的な金融機関は存在せず、ユーザー同士が直接取引を行い、取引記録はインターネット上で分散管理される仕組みになっています。


DeFiを支えるのは、ブロックチェーンという技術。あらかじめ決められた一定のルールのもとに、安全かつグローバルな方法で取引を処理するように設計されているので、管理者の仲介がなくても、ユーザー同士で不正のない信頼性の高い取引を行えます。また、取引記録はインターネット上で公開され、誰でも確認可能です。


DeFiで使われる代表的なブロックチェーンはイーサリアムを使ったものですが、その他のブロックチェーン上でも多様なDeFiが展開されています。DeFiで提供されるサービスは様々。決済や手数料などに使用される仮想通貨の種類も異なります。

DeFiのメリットは?

以下では、DeFiのメリットについて解説します。

仲介業者がいないため手数料が安い

仲介業者がいないため手数料が安い

DeFiのメリットのひとつは、仲介業者がいないため手数料が安いことです。


従来型金融システムは、銀行や証券会社などの中央管理者を介して取引を行っているので管理コストが高く、利用者はその分の手数料を支払わなければなりません。


一方、金融機関を介さず直接取引を行うDeFiでは、中央管理者のコストがかからないので、低い手数料で利用できます

住んでいる地域に関係なく利用できる

住んでいる地域に関係なく利用できる

住んでいる地域に関係なくグローバルに利用できる点もDeFiのメリットです。


国や銀行などの金融機関が提供する従来型金融サービスでは、居住地域により受けられるサービスに制約が発生します。国境を越えて送金する際などには時間とコストがかかるうえ、金融機関が定めたルールによっては、海外からはサービスを受けられない場合もあるでしょう。


これに対してDeFiは、インターネット環境さえあればサービスの利用が可能です。国籍や居住地に関係なく誰でもアクセスが可能で、世界中どこにいても同じサービスを享受できます。

取引時間の制限がない

取引時間の制限がない

1年中24時間、取引時間に制限がない点もDeFiの魅力です。


従来の金融システムは、営業時間が決められているため、利用時間の制限があったり取引の反映に時間がかかったりする場合があります。


たとえば、従来のシステムを利用した取引所で仮想通貨の入出金をする際は、セキュリティ上の理由から5分〜1週間程度の時間が必要になります。仮想通貨は値動きが激しいため、その間に暴落する可能性もあるでしょう。


これに対して、DeFiはプログラムによって取引が自動完結するため、ほぼタイムラグなしで取引可能。入出金時に価格変動するリスクを抑えられます。必要な時にスムーズな取引が行えるのが、DeFiを利用するメリットです。

DeFiのデメリットは?

次に、DeFiのデメリットについても解説します。

詐欺被害などのトラブルの危険性がある

詐欺被害などのトラブルの危険性がある

DeFiには詐欺被害などのトラブルに遭遇する危険性があるため、注意しましょう。


DeFiの誕生は2017年頃といわれており歴史が浅いため、利用経験がない人を狙う詐欺やハッキングのリスクが高いと考えられます。


実際に2021年8月には、仮想通貨Poly Networkがハッキングされ、約660億円が流出した事件がありました。2022年6月には仮想通貨Convex Financeのサイトが改ざんされ、フィッシング詐欺の手口が検出されています。


DeFiには中央管理者が存在しないため、万が一トラブルが生じても自己責任となる点もデメリットです。DeFiの利用中に損をしても、責任を負う事業者や個人の特定が困難であり補償が期待できないため、十分なセキュリティ対策が必要となります。

ガス代(手数料)が高騰する可能性がある

ガス代(手数料)が高騰する可能性がある

ガス代と呼ばれる手数料が高騰する可能性がある点も、DeFiのデメリットです。


ガス代とは、DeFiで用いられるイーサリアムブロックチェーン上での取引手数料のこと。取引実行やプログラムの処理ごとに発生します。支払う相手は、取引の承認や記録などの処理を行う、マイナーと呼ばれる人や組織です。


ガス代には定価が定められておらず、取引を依頼する人が設定する仕組み。マイナーは、ガス代が高い取引から優先的に処理を行います。自分の取引を優先してもらいたい依頼者はガス代を高く設定するため、取引が活発になるほど高騰する恐れがあります。


過去には約350円分の仮想通貨を送金するのに、手数料が1,000円以上に達した時期も。複雑な取引では10万円単位の手数料が発生する場合もあり、ガス代の高騰は今までにも問題視されていました。


高騰を抑える試みはいろいろ行われていますが、ガス代をなるべく抑えたい場合は、ユーザーの数が少ない時間に取引するよう心がけるとよいでしょう。取引量が少ない時間帯なら、ガス代を低く設定しても取引してもらいやすくなります。

政府による規制が入る可能性がある

政府による規制が入る可能性がある

政府によってDeFiでの取引が規制される可能性がある点にも注意が必要です。


マネーロンダリングやテロ資金供与防止の観点から、政府は仮想通貨の取引に対する規制を実施しています。2016年や2019年には、法改正により仮想通貨交換業者が登録制になったり、利用者保護の確保が行われたりしました。


2022年12月には、DeFiの取り締まり準備の可能性を、日本の金融規制当局が示唆しています。2023年2月現在、DeFiに適用される法的管轄は明瞭でなく、ルールは未だ曖昧な状態にありますが、今後は仮想通貨同様に規制が入る可能性も高いでしょう。


法整備が行われれば、将来的にDeFiの利用環境が変化する可能性がある点には注意。DeFiの利用を検討しているなら、今後の政府の動向に注目してみましょう。

DeFiの始め方は?取引の方法を解説

次に、DeFiの始め方について解説します。

STEP1:暗号資産取引所で口座開設し、仮想通貨を購入する

STEP1:暗号資産取引所で口座開設し、仮想通貨を購入する

まずは仮想通貨を購入できる取引所を選び、口座を開設します。利用したい暗号資産取引所の公式サイトで手続きを行いましょう。


口座開設に必要なものは、メールアドレス・電話番号・本人確認書類などが一般的です。ただし、取引所により異なるため、各公式サイトにて確認してください。


口座開設後は日本円を入金して、仮想通貨を購入しましょう。DeFiはイーサリアムのブロックチェーンで構成されていることが多いため、仮想通貨もイーサリアムを購入する人が多くなっています。


暗号資産取引所によって、取引できる仮想通貨の種類や手数料は異なるため、取引所選びは重要なポイントです。mybestでは、おすすめの暗号資産取引所を徹底比較。どこで口座開設すべきか迷っている人は、以下の記事をチェックしてみましょう。

STEP2:仮想通貨ウォレットを作成し送金する

STEP2:仮想通貨ウォレットを作成し送金する

次にウォレットを作成して、購入した仮想通貨を送金します。


ウォレットとは、ブロックチェーン上に記録された仮想通貨のデータにアクセスするための秘密鍵を管理するツールのこと。イメージとしては、「想通貨を保管できる財布=ウォレット」と考えるとわかりやすいでしょう


なお、DeFiの利用にあたってウォレットを作成するなら、MetaMaskがおすすめイーサリアム系の仮想通貨を管理できるウォレットで、アプリやブラウザの拡張機能も展開されておりスマホやPCから便利に活用できます。


アプリや拡張機能を端末に追加したら、MetaMaskのページにて「ウォレットを作成」を選択してください。パスワードとリカバリーフレーズは、忘れないように管理しておきましょう。


ウォレットを作成したら、仮想通貨を送金します。暗号資産取引所でウォレットのアカウント情報を入力し、送金手続きを行ってください。

STEP3:仮想通貨ウォレットとDeFiを接続する

STEP3:仮想通貨ウォレットとDeFiを接続する

続いて、仮想通貨ウォレットをDeFiと接続します。利用したいDeFiのアプリにログインし、ウォレットとの接続を行いましょう。「Connect to a Wallet」などの表示をクリックすると、インストールしたウォレットが表示されるので、MetaMaskなど使用するウォレットを選択してください。


DeFiアプリの多くが日本語未対応のため、英語がわからない場合は翻訳アプリを利用しながら、手順を進めるとよいでしょう。

DeFiで仮想通貨を稼ぐ方法とは?

以下では、DeFiで仮想通貨を稼ぐ方法について解説します。

レンディング:仮想通貨を貸し出し、利息を得る

レンディング:仮想通貨を貸し出し、利息を得る

レンディングとは、保有している仮想通貨を貸し出して利息を稼ぐ方法です。取引所や特定のサービスに貸し出すだけで、毎月金利を受け取れます。銀行にお金を預けて金利を獲得するイメージに近いでしょう。


レンディングの魅力は、圧倒的に高い金利です。日本の銀行は年利0.001%程度の低水準なため、100万円預けても年10円しかもらえません。一方で、レンディングの年利は数%から10%前後に設定されており、100万円分の仮想通貨を預けたら10万円ほどの利益が生じる場合があります。


レンディングは自分で運用する必要がないため、低リスクで利益を増やせる点も魅力です。ただし、短期間で大きな収益は上げられないため、長期の貸し出しが前提となります。

ステーキング:特定の仮想通貨を長期的に保有して報酬を得る

ステーキング:特定の仮想通貨を長期的に保有して報酬を得る

ステーキングとは、特定の仮想通貨を一定期間保有して稼ぐ方法です。


ステーキングのメリットは、保有するだけで報酬が得られること。仮想通貨を保有してネットワークに参加することで、ブロックチェーンの維持や承認に貢献したとして報酬が得られる仕組みです。一般的に、利用者による特別な手続きは必要なく、仮想通貨を預け入れた期間や数量に応じた報酬が受け取れます。


レンディングと同様に自分で運用する必要がないため、低リスクで利益を増やせる点が魅力ですただし、ステーキングに対応している仮想通貨は一部に限定されているため要注意。報酬を得るための条件ヤルールも設定されているので、仮想通貨の購入前に確認しておきましょう。

流動性マイニング:振興の仮想通貨を預けて報酬を得る

流動性マイニング:振興の仮想通貨を預けて報酬を得る

流動性マイニングとは、仮想通貨をDeFiに預けて稼ぐ方法です。


流動性とは、一定期間内にどのくらいの取引量が見込めるかを示す指標のこと。流動性が高いほど取引が成立しやすくなり、仮想通貨の価値も上昇しやすくなります。そこで、仮想通貨を預け入れて流動性を提供した人に見返りとして報酬を支払うのが流動性マイニングです。流動性の低い新興仮想通貨などが、プログラムを提供しています。


放置するだけで利益が得られる流動性マイニングですが、仮想通貨の価格変動リスクには要注意。通貨自体の価値が暴落する可能性もあるため、値動きは欠かさずチェックしましょう。

DeFi関連銘柄に投資する

DeFi関連銘柄に投資する

仮想通貨を稼ぐ方法として、DeFi関連銘柄への投資による利益の獲得も可能です。通常の投資と同様に、仮想通貨の価格が低いときに購入し、価格が上昇したら売却して、差額分の利益を得て稼ぎます。


値動きが激しい性質の仮想通貨は、爆発的に価格が上昇するケースもあるのが特徴。たとえば、仮想通貨のひとつであるイーサリアムは、2020年10月には約40,000円でしたが、2021年5月には約430,000円まで高騰し、半年間で10倍も価値が上昇しました。


価格が大きく上昇する期待がある反面、暴落する恐れもあるため、DeFi銘柄の状況をチェックしながら投資すると利益を得やすいでしょう。

おすすめのDeFi関連サービス

次に、おすすめのDeFi関連サービスについて解説します。

Compound(コンパウンド):仮想通貨のレンディングプラットフォーム

Compound(コンパウンド):仮想通貨のレンディングプラットフォーム

Compoundは、仮想通貨の貸し借りができるサービスです。


仮想通貨の貸し出しによって金利を獲得したり、担保を供給して借り入れしたりできます。貸し借りを行うと、COMPといった仮想通貨がもらえるのが特徴です。


COMPを売却した場合も利益を得られるので、貸し出しの際の金利とあわせて二重に利益を得られる可能性があります。

Uniswap(ユニスワップ):世界で人気の分散型取引所

Uniswap(ユニスワップ):世界で人気の分散型取引所

Uniswapは、イーサリアム・ブロックチェーン上で動作する最大の分散型取引所です。流動性が高く、2021年4月時点では毎週100億ドル以上の取引量を記録しています。


流動性の提供で利回りを得られると同時に、報酬として仮想通貨UNIが付与されるのが特徴。仮想通貨を預けるほど、高い報酬が得られます。


Uniswapのオープンソースコードをもとに、SushiSwapやPancakeSwapなどの競合も登場するほど、信頼性の高いサービスです。

Curve(カーブ):ステーブルコイン専門の取引サービス

Curve(カーブ):ステーブルコイン専門の取引サービス

Curveは、ステーブルコインの取引ができるDeFiサービスです。


ステーブルコインとは、取引価格が安定している仮想通貨。米ドルなどの法定通貨や、特定の暗号資産などを担保にして、発行しています。価格変動が少ないため、投資目的で利用しても利益は出しにくいものの、外国への送金や、資産の避難先に活用可能です。


Curveには一般的な取引所と比べて交換手数料が安いといった特徴も。低コストでステーブルコインを交換したいときに利用してみましょう。

仮想通貨取引所おすすめTOP5

1

GMOコイン

GMOコイン
4.38
GMOコイン

送金・取引コストを抑えるならここ!送金コストが無料

2

bitFlyer Holdings

bitFlyer
4.02
bitFlyer

売買のしやすさ重視なら注目!取引量はトップクラス

3

コインチェック

Coincheck
3.97
Coincheck

取引量の多さが優秀。販売所のスプレッドが広いのはネック

4

ビットポイントジャパン

BITPOINT
3.93
BITPOINT

取引所のコストはかなり割安。送金・取引コストともに無料

5

オーケーコイン・ジャパン

OKJ
3.91
OKJ

販売所メインで取引するなら候補に!スプレッドがかなり狭い

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