ソニー銀行をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

金利の高さは3.3点と高評価を獲得しました。評価を上げたのは1年ものの定期預金金利です。今回検証したネット銀行の平均が0.046%だったのに対して、ソニー銀行は0.13%。3倍近い数字です。

ただし普通預金はメガバンクと同水準の0.001%。0.1%〜0.2%のネット銀行に比べると低く感じてしまうかもしれません。定期預金をメインで使いたい方向けと言えるでしょう。

手数料の安さも高評価です。点数は3.2点を獲得しました。ATMでの入金は無料、出金も月に4回までは無料になります。今回検証したネット銀行の平均無料回数は1回程度だったので、好成績といってよいでしょう。

振込の無料回数は1回で、こちらはほかのネット銀行と同程度。Sony Bank WALLETを持っていれば、月に2回は無料で振込できるようになります。

出金手数料と振込手数料も、高くもなく安くもないという評価。出金手数料が110円、振込手数料は220円です。

優遇プログラムのClub Sをチェックしておきましょう。条件によってシルバー・ゴールド・プラチナの3段階に分かれ、ATMでの出金手数料や他行への振込手数料の無料回数が増えていきます。

• シルバー：ATM出金手数料7回・振込手数料3回
• ゴールド：ATM出金手数料15回・振込手数料5回
• プラチナ：ATM出金手数料無制限・振込手数料10回

月末の総残高が合計300万円以上・外貨預金の積立購入月間合計額が3万円以上・投資信託 積み立てプランの月間合計額が3万円以上のどれか1つに当てはまればシルバーになります。

また、月末の外貨預金残高・月末の投資信託残高・20日時点のWealthNavi for ソニー銀行の資産評価額の合計が500万円以上1,000万円未満だとゴールド。同じ項目の合計金額が1,000万円以上だとプラチナになります。

使いやすさも3.4点と申し分ありません。

今回検証した8行のうち、三菱UFJ銀行・三井住友・ゆうちょ銀行・セブン銀行・イーネット・イオン銀行・ローソン銀行のATMに対応しています。入出金で不便さを感じることはなさそうです。

また、PayPay・LINE Pay・d払い・メルペイといったキャッシュレス決済と連携できるのもうれしいポイントです。自分が使っているキャッシュレス決済に対応しているかどうかは、ページ下部のデータも確認してみてください。

また、ネットバンキングの機能に関しても十分でした。

ネット専業の銀行ということもあり、スマホアプリでさまざまな操作ができます。残高照会や振込はもちろん、外貨取引などもスマホ1台で利用可能です。

アプリは指紋認証・FaceID・パターンやPINコードの認証に対応しているので、セキュリティ面も安心。

またスマホ決済のへのチャージ用口座として使えるのも魅力です。PayPay・LINEPay・d払い・メルペイの4つに対応しています。