法人口座を開設する際に気になるのが、ATMでの入出金や振込にかかる手数料。ネットバンクの利用手数料が無料だったり振込手数料が安いと、取引先と頻繁に資金のやり取りをしてもコストを抑えられておすすめです。しかし、ネット銀行など法人口座の開設ができる銀行は多く、当日振込可能な時間もさまざま。審査のポイントなど、法人口座を作りやすい銀行はどこなのかも気になりますよね。
今回は、人気の法人口座12サービスを、4つのポイントで比較して徹底検証。おすすめの法人口座をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな法人口座は「各取引を低コストで行え、いつでも振り込みできる使いやすい口座」。徹底検証してわかった法人口座の本当の選び方だけでなく、開設時に必要な書類や準備についても紹介しますので、ぜひ口座開設の際の参考にしてください。
スキラージャパン株式会社代表取締役、伊藤亮太FP事務所代表を務める。 2006年に慶應義塾大学大学院 商学研究科経営学・会計学専攻を修了。在学中にCFP®資格を取得する。卒業後、証券会社を経て2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランニングの提案を行う傍ら、法人に対する経営コンサルティング、相続・事業承継設計・保険設計の提案・サポート等を行う。 金融をテーマにした豊富な講演実績を持つほか、CFP®受験講座の講師としても活躍する。著書に、『ゼロからわかる金融入門 基本と常識』『高配当投資ランキング大全』『7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本』等がある。
法人向けの資産相談業務やグループ企業の経営管理、分散金融市場における資産運用事業を手がける。その他、大手のビジネス系メディア「マネー現代:講談社」「ITmediaビジネスオンライン」「四季報オンライン」等で執筆も行っている。 OKOSUMO(公式サイト):https://okosumo.com/ Twitter:https://twitter.com/full_tangent
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
ネットバンキングの月額利用料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「ネットバンキングの月額利用料が無料の商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
振込手数料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「振込先の金融機関を問わず無料で送金できる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
当日振込可能時間の長さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「24時間いつでも当日振込扱いになる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
使いやすさが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「口座振替や総合振込など幅広い機能に無料対応している商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年6月13日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
検証結果を2025年3月10日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年10月15日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年4月9日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
1位だったGMOあおぞらネット銀行は、コストの低さと使いやすさを両立できる法人口座を探している企業におすすめです。ネットバンキングの月額利用料が無料なうえ、他行あての振込手数料も145円と検証したなかで最安水準。加えて、振込が24時間当日扱いになるなど使いやすさの点でも欠点がなく、コストを抑えながら取引先とのやり取りも柔軟に行うことができます。
2位のPayPay銀行は、スピーディーに経費精算の体制を整えたい企業におすすめです。PayPay銀行で法人口座を開設すると、即時決済ができるVisaデビットカードを年会費無料・審査なしで利用することができます。申し込みや審査の待ち時間といった手間を省くことができ、法人口座開設と同時に社内の支払いフローを整備することができます。
3位の住信SBIネット銀行は、頻繁に取引先に振込を行う企業におすすめです。通常時の振込手数料が145円と検証したなかでトップクラスに安いうえ、振込優遇プログラムを活用すれば130円にまで手数料が下がります。振込回数が多いと、最終的には数十万円近くの手数料を節約できることもあるため、法人口座のコストの安さを追求するならおすすめです。
都市銀行では法人口座の開設が難しい傾向はありますが、「この金融機関は開設しやすい!」ということは断言できません。ただ、法人口座の開設をする際に各金融機関は共通して、「コンプライアンスに反していないか」と「継続的な関係構築ができるか」をチェックしています。そのため、この2点がきちんと伝わるよう準備しておくことが重要です。
コンプライアンスの観点では、代表者の経歴や会社の取引実態を明確に説明できるようにしておきましょう。金融機関では、反社会的勢力に資金が流れる「マネーロンダリング」のリスクがあると判断されると法人口座の審査に通過しづらくなります。代表者の経歴が曖昧であったり、取引の実態がスムーズに説明できなかったりすると口座開設に時間がかかってしまうだけでなく、場合によっては口座開設を拒否されてしまうこともあるので注意しましょう。
継続的な関係構築という視点では、事業内容を明確に定款や事業計画書などに記載して、資本金も事業規模に合う金額にしておくとよいでしょう。金融機関は開設した法人から得られるサービス利用料や、融資の利息で利益を上げています。事業内容がわかりにくく資本金も実態に合っていない場合、銀行側が会社運営の健全性に疑問を抱き、長期で自行のサービスが利用されず収益を確保できないと判断されかねないので注意してください。
なお、会社は資本金1円でも設立できます。しかし、実際に資本金が1円だけの会社だと、事業規模に見合っておらず、会社が持続的に営業できないと判断されることも少なくないでしょう。
代表者の経歴だけでなく実質的支配者の経歴も見られています。たとえば、B社の子会社であるC社が法人口座を作る際に金融機関が見ている点は、B社の代表者かB社の株を多く保有している人の経歴です。口座開設する前に、開設する法人の代表者だけでなく株主の経歴も確認しておくとよいでしょう。
ここからは、起業したての創業期にチェックしたい3つのポイントを解説するので、参考にしてください。
会社を経営するうえで、費用はできるだけ削りたいもの。とくに、創業期は経費ではなく事業の成長に資金を使いたいですよね。そこで、ここでは法人口座の主な費用であるネットバンキング利用料・振込手数料を紹介します。
結論からいうと、コスト面では基本的にネット銀行が有利です。ただ、融資を受けたいから信用金庫や都市銀行にも興味があるという法人がいるかと思います。そういう法人は、気になる金融機関のなかで最もコストが安くて使いやすいところで口座開設するのがよいでしょう。
ネットバンキングは、インターネット上から振込や残高照会ができるサービスのこと。利用頻度を問わず月額利用料が無料の銀行がおすすめです。取引を行わなくても月額固定で利用料が発生する銀行もあるので、サービスの利用頻度に関わらずマストでチェックしてほしいポイントといえます。
検証の結果、4つのネット銀行に加え、三井住友銀行の法人口座「Trunk」で月額手数料が無料でした。一方で、実店舗を持つ銀行の多くはネットバンキングの利用に毎月1,100〜7,700円の料金が発生します。コストカットをするなら、毎月の固定費が抑えられるネット銀行か「Trunk」がよいでしょう。
法人の場合、取引先や従業員へ振り込みする機会が意外と多いので、振込手数料の安い法人口座を選びましょう。振込手数料の差はせいぜい数百円程度ですが、毎月何十回も振り込むと、年間で数十万円と大きな差になります。安い銀行を選べば無駄な経費がかからないので、その分事業にお金を回せますよ。
今回の検証で振込手数料が安かったのはGMOあおぞらネット銀行・PayPay銀行・住信SBIネット銀行・Trunk(三井住友銀行)の4つです。いずれも同一行内なら手数料は0円で、他行あての振込でも最安値の145円でした。振り込む機会の多い会社なら、有力候補の銀行といえるでしょう。なお、住信SBIネット銀行は、月内の振込回数50回以上という条件をクリアすれば手数料が130円まで安くなります。
全体で見るとネット銀行の振込手数料は安い傾向がありました。実店舗を持つ銀行でも同一行内の資金移動は無料でできるところがほとんどですが、他行あての振込手数料だと165〜660円と高めです。ネット銀行の場合145〜330円なので、どんな取引先への振込でも費用をかけずに振り込みできます。
担当者に相談すると手数料が減額されるケースもあります。減額交渉の難易度は高く、必ず安くなるわけではありませんが、一度相談してみるのもよいでしょう。
個人口座と同様に法人口座も使いやすさが重要です。急な支払いが発生したときでも、柔軟に対応できると安心ですよね。ここでは、当日振込可能時間・総合振込・融資商品の有無を紹介します。
急な支払いが発生しやすい業種の法人なら、24時間当日扱いで振り込める法人口座がおすすめです。
これまでは当日扱いの振込は15時まで、というのが一般的でした。現在は、全銀システムに加入している銀行間なら15時以降の手続きが可能です。ただなかには、全銀システムに加入している銀行であっても、送金だけは15時までと制限している銀行があるので、何時まで当日扱いで振り込める銀行なのかは確認しておきましょう。
検証では、無料で24時間当日扱いの振込ができる銀行は、GMOあおぞらネット銀行・PayPay銀行・住信SBIネット銀行・楽天銀行・イオン銀行・みずほ銀行・りそな銀行の7行でした。急な支払いが頻繁に起こる法人なら、最初から24時間振り込める銀行を選ぶほうが手間がかからずおすすめですよ。
振り込む機会が多い法人なら、一括操作で複数の人や企業に振込ができる総合振込に対応した銀行がおすすめです。
総合振込は、作成した振込データをネットバンキングにアップロードすることで、複数件の振込が一括で行える機能のこと。なかには、数千〜数万件の振込を捌ける銀行もあります。卸売業や小売業など資金移動の機会が多い業種には、とくに必要な機能といえるでしょう。
検証では、無料で総合振込を導入できる銀行は12口座中8口座でした。しかし、そのなかで1万件近くかそれ以上の振り込みができる法人口座は、りそな銀行・イオン銀行・GMOあおぞらネット銀行・住信SBIネット銀行の4口座のみ。振込回数が多い業種ならこの4行から開設先を選んでも損はないといえます。
ただし、無料で導入できる銀行であっても、振込手数料は振込の件数分発生するので注意してください。
業種にもよりますが、口座振替や総合振込に対応していれば実務面で困ることは少ないといえます。Pay-easyや海外送金などへも対応していると便利ですが、基本的なことは上記2つでカバーできます。そのため、口座振替と総合振込ができるかは、開設前に確認しておくとよいでしょう。
なお、口座振替は、公共料金や税金の支払いを口座から自動で引き落とすサービスのこと。毎月決まった支払い先があるときに便利です。口座振替で税金や社会保険料を支払えない銀行もあるので、注意してください。
急な入用や事業資金の借入に備えるなら、融資商品のある銀行がおすすめ。
口座を開設した銀行に融資商品があれば、すでに銀行に取引に関するデータがそろっているのでスムーズな借り入れが可能です。一方で、開設した銀行に融資商品がないと、別の銀行に書類を持っていって審査を受ける必要があるので、口座開設から融資まで長い時間をかけて手続きすることになります。
融資商品は証書貸付をはじめ大口借入ができる商品から、当座貸越や手形割引など小口の資金を用意するのに向いた商品まで種類が豊富。とくに、当座貸越は決められた限度額内であれば、瞬時に融資を受けることが可能です。審査は厳しいものの、一度契約すればいつでも利用できるので急な入用のときにすぐ対処できます。
融資商品ではありませんが、連携できそうな企業とのマッチングを図ってくれる銀行かどうかも確認しておきましょう。新規事業の立ち上げ時や既存事業の拡大時に、協力してくれる企業を探すのはとても大変です。そこまでカバーできる銀行なら、事業展開もスムーズになり心強いといえるでしょう。
公式サイトにそういった紹介があるかチェックし、記載がなければ直接銀行に問い合わせして確認するのがよいですよ。
早く法人口座を開設できる銀行を探しているという人も多いのではないでしょうか?調査したところ、ネット銀行では最短で即日法人口座の開設ができ、長くても2週間ほどで法人口座の開設が完了します。実店舗型の銀行だと2週間〜1か月ほどかかる場合が多いので、素早く法人口座を開設するならネット銀行がおすすめですよ。
なお、どの金融機関でも2週間ほどかかることを謳っていますが、開設に必要なものを不備なく用意していることが前提なので、きちんと準備してから開設に臨みましょう。
「GMOあおぞらネット銀行法人口座」は、本ランキングで1位を獲得した(※)ネット銀行。月額利用料・振込手数料・当日振込可能時間など、すべての項目で優秀な評価を獲得しました。コスト削減を重視したい経営者や、銀行窓口での手続きを省略したい経営者に向いています。
そんな「GMOあおぞらネット銀行法人口座」に申し込むと、口座開設後に現金1,000円をもらえます!新たに法人口座の開設を検討中なら、この機会が大チャンスです。
2025年2月時点
「GMOあおぞらネット銀行法人口座」はオンラインで手軽に申し込めるうえ、条件を満たせば最短即日で口座を開設できます。手続きは3ステップと簡単で、必要書類もアップロードするだけでOKです!
商品 | 画像 | おすすめ スコア | リンク | 料金 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||
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ネットバンキングの利用料 | ATM入金手数料 | ATM出金手数料 | 振込手数料(自行あて) | 振込手数料(他行あて) | ネットバンキングの月額利用料 | 振込手数料 | 当日振込可能時間 | 使いやすさ | 当日振込可能時間 | 必要書類 | 口座開設までの最短日数 | リアルタイム振込可能 | Pay-easy対応 | 口座振替可能 | 定額自動振込あり | 総合振込可能 | 総合振込の件数 | 海外送金可能 | 融資商品あり | 複数口座の開設が可能 | 助成金の受取可能 | スマートフォンアプリあり | ||||||
1 | GMOあおぞらネット銀行 GMOあおぞらネット銀行 | ![]() | 4.88 | 月額0円 | 110円/1回 | 110円/1回 | 0円/1回 | 145円/1回 | 創業期に法人口座を作るならここ!コスト・使いやすさともに優秀 | 5.00 | 4.76 | 5.00 | 4.84 | 23:59まで | 代表者の本人確認書類、事業内容が確認できる資料など | 最短即日 | 9,999件 | |||||||||||
2 | PayPay銀行 PayPay銀行 | ![]() | 4.84 | 月額0円 | 165円(3万円以上の入金では0円)~ | 165円(3万円以上の出金では0円)~ | 0円/1回 | 145円/1回 | 使いやすさ重視の人は要チェック!Visaデビットカードも利用できる | 5.00 | 4.76 | 5.00 | 4.72 | 23:59まで | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、納税証明書をはじめ会社実態の確認資料、事業内容が確認できる資料など | 3〜10日 | 30,000件 | |||||||||||
3 | 住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行 | ![]() | 4.81 | 月額0円 | 110円/1回~ | 110円/1回~ | 0円/1回 | 130円~145円/1回 | 振込優遇プログラムで手数料がさらにお得に。頻繁に振込をするなら | 5.00 | 4.76 | 5.00 | 4.64 | 23:59まで | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、法人の印鑑登録証明書、法人番号指定通知書、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など | 最短翌営業日 | 9,999件 | |||||||||||
4 | 楽天銀行 楽天銀行 | ![]() | 4.77 | 月額0円 | 220円/1回~ | 220円/1回~ | 52円/1回 | 150~229円/1回 | ネットバンキングが無料で利用可能。資金移動のサービスも豊富 | 5.00 | 4.45 | 5.00 | 4.81 | 23:59まで | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、法人の印鑑証明書、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など | 2週間程度 | 3,000件 | |||||||||||
5 | 三井住友銀行 Trunk | ![]() | 4.53 | 月額0円 | 0円(平日の8:45~18:00以外は110円)~ | 0円(平日の8:45~18:00以外は110円)~ | 0円/1回 | 145円/1回 | 手数料のコストが業界最安水準。当日振込可能時間の短さがネック | 5.00 | 4.76 | 3.50 | 4.67 | 15:00まで | マイナンバーカード(または運転免許証)、事業内容を確認できる書類 | 最短翌営業日 | 3,000件 | |||||||||||
6 | イオン銀行 イオン銀行 | ![]() | 4.30 | 月額2,200円 | 0円/1回~ | 0円/1回~ | 0円/1回 | 220~440円/1回 | 振込手数料は低コスト。使いやすさを求める法人にはやや不向き | 3.77 | 4.45 | 5.00 | 4.38 | 23:59まで | 不明 | 不明 | 50,000件 | |||||||||||
7 | ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行 | ![]() | 4.19 | 月額1,100円 | 0円/1回~ | 0円/1回~ | 100円/1回 | 165円/1回 | 当日振込の時間が長いのが魅力。他行あての振込手数料も割安 | 3.93 | 4.36 | 4.75 | 4.03 | 23:30まで | 口座開設申込書、代表者・来店者の本人確認書類、来店者と法人の関係を証明する書類、法人の履歴事項全部証明書、各行政機関等の許認可証等、法人番号指定通知書等、法人の印鑑証明書、実質的支配者が確認できる書類、財務状況が確認できる書類、法人設立届出書(控)、青色申告承認申請書(控)、主たる事務所の建物登記簿謄本または賃貸借契約書(原本)など | 1か月程度 | 50件 | |||||||||||
8 | みずほ銀行 みずほ銀行 | ![]() | 4.01 | 月額3,300円 | 0円(8:00~8:45・18:00~23:00は110円、23:00~翌8:00は220円)~ | 0円(8:00~8:45・18:00~23:00は110円、23:00~翌8:00は220円)~ | 0~440円/1回 | 490~660円/1回 | 使いやすさは一般的な水準。高コストで経費削減には不向き | 3.61 | 3.66 | 5.00 | 4.48 | 23:59まで | 口座開設申込書、代表者または面談者の本人確認書類、登記事項証明書(履歴事項全部証明書等)、事業内容が確認できる資料など | 1〜2週間程度 | 20件 | |||||||||||
9 | SBI新生銀行 SBI新生銀行 | ![]() | 3.99 | 月額3,300円 | 110円/1回 | 110円/1回 | 0円/1回 | 220~330円/1回 | 振込手数料は高評価。Pay-easyを使えないのはネック | 3.61 | 4.54 | 4.00 | 3.88 | 18:00まで | 不明 | 不明 | 不明 | |||||||||||
10 | 三菱UFJ銀行 三菱UFJ銀行 | ![]() | 3.85 | 月額1,760円 | 0円(8:45〜21:00以外の時間は110円)~ | 0円(8:45〜21:00以外の時間は110円)~ | 110~330円/1回 | 484~660円/1回 | 使いやすさは申し分ない。振込手数料が高めなのはネック | 3.83 | 3.49 | 3.50 | 4.67 | 15:00まで(リアルタイム振込を使えば24時間) | 口座開設申込書、代表者または来店者の本人確認書類、法人の印鑑証明、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など | 4週間程度 | 50,000件 |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 最短即日 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
「GMOあおぞらネット銀行」は低コストかつ利用できるサービスも多いので、起業したばかりの法人におすすめの口座。他行あての振込手数料は最安クラスで、検証で設定したサービスにも幅広く対応しています。
振込手数料は同一行内の振込であれば無料で、他行あても振込額に関係なく145円。これは比較した法人口座の平均298円より割安な水準です。さらに、ネットバンキングの月額利用料も発生しないので、コストをできるだけ抑えたい創業期にうってつけの法人口座といえます。
当日振込可能時間が長いのも魅力。振込先の銀行によるものの、24時間いつでも当日扱いで振り込みできます。急な支払い依頼に対しても即座に対応できるでしょう。
また、幅広いサービスに対応していることから使いやすさも優秀。とくに、利用機会の多い口座振替や総合振込を無料で利用でき、ネットバンキングで使えるアカウントも100個作成できる点は魅力的です。コスト・使いやすさのバランスが良い法人口座の最有力候補といえます。
必要書類 | 代表者の本人確認書類、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 9,999件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 3〜10日 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
「PayPay銀行」は使い勝手が良く、VISAデビットカードを審査なしで利用できます。幅広いサービスに対応しているうえ、Amazonビジネスで社内の備品などを法人価格・数量割引が適用された価格で購入できるので、利便性の高さを重視しているならおすすめのネット銀行です。
当日振込可能時間が長い点が魅力。振込先の銀行によるものの、24時間いつでも振り込みできます。急な支払い依頼にも応えられる法人を目指す人には便利な法人口座といえるでしょう。
また、幅広いサービスに対応しており、使いやすさも優秀な成績です。Pay-easyにも対応しており、口座振替だけではカバーできない支払いにも対応可能。有料とはいえ総合振込も利用できるので、利用できるシーンが幅広い法人口座といえます。
振込手数料は同一行内でも手数料が発生する点から一般的な水準でした。とはいえ、どの振込金額・振込先でも今回検証した法人口座の平均より割安で、ネットバンキングの月額利用料も発生しない点は魅力です。創業期で余計なコストを抑えたい法人にも選択肢に入る口座といえるでしょう。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、納税証明書をはじめ会社実態の確認資料、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 30,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 最短翌営業日 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
「住信SBIネット銀行」はコスト・使いやすさだけでなく、資金繰りなどの支援サービスも気になる人におすすめの口座。低コストかつ幅広いサービスに対応しており、助成金・補助金の診断・相談を受けられ、取引データから審査して融資が受けられる融資商品もあるため、資金需要が発生したときに頼りになるネット銀行といえます。
検証では、とても割安なコスト面がうれしいポイントでした。ネットバンキングの月額利用料は無料で、振込手数料も同一行内であれば無料です。他行あての振込手数料も145円と比較した法人口座のなかで最も安く、コストを気にせず取引したい人に注目の法人口座といえます。また、振込優遇プログラムにより振込回数50回の条件をクリアすれば、他行宛ての振込手数料が130円にまで下がる点もメリットといえます。
当日振込可能時間も23:59までと、ほぼ1日中振り込みできる点も魅力的です。振込先の銀行の対応状況にもよりますが、基本的に時間に縛られず資金移動ができる銀行といえるでしょう。
加えて、口座振替や総合振込などにも無料で対応しており、使いやすさも優秀な成績でした。総合振込で一度に処理できる件数も9,999件と非常に多く、Pay-easyにも対応しているため、決済面で困ることは少ないでしょう。コスト面の安さもあり、取引先とのやりとりが多い法人なら選択肢に入る法人口座といえます。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、法人の印鑑登録証明書、法人番号指定通知書、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 9,999件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 2週間程度 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
業務委託契約書などに不利な内容がないか診断するサービスや、見積書や請求書の作成・送付・入金を効率化するサービスなど、会社経営を助けるサービスが充実しています。起業したてで社内バックグラウンドを強化したい法人には魅力的なネット銀行といえるでしょう。
検証では、ネットバンキングの月額利用料が発生しないことから、コスト面が優秀な成績でした。振込手数料は同一行内だと52円、他行あてでも3万円以内なら150円と比較した法人口座の平均より安いので、コストを気にせず取引できる法人口座といえます。
また、当日振込が24時間できることに加え、資金移動サービスにも幅広く対応していました。口座振替や総合振込だけでなく、Pay-easy・海外送金も利用できるため、使いやすさは優秀な成績です。資金移動を効率化したい法人にとっては、検討の価値ありな法人口座といえるでしょう。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者の本人確認書類、法人の印鑑証明書、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 3,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 15:00まで |
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口座開設までの最短日数 | 最短翌営業日 |
価格については、2025年06月13日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
三井住友銀行の「Trunk」は、2025年5月にサービスを開始した新しい法人口座です。
スタートアップ、小規模法人が主な利用対象となっており、「三井住友銀行ではじめて法人口座を開設すること」が利用条件の1つとされています。すでに三井住友銀行で法人口座を開設している場合は利用できない点に注意が必要です。
魅力はコストの低さ。ネットバンキングの月額利用料が無料で、同行あての振込手数料が0円、他行あても145円と、業界でもトップクラスの低価格帯を実現しています。頻繁に振込業務を行う法人にとって、大幅なコスト削減が見込める点は大きな魅力です。
総合振込や口座振替にも対応しており、日常的な業務処理に関連する手続きは基本的に可能です。これから法人口座を開設する事業者にとって、スタートラインとしてバランスの取れた機能構成です。
必要書類 | マイナンバーカード(または運転免許証)、事業内容を確認できる書類 |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 3,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 不明 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
検証では、振込手数料は割安な水準でした。同一行内の振込なら無料で行え、他行でも3万円未満なら220円と比較した法人口座の平均より安く取引できます。ネットバンキングの月額利用料は2,200円と高めですが、振り込む機会の多い法人なら一考の余地ありな法人口座です。
使いやすさは一般的な水準ですが、Pay-easyや手形割引に対応していない点はネックです。使いやすい銀行を探している法人には、あまり向いていないといえるでしょう。
必要書類 | 不明 |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 50,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:30まで |
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口座開設までの最短日数 | 1か月程度 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
法人向けネットバンキングサービスである「ゆうちょBizダイレクト」を展開しています。23:30まで残高照会や入出金明細の照会などを利用可能です。とくに、入出金明細は15か月分の情報が確認できるので、社内のお金の移動を頻繁に確認したい法人には便利な機能といえます。
検証では、当日振込可能時間は23:30まで可能な点で高い評価を獲得しました。有料ではありますが口座振替や総合振込に対応しているので、資金移動の多い会社でも不便に感じることは少ないでしょう。夕方以降も気軽に利用できる法人口座を探している法人には、検討の価値ありといえるでしょう。
また、振込手数料も平均以上の成績でした。他行あての振込なら165円と、比較した法人口座の平均より安く取引可能です。ネットバンキングは契約料こそ5,500円と高めなものの月額利用料は550円と一般的な水準なので、取引コストの安い実店舗型の銀行の法人口座を探している法人には検討の価値ありといえます。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者・来店者の本人確認書類、来店者と法人の関係を証明する書類、法人の履歴事項全部証明書、各行政機関等の許認可証等、法人番号指定通知書等、法人の印鑑証明書、実質的支配者が確認できる書類、財務状況が確認できる書類、法人設立届出書(控)、青色申告承認申請書(控)、主たる事務所の建物登記簿謄本または賃貸借契約書(原本)など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 50件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:59まで |
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口座開設までの最短日数 | 1〜2週間程度 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
特徴は、口座開設した顧客同士のコミュニティサービスを展開している点です。無料会員と有料会員に分かれており、有料会員だとオフィス用品の割引サービスを受けられるうえ、弁護士をはじめ専門家への無料相談ができます。起業したてのビギナー経営者でも手厚いサポートを受けられるのは、大きなメリットです。
検証では、使いやすさが一般的な水準でした。総合振込を無料で使え、でんさいネットを利用した資金調達も可能です。当日扱いでの振込も23:59まで可能なので、近年騒がれたシステム障害がなければ使いやすい法人口座といえます。
しかし、コスト面は振るわない成績です。ネットバンキングの月額利用料が3,300円、他行あての振込手数料が3万円未満なら490円・3万円以上なら660円と、いずれも比較した法人口座の平均より高めな点がいまひとつな成績の要因といえます。経費削減を考えている法人には、慎重な判断が必要な法人口座といえるでしょう。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者または面談者の本人確認書類、登記事項証明書(履歴事項全部証明書等)、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 20件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 18:00まで |
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口座開設までの最短日数 | 不明 |
価格については、2025年04月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
「SBI新生コーポレートネットサービス」という法人向けネットバンキングサービスを提供しています。照会専用サービス・振込振替サービス・フルサービスと3つのコースに分かれていますが、照会専用サービスだと振込や振替はできないので注意してください。今回は、フルサービスでの機能やコストを検証しました。
検証では、振込手数料が高評価を獲得しました。同一行内の振込であれば手数料が発生せず、他行へも3万円以下なら220円と比較した法人口座の平均より割安な点が高評価の要因です。ネットバンキングの利用料は月額3,300円と割高ですが、資金移動の多い法人なら検討の価値がある法人口座といえます。
一方で、使いやすさは振るわない結果でした。とくに、Pay-easyやでんさいネットに対応していなかった点がネックです。当日扱いで振り込める時間も18:00までと長くはないので、使いやすい法人口座を探している法人にはあまり向いていないといえるでしょう。
必要書類 | 不明 |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 不明 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 15:00まで(リアルタイム振込を使えば24時間) |
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口座開設までの最短日数 | 4週間程度 |
価格については、2025年03月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
特徴は、入出金をはじめ三菱UFJ銀行での取引データを元にAIが審査するオンライン融資商品がある点です。決算書等の提出が不要かつ申し込みから最短2営業日で入金されるので、素早く資金調達をしたい法人には要チェックの銀行といえるでしょう。
検証では、使いやすさが高評価でした。総合振込や海外送金は有料対応ですが、口座振替・Pay-easyは無料で利用可能です。当日振込が15:00までなのは懸念点ですが、使いやすさは申し分ない法人口座といえます。
しかし、コスト面は振るわない成績です。振込手数料が同一行あて・他行あて関係なく発生し、比較した法人口座の平均よりすべて高めな点がネックといえます。ネットバンキングの月額利用料も1,760円発生するので、コストを抑えて取引したい法人には慎重な判断が必要といえるでしょう。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者または来店者の本人確認書類、法人の印鑑証明、履歴事項全部証明書、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 50,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 15:00まで |
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口座開設までの最短日数 | 2週間程度 |
価格については、2025年04月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
「Web21」という法人向けネットバンキングサービスを提供しています。「Web21」は4つのコースに分かれており、今回は2番目にグレードの低いデビュータイプでの機能やコストを検証しました。なお、WEBで申し込める三井住友銀行の法人口座サービスはTrunkのみで、こちらの法人口座は店頭での申込に限定されます。
検証では、使いやすさが一般的な水準です。公共料金や税金をネット上から決済できるPay-easyに無料で対応しており、でんさいネットを使って資金調達ができます。当日振込は15:00まででリアルタイム振込も使えないのは懸念点ですが、公共料金・税金の支払いや急な資金需要に対応可能な法人口座といえるでしょう。
一方で、コスト面は低評価でした。ネットバンキングの月額利用料が2,200円で、振込手数料が同一行・他行あて問わず発生する点がネックです。手数料の金額も比較した法人口座の平均より高いので、コストを抑えて取引したい法人には向かない法人口座といえます。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者または手続者の本人確認書類、法人の印鑑証明、履歴事項全部証明書、本店・主たる事業所の建物登記簿謄本または賃貸借契約書、事業内容が確認できる資料など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 3,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
当日振込可能時間 | 23:55まで |
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口座開設までの最短日数 | 不明 |
価格については、2025年04月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
融資やM&Aなどの事業面だけでなく、企業年金や自社株承継などの相談もできます。会社が大きくなり従業員の福利厚生をはじめ社内制度を強化したい法人には、魅力的な銀行といえるでしょう。
検証では、使いやすさが優秀な成績でした。23:55まで当日扱いで振り込みができることに加え、総合振込も無料対応しています。ファイルをアップロードすれば50,000件の振込を一括で捌けるので、決済業務を効率化したい法人には要注目の法人口座です。
一方で、コスト面は振るわない成績でした。とくに、ネットバンキングの月額利用料が7,700円と比較した法人口座のなかで最も高いのは懸念点といえます。他行あての振込手数料も605円と割高な水準なため、経費の削減がしたい法人には慎重な判断が必要といえるでしょう。
必要書類 | 口座開設申込書、代表者・取引担当者の本人確認書類、法人の印鑑証明書、履歴事項全部証明書、本社確認書類、事業内容が確認できる資料、実質的支配者の確認書類、各行政機関の許認可証等など |
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リアルタイム振込可能 | |
Pay-easy対応 | |
口座振替可能 | |
定額自動振込あり | |
総合振込可能 | |
総合振込の件数 | 50,000件 |
海外送金可能 | |
融資商品あり | |
複数口座の開設が可能 | |
助成金の受取可能 | |
スマートフォンアプリあり |
マイベストではベストな法人口座を「各取引を低コストで行え、いつでも振り込みできる使いやすい口座」と定義。
そんなベストな法人口座を探すために人気の法人口座12社を集め、以下4つのポイントから徹底検証しました。
検証①:ネットバンキングの月額利用料
検証②:振込手数料
検証③:当日振込可能時間
検証④:使いやすさ
今回検証した商品
ネットバンキングの月額利用料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「ネットバンキングの月額利用料が無料の商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
各銀行の公式サイトから公表されているネットバンキングの月額利用料を調査。調査したネットバンキングの月額利用料を以下の評点テーブルに照らし合わせ、安いものほど高評価として点数つけを行いました。
【月額利用料の評点テーブル】
5点:0円
4点:300円
3点:600円
2点:4,00円
1点:8,000円
振込手数料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「振込先の金融機関を問わず無料で送金できる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
各銀行の公式サイトから振込手数料を同一店あて・本支店あて・他行あてに分けて調査。調査した手数料を以下の評点テーブルに照らし合わせ、安いほど高評価として点数つけを行いました。
【同一店あての評点テーブル】
5点:0円
4点:50円
3点:120円
2点:220円
1点:330円
【本支店あての評点テーブル】
5点:0円
4点:60円
3点:200円
2点:350円
1点:500円
【他行あての評点テーブル】
5点:0円
4点:150円
3点:300円
2点:450円
1点:600円
当日振込可能時間の長さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「24時間いつでも当日振込扱いになる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
各銀行の公式サイトから当日振込扱いになる時間を調査。調査した当日振込できる時間を以下の評点テーブルに照らし合わせ、長いほど高評価として点数つけを行いました。
【当日振込可能時間の評点テーブル】
5点:23:50まで、またはそれ以降も当日振込可能
4点:23:00まで
3点:18:00まで
2点:15:00まで
1点:14:00まで
使いやすさが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「口座振替や総合振込など幅広い機能に無料対応している商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
法人口座の使いやすさに関わる機能を、下記検証条件に記載した項目と定義しました。公式サイトを使って、定義した項目に該当しているかを調査。該当する項目の合計点が高いほど高評価として点数つけを行いました。
【使いやすさに関わる機能として定義した項目】
法人口座は、会社が取引先や従業員との資金移動ができる銀行口座のこと。仕入や売上、各種公共料金などの事業経費を1つの口座で管理できます。法人名義のクレジットカードやデビットカードを作成でき、従業員の経費精算も効率化できるので、資金の流れや手元残高も把握しやすい点が大きな魅力です。
また、すべての取引データが残る点もメリットといえます。データを使ってスムーズに決算書を作ることや、経費の無駄遣いの特定もしやすくなります。融資を受けるときも、取引データを元に審査してもらえるので、スムーズに借り入れすることも可能です。
一方で、個人口座と比べ開設までに時間がかかることはデメリット。審査期間が長いこともありますが銀行へ提出する書類が多岐に渡るため、開設を決めてから書類を用意しているとかなり時間がかかります。起業した段階から口座開設することを見越して、事前に準備を進めておくとよいでしょう。
複数の銀行を使い分けるメリットは、相手に合わせて手数料が安い銀行を選んで取引できることです。たとえば、相手先が使っている銀行と同じ銀行口座を選ぶと、銀行側が同一行間での振込手数料を無料にしているケースがあるため、お得に取引できますよ。
また、融資の審査に落ちても別の銀行で融資を受けられる可能性があります。融資の資産基準は金融機関ごとに異なるので、同じ財務状況・融資の目的説明であっても審査をパスできることもあるでしょう。
ただし、審査の基準は違うとはいえ、明確にどこが違うかはわかりません。複数の金融機関で審査を受けても、必ず融資を受けられるわけではないことを覚えておいてください。
なおデメリットとしては、ネットバンキングの月額利用料の合計金額が高くなることが考えられます。すべて無料のところであれば問題ありませんが、地方銀行や都市銀行などを使い分けるようであれば毎月の負担は重くなるので注意しましょう。
また、ネット銀行以外の金融機関で支店の統廃合が進んでいる点も注意が必要です。今まで近くにあった銀行の支店が統廃合で遠くの支店に集約され、相談や手続きをしにいくのに手間がかかるデメリットも考えられます。そもそも、複数開設していると口座管理が大変でもあるので、自分のキャパシティに合わせて開設していくことがおすすめですよ。
ネット銀行のデメリットは、社会保険料や労働保険料、税金などの口座振替に対応していない場合が多いことです。この場合は都度、ATMや窓口で公金の支払いをする必要があるので手間と手数料がかかります。
また、経済セーフティ共済への加入や日本政策金融公庫の入金口座に設定できない点もデメリットです。経済セーフティ共済は、取引先の倒産時に連鎖倒産しないよう、無担保・無保証人で掛金の10倍まで借入できる制度。相手先が急に倒産するケースはいつでも起こりえるので、万が一に備えられないのはネックです。
ネット銀行のデメリットに対策するなら、都市銀行や地方銀行で口座を用意しておくとよいでしょう。都市銀行や地方銀行は口座振替で対応できる範囲が広く、政府系金融機関と連携しやすいためネット銀行でカバーできないところを補完できますよ。
法人口座は、主にネット銀行・信用金庫・地方銀行・都市銀行と4種類の金融機関で開設できます。それぞれ強みが異なるので、会社の規模と目的に合わせて開設する金融機関を選びましょう。
ネット銀行は、コストを抑えたい創業期の法人におすすめです。実店舗がある銀行と比べて、振込手数料やネットバンキングの月額利用料が大幅に安く設定されています。融資を行っていない銀行もあるため資金繰りの相談ができない場合はあるものの、取引コストが安く会社の負担になりづらい点は起業したての法人にとってうれしいポイントといえるでしょう。
信用金庫は、創業期でも融資を受けたい法人におすすめ。お互いが助けあうことで地域の発展を目指しているため、資金力が低く歴史が浅い地元の中小企業や個人事業主にも柔軟に対応してくれます。従業員が300人以上または資本金が9億円を超えると全サービスが利用できなくなるので、起業したてで開業資金を融資してほしい法人には要注目の金融機関です。
地方銀行は、地方で大幅な事業拡大を目指している法人におすすめといえます。地元密着の金融機関が多くその地域のトレンドに詳しいため、地元起業同士のマッチングも可能です。地域によって利用できる金融機関は限られますが、地方で新たなビジネスチャンスを掴もうとしている法人にはメリットの大きい銀行といえるでしょう。
都市銀行は、全国へ事業展開したい再拡大期の法人におすすめです。全国に拠点があるため、他県に事業拡大したいときにも相談しやすいでしょう。融資の難易度は高めですが、審査に通れば多額の融資を受けられる傾向があるので再拡大期におすすめな銀行といえます。
創業期に融資を受けたいのであれば、日本政策金融公庫の創業融資などへの申し込みも検討しましょう。日本政策金融公庫は「国民生活の向上」と「民間金融機関の補完」が目的のため、銀行や信用金庫と比べ融資は比較的受けやすく、無担保・無保証など有利な条件で借入できます。
なお、ネット銀行をはじめ一部の金融機関では、融資資金を受け取る口座に設定できないことがあるので注意してください。メイン口座とは別に融資資金を受け取る用の口座を作成するなど、複数の金融機関で法人口座を開設することもひとつの手ですよ。
法人口座を開設するにあたり、法人カードもセットで作成するのがおすすめです。
法人カードを活用することで、社内の支払い手続きがシンプルになるメリットがあります。法人カードがないと、社員自ら立て替える必要が生じ、支払い申請などの手間がかかることに。法人カードなら、申請などをせずとも代金が会社の口座から一括で引落され、手続きの工数を削減することができます。
法人カードを選ぶ際は、会計ソフトへの対応状況など、まず経費管理のしやすさなどに着目して選ぶのがおすすめです。自社で使用している会計ソフトを確認し、そのソフトに対応している法人カードのなかで年会費の安さなどを比較して選ぶようにしましょう。
法人口座を開設できない事例は、総じて信用力の欠如が理由になります。
具体的な例としては、バーチャルオフィスを所在地としているなどが挙げられます。そのほかにも、「事業内容がよくわからない」「資本金が少なすぎる」といった事項に当てはまると、事業の透明性を疑われ審査に落ちる可能性が高まります。
法人口座を開設するのは義務ではなく、開設しないこともできます。
個人名義の口座を取引に用いるのも法律上問題はありませんが、取引先などからの信用を得づらいデメリットがあることは覚えておきましょう。個人名義の口座を使っていると、プライベートとビジネスのお金を混同していると思われたり、法人口座の審査に落ちたのではないかと勘ぐられるリスクがあります。
法人口座を開設すると事業資金を個別に管理しやすくなるほか、割安な手数料で大量の振込をできるなどメリットが多いので、基本的には開設することをおすすめします。
1位: GMOあおぞらネット銀行|GMOあおぞらネット銀行
2位: PayPay銀行|PayPay銀行
3位: 住信SBIネット銀行|住信SBIネット銀行
4位: 楽天銀行|楽天銀行
5位: 三井住友銀行|Trunk
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