日本全国に52の拠点を置くエンジニア向け転職サイト、ワークポート。ネット上には「サポート体制が充実していた」「早く決めるよう促す、しつこい催促などがない」などの口コミがありました。しかし、悪いところはないか・本当に自分に合ったサービスなのか気になる人も多いのでは?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証しました。
さらに、dodaやWantedlyなどのエンジニア向け転職サイトとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。サポート体制や検索のしやすさなどもリサーチしましたので、エンジニア向け転職サイト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
加えて、特定の職種の求人を検索しづらい点がネックです。アプリエンジニアやフロントエンジニアといった職種の絞り込み項目がありませんでした。フリーワード検索で検索することは可能ですが、フリーワード検索は関係のない求人が検索結果に混ざることがあるので、希望条件にぴったり合った求人を見つけづらいといえます。
一方、ITエンジニア・社内SEの求人は多め。検証時点では、ITエンジニアの求人数は約29,000件・社内SEは約10,800件と、比較した各サイトの平均以上または平均程度でした。比較したなかには非掲載のサイトもあった年収1,000万以上の求人も、約5,300件と充実していました。
サポート体制も充実。専任のコンシェルジュがキャリアの相談のみならず、面接対策にも実施。採用まで手厚くサポートするシステムが整っています。「サポート体制が充実していた」との口コミどおり、無料or有料のスキルアップ講座が用意されているのも魅力です。
ワークポートは、転職エージェントと二人三脚で転職活動をしたい人に向いています。しかし、自分で求人を探したい人には検索機能の使いにくさが気になるでしょう。転職先に求める条件が多い人は、ほかのサービスもチェックしてみてください。
<おすすめできない人>
リクナビNEXT「GOOD AGENT RANKING ~2023年度下半期~」(2023年10月~2024年3月)にて「転職決定人数部門 第1位」を受賞
ワークポートをリサーチした結果、気になる点が3つありました。登録する前に希望に合った転職活動ができるか確認しておきましょう。
<条件別の求人数>
しかしフリーワード検索であるため関係のない求人が出てくることもあり、新卒・第二新卒向けの求人情報を探しやすいとはいえないでしょう。
ワークポートには3つのメリットもあるとわかりました。1つずつ解説するので、利用を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
2025年3月の検証時点では、社内SEの求人数は比較したエンジニア向け転職サイトよりも平均以上。比較したなかには、0件のサイトも少なくなかった年収1,000万以上の求人も約5,300件と充実です。
自分のスキルや経験にマッチする求人が見つかる可能性が高め。インフラエンジニアや社内SEの人、転職して収入アップを目指す人にとって、有力な選択肢のひとつになるでしょう。
<求人数の多かった職種>
「doda」「日本CTO協会」が発表している転職人気企業ランキングにランクインした43社のうち、掲載実績があったのは21社です。飛びぬけて多いとはいえませんが、比較したなかには0~5件しか掲載されていないサイトも。有名企業への転職を目指す人にとっては候補の1つになるでしょう。
転職を考える人に寄り添い、採用まで手厚くサポートするシステムも特徴。専任のコンシェルジュがキャリアの相談のみならず、面接対策も行います。転職できるか自信がない人も、内定獲得の可能性が高まるでしょう。
また、ワークポートでは「リスキリング転職」も提供。産業能率大学の豊富な講座と転職サポートを組み合わせたサービスで、自分の目指すキャリアに必要なスキルを身につけながら、転職活動ができるのが特徴です。
比較したなかには、エージェントサービスがないサイトもあったのに対し、単なる転職支援にとどまらず、個人のキャリアビジョンに合わせた学びの機会も得られるのは大きな強み。転職を考える人にとって、ワークポートは頼れるパートナーになるでしょう。
各サイトをリサーチした結果、ワークポートのデメリットをカバーできるサービスを見つけたのでご紹介します。
検証した時点ではフレックス勤務可・未経験可といったこだわり条件でも検索でき、自分で求人を探しやすいシステムが整っていました。
ここからは、ワークポートを利用する際の一連の流れをご紹介します。
転職コンシェルジュより、カウンセリング情報をもとに選んだ求人が紹介されます。気に入ったものがあれば応募へ進みましょう。
非公開求人も含め、求人票だけではわからないワークポートが独自に収集した情報も教えてもらえます。企業への応募手続きは転職コンシェルジュが代行するため、わずらわしいやり取りを減らせますよ。
無事に書類選考を通過したら、企業との面接へ進みます。
面接対策や面接の日程調整も転職コンシェルジュが実施。ほかにも、面接では伝えきれなかった内容を企業へ伝えてくれます。質問や選考辞退の連絡も代行可能です。
面接を通過できなかったとしても、前回の面接の評価ポイントや懸念点など、次回の面接に向けたアドバイスをもらえますよ。
内定が出た際は、コンシェルジュが企業に入社条件を確認します。給与条件や入社日の調整、円満退社へのアドバイスも転職コンシェルジュに一任できて便利です。
リスキリング転職の流れは以下のとおりです。
100を超える豊富なリスキング講座には、有料or無料のどちらもあります。基本的には講座受講と転職支援が一体となったサービスですが、講座を受講した上で転職しないと判断しても問題ありません。
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