足元など冷えやすいところをピンポイントで直接温められる「電気ストーブ・遠赤外線ヒーター」。山善・アイリスオーヤマ・アラジンなどのメーカーから、電気代を抑えられる省エネ機能やタイマー機能など、さまざまな機能を搭載した商品が販売されています。さらに、カーボンヒーター・シーズヒーター・ハロゲンヒーターと種類がわかれており、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの売れ筋上位商品と口コミで人気の電気ストーブ・遠赤外線ヒーターのなかからおすすめの商品や人気の商品をランキング形式でご紹介します。
果たしてどの商品がmybestが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?電気ストーブ・遠赤外線ヒーターの選び方のポイントも説明しているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
住まいの熱環境に関するスペシャリスト。札幌市立大学の教授として、住まい手の想像温度(いま、何度と思うか?)が、エアコンやストーブの調整、窓の開閉行動などの「住みこなし」と関係することを明らかにしている。また、住環境の適切な温度管理の知見を活かして、札幌市円山動物園・甲府市遊亀公園附属動物園のリニューアルデザインに関わり稀少動物の住環境を良質にして繁殖を促す「命のリレー」にも貢献している。 専門家として新聞・テレビ等のメディアでの解説も多数。日本経済新聞・毎日新聞・産経新聞、「ZIP!」・「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ)、「めざましテレビ」(フジテレビ)、anan(マガジンハウス)など。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
目次
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターは、電気による熱を遠赤外線で伝えることで温める暖房器具。速暖性が高いうえに換気が必要ないのがメリットです。一方で、エアコンや石油ファンヒーターよりもパワーは控えめで、電気代が高いというデメリットも。足元を集中的に温める、スポット暖房に向いた暖房器具といえるでしょう。
スポット暖房は、電気ストーブのほかにセラミックファンヒーターもよく使われます。どちらも速暖性が高い・電気代が高額などと似たような特徴がありますが、最大の違いは暖める場所。
電気ストーブが放射する遠赤外線は、人体に当たると皮膚を温め、血液によって体の内部まで行き渡ります。体の奥から温まれますが、空間を暖めるのは苦手。帰宅直後、冷えきった体をすぐに温めるような使い方がおすすめです。
セラミックファンヒーターは、温風により周辺の空気を暖める暖房器具。エアコンのようにリビング全体を暖めるのは難しいものの、脱衣所のような狭い場所であれば暖められます。ヒートショック対策におすすめですよ。
冬の間使用し続ける暖房器具で気になるのが電気代。電気ストーブ・遠赤外線ヒーターの電気代は、少し高い傾向があります。
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターをフルパワーで使用すると、消費電力はおよそ900〜1200Wで、1時間あたりの電気代は約24〜32円(1kWh=27円で計算した場合)。
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターやセラミックファンヒーターのように、電気の力だけで発熱する暖房器具は最大出力で使用すると電気代が高くつくので、使い方に気をつける必要があります。
電気代が安いのは、石油ファンヒーターやエアコンなど、電気以外の熱源がある暖房器具。布団で体を直接暖められる、こたつや電気毛布も省エネで使用可能です。長時間使用するメイン暖房に向いているでしょう。
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターの電気代を抑えたいなら、強さを細かく調整できる商品がおすすめ。自分の体感にあわせて変えられるうえに、電気代を抑えられますよ。
電気の多くは天然ガスを燃焼させたり、落水によってタービンを回転させ動力を起こしたりして創り出されています。なので、電気はすぐに熱に変換するのではなく「力」が必要な場所に使った方が賢い使い方です。電気ストーブは便利ではありますが、電気を熱にそのまま変換しているため、効率のよい電気の使い方とはいえません。
つまり、電気は動力のほか、照明やLEDなどに使用することが大切です。しかし、脱衣室やトイレなどの寒冷な場所で小型の電気ストーブを一時的に使用することは、冬期間のヒートショック防止に有効ですので工夫をして使う分にはよいでしょう。
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
電気ストーブは発熱体の種類によって、カーボンヒーター・シーズヒーター・ハロゲンヒーターの3つに分類されます。速暖性や暖房効率に違いがあるので、それぞれの特徴を確認しシーンや予算に合ったモデルを選びましょう。
電気ストーブ・遠赤外線ヒーターのなかで、現在主流なのがカーボンヒーター。炭素繊維を発熱体としており、ハロゲンヒーターよりも温まりやすいのが特徴。加えて、速暖性も高く電源を入れて数秒で温かくなるので、冷えた体を温めるのにぴったりでしょう。
また、多くのメーカーから販売されており、商品の選択肢が豊富です。1万円以内で購入できる商品から数万円の商品まであり、機能もさまざま。節電したいなら出力調整を細かくできる商品、体全体を温めたいなら首振り機能を搭載した商品など、目的にあわせて選びましょう。
カーボンヒーターのなかにはグラファイトヒーターと呼ばれる商品があります。発熱体として黒鉛が使用されており、より速暖性に優れているのが特徴です。
シーズヒーターは、ニクロム線を金属パイプで囲み発熱体とする仕組み。電気ストーブ・遠赤外線ヒーターのなかで最も遠赤外線量が多いのが特徴です。
安めの商品でも1万円以上と電気ストーブ・遠赤外線ヒーターのなかでも高額ですが、パワフルな大型商品が多く体全体をしっかり温められます。しかし、温かくなるまでに1〜2分かかる点に注意。
帰宅直後や風呂上がりの場面で冷えた体を素早く温めるよりは、リビングに設置してエアコンの温風だけでは暖かく感じられないときに使用するのがおすすめです。
ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプを発熱体とする暖房器具。電気ストーブ・遠赤外線ヒーターのなかでは最も安価で購入できますが、遠赤外線の量が少なく、暖房能力はカーボンヒーターやシーズヒーターに及びません。
電源を入れて数秒で暖かくなるうえに、コンパクトな商品が多いのがメリット。机の下に置けるものもあるので、ピンポイントで暖まりたいなら検討しましょう。
しかし、安価なぶん出力調整やタイマーなどの便利な機能は少ないため、電気代を節約したい人にはあまり向いていません。
冷えた体を奥から暖められる電気ストーブは、おもに脱衣所などの狭い場所で活躍します。そこで注意したいのがサイズ。事故防止の観点から壁と距離をとる必要があるため、想像よりもスペースがいります。奥行が25cm以下の薄型の商品が、狭い部屋でも邪魔になりにくいのでおすすめですよ。
もっとコンパクトな暖房器具がほしいなら、パネルヒーターを検討するのも良いでしょう。奥行が10cm未満の商品もあり、より省スペースで設置できます。
消費電力(公称値) | 500W、1000W |
---|---|
形状 | タワー型 |
出力切り替え段階 | 2段階 |
石油ストーブ風のおしゃれなレトロ調デザインで、立ち上がりの早いカーボンヒーターを搭載しています。ガードを正しくセットしないと通電しない設計になっており、本体転倒時には転倒オフスイッチが働き自動で電源オフ。ヒーターにたまったほこりは、ガードを外して掃除も可能です。
オートオフ機能 | |
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過熱防止機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
首振り機能 |
消費電力(公称値) | 300W、600W |
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形状 | 不明 |
出力切り替え段階 | 2段階 |
オートオフ機能 | 不明 |
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過熱防止機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
首振り機能 |
消費電力(公称値) | 400W、800W、1200W |
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形状 | 長方形 |
出力切り替え段階 | 3段階 |
カーボンの速暖性とシーズの暖かさのハイブリッドモデルで、体を芯からポカポカに。首振り機能が付いているため、広範囲を暖めることができます。ガードネットの取り外しが可能なので、お手入れも簡単です。
オートオフ機能 | |
---|---|
過熱防止機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
首振り機能 |
幅19cmのスリム型で、どこにでも起きやすく移動も楽なタワー型の軽量ハロゲンヒーターです。300Wの消費電力で、電気代は1時間あたり約8.1円。スイッチを入れると1秒で暖かくなり、部屋の換気も不要なのがうれしいポイントです。
タイプ | タワー型 |
---|---|
本体幅(公称値) | 190.0mm |
本体奥行(公称値) | 190.0mm |
本体高さ(公称値) | 490.0mm |
本体重量(公称値) | 0.71kg |
発熱体 | ハロゲン |
切り忘れ防止機能 | |
首振り機能 | |
消費電力(公称値) | 300W |
待機時消費電力 | 不明 |
最大適用畳数. | |
最大適用畳数の目安(木造). | 不明 |
最大適用畳数の目安(コンクリート). | |
1時間あたりの電気代 | 8.1円 |
最小運転音 | 不明 |
最大運転音 | 不明 |
電源コードの長さ | 不明 |
風量調整段階 | 不明 |
出力切り替え段階 | |
リモコン付き | |
ジェットヒーター種類 | |
サーモスタット機能 | |
イオン機能 | |
空気清浄機能 | |
加湿機能 | |
タイマー機能 | |
省エネ機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
スマホ連携機能 | |
チャイルドロック機能 | |
温度調節可能 | |
温度センサー付き | |
人感センサー付き | |
キャスター付き | |
取っ手付き | |
メーカー保証期間 | 不明 |
ハロゲン管を採用しており、寒い場所でもすぐに使える便利な取っ手付き瞬間暖房器具。温度は2段階で切替可能で、弱(400W)・強(800W)から選べます。上下切替ヒーターなので、足元までしっかりと暖めることができますよ。
タイプ | 長方形 |
---|---|
本体幅(公称値) | 388.0mm |
本体奥行(公称値) | 122.0mm |
本体高さ(公称値) | 305.0mm |
本体重量(公称値) | 1.7kg |
発熱体 | ハロゲン |
切り忘れ防止機能 | |
首振り機能 | |
消費電力(公称値) | 弱:400W/強:800W |
待機時消費電力 | 不明 |
最大適用畳数. | 不明 |
最大適用畳数の目安(木造). | 不明 |
最大適用畳数の目安(コンクリート). | 不明 |
1時間あたりの電気代 | 21.6円 |
最小運転音 | 不明 |
最大運転音 | 不明 |
電源コードの長さ | 1.8m |
風量調整段階 | 不明 |
出力切り替え段階 | 不明 |
リモコン付き | |
ジェットヒーター種類 | 不明 |
サーモスタット機能 | 不明 |
イオン機能 | 不明 |
空気清浄機能 | 不明 |
加湿機能 | |
タイマー機能 | |
省エネ機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
スマホ連携機能 | |
チャイルドロック機能 | |
温度調節可能 | |
温度センサー付き | |
人感センサー付き | |
キャスター付き | 不明 |
取っ手付き | 不明 |
メーカー保証期間 | 1年間 |
速暖性に優れた遠赤外線ハロゲンヒーターを採用しており、明るい炭火を見ているようなやすらぎを届けます。鍋を乗せて料理の保温に使ったり、やかんを乗せて加湿器代わりに使ったりできます。1時間あたりの電気代が約12.2円でお財布にやさしいのもうれしいポイントです。
タイプ | 火鉢型 |
---|---|
本体幅(公称値) | 440.0mm |
本体奥行(公称値) | 440.0mm |
本体高さ(公称値) | 320.0mm |
本体重量(公称値) | 16.0kg |
発熱体 | ハロゲン |
切り忘れ防止機能 | |
首振り機能 | |
消費電力(公称値) | 480W |
待機時消費電力 | 不明 |
最大適用畳数. | 不明 |
最大適用畳数の目安(木造). | 不明 |
最大適用畳数の目安(コンクリート). | 不明 |
1時間あたりの電気代 | 弱:3.8円、強:12.2円 |
最小運転音 | 不明 |
最大運転音 | 不明 |
電源コードの長さ | 2.9m |
風量調整段階 | 不明 |
出力切り替え段階 | 不明 |
リモコン付き | |
ジェットヒーター種類 | 不明 |
サーモスタット機能 | 不明 |
イオン機能 | 不明 |
空気清浄機能 | 不明 |
加湿機能 | |
タイマー機能 | |
省エネ機能 | |
転倒時自動オフ機能 | |
スマホ連携機能 | |
チャイルドロック機能 | |
温度調節可能 | |
温度センサー付き | |
人感センサー付き | |
キャスター付き | 不明 |
取っ手付き | 不明 |
メーカー保証期間 | 不明 |
石油ストーブなど火を使う暖房器具と比べると安全性が高いと思われがちな電気ストーブですが、実は毎年多くの火事が発生しています。電気ストーブの火事の原因で多いのは、消し忘れや周囲のものへの引火。とくに就寝時にヒーターを消し忘れ、布団が発熱部に接触して発火した例が数多く報告されています(参考:東京消防庁)。
電気ヒーターによる火事の対策方法は、周囲に可燃物を置かないことと、つけっぱなしにしないこと。外出時や就寝時は必ず電源を切り、電源プラグを抜いてください。また、衣類・新聞紙などの可燃物を近くに置かないことも大切。落下した際ヒーターに接触するような場所に、洗濯物は干さないようにしましょう。
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