トイレ用手すりのおすすめ人気ランキング【2025年】

トイレ用手すりは、大きく分けて置くタイプと、壁や床に固定する取り付けタイプの2種類があります。トイレの床や壁に穴をあけてもよいかなどを検討して、環境に合わせて選びましょう。

トイレ用手すりは、設置後に動きを邪魔しないサイズを選ぶことが重要です。手すりが移動や立ち座りの動作を妨げると、使いにくいだけではなく、事故のリスクが高まります。脚や車椅子のキャスターが引っかかったり、体がぶつかったりしてケガをするおそれがあるので注意しましょう。

トイレ内に収まるサイズを選ぶことはもちろん、立ち座りや手洗い、トイレットペーパーの使用、衣服の着脱などを行っても邪魔にならないかどうか確認してください。腰が曲がっている高齢者の場合は前傾姿勢になりやすいため、一連の動作のなかで頭や腰をぶつけたりしないかも確認しましょう。

介助者が一緒にトイレに入ってサポートする場合は、数人で動作を行っても邪魔にならないか確認が必要です。横から立ち座りをサポートしたり、トイレへの出入りを支えたりすることをイメージしながら確認してください。

トイレ用手すりを選ぶ際は、握りやすく、見やすいものを選びましょう。握りづらく見づらいものだと、つかみそこねたり力が入らなかったりして、事故につながるリスクがあります。

おおむね30〜40mm程度が握りやすい太さだといわれていますが、個人差が大きいので注意が必要です。商品説明に記載されたサイズと近しいものを自宅で握り、つかみにくくないか確認しましょう。滑り止め加工があるとよりつかみやすいので、あわせて確認してみてください。

手すりの色が、床や壁と異なるかどうかも重要です。白い壁に白い手すりだと視認性が悪く、つかみそこねるリスクが高まります。壁が白いなら黒い手すりを選ぶなど、同系色の色を避けて選びましょう。

主に置くタイプのトイレ用手すりでは、自分に合った高さと幅に調整できることが重要です。トイレの大きさや使いやすい手すりの位置は人によって異なるので、つかみそこねて事故が起きないよう調整できるものを選んでください。

置くタイプのトイレ用手すりは、多くの商品が高さと幅を調整できるように作られています。まれに調整できないものがあるので、必ず商品説明を事前に確認しましょう。自宅のトイレのサイズや床から便座の距離などを計測したうえで、利用者の身長や手の長さを考慮して調整幅が十分かの確認が大切です。

取り付けタイプを選ぶ場合は、取り付け位置を利用者にあわせて調整すれば基本的には問題ありません。先述のとおり、トイレの中に設置しても動線を邪魔しない長さや高さかを確認すればOKです。

跳ね上げや折りたたみ機能がある商品なら、使用する状況に応じて手すりを出し入れできて邪魔になりません。トイレに横から座りたい場合や、横から介助を行う場合でも、手すりにぶつかったり引っかかったりするリスクが減らせます。

置くタイプの手すりだと、跳ね上げ機能がついたものは少ないのが現状です。もし自分に合った跳ね上げタイプの商品がない場合は、手すり自体が軽量で動かしやすいものや、片手タイプのものを選ぶと邪魔になりにくいでしょう。

跳ね上げや折りたたみ機能がついた手すりは、手すりの戻し忘れに注意が必要です。戻し忘れると、必要なときに手すりを使えず、転倒事故が起きる可能性があります。とくに、トイレを利用する人数が複数にわたる場合は注意しましょう。

床に置くタイプの手すりを選ぶなら、脚部の安定感にも注目しましょう。脚部が不安定だと手すりがグラつき、転倒や転落などの事故が起きるリスクが高まります。

脚部に滑り止めや吸盤がついているもののほか、便器を横から挟み込む形で固定できるタイプなどであれば、安定感が高まると考えられるでしょう。商品説明や画像による確認はもちろん、口コミをチェックして実際の使用感を確認することも大切です。