心地よい疾走感を楽しめる、インラインスケート。靴底にウィールと呼ばれる車輪がついており、楽しく滑りながらバランス感覚を養えるため、子どもの身体能力向上にも役立ちます。しかし、K2・ローラーブレードなど様々なメーカーが販売しており、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、インラインスケートのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ローラースケートとの違い、止まり方のコツや練習できる場所も解説。履き心地や安全性にも注目して、楽しく使えるものをゲットしましょう。
早稲田大学スポーツ科学部にてスポーツ文化学を専攻。野球、柔道、陸上など多岐にわたるスポーツを経験。柔道整復師資格を保有し、現在はライターとして健康系、スポーツ系の記事を多数執筆する。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
インラインスケートとは、靴底に3〜5個のウィール(車輪)がついたローラースケートの一種です。ローラースケートとは、靴底にウィールがついた靴全般を指す言葉。車輪が車のように4隅についたものをローラースケート(クワッドスケート)、車輪が一列に並んだものをインラインスケートと分けて呼ぶ場合もあります。
インラインスケートは、ローラースケートのなかでもスピードを出しやすいのが魅力です。陸上でも、アイススケートのように疾走感のある滑りを楽しめるでしょう。
なお本コンテンツでは、子ども用(ジュニア用)のインラインスケートについて解説します。大人用のインラインスケートは以下のコンテンツで紹介しているので、参考にしてください。
インラインスケートを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
子どもの安全性に配慮して、フィットネスタイプを選びましょう。フィットネスタイプはウィールが大きく、安定感があるのが特徴です。トリックを決めたりスピードを出したりするのに向くものに比べて転倒しにくいため、まだバランスがうまく取れない子どもにぴったりといえます。
かかとにブレーキがついているのも、フィットネスタイプの特徴。コントロール能力が未熟な初心者でも、簡単に止まれます。上達するとブレーキがなくても止まれるようになるので、ブレーキを取り外せるモデルを選ぶのもおすすめです。
商品が多すぎて迷ってしまう場合は、人気メーカーに絞って選ぶのもおすすめです。しっかりした作りで、デザイン性の高いインラインスケートがそろっています。子ども向けのラインナップが豊富な2社を紹介するので、好みに合わせて選びましょう。
豊富な商品のなかから選びたいときは、ローラーブレード(Rollerblade)に注目しましょう。インラインスケートは「ローラーブレード」と呼ばれることもあるほど浸透しているメーカーで、エントリーモデルから上級者向けモデルまで幅広く展開しています。
エントリーモデルは安定性が高く、初心者にうってつけ。一方、上級者はハードシェルが採用されたモデルで、アグレッシブな滑りに挑戦できます。落ち着きのある洗練されたデザインも、ローラーブレードの魅力です。2024年12月現在、15,000円前後で手に入ります。
デザイン性重視で選ぶなら、K2が狙い目です。紐やステッチにアクセントカラーを用いたり、ウィールとブーツのデザインをそろえたりと、おしゃれなモデルが豊富。なかにはLEDを搭載し、足元をかっこよく彩るアイテムもラインナップされています。
サイズの調整幅が3.5cmと広く設定されており、成長に合わせて変えられるので長く使いたい人にもおすすめです。価格は2024年12月現在、10,000円前後で販売されています。デザイン・品質・価格のバランスがよく、プレゼントにもうってつけです。
1つのインラインスケートを長く使いたい場合は、サイズ調整ができるものを購入しましょう。扱いやすさ重視なら、ワンタッチでサイズ調整できるインラインスケートが狙い目です。ボタンを押すだけなので、小さな子どもでも簡単に調整できます。
サイズを微調整したい人は、調整段階数が多いインラインスケートを選択しましょう。5段階調整など段階数が多いほど、対応サイズの幅も広いといえます。すぐに足が大きくなる子どもでも長く使えるでしょう。なお、インラインスケートの基本サイズは最も小さく調整した際に、子どもの足の実寸より1~1.5cm大きいものが目安です。
インラインスケートを長時間履いていると、足が痛くなったり蒸れたりすることがあります。子どもが違和感なく快適にインラインスケートを楽しめるよう、フィット感・通気性のよいインラインスケートを選びましょう。
フィット感にこだわる人には、シェルにやわらかい素材を使っているインラインスケートを探しましょう。シェルとは、ブーツの外殻部分のこと。スニーカーのようにソフトな素材なら足なじみがよいので、長時間使用しても足が痛くなりにくいのが魅力。柔軟性があるため操作しやすく、初心者が扱いやすいのもポイントです。
上達したら、ハードシェルへの変更も検討してください。硬い素材で、しっかり足を固定できるのがハードシェルの特徴です。足が正しい形で固定されてパワーが伝わりやすく、さらなるレベルアップを目指せます。
足の蒸れが気になる人は、メッシュ素材を採用したインナーをチェックしましょう。通気性がよいため、長時間履いても蒸れにくいのが利点。メッシュ素材は、汗をかきやすい子どもにぴったりです。蒸れやすい夏場は、つま先に通気孔のあるインラインスケートにも注目してください。
ニオイや汚れが気になるなら、インナーを取り外して洗えるインラインスケートが狙い目。洗濯機で丸洗いできると、お手入れの手間を減らせます。洗濯後は、風通しのよい場所で陰干ししてから保管しましょう。
長時間履いても疲れにくいインラインスケートがほしい場合は、厚手のインナークッションが効果的です。衝撃を吸収し足首をしっかり支えられるのでグラつきにくく、安定した滑りを楽しめます。
固定力を重視するなら、足首・足の甲の留め具にバックルを採用したインラインスケートがベター。面ファスナーよりも、固定力が高い傾向があるのが強みです。足全体が固定できていれば、滑走中のゆるみを予防できます。足首をしっかり締めることを意識し、靴の中で足の裏が動かないことを確認してください。
しっかり固定したいときは、すべての留め具にバックルを使用したインラインスケートをチェックしましょう。力の弱い子どもでも締める力を調整しやすく、フィット感は良好。インラインスケートのなかには足首にバックル、足の甲に面ファスナーがついているものもあるため確認しておきましょう。
転倒時のケガを防止するために、ヘルメットやプロテクターがセットになったインラインスケートも候補に入れましょう。インラインスケートは、バランスを取るのが難しいアイテムです。慣れるまでは転倒しやすいため、ケガをしやすい頭・ひじ・ひざを保護してください。
セット商品は、見た目にこだわる人にもうってつけです。別々に購入したものよりもデザインに統一感があり、おしゃれに決まります。もしも気に入った商品にヘルメットやプロテクターが付属していない場合は、別途購入しましょう。子ども用ヘルメットは、以下のコンテンツでご紹介しているので参考にしてください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブーツ素材 | ウィール素材 | ベアリング値(ABEC) | ウィール直径 | ブレーキ付き | 補助輪付き | |||||
1 | K2 CHAMP ヨーロッパモデル | ![]() | カラーは2色。お子さんの成長にあわせて5段階からサイズ調整も | 不明 | 不明 | ABEC3 | 76mm | |||
2 | ビーラン PONTAPES|インラインスケート | ![]() | 経験レベルに合わせてブレーキを着脱できる | ハードシェル | ポリウレタン | ABEC7 | 68mm | |||
3 | K2ジャパン キッズ_RAIDER BEAM|I220200301 | ![]() | 振動吸収フレームで快適クルージング | ソフトシェル | ポリウレタン | 3 | 72mm | |||
4 | ONORNER インラインスケート | ![]() | プッシュボタンを押すことでサイズ調節可能 | 不明 | ポリウレタン | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
5 | K2 RAIDER INLINE SKATES 2022 | ![]() | 履き心地がよく、道路の振動も吸収!独自の5サイズ調整機能付き | 不明 | 不明 | ABEC3 | 76mm | |||
6 | Gooddoor FILA J-ONE GIRL COMBO|10619165 | ![]() | 人間工学に基づいたインナーで足元をサポート | ハードシェル | ポリウレタン | 不明 | 不明 | |||
7 | 東方興産 インラインスケート|CA-9000G | ![]() | 滑らかさと静音性を兼ね備えたモデル。足首にやさしくフィット | 不明 | 不明 | ABEC-5 | 72mm | |||
8 | GELISY インラインスケート | ![]() | ボタンでサイズ調整可能。子どもから大人まで使える | ソフトシェル | 不明 | 不明 | 不明 | |||
9 | ライフバランス ニューストリートムーブ アジャスタブルインラインスケート | ![]() | 子どもでも止まりやすいヒールブレーキを装備 | ハードシェル | プラスチック | ABEC5 | 70mm | |||
10 | PAPAISON インラインスケート | ![]() | 肉厚のライナーで疲れにくい。コントロール性・安定性を両立 | 不明 | ポリウレタン | ABEC7 | 64mm |
独自の5サイズ調整機能により、拡張可能で、子どもの足のサイズに合わせることが可能。BOA®フィットシステムで、すぐにレースアップしてクルージングができるようになる一方、スタビリティ・プラス・カフが優れたサポートを提供。F.B.I.フレームは、路面の振動を吸収するので、初心者にぴったりです。
ブーツ素材 | ソフトシェル |
---|---|
ウィール素材 | ポリウレタン |
ベアリング値(ABEC) | 3 |
ウィール直径 | 72mm |
ブレーキ付き | |
補助輪付き |
大径72mmポリウレタンウィールと高精度なベアリングを組みあわせており、乗り心地よし。インナーブーツは厚みのあるウレタン素材で、足首にやさしくフィットします。高強度樹脂製コンポジットフレームを採用しているため、ウィールが衝撃を受けた場合でも、アルミフレームのように曲がる心配がありません。
ブーツ素材 | 不明 |
---|---|
ウィール素材 | 不明 |
ベアリング値(ABEC) | ABEC-5 |
ウィール直径 | 72mm |
ブレーキ付き | |
補助輪付き |
オレンジとホワイトを基調にした爽やかなデザインで、工具を使わずにサイズ調節を行えるのが特徴です。さらに、国際基準に適合した片足ブレーキがついており、簡単にコントロール可能。耐荷重は60kgまでと余裕をもたせているので、子どもの年齢に合わせて使えます。
ブーツ素材 | ハードシェル |
---|---|
ウィール素材 | プラスチック |
ベアリング値(ABEC) | ABEC5 |
ウィール直径 | 70mm |
ブレーキ付き | |
補助輪付き |
補助輪がついているため、初心者でもトライしやすいイージーインラインスケート。補助輪付きタイプがうまく乗りこなせるようになったら、付属のパーツで本来のインラインスケートタイプに付け替えできます。4段階のサイズ調節が可能で、ボタンを押しながらフロントブーツをスライドさせれば簡単に調整できますよ。
ブーツ素材 | 不明 |
---|---|
ウィール素材 | 不明 |
ベアリング値(ABEC) | 不明 |
ウィール直径 | 不明 |
ブレーキ付き | |
補助輪付き |
インラインスケートにはじめて挑戦する場合、まずは履いた状態でバランスを取れるようになるのが上達のコツです。インラインスケートを履いたら、平らな場所で立ったりしゃがんだりして様子を見ましょう。バランスが取れていれば足をV字に開き、姿勢を意識しながらその場で足踏みします。
足踏みができたら歩いてみましょう。腰を引かないよう注意し、足を上げすぎないようにして進んでください。難しい場合は、ひざに手をつくと歩きやすくなりますよ。
歩けたら、スケーティングに移ります。前に重心を移動させながら、斜め前に向かって足を下ろすのがコツです。V字を意識しながら足を下ろしましょう。地面を押すようにして足を上げると、1歩でより長く滑れます。
止まる際は、ヒールブレーキを地面にこすりつけてください。ヒールブレーキを使わない止まり方は、ひざを落として足の裏で地面を押すようにしてブレーキをかけたり、つま先を閉じてハの字にして減速したりといくつか方法があります。練習を繰り返し、自分にとって最も止まりやすい方法を見つけましょう。
インラインスケートを思いっきり練習したい場合は、専用パークを利用しましょう。スケート・スケボー・BMXなどといったアクションスポーツに特化して作られているため、路面のコンディションもよく快適に滑れます。
近くに専用パークがない場合は、広くて路面が硬い公園やサイクリングロードがおすすめです。ただし、公園は場所によってスケートが禁止されている場合もあるので、事前に確認してから滑りましょう。
なお、道路交通法では交通のひんぱんな道路においてのスケートは禁止されています(参照:衆議院)。限りなく交通量が少ない道路であれば滑れる場合もありますが、「ひんぱん」の定義は明確ではありません。少しでも交通量がある場合は練習を控え、専用パークなどを利用してください。
安定性が高く、転倒しにくいローラースケートがほしい人には、4隅に車輪がついたクワッドスケートがおすすめです。以下のコンテンツでは、クワッドスケートを中心とした人気のローラースケートをご紹介しています。より気軽に楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。
1位: K2|CHAMP ヨーロッパモデル
2位: ビーラン|PONTAPES|インラインスケート
3位: K2ジャパン|キッズ_RAIDER BEAM|I220200301
4位: ONORNER|インラインスケート
5位: K2|RAIDER INLINE SKATES 2022
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他