寒い冬場のバイク通勤・通学・ツーリング時に役立つグリップヒーター。カイロを握るように手軽に手元を温められる便利なアイテムです。しかし、キジマ・ヤマハ・エンデュランスなど、取り扱いメーカーが豊富なうえ、ハンドルへの取り付け方や配線も難しそうで、どれがよいのか迷いますよね。
そこで今回は、グリップヒーターのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。手軽に取り付けられてUSBでも給電できる巻き付けタイプや、スイッチ一体型のグリップ交換タイプなども登場します。ぜひこの記事を参考にして、寒い冬でも快適な走りを楽しみましょう!
16歳で免許取得後、バイクに魅了されツーリングにモトクロス、ミニバイクレースなどにも参加。自動車専門学校を卒業後、大手二輪販売店へ就職。入社年に新人賞を含むいくつかの賞を授与し、翌年過去最短で工場長へ就任。計4年半勤め2005年に27歳でオートバイ業として独立。その後、居酒屋・BARなどを出店し、現在は各分野の経営相談等にものっている。バイクの販売・整備をメインに、「バイクで楽しむ」をモットーとしたアクティビティの提供にも力を入れており、バイク×キャンプなどを推進している。ホームページにはキャンプBLOGも多数。 HP: https://www.moto-factory-ban.com/ ブログ: https://www.moto-factory-ban.com/blog/
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
グリップヒーターとは、バイクのハンドルに取り付けて手元を温めるためのアイテムです。グリップが発熱するため、まるでカイロを握っているように温かい状態で運転できるのが魅力。グローブだけでは寒さを防げない冬の日や、気温が低い早朝・夜間の走行時には必需品といえます。
グリップヒーターは、寒さによるハンドルの操作ミスによる事故を防ぐのにも効果的。冬の寒さや冷たい風によって手がかじかむと、思うように操作ができない危険がともないます。グリップヒーターで手を温めて、安全かつ快適な運転を楽しみましょう。
グリップヒーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
グリップヒーターの取り付け方は、元々のハンドルグリップに巻き付けるものと、ハンドルのグリップごと交換するものの2通りです。それぞれ取り付けの難易度や使い心地などを考慮して、どちらの取り付け方にするか決めましょう。
複雑な配線が苦手な人には、巻き付けタイプがぴったりです。バイクのUSB端子・シガーソケットから給電するものが多く、配線工事は不要。必要なときだけ手軽に取り付けられて、外すのも簡単です。冬以外の季節は外しておき、元のグリップを使いたい人にももってこいですよ。
巻き付けタイプには、紐や面ファスナーで留めるものとハンドルにはめ込むものがあります。手軽に使えるのは、紐や面ファスナーで留めるもの。運転中の緩みや滑りが心配なら、ハンドルにはめ込むものがおすすめです。ハンドルにカチッと固定できるため、運転中にずれる心配も少ないでしょう。
巻き付けタイプはパワーが弱めで温度設定ができないものが多く、機能性が少し劣るのは難点。しかし、そのぶん1,000〜5,000円程度で購入できるため、グリップヒーターを試してみたい人にはうってつけです。温かさが足りないと感じる場合は、グローブやハンドルカバーと併用するとよいでしょう。
握り心地と見た目を重視したい人は、グリップ交換タイプがベターです。元のグリップの代わりに取り付けるため、すっきりとした見た目になるのが魅力。メーカー純正のグリップに近い握り心地で、一年中取り付けたままでも快適な運転を楽しめるでしょう。
温度調節・内蔵スイッチなど便利な機能が充実しているので、使いやすさを重視したい人も要チェック。価格は5,000〜10,000円以上と巻き付けタイプより高価なものが多いですが、快適な走りを求めるなら検討する価値ありです。
ドライバーなどの工具と接着剤があれば、説明書を見て自分で施工も可能。メンテナンスに慣れている人や細かい取り付け位置にこだわりたい人は、トライするとよいでしょう。配線工事が不安な場合は、バイクショップに施工を依頼してくださいね。
自分のバイクのグリップの長さと太さに対応しているか確認しましょう。巻き付けタイプは一般的なグリップよりも短いものが多いため、自分の手の幅をカバーできるかが目安。グリップ交換タイプの場合、115・120・130mmなど段階的に調節できるものなら、握り心地に合わせて変更も可能です。
操作性を保つためには、元のグリップと外径が近いものにすることも重要なポイント。元のグリップよりも太くなると握り心地が悪くなり、慣れるまで時間がかかってしまいます。巻き付けタイプはどうしても太くなってしまうため、できるだけ薄いものを選ぶとよいでしょう。
グリップ交換タイプは、バイクのハンドル径(グリップの内径)も必ずチェックしてください。ハンドル径が合わないとグリップヒーターを取り付けられません。メーカー公式サイトの車種装備を紹介するページや取扱説明書などで確認できます。
グリップヒーターの給電方法は、USB・シガープラグ・アクセサリー電源の3種類です。配線の見た目・温かさ・接続方法など、こだわりたいポイントに合わせて選びましょう。
複雑な配線が苦手な人には、USB接続が便利です。USB端子があるバイクなら、差し込むだけで簡単に接続できます。配線が剥き出しになりますが、巻き付けタイプが多いため不要なときは取り外しておけば邪魔になりません。ただし、必要電圧が5Vと低いので、ほかの給電方法に比べると温かさは控えめです。
短時間の使用なら、USB接続でモバイルバッテリーにも対応したものをチェック。USB端子がないバイクでも手持ちのモバイルバッテリーで給電できます。高出力のモバイルバッテリーでないと十分に温まらない場合があるため、必要な出力数を確認しておきましょう。
バイクにシガーソケットがある場合は、12Vの高出力でしっかり温まるシガープラグ接続にも注目。デイトナではUSB接続からシガープラグに切り替える補修品も販売されています(2023年1月現在)。温かさが足りない場合は、チェックしてみてください。
バイクのUSB端子・シガーソケットは、スマホの充電やドライブレコーダーの取り付けにも役立ちます。バイクに端子がない人や足りない人は、バイク用USB電源の取り付けも検討してみましょう。以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ商品選びの参考にしてください。
見た目と温かさの両方にこだわりたい人には、アクセサリー電源接続がぴったりです。アクセサリー電源とは、エンジンの停止中でもキーを回すだけで給電できる方法のこと。バイク本体に配線を収納できるため、見た目がすっきりするのが魅力です。電圧12Vの高出力で十分な温かさを確保できます。
接続方法はいくつかありますが、既存の配線から分岐させる方法が簡単です。テールランプ・メーターなど、エンジンの停止中でも動作する電装品の配線から分岐させましょう。接続の手間がかかるため、配線工事が不安な人はバイクショップに依頼してくださいね。
グリップヒーターはバイクのバッテリーを多く消費するため、相性は必ず確認しましょう。急に温度を上げたり、劣化したバッテリーに使用したりすると過負荷状態になり、寿命を縮める原因となってしまいます。
過負荷状態にしないためには、バイクのバッテリー容量・発電量に合わせて低めの温度から使用することが重要です。125cc以下など、バッテリー容量・発電量が少ないバイクには非推奨の商品もあるため注意してください。
高容量のバイクでもバッテリーの劣化が心配な場合は、低電圧検知機能付きの商品を選びましょう。アイドリング時など、バッテリーの電圧が11.5V以下になると自動でヒーターを停止するため、過負荷状態になるリスクを軽減できます。12V以上に戻ると自動で再開するのもうれしいポイントです。
冬の運転を快適にするために、便利な機能もチェックしておきましょう。
運転中の操作性とバイクの見た目にこだわるなら、スイッチ一体式がおすすめ。手元でスイッチを切り替えられるため、運転中でもハンドルから手を離さずに操作できるのがメリットです。
グリップと異なる場所にスイッチを取り付けるセパレート型とは違い、見た目を損なうこともありません。スイッチが大きめで、グローブを着けたままでも操作しやすいものだとさらに理想的です。
通勤・通学など毎日快適に走るために、温度調整機能があるかも要チェックです。3〜5段階程度に細かく設定できるものなら、その日の気温・体調に合わせて調整できます。
運転中に操作することが多いため、温度レベルがLED表示されるものだと視認性がよく便利。一定の温度範囲で自由に設定できるものや、左右のグリップの温度を均一に保つ機能を搭載したものもあるので、使いやすいものを探してみてください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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取り付け方 | 適応ハンドルサイズ | 幅 | 全長 | ケーブル長さ | 必要電圧 | 温度調節機能 | |||||
1 | キジマ グリップヒーター GH08|304-8206 | ![]() | 通常のグリップと同等の握り心地で違和感なし | グリップ交換タイプ | 22.2mm | 33mm | 115mm | 不明 | 12V | ||
2 | Kaedear ロールヒーター|KDR-GH2-12 | ![]() | 好きなグリップのまま使えて交換作業が不要!3段階の温度調節も | 巻き付けタイプ | 不明 | 107mm | 96mm | 不明 | 5V | ||
3 | デイトナ HOT GRIP ヘビーデューティー ビルトイン4Sn|10154 | ![]() | スイッチオンですぐに暖まるクイックヒート機能つき | グリップ交換タイプ | 22.2mm | 33.6mm | 120mm | 不明 | 12V | ||
4 | キジマ グリップヒーター GH07|304-8197 | ![]() | ON/OFF・温度調整がしやすいボタン式スイッチ | グリップ交換タイプ | 22.2mm | 33mm | 115mm | 不明 | 12V | ||
5 | Kaedear グリップヒーター スイッチ一体型|KDR-392A1 | ![]() | ひと目で温度を確認できる、LEDランプが特徴 | グリップ交換 | 22mm | 130mm | 32mm | 約1.5m | 12.4~15V | ||
6 | Seuenelf USBグリップヒーター 巻き付け式 3段階調節 | ![]() | 3段階に温度調節できる。IP67で水洗い可能 | 巻き付け | ‐ | 100mm | 128mm | ‐ | ‐ | ||
7 | デイトナ ホットグリップEASY | ![]() | グリップ交換不要の、脱着が簡単な巻き付け式ホットグリップ | 巻き付け | 22.2mm | 105mm | 95mm | 不明 | 5V | 不明 | |
8 | コミネ スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒーター | ![]() | ライディングをサポートする形状のはめ込み式グリップヒーター | はめ込み | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
9 | ワイズギア ヤマハ|グリップウォーマー180C|Q5K-YSK-063-Y46 | ![]() | 冬季の快適性と握りやすさが実現。指先をしっかり温める | グリップ交換 | 不明 | 不明 | 31.4mm | 不明 | 不明 | ||
10 | プロト グリップヒーター|EGH011 | ![]() | グリップの長さを3段階で調節可能 | グリップ交換タイプ | 直径22.2mm、長さ115mm/120mm/130mm | 不明 | 不明 | 12V |
グリップヒーターの欠点だった握りの太さを解消し、最小径33mm(インチグリップは37mm)を実現しています。通常のグリップと同等の握り心地で、違和感なく使用できます。電気的ロスの少ないデジタルパルス式スイッチを採用、電圧制御機能付きで低電圧時も安心です。
取り付け方 | グリップ交換タイプ |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 22.2mm |
幅 | 33mm |
全長 | 115mm |
ケーブル長さ | 不明 |
必要電圧 | 12V |
温度調節機能 |
グリップへ埋め込まれたスイッチと純正に近い細さのグリップ径で見た目もスッキリしています。スイッチオンですぐに暖まる速暖クイックヒート機能つき。温度が逃げにくくねじれに強い樹脂製インナーとフィルムヒーターの採用で、断線しにくい構造です。
取り付け方 | グリップ交換タイプ |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 22.2mm |
幅 | 33.6mm |
全長 | 120mm |
ケーブル長さ | 不明 |
必要電圧 | 12V |
温度調節機能 |
グリップの交換が要らない巻き付け式で、電源はUSB端子を使用するので配線加工も不要なグリップヒーターです。モバイルバッテリーも使え、消費電力は省電力設計の11Wで、容量6,000mAhなら約1〜1.5時間使用可能。USB端子と一体式されたON/OFFスイッチと、薄く断線しにくいフィルムヒーターで目立ちにくい仕様です。
取り付け方 | 巻き付け |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 22.2mm |
幅 | 105mm |
全長 | 95mm |
ケーブル長さ | 不明 |
必要電圧 | 5V |
温度調節機能 | 不明 |
冬季の快適性と、握りやすさが追求されたグリップウォーマー。スロットルチューブ一体構造により、純正グリップ同等の太さが実現されています。発電量が少ない小排気量に適した、指先をしっかり温める省電力設計ですよ。
取り付け方 | グリップ交換 |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 不明 |
幅 | 不明 |
全長 | 31.4mm |
ケーブル長さ | 不明 |
必要電圧 | 不明 |
温度調節機能 |
バイク関連アイテムでメジャーなKOMINE製で、12V車載バッテリーから電源を取り出すグリップヒーターキットです。操作スイッチはハンドル周りをすっきりまとめられる一体型を採用。温度調節が可能なのも便利なポイントですね。
取り付け方 | グリップ交換タイプ |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 直径32.5/22.2mm、長さ115/120/130mm |
幅 | 不明 |
全長 | 不明 |
ケーブル長さ | |
必要電圧 | 12V |
温度調節機能 |
標準グリップと同等の太さで、スイッチのON・OFFや5段階の温度調整を左グリップに内蔵した、グリップ一体型コントロールボタンが特徴です。シンプルな構造とすることで、より操作性を高めながら、一体感のあるスタイリングを実現。バッテリー電圧監視機能つきで、電圧異常の場合は出力をOFFして点滅で通知されます。
取り付け方 | グリップ交換タイプ |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 不明 |
幅 | 不明 |
全長 | 不明 |
ケーブル長さ | 不明 |
必要電圧 | 5V |
温度調節機能 |
ハンドル周りのスペースをとらない、薄型のグリップスイッチが採用された、バイクになじむデザインが特徴です。5色に光るLEDランプが搭載されており、ひと目で電圧やヒーターのレベルを確認できます。電圧に応じた自動調整機能も備わっているため、渋滞や信号待ちで出力レベルを調整する必要がありません。
取り付け方 | グリップ交換 |
---|---|
適応ハンドルサイズ | 22.2mm |
幅 | 34mm |
全長 | 右:115~125mm、左:123~128mm |
ケーブル長さ | ‐ |
必要電圧 | 10~13V |
温度調節機能 |
冬にバイクに乗るなら、体を寒さから守る防寒着もチェックしておきましょう。防寒インナーやネックウォーマーなども紹介していますので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。
1位: キジマ|グリップヒーター GH08|304-8206
2位: Kaedear|ロールヒーター|KDR-GH2-12
3位: デイトナ|HOT GRIP ヘビーデューティー ビルトイン4Sn|10154
4位: キジマ|グリップヒーター GH07|304-8197
5位: Kaedear|グリップヒーター スイッチ一体型|KDR-392A1
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