生ごみや落ち葉を容器に入れるだけで簡単に堆肥が作れる「コンポスト」。アイリスオーヤマをはじめとする多くのメーカーから販売されています。しかし、室内・ベランダ・庭などの置き場所によって選ぶべき種類が変わるため、どれが適しているのか見極めるのが難しいですよね。
そこで今回は、家庭用の都市型コンポストのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。虫が苦手な人でも生ごみを入れるだけで肥料を作れるタイプはもちろん、ダンボール式コンポストについても解説しています。本記事を参考に、エコに生ごみ処理してくださいね。
家電コンサルタントとして活動しているが、元々は電子部品業界の元営業マン。自身が中学生の時にオーディオと一眼レフカメラに目覚め、大学ではAI(人工知能)を学びITエンジニアとして就職するが、人と会話することの方に魅力を感じ営業職へ。その後、電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、家電メーカー・家電量販店など向けの法人営業を経験。いずれの会社でも、前年比150%以上の営業数字を達成、営業職200人中1位の売上実績も持つ。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動し、テレビ番組にも「家電の達人」として毎年出演。家電メーカーに営業していたため、コネクタ・スイッチ・半導体などに精通しており、家電の内部構造や仕組みに詳しく、現在は家電製品アドバイザー資格試験の講師も務める。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
コンポストとは、家庭で出る生ごみや雑草・落ち葉などの有機物を入れて処理を行い、堆肥を作る容器のこと。本来は堆肥をコンポストと呼び、容器はコンポスターといいますが、日本では容器もコンポストと呼んでいます。
コンポストを使えばごみの量が減少するうえ植物の肥料にもなり一石二鳥です。米ぬかやピートモスなどのぼかし肥料を入れて発酵させるため、栄養豊富で環境にやさしい堆肥が作れます。
また、自治体によってはコンポストの購入費の一部を助成している場合も。購入を検討している人は、助成の条件や手続きなどを確認しておきましょう。
コンポストを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
コンポストには屋内用と屋外用の2種類があります。まずは屋内で使用できるものをご紹介。密閉式・生ごみ処理機の2タイプそれぞれにメリット・デメリットがあるので、自分が続けられそうなタイプを選びましょう。
手間のかからないコンポストを求めるなら密閉式がおすすめ。密閉式コンポストは空気を遮断するため発酵期間が短く、虫が発生しにくいうえにかき混ぜる必要がないのが特徴です。
コンポスト自体の価格もお手頃なので、気軽に始めたい人にもぴったり。コンパクトサイズで取っ手つきの商品を選べば持ち運びも楽。屋外での利用にも向いています。
ただし、空気に触れない嫌気性発酵による独特なにおいが気になることも。フタを開けたときににおいがするため、においに敏感な人は避けたほうが無難です。
こちらは電気で温風を送り、生ごみを乾燥させて堆肥を作るタイプがほとんど。においが発生せずに自動で作業が進むため、手間をかけずに堆肥を作りたい人にもうってつけ。なかには、温度管理や撹拌などの面倒な作業を自動で行うバイオ式の商品もあります。
一方で、本体が高価な点がデメリット。使用するには電気代もかかるうえ、作動音も発生します。とはいえメリットも多いため、生ごみ処理機もチェックしてみたいという人は、以下の記事を参考に選んでみてください。
ベランダや庭にコンポストを設置するなら、処理方法にも注目しましょう。屋外タイプは土中式・ミミズ式・回転式・段ボール式の4タイプ。こちらもメリット・デメリットを考慮して選んでください。
設置スペースを広く確保できて、多くの生ごみを処理したいなら土中式がぴったり。土中式は底面に穴をあけてコンポストを地面に埋め、土の中の微生物を活用して堆肥を作ります。容器の大きなものを使えば一度に大量に処理できてかき混ぜる手間も少ないのが特徴。
生ごみ以外に落ち葉や雑草も処理できるため、ガーデニングをしている人にもおすすめです。容器は低価格で入手できて商品の種類も多く、設置スペースにあわせた商品選びができるのもポイント。
ただし、コンポストがいっぱいになってから3か月程度寝かせる必要があるため、堆肥の完成には時間がかかります。
面倒な撹拌作業をスピーディーに終わらせたいなら回転式がおすすめです。生ごみを入れるところが360度回転する仕様になっていたり本体にハンドルがついていたりして、生ごみとぼかし肥料を入れて回転させれば手を汚さずに楽に撹拌ができるのが魅力。
また、攪拌をしっかりと行えば発酵も進んで堆肥の完成が早い点もメリットです。反面、本体の価格が高い傾向があります。また、商品によってはかなり大型なので、広めの庭で使うのに向いているでしょう。購入前に設置スペースが十分かどうか確認しておいてくださいね。
質の高い堆肥を作りたい人にうってつけなのがミミズ式。名前のとおりミミズをコンポストに入れて堆肥を作ります。生ごみがミミズの体内を通ることによって微生物が増加し、良質な堆肥が作られるのが魅力です。
また、ミミズがコンポスト内を動き回るため、かき混ぜる手間が省けてにおいも少ない利点があります。毎日少量の生ごみを入れる場合にもおすすめです。
ただし、生きたミミズを使用するため、雨のあたらない場所に設置する必要があり、さらに温度管理が必要になります。もちろん、ミミズが苦手な人にとっては扱いは難しいでしょう。
低予算で始めたい人や、自分で手作りしたい人にぴったりなのが段ボールコンポスト。自宅にある段ボールを使えるほか、必要な道具がセットになったスターターキットも販売されています。手作りが面倒な人にもおすすめ。
段ボールコンポストは通気性・保水性・保温性が高く、好気性微生物の繁殖に適した環境を作れるのが特徴です。なお、生ゴミを入れるときは前回入れた分をかき混ぜましょう。微生物は空気を好むので、生ゴミを入れなくても毎日かき混ぜるとさらに分解が早まります。
1日に排出する生ごみの量や、本体サイズを考えて処理可能量を選びましょう。処理可能量が多いほど本体のサイズも大きくなります。一度にたくさん処理したい場合でも、大きすぎると設置スペースに収まらない可能性もあります。購入時から設置場所を考えて選びましょう。
また、最終的にどれくらいの堆肥を作りたいかあらかじめ考慮しておくことも重要。必要量以上の堆肥を作ると保管場所が必要になります。一方で、設置スペースを十分に確保できるなら、2台設置して熟成用・生ごみ処理用の2つに使い分けするのも一手です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||
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幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 処理方式 | 最大容量 | 処理時間 | ニオイ対策 | 室外設置可能 | 付属品 | |||||
1 | サンコープラスチック 生ゴミ処理機 EMワーカー | ![]() | 短期間で生ごみから良質な堆肥を作れる | 150mm | 314mm | 344mm | 不明 | 密閉式、コンポスト式 | 15L | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
2 | C is Bokashi Organko2 | ![]() | 寝かせて放置。1か月で肥料になるバイオ式コンポスト | 240mm | 240mm | 340mm | 不明 | コンポスト式 | 9.6L | 約1か月 | 密閉構造 | カバー×2、ゴム製内蓋プレッサー×2、内容器×2、携帯バンド×2、キャップ×2、外容器×2、スプーン、発酵促進剤(1kg) | ||
3 | アンダンスモア コンポストバッグ | ![]() | 自立する、軽量かつ折りたたみ可能な不織布コンポスト | 約28cm | 約28cm | 約32cm | 不明 | コンポスト式 | 19L | 約1~2か月 | 不明 | 説明書 | ||
4 | TeFuAnAn キッチンコンポストバケット | ![]() | 邪魔にならないサイズ感でどこでも設置が可能 | 不明 | 不明 | 205mm | 0.8kg | 密閉式、コンポスト式 | 5L | 不明 | 密閉構造 | 不明 | 不明 | |
5 | アイリスオーヤマ エココンポスト|IC-100 | ![]() | 発酵スピードが速くなるブラックタイプ | 560mm | 560mm | 630mm | 3.4kg | 土中式、コンポスト式 | 95L | 不明 | 防臭剤付属 | 不明 | ||
6 | アイリスオーヤマ 生ゴミ発酵器|EM-18 | ![]() | しっかり密閉して発酵を促す。液肥も有効利用 | 370mm | 360mm | 490mm | 不明 | 密閉式、コンポスト式 | 約18L | 不明 | 密閉構造 | 不明 | 不明 | |
7 | パナソニック 生ごみイーター | ![]() | コンパクトながらも1日約1kgの生ごみを分解処理 | 400mm | 352mm | 510mm | 約10kg | コンポスト式 | 1kg | 約24時間 | 不明 | 不明 | ||
8 | 協和物産 ミラコンポ|PC-300A | ![]() | 土中埋め込み式。ローテーション使いもできる4つセット | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | コンポスト式 | 30L | 約6か月 | 不明 | 不明 | ||
9 | 羽柴産業 コンポスト | ![]() | ガーデンの雰囲気を崩さないどんぐりデザイン | 不明 | 不明 | 440mm | 約8.5kg | 土中式、コンポスト式 | 33L | 不明 | 不明 | 不明 | ||
10 | パネフリ工業 かんたんコンポストBAG|2BF239L937 | ![]() | 1サイクルで約7kgの生ごみを処理できる | 220mm | 300mm | 70mm | 0.82kg | コンポスト式 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 生ごみ処理材 |
処理方式 | 密閉式、コンポスト式 |
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最大容量 | 15L |
生ゴミを投入し、専用処理剤「ボカシ」をふりかけるだけの、家庭用生ゴミ処理専用容器です。短期間(夏場で約10~15日、冬場で約15~20日)に生ゴミを分解・減量し、良質の堆肥「有機肥料」をつくれます。処理された生ゴミは良質な有機肥料として、プランター、家庭菜園に利用できます。
重量 | 不明 |
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処理時間 | 不明 |
室外設置可能 | 不明 |
付属品 | 不明 |
処理方式 | コンポスト式 |
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最大容量 | 9.6L |
電気不使用でキッチンに置けるバイオ式コンポストです。はじめの2週間はキッチンで出た毎日の生ごみを貯めるだけ、あとの2週間は放置して寝かせるだけ、合計たった1か月で生ゴミが肥料に変わります。独自設計による特殊構造で、ニオイが漏れないので、虫が寄りにくい設計です。
重量 | 不明 |
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処理時間 | 約1か月 |
室外設置可能 | |
付属品 | カバー×2、ゴム製内蓋プレッサー×2、内容器×2、携帯バンド×2、キャップ×2、外容器×2、スプーン、発酵促進剤(1kg) |
処理方式 | コンポスト式 |
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最大容量 | 19L |
自立するためマンションのベランダなどでも使いやすく、軽量かつ折りたたむこともでき、持ち運びにも便利です。透水性がよいため余分な水分は排出し、プラスチックの商材に比べ、カビや不快な臭いを防ぐことができます。小物用ポケットつきで、スコップをサッと取り出しできるのもうれしいですね。
重量 | 不明 |
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処理時間 | 約1~2か月 |
室外設置可能 | |
付属品 | 説明書 |
処理方式 | 密閉式、コンポスト式 |
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最大容量 | 約18L |
EM菌の嫌気発酵を利用して生ゴミを一時発酵させる密閉容器です。一次発酵後の生ゴミを土に混ぜることによって、有機肥料になり、発酵中に出てくる液体も液肥として使用できます。液肥を抜くためのコックと、密閉性と排水性を促す内フタ・スノコ、持ち運びに便利なハンドル付きのアイテムです。
重量 | 不明 |
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処理時間 | 不明 |
室外設置可能 | 不明 |
付属品 | 不明 |
コンポストでの堆肥作りで心配なのが、ハエやウジなどの虫の発生ですよね。しかし、対策をしっかりと行えば虫の発生も予防できます。最初に容器や中身に虫や卵が入っていないか確認。また、生ゴミは三角コーナーに置きっぱなしにすると虫の卵が入ることもあるので、毎日コンポストに投入しましょう。
さらに、屋外にコンポストを設置する場合は、目の細かな防虫ネットをかけるのも忘れずに。虫の侵入を防ぎ、卵の産みつけも予防できます。生ゴミを投入したあとはそのままにせず、土を被せましょう。
加えて、コンポストの状態をキープするのも重要です。発酵が盛んに行われるとコンポスト内の温度が50℃前後に保たれ、虫の卵も死滅します。温度が低いと感じたら米ぬかやてんぷら油などの発酵促進材を投入しましょう。虫がわいた場合には中身をビニール袋に入れて天日干しするのもひとつの手です。
1位: サンコープラスチック|生ゴミ処理機 EMワーカー
2位: C is|Bokashi Organko2
3位: アンダンスモア|コンポストバッグ
4位: TeFuAnAn|キッチンコンポストバケット
5位: アイリスオーヤマ|エココンポスト|IC-100
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