警棒のおすすめ人気ランキング【2025年】

家や車内に置く場合は、固定タイプを選んでください。サイズが大きめで重いものが多いため携帯用には不向きですが、一定の場所に常備したい場合には適しているでしょう。シンプルなつくりで伸縮機能がなく、準備不要で瞬時に使用可能です。

長さは45～65cm程度までラインナップがあります。どこに置くかを考慮したうえで、置き場所に合ったサイズのものを選んでください。

外出先に携帯する場合は、伸縮タイプが便利です。多くの場合、収縮時のサイズが20〜40cm程度なので、カバンに入れて持ち運びやすいでしょう。

伸縮タイプは遠心力で振り出すものと、手動で伸ばすものに分かれます。遠心力で振り出すタイプは瞬時に伸ばせる反面、振る力が弱いと1回で伸ばしきれない可能性があるので注意してください。力が弱い人は、手動で伸ばせるタイプを検討しましょう。

持ち歩きやすさを考慮すると、A4サイズのバッグに収まる20～30cm程度の商品が狙い目です。なかには、専用のケースが付属したものや、縮めるとペン型になるものもあるので、周囲の目が気になる人は検討してください。

扱いやすさを重視する人は、アルミ合金・プラスチック製をチェックしましょう。いずれも軽量なものが多く、価格が比較的安いため、はじめて警棒を買う人にもおすすめです。

市販の商品はアルミ合金が主流で、形状やサイズの選択肢が豊富にあります。スチールやカーボンファイバーと比べると強度が低いものの、プラスチックよりは強い素材です。初心者でも振りやすく、ある程度の打撃力も期待できるでしょう。

プラスチックはアルミ合金よりさらに軽量で、持ち歩きやすい点が特徴です。ただし、ほかの素材に比べて強度が低い留意点も。威嚇には効果がありますが、力の強い相手は制圧しきれないリスクがあります。一定の打撃力も求める人は、ガラスや炭素などを加えて強度を高めた強化プラスチックの商品を候補に入れましょう。

女性で力に自信のない人や護身術の経験がない人は、以下のコンテンツで、ほかの扱いやすい護身用具もチェックしてください。

打撃力の強い素材を選びたい人は、スチール・カーボンファイバー製の警棒に注目しましょう。いずれもアルミ合金やプラスチックに比べて強度の高い素材で、プロ仕様の商品も多く見られます。

スチールは鉄に炭素を合成した合金で、衝撃に強い点が特徴。重量のある素材で、スチール製の警棒は500gを超えるものが基本です。使いこなせれば威力が高く、武道や護身術の経験がある人には候補になります。しかし、長時間持ち運ぶ場合は負担になるうえ、力の弱い人は素早く振れない可能性があるでしょう。

カーボンファイバーは、石油やアクリル繊維を炭化した素材。非常に軽量であるうえ、高強度で弾性が高く、衝撃で破損しにくいので、持ち運びやすさと耐久性を両立させたい人は選択肢に入れてください。ただし、ほかの素材に比べて価格が高く、2万円を超える商品もある点には注意しましょう。