普段何気なく使っているイヤホンですが、故障や買い替えで不要になったとき、「燃えるゴミ?不燃ゴミ?」と分別に迷いがちですよね。プラスチックや金属パーツが使われているうえ、ワイヤレスイヤホンには電池も内蔵されているため、誤った捨て方をすると発火などの事故につながる恐れもあります。
本記事では、イヤホンの種類別(有線・ワイヤレス)の正しい分別方法や、自治体によって異なるルールについても詳しく解説していきます。イヤホンを環境に配慮した方法で処分することで、資源の有効活用やリサイクルに貢献できるため、ぜひ参考にしてみてください。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
イヤホンは有線・ワイヤレスを問わず小型家電リサイクル法の対象品目で、小型家電としてリサイクル回収するのが基本です。イヤホンには金や銅などの有用金属が含まれており、適切に回収することで資源の有効活用につながります。
とくにワイヤレスイヤホンにはリチウムイオン電池が内蔵されているため、一般ゴミに出すと収集や処理の過程で発火・火災事故を引き起こすリスクがあります。安全性の観点からも、小型家電回収を利用するのがおすすめです。小型家電回収には、自治体や家電量販店の回収ボックス、メーカーによる回収・下取り制度など、複数の方法があります。
ただし、自治体によっては不燃ゴミとして処分する場合や、電池を外せないワイヤレスイヤホンを有害ゴミとして扱う場合もあるため、処分前にお住まいの地域の分別ルールを確認することが大切です。
イヤホンの処分方法は、自治体の小型家電回収、家電量販店の回収サービス、メーカー回収・下取り、買取サービスの4つが代表的です。各処分方法の詳細やメリット・デメリットを知り、状況にあった方法を選びましょう。
多くの自治体では、イヤホンを含む小型家電の回収ボックスを設置しています。市役所や区役所、公民館、図書館などの公共施設に設置されていることが多く、基本的に無料です。
回収ボックスの投入口は15cm×30cm程度が一般的で、イヤホンであれば問題なく投入できます。ただし、回収対象や投入口サイズは自治体ごとに異なるため注意が必要です。なかには「電池が外れないものは不可」とする自治体もあるため、持ち込む前に自治体の公式サイトで確認しておきましょう。
多くの家電量販店では、使用済み小型家電の回収ボックスを設置しています。店内の指定場所にあるため、店舗で買い物をするついでにイヤホンを持ち込むだけで手軽に処分が可能です。
回収ボックスの投入口は一般的に30cm×15cm程度で、イヤホンなら問題なく投入可能。店舗によってはキャンペーンなどが行われることもあるため、利用前に回収対象品目・設置場所・営業時間を公式サイトなどで確認しておきましょう。
イヤホンのメーカーや携帯キャリアのなかには、回収・下取りプログラムを用意しているところがあります。回収方法は店頭への持ち込みや宅配回収が一般的で、処分と買い替えを同時に進めたい人に便利です。
下取りに出すことで、次回購入の割引やポイント還元などの特典を受けられる場合もあります。対象機種や状態条件、申込手順はプログラムによって異なるため、利用前に公式サイトで条件や手続きを確認しておきましょう。
使わなくなったイヤホンでも、まだ状態がよければ買取サービスに出すのがおすすめです。人気モデルや付属品がそろっている場合は、思った以上の査定額がつくこともあります。
買取を実施しているところは意外と多く、イヤホン専門店やネット買取サービス、リサイクルショップなどさまざまです。査定前に本体と付属品の状態を確認し、軽くクリーニングしておくと査定額アップに期待できます。一方で、故障品や大きな損傷があるものは買取対象外となる場合があるため注意しましょう。
また、フリマサイトへの出品もおすすめ。買取サービスと比較して、自分で価格を設定できるため、希望に近い金額で手放せる可能性が高いのが最大の魅力です。特に限定モデルや、特定の層に人気のあるマニアックな機種などは、フリマサイトの方が高値で取引される傾向にあります。
ワイヤレスイヤホンを通常のゴミに混ぜて捨てると、火災事故につながる恐れがあります。原因は内蔵されているリチウムイオン電池で、衝撃や圧力で破損すると発熱・発火しやすい特性があるためです。
実際にゴミ収集車で圧縮したり、処理施設で破砕したりする際に電池が傷つき、火災につながるケースが報告されています。リチウムイオン電池による火災は年々増加傾向にあるため、安全のためにも地域で定められたルールに沿って処分することが重要です。
イヤホンは小型家電リサイクル制度の対象ですが、地域のルールによって本体・付属品の扱いが変わります。付属品は本体以上に素材がバラバラで、たとえば充電ケースは電池を内蔵しているため別枠回収になることが多く、充電ケーブルは不燃ゴミ、シリコンのイヤーピースは可燃ゴミとして扱われるケースが一般的です。
処分前に自治体の公式サイトで付属品・小型家電などの案内を確認しましょう。どうしても判断に迷う場合は、本体と付属品を分けて出すと、回収不可やトラブルを避けやすくなります。
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