SIMGOT EA500を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
2種類のノズルが付属しており、つけ替えるだけで異なる音質を楽しめる有線イヤホン、SIMGOT EA500。ネット上では「中高音がきれいに鳴る」と評判です。その一方、「やや重い」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- 音質のよさ
- 耳への合わせやすさ
- 利便性の高さ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の有線イヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、有線イヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
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本コンテンツに記載の検証結果は2025年05月までの情報です
【結論】約1万円で買える高コスパモデル!解像感に優れ、ノズルつけ替えで2種類の音を楽しめる
SIMGOT EA500は、予算を抑えつつ音質も妥協したくない人におすすめ。ECサイトの価格は1万円台(※執筆時点)ながら、低音から高音までどの帯域の音もバランスよく響きました。とくに中音域の表現力は、比較した同価格帯のイヤホンと比べても優れています。ボーカルの質感や抑揚など、細かなところまで聴き取れるほどの表現力でした。あらゆるジャンルの音楽を楽しめるでしょう。
解像度も高く、原音を素直に再現しています。音が重なっていても潰れず、一音単位で聴き分けられるほどクリアに聴こえました。実際に楽曲を聴いたモニターからは「楽器が分離して聴こえる」と好評です。臨場感の評価も高く、比較した3万円台の高級機にも劣りません。立体感のある音で、自然な音の広がりを楽しめます。
イヤホン本体は耳に沿う形状で、フィット感は良好です。イヤーピースはS・M・Lの3サイズが付属しています。シェルは金属の筐体なので口コミのように重めですが、耳にすっぽりはまりました。耳掛けに対応し、耳へかかる重みも分散できます。比較した耳掛けのないストレートタイプに比べ、タッチノイズも軽減できました。
持ち運び用のハードケースやケーブルバンドが付属しており、イヤホンの管理がしやすいのもうれしいポイントです。比較した約半数が非対応のリケーブルに対応しており、断線してもケーブルを交換できます。コネクタは汎用性の高い2pinなので、交換用のケーブルを探しやすいでしょう。
ノズルが2種類付属しており、異なる音質を楽しめるのも特筆すべきところ。高音が抑えられたポップス向きのものと、高域の解像度が高く女性ボーカル・楽器音向きのものがあるので、好みや気分に合わせられます。しかしマイクは非搭載なので、通話したい人はケーブルを交換するか、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
SIMGOT EA500とは?

今回紹介するSIMGOT EA500は、中国の音響機器メーカーSIMGOTから発売されたエントリーモデルの有線イヤホンです。同社のフラグシップモデルEA2000の開発で培った技術や経験が組み込まれています。より高音の伸びをよくし、低音の質感を高めた上位モデルのEA1000も展開中です。
内磁型と外磁型の両方を搭載した10mm径のデュアル磁気回路・デュアルチャンバードライバーユニットを搭載。低域から高域までバランスよく鳴らし、メリハリのある音質と臨場感を味わえると謳います。本体は鏡面仕上げメッキ加工が施され、透明感のあるすっきりしたデザインです。性別やファッションを問わず使いやすいでしょう。
2種類のプラグが付属し、異なる音質を楽しめるのも魅力です。赤色リングのノズルはポップス向きの万能チューニングで音を正確に再現でき、黒色リングのものは高域に特化した女性ボーカルや楽器音向きのチューニングだとしています。なお、検証には赤色リングを使用しました。
- イヤホン形状|カナル型
- ドライバー構成|ダイナミック型
- 再生周波数帯域|10~50kHz
- インピーダンス|16Ω±15%(@1kHz)
- ケーブル線材|無酸素銅銀メッキケーブル
- コネクタ|2Pin 0.78mm
- プラグ|3.5mm
- 付属品|収納ケース・イヤーピース(S・M・L)・ノズル1(赤色リング)・ノズル2(黒色リング)
3種類の音を楽しめる「EA500 LM」をリリース!

2024年5月31日に後継モデルであるEA500 LMが発売されました。ドライバーには、第二世代DMDCデュアル磁気回路・デュアルチャンバードライバーを搭載。第一世代に比べて高域のコントロール性が向上し、より華やかで伸びのある高音を実現するとともに、リアルな臨場感を楽しめるとしています。
また、交換可能なノズルが2種類から3種類に増えました。全域のバランスが取れたポップ(金色ノズル・赤色リング)・中高域は美しく低域は深く、より繊細に表現するクラシック(銀色ノズル・赤色リング)・解像感が高く、ボーカルの息遣いが感じられるインストゥルメンタル(銀色ノズル・黒色リング)が付属しています。

高音から低音までバランスの取れたサウンドで、ジャンルを問わず高いクオリティ。このクオリティが1万円台で手に入ると考えると、コスパのよいイヤホンを探している人におすすめです。
検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回はSIMGOT EA500を含む、有線イヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 音質のよさ
- 耳への合わせやすさ
- 利便性の高さ
SIMGOT EA500のよい点は7つ!
人気の有線イヤホンを比較検証したところ、SIMGOT EA500には7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
迫力がありつつも、まとまり感のある低音。ほかの帯域を邪魔しない

イヤホンの形状は耳栓のように装着するカナル型です。比較した結果、カナル型はインナーイヤー型より鼓膜に近い位置で音を鳴らすので、低音に迫力が出やすい傾向がありましたが、その傾向どおり本商品にも十分な迫力がありました。
低音のバランスがよく、ほかの音域を邪魔したり埋もれたりせずに、楽曲全体を支えるように響きます。ほかの音域と調和してまとまっているぶん、重低音を重視する人だと物足りない可能性があるものの、アタック感やキレのよさが感じられました。
ボーカルの質感・抑揚をきれいに表現できる。息遣いまで感じられた

表現力は比較した同じ価格帯のイヤホンと比べても優れています。モニターからは「CDじゃなくてライブで聴いているような音の厚みを感じる」と表現力の高さを評価する意見もあがりました。ポップスを中心に、あらゆるジャンルの楽曲を楽しめるでしょう。
柔らかな高音で耳触りがよい。聴き疲れしにくいイヤホンがほしい人に

モニターの大半が「ハイハットの音のキレや、水が流れる音、鳥が鳴く声など、どれをとっても鮮明」など好印象を抱いています。突き抜けるような高音とまでは言えず、一部のモニターからは「華やかさに少し欠ける」と指摘されました。しかし高音が柔らかく響くため、聴き疲れしにくいでしょう。
低音・中音・高音のモニターレビューまとめ
<低音・中音・高音についてのモニターコメント>
- 「低音の迫力や存在感は十分にあると思う。ほかの帯域を邪魔していない。全体的に音がクリアで細かい音が強調されるだけに、もう少しだけバスドラムが体に響くような重厚感があれば、全体的に音の厚みが増して好みになるなと思った」
- 「女性ボーカルの声も男性ボーカルの声もどちらも非常にクリアであり、かなり聴き取りやすかった。とくに男性の声が力強いだけでなくかなり伸びや響きも感じ、歌として迫力を感じた。ボーカルそれぞれの声質をしっかり表現していて、抑揚や細かなブレスなども聴き取れる」
- 「ギターの柔らかいニュアンスだったり、クラップやハイハットの抜け感がすごい。きれいで楽器の質感も伝わるクオリティの高い高音。音も刺さらず柔らかい音像で、まとまりがありつつ分離感もあって、表現力に長けている」
コメントは一部抜粋
原音を素直に表現できる!解像感の高い、クリアなサウンド

比較したなかには音が重なると潰れたり小さな音が埋もれたりと、音の厚みに欠けるものもあったのに対し、原音をしっかり再現できており、音量を上げなくてもクリアに聴こえます。聴き応えのあるサウンドで音楽を楽しめるでしょう。
定位感があり、音場も広い。ナチュラルかつ立体的な音の響き

モニターからの評価は、比較した3万円台の高級機と遜色ありません。どの方向から鳴っているかが聴き取れるほど、音に立体感があります。ライブ音源や動画などを視聴することが多い人にぴったりです。
解像度・臨場感のモニターレビューまとめ
以下では解像度・臨場感に対するモニターコメントもまとめました。購入する際の参考にしてみてください。
<解像度・臨場感に対するモニターコメント>
- 「一つひとつの音がシンプルで無駄なく表現されているので、楽曲で鳴っている音単位で聴き分けわれた。音がとてもクリアでシャキッとしているのがよい。軽めの響きと芯のある音で、楽器の音が混ざり合う部分も精細に表現できていた」
- 「定位感がよく、音場が広い。音の広がりに無理がなく自然かつ滑らかできれい。全体的な厚みやライブ感には欠けるが、音としてまとまっているうえ安定感がある」
コメントは一部抜粋
耳にフィットさせやすい形状。耳掛け対応で外れにくいのも魅力

耳掛けに対応しているので、ケーブルは耳の形に沿って固定できます。比較した耳掛けのないストレートタイプはケーブルが動き、タッチノイズがわずらわしく感じるなか、タッチノイズはほとんど気になりませんでした。また、耳にかかるイヤホンの重みを分散できるため、疲れも軽減できるでしょう。
ケーブルをつけ替えて長く使える。持ち運びに便利なケースつき

比較した半数の商品が非対応だったリケーブルにも対応しています。断線してもケーブルだけを交換できるうえに、コネクタは汎用性の高い2Pinです。交換ケーブルの選択肢が豊富にあるため、自分に合うものを見つけやすいでしょう。
マイクは非搭載ですが、マイクつきのケーブルと交換すれば通話もできます。音質を向上させたい人はバランス接続に対応したケーブルにつけ替えるのもおすすめです。

バランス接続とは、左右の「音の信号」を独立させて接続する方法です。左右の音が分離することで定位感がよくなり、立体感のある音を楽しめます。
SIMGOT EA500の気になった点はなし!
デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。mybestが自信を持っておすすめできる有線イヤホンなので、ぜひ購入を検討してみてください。
SIMGOT EA500が向いていない人におすすめの有線イヤホンは?
原音の再現性に優れた、Softears Volumeをチェック!

Softears Volumeは、ライブのような音の広がりを体感したい人におすすめ。低音から高音まですべての音をクリアに拾い、原音に近い音を再現していました。解像感も高く、リスニングを楽しみたいならまず選びたいモデルです。
イヤホン形状は耳に沿う形で、イヤーピースはS・M・Lの3サイズが付属しています。耳掛けに対応しており、装着時の安定感も優れていました。リケーブルに対応し、断線してもケーブルを交換可能です。キャリーケースとケーブルバンドが付属しているので、持ち運びもしやすいでしょう。
<音質のモニターコメント>
- 「輪郭と厚みのある低音で、重低音の響きまで確実に拾って鳴らしきっている」
- 「ハイハットやメインで鳴っているシタールの表現もクリアで、輪郭と伸びやかさの共存した埋もれず抜け感のある高音がクリアでよい」
- 「楽曲で鳴っている音単位での聴き分けができるし、細かく入り組んだ音も混ざることなく聴き取れた」
- 「ライブ会場で聴くような音の盛り上がりと、空間の広がりを感じられた」
コメントは一部抜粋
予算1万円台なら、qdc SUPERIORがぴったり!

イヤホンは耳の穴に沿うような形状で、フィット感は良好です。イヤーピースはS・M・Lの3サイズのほかに、傘が2重になって外れにくいダブルフランジのイヤーピースも付属しています。リケーブル対応に加え、メンテナンスグッズもついているので、長く使えるでしょう。

音質のバランスは取れていますが、より低音の迫力や臨場感を重視するなら、SIMGOT EA500がおすすめです。
SIMGOT EA500はどこで買える?

SIMGOT EA500は、Amazon・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。そのほかの取扱店舗は、ヨドバシカメラやイヤホン・ヘッドホン専門店のeイヤホンです。
値段は執筆時点で1万円前後。サイトによって値段は異なるので、それぞれ比較してみてくださいね!
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掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
