凍結した路面や雪道での歩行の負担を和らげるスノーブーツ。北海道や東北など雪の降る地域で活躍するほか、寒い場所への旅行や都会での街履きで寒さ対策したい場合にもおすすめです。しかし、SOREL・THE NORTH FACE・ワークマン・Columbia・moz・Dannerなどさまざまなメーカーやブランドから販売されており、どのスノーブーツを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のスノーブーツ23商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのスノーブーツをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなスノーブーツは「冬の寒い日でも暖かく、積雪や路面凍結していても滑りにくい商品」。徹底検証してわかったスノーブーツの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
靴のお悩みコンサルタント。1997年~2020年、大手靴メーカーにて婦人靴販売員として従事。その後は靴のお悩みコンサルタントとして独立。婦人靴全般をはじめ、子供靴・紳士靴・スポーツシューズに関するブログを執筆中。オンラインでの靴講座や、対面での靴のお悩み相談室、親子靴教室も開催している。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
氷の上でも滑りにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「積雪や路面凍結していても滑りにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温かい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「寒い日でも足が冷えにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
防水性の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「雨の日に履いても水が浸水しにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
歩きやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「モニターがより歩きやすいと評価した商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
スノーブーツは、北海道や東北など雪の降る地域では必須です。普通のブーツに比べて寒さ対策が期待できる機能や滑り止め機能、防水機能がしっかり備わっているため、雪道や凍結した路面を歩行するのに適しています。
スノーブーツは、内部に保温素材や断熱材が使われているものが多く、足元が冷えにくい点が魅力です。また、アウトソールにはグリップ力の強いラバーやガラス繊維など、高い滑り止め機能が施されており、普通のブーツやスニーカーよりも滑りにくいものがほとんどといえます。
さらに、デザインが幅広く、自分のファッションスタイルに合わせやすい点も魅力。カラー展開は、黒・グレー・ベージュといったベーシックなものから、鮮やかな色や柄物までさまざま。丈はショートタイプから膝下まで覆うロングタイプまであります。素材もスエードやレザー風の高級感があるもの、スポーティなナイロン素材のものなど豊富です。雪の日以外でも違和感なく履けるので、冬のアウトドアや通勤・通学時にもおすすめですよ。
ここ数年は、長めのスカートやパンツスタイルを着用される方が多く、その影響からかロングブーツよりもショートブーツが主流になっています。
スノーブーツ・ウィンターブーツを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
雪道や凍結した道での転倒リスクを下げるために、摩擦係数が0.4μ以上のものを選びましょう。摩擦係数とは、2つの物体間の摩擦度合いを表したもの。凍結した路面で摩擦係数が0.4μ以上ある場合、雪道や凍結した道でも滑りにくいと感じるほどのグリップ力があるといえます。
グリップ力が強いと滑りにくいため、転倒によるケガを防ぎやすい点もメリットです。また、路面状況にあまり気をつかわずに歩けることから、雪道や凍結した道を歩き慣れていない人にもおすすめといえるでしょう。
なおスニーカーの場合、凍結した路面では0.2μ程度の摩擦係数しかありません。雪の上ではツルツル滑るリスクがあるので、雪道ではスノーブーツを履くことがおすすめです。滑りにくさは商品によって差があるので、雪道や凍結路面を歩く機会が多く想定される場合は摩擦係数0.4μ以上のものを選ぶのがベターでしょう。
滑りにくい靴であれば、通勤・通学・買い物といった日常生活やアウトドア活動などに幅広く活躍します。とくに小さな子どもを連れている場合や高齢者は、転倒リスクを軽減するためにスノーブーツを使用することがおすすめです。
スノーブーツの保温性と歩きやすさは両立しにくいもの。保温性を重視すると歩きやすさが劣り、歩きやすさを優先すると保温性が下がります。どちらを重視するかを決めたうえで、自分に合ったスノーブーツを選びましょう。
保温性を重視する人には、ミドル丈のスノーブーツがおすすめです。ここで示すミドル丈とは、靴底から履き口までの長さが17cm以上あるものを指します。靴底から履き口までの長さが17cm以上あればくるぶしまで覆えるので、靴底から履き口までの長さが17cm未満のショート丈に比べて保温性が持続しやすいといえます。
検証では、人の足に見立てた37℃のお湯を袋に入れてスノーブーツに入れ、冷蔵庫に保管し、5分間おきに温度を測定。その結果、17cm以上のミドル丈のものは、50分経過しても30℃以上の温度をキープできる商品がありました。一方で、ショート丈のものは35分ほどで湯温が30℃を下回る商品があり保温力を持続しにくいことが判明。ミドル丈なら、温度をキープしやすいので家から駅・職場・学校までの距離が長い場合でも快適に歩けるでしょう。
なお、今回検証したすべての商品は、ショート丈でも30分以上は30℃以上の湯温をキープできました。スニーカーで同じ検証をしたところ、20分をすぎる頃には30℃を下回っていたので、スノーブーツの保温性はスニーカーと比べるとかなり高いといえます。
また、靴本体に抗菌防臭効果が施されたものはほとんどないので、気になる人は靴用の除湿剤などを使用するのがおすすめですよ。
暖かさを求めすぎても、汗をかくことで逆に冷えの原因になることがあります。また、靴下を2枚重ねて履くと足のゆびが動きにくくなり、つま先が冷えてしまいます。そのため、靴下は1枚の方が足が冷えにくい場合もありますよ。
動きやすさを重視するなら、靴底から履き口までの長さが17cm未満のショート丈を選びましょう。ミドル丈に比べて足首やふくらはぎ周りを自由に動かせるため、歩行や動作をスムーズに行えます。
とくに雪道や階段の上り下りなどで、機敏に動きやすい点がメリットです。丈が短い分着脱もしやすく、キャンプや旅行などのアクティブなシーンでも重宝するでしょう。しかし、ショート丈のブーツは足首の可動範囲が広い分、足首に隙間ができやすいので、気になる場合はレッグウォーマーの着用をおすすめします。
さらに、フィット感とクッション性を兼ね備えたものだと、歩きやすく転倒リスクも軽減されるでしょう。フィット感が高いと靴の中で足が動かず余分な力が不要なので、足首・膝・腰への負担を減らせます。クッション性が高いと硬い路面から足裏への衝撃を吸収でき、長時間歩いても疲れにくい点が魅力です。
浸水を防ぐためには、靴底から履き口までの長さが10cm以上かつ防水対策が施されているものがおすすめです。防水性能が高いと雪解け水や雨水が靴内に浸入しにくく、足が濡れて冷えることを軽減できます。靴のカビや異臭の原因になったり、素材の劣化を早めたりするリスクも下げられるでしょう。
靴下を着用したうえでスノーブーツを履き、片足を2cmの水が入ったバケツに入れて検証したところ、今回比較したほとんどの商品は内部に浸水しませんでした。雪が積もっていない日や雨の日ならあまり気にしなくてよいといえます。
水が染み込んだ商品の傾向としてファスナー・紐・隙間部分がある構造のものは浸水しやすい結果でした。浸水が心配な場合は、防水対策がしっかりされているかを確認しましょう。具体的には、止水ファスナーかどうか・靴紐下の布に隙間がないか・丈が10cm以上かどうかをチェックしてください。
水たまりに足を入れたときや、ふかふかの雪が溶けたときに浸水しやすいといえます。浸水は寒い外を歩く際に回避すべきことなので、購入前に防水性の有無をしっかり確認しましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||
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滑りにくさ | 温かさ | 防水性 | 歩きやすさ | タイプ | シューズ丈 | 片足の重さ | 氷面との摩擦係数 | アウトソール素材 | 裏地の種類 | 防臭加工 | 抗菌加工 | ||||||
1 | ワークマン FieldCore|防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックネオ|FC222 | ![]() | 4.57 | 雪道で滑りにくい。温かさと防水性も兼ね備えたスノーブーツ | 4.39 | 4.84 | 5.00 | 3.93 | ミドル | 23.0cm | 386g | 0.378μ | ゴム底 | 不明 | |||
2 | moz チェックボアライニング スノーブーツ | ![]() | 4.52 | 足先の冷え・浸水を防ぎたい人に。温かいうえに防水性も高い | 4.19 | 5.00 | 5.00 | 3.92 | ミドル | 18.0cm | 262g | 0.338μ | ラバー素材 | ボア | |||
2 | コロンビアスポーツウェアジャパン Columbia|イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ|YU2038 | ![]() | 4.52 | 氷の上でも滑りにくく温かさもしっかりキープ!防水性も十分 | 4.78 | 4.17 | 5.00 | 3.90 | ショート | 14.0cm | 307g | 0.456μ | 不明 | オムニヒート | |||
4 | ムーンスター SPORTH|スノーシューズ|SP0290CSR | ![]() | 4.44 | 雪道でも滑りにくい。脱ぎ履きがスムーズなファスナー付き | 4.56 | 4.17 | 4.67 | 4.38 | ミドル | 23.5cm | 368g | 0.412μ | ラバー素材、EVA | フェイクファー | |||
5 | ゴールドウイン THE NORTH FACE|ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VIII|NFW52272 | ![]() | 4.41 | 普段使いしたい人に。防水性が高く足へのフィット感も優秀 | 4.31 | 4.17 | 5.00 | 4.56 | ミドル | 21.0cm | 314g | 0.362μ | EVA | サーモライトエコメイド | |||
6 | コロンビアスポーツウェアジャパン SOREL|CARIBOU|NL1005 | ![]() | 4.38 | 10cm積雪しても浸水しにくい。高い防水性と温かさが魅力 | 4.06 | 4.67 | 5.00 | 3.92 | ミドル | 26.0cm | 878g | 0.312μ | ラバー素材 | ボア(Thermoplusフェルト) | |||
7 | HUNTER WFF3001WWU W IN/OUT PUFFER BOOTIE|673492-0002 | ![]() | 4.35 | ブランドが好きな人に。冬場に求められる性能を満たしている | 4.20 | 4.34 | 4.67 | 4.42 | ショート | 14.0cm | 223g | 0.340μ | EVA | リサイクルポリエステルフリース | |||
8 | コロンビアスポーツウェアジャパン SOREL|ウィンターカーニバル ブーツウォータープルーフ|NL5175 | ![]() | 4.31 | 防水性の高いロングタイプ。温かさをキープして冷えを防げる | 4.02 | 4.50 | 5.00 | 3.89 | ミドル | 26.0cm | 531g | 0.304μ | 合成ゴム | Thermoplusフェルト | |||
9 | Danner FREDDO|D120100 | ![]() | 4.30 | 長く温かさを保ちたい人向き。凍った道はやや滑りやすい | 3.77 | 5.00 | 5.00 | 3.88 | ミドル | 23.0cm | 471g | 0.254μ | ラバー素材 | シンサレート | |||
10 | ゴールドウイン THE NORTH FACE|ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ ロゴ ショート|NF52280 | ![]() | 4.27 | 寒い屋外でも温かさをキープ。ブランドが好きな人向き | 3.77 | 4.67 | 5.00 | 4.32 | ミドル | 17.0cm | 320g | 0.362μ | ラバー素材 | サーモライトエコメイド |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.378μ |
良い
気になる
ワークマンの「FieldCore 防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックネオ FC222」は、防水性と温かさを両立している雪道で滑りにくいスノーブーツ。防水性・温かさの両方の検証で高評価を獲得しており、どんな人にもおすすめできる1足です。
37℃の温湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れて冷やし、5分ごとに温度を測ったところ、55分間も30℃台を維持。保温性が高く、雪遊びやアウトドアシーンなど長時間の使用にも適しています。
防水性も優秀。ブーツを履いた足を水の入ったバケツの中に入れ、水位を2cmから徐々に増やしたところ、10cmでも内部にはまったく水が染みませんでした。雨や溶けた雪が浸水する可能性は低いといえるでしょう。
滑りにくさの結果も良好です。アイススケートリンクで摩擦係数を測定したところ、0.378μを記録しました。氷の上では滑る可能性があるものの、雪道や溶けた雪の上なら滑りにくいといえるレベルで、通勤・通学時に重宝しそうです。
一方で歩きやすさはいまひとつ。つま先やかかとが浮いてズレやすく、あまりフィット感がないようです。モニターからは「靴の中のボアが少し滑る感じがあった」「雪の中だととくに踏ん張りがきかず足が疲れそう」との声が。とはいえ靴底にほどよい厚みがあり、硬さが気になりにくいのはメリットです。
歩きやすさは高評価に届かないものの、高い防水性と温かさを両立。雪が積もった環境でも快適に過ごしたい人や足先が冷えやすい人はぜひ検討してみてください。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.338μ |
良い
気になる
特筆すべきは保温性の高さです。ブーツの中に37℃のお湯を入れ、冷蔵庫で冷やしてみると、60分間も30℃台をキープできました。寒い屋外でも長時間足元を温かく保つ性能があり、通勤・通学時はもちろん、アウトドアでも足先に冷えを感じずに過ごせそうです。
防水性も高く、水位10cmの水中にブーツを履いた足を入れても、内部に浸水することはありませんでした。そのため、雨だけでなく溶けた雪も染み込むことは少ないでしょう。
滑りにくさの検証結果も悪くありません。スケートリンクで摩擦係数を測定したところ、0.338μと高めの数値を記録しました。そのため、雪の上でも気をつけて歩けば転ぶ心配は少ないといえます。
裏地のボアにより、足全体がほどよくフィット。ただし、足首がややゆるく、かかとが浮きやすい感覚もありました。モニターからは、「靴底の硬さが足にダイレクトに伝わる」という声もあがっています。歩きやすさは人を選びますが、保温性重視で選びたい人はチェックしてみてくださいね。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.456μ |
良い
気になる
コロンビアスポーツウェアジャパンの「Columbia イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ YU2038」は、とにかく高性能なスノーブーツがほしい人におすすめ。滑りにくさ・防水性の検証では、どちらも高評価を獲得しました。
滑りにくさは検証したなかでもトップクラスです。アイススケートリンクで行った検証では、摩擦係数0.456μと非常に高い数値を記録しました。氷や雪の上でもほとんど滑らない性能といえるため、路面が凍結しやすい場所を歩くことが多い人にもぴったりです。
温かさも十分。37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れ、5分ごとに温湯を測ると、35分間も30℃台を維持しました。一定時間30℃以上を保てたことから、通勤・通学時に徒歩で移動するときなど、寒い屋外でもブーツの中の温度を保ちやすいでしょう。
防水性は文句なしの性能です。ブーツを履いた足を水の中に入れ、水位を2cmから徐々に増やしたところ、10cmでも内部にはまったく水が染みませんでした。濡れても中まで水が浸入しないので、雪の日だけでなく雨の日でも気兼ねなく履けそうです。
靴底にはクッション性があり、モニターからは「軽くて歩きやすい」「長時間歩けそう」との声が多数あがりました。フィット感は意見が分かれ、「ちょうどよいゆるさ」という声がある一方で、「足の甲に空洞があった」との声も。足首は靴紐でしっかりと固定できますが、人によってはフィット感が気になるかもしれません。
フィット感では人を選ぶとはいえ、それを上回る性能を備えたスノーブーツです。寒い時期でも足元を快適に保ちつつ、滑らずに歩けるスノーブーツを求めるなら最有力候補になるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.412μ |
良い
気になる
ムーンスターの「SPORTH スノーシューズ SP0290CSR」は、滑りにくく比較的温かいスノーブーツがほしい人におすすめです。滑りにくさと温かさを両立し、路面が凍結しやすい時期でも快適に歩けるものがほしい人向き。サイドに付いたファスナーで脱ぎ履きもスムーズです。
滑りにくさの検証では高評価を獲得しました。ソールに採用された防滑ラバーは、ガラス繊維を配合しており、耐摩耗性に優れています。スケートリンクで摩擦係数を測定したところ、0.412μと申し分ない数値を記録。雪道や溶けた雪の上でもほぼ滑らない性能を備えています。
温かさもしっかりキープ。37℃のお湯を袋に入れてブーツにセットし、冷蔵庫に入れたところ、35分を経過するまで30℃台を維持していました。ブーツ内部の温度を保ちやすく、通勤や通学のときに足元が冷えるのを防ぎたい人にもよいでしょう。
防水性も高く、水が入ったバケツにスノーブーツを履いた状態で足を入れると、水位が8cmになるまで浸水はありませんでした。水位が上がるとファスナーから中に浸水しましたが、一般的な水たまり程度の深さであれば内部まで濡れることはなさそうです。
歩きやすさもおおむね良好。歩くときにかかとがやや浮きやすいものの、モニターからは「全体のホールド感はしっかりしている」などの声があがりました。靴底は厚みと弾力があり、硬さを感じずに歩けます。ほとんどのモニターから、「長時間歩いていても疲れない」と好評でした。
深い雪の中を歩くのには向きませんが、路面を歩く場合は問題はないでしょう。紐はついておらず、ファスナータイプが好きな人にもおすすめです。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.362μ |
良い
気になる
ゴールドウインの「THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VIII NFW52272」は、雨や雪が溶けて浸水するのを避けたい、防水性を重視する人におすすめ。検証では防水性・歩きやすさの評価が高く、日常的に履く人で、濡れるのが心配な人にぴったりです。
防水性は、検証したなかでもトップクラスの高評価を獲得。水が入ったバケツにスノーブーツを履いてから足を入れると、水位が10cmになっても内部に浸水しませんでした。雨の日でも濡れにくいので、浸水による足先の冷えも防げるでしょう。
全体的にフィット感がよく、つま先やかかとのズレもほとんど気になりません。大半のモニターから「ちょうどよいフィット感」との声があがりました。ソールの素材は軽めながらしっかりと衝撃を吸収し、モニターからも「足裏に心地よい硬さ」と好評。長時間履いても疲れにくいのはうれしいポイントです。
温かさを一定維持しやすいのも魅力。37℃のお湯を入れたブーツを冷蔵庫に入れると、35分後も湯温は30℃台をキープできていました。ブーツ内部の温度が下がりにくいため、通学や通勤時も足先が冷たくなるのを防げます。
滑りにくさもおおむね良好な結果でした。スケートリンクで摩擦係数を測定すると、0.362μと悪くない数値。滑りにくい性能を備えていますが、路面が凍結している場合は慎重に歩いてくださいね。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.312μ |
良い
気になる
コロンビアスポーツウェアジャパンの「SOREL CARIBOU NL1005」は、積雪地帯で雪が10cmほど積もる地域に住む人におすすめ。防水性が非常に高いのが特徴です。
ブーツを履いた足を水の入ったバケツの中に入れ、水位を2cmから徐々に増やしたところ、10cmでも内部に水が染みることはありませんでした。10cmまでの雪なら、溶けても浸水する可能性は低いといえるでしょう。温かさも高評価で、37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れて冷やし、5分ごとに温湯を測ったところ、50分間30℃台を維持できました。
滑りにくさも悪くありません。スケートリンクで摩擦係数を測定すると、0.312μを記録しました。注意は必要ですが、雪道や溶けた雪の上でもあまり滑らず歩けるでしょう。
しかし実際に歩いてみると、足が固定されている感覚が強いと感じる人が多数。そのぶんズレは気になりにくいものの、モニターからは「くるぶし部分が硬く、足の形状が固定されるような感覚で歩きづらい」「くるぶしからすねまできつく締めつけられる」との声が聞かれました。靴底の硬さはそれほど気にならないものの、足がむくみやすい人には不向きです。
とはいえ、防水性と温かさに優れた1足。歩きやすさには改善の余地がありますが、足の冷え対策がしたい人や10cmの積雪にも耐えられるものがほしい人は候補になるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.340μ |
良い
気になる
温かさを維持し、足元が冷えるのを防げる点は魅力。ブーツ内部に37℃のお湯を注いだ袋を入れて、冷蔵庫で冷やしたところ、40分経過するあたりまで30℃台をキープできました。寒い屋外でも足先の温度を保ちやすく、通勤・通学時も寒さを気にせず移動できます。
防水性も高評価を獲得。水が入ったバケツにブーツを履いてから足を入れ、徐々に水位を増やしたところ、高さが8cmになるまで浸水しませんでした。ショートタイプで水が深いところを歩くには向きませんが、雨や溶けた雪が内部に染みることは少ないでしょう。
柔らかく足を包み込むようなゆとりのある履き心地で、モニターからは「足にフィットする」との声が多数あがりました。靴底の硬さも感じにくく、長時間履いていても負担を感じることはなさそうです。
上位商品にはおよびませんが、雪道や溶けた雪の上でも滑りにくい性能も備えています。スケートリンクで行った検証では、摩擦係数0.340μと高めの数値を記録。注意して歩く必要はあるものの、転倒するリスクは低いでしょう。ブランドならではのデザイン性の高さと性能を両立した商品といえます。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.304μ |
良い
気になる
コロンビアスポーツウェアジャパンの「SOREL ウィンターカーニバル ブーツウォータープルーフ NL5175」は、防水性が高いロングブーツタイプがほしい人におすすめ。ブーツ丈が25cm以上あり、上からのぞく分厚いボアも特徴です。
防水性はとても高く、ブーツ内部に水が浸入する可能性はほとんどないでしょう。バケツに水を入れてからブーツを履いた足を入れたところ、水位が10cmになっても内部に浸水しませんでした。ブーツの丈が長いので15cmまで水位を上げても浸水はなく、積雪が多いエリアでの使用を考えている人にもぴったりです。
温かさを維持する性能も申し分ありません。ブーツ内部に37℃のお湯を入れた袋を入れてから冷蔵庫で冷やすと、45分後も30℃台を維持していました。50分経過時でも29.8℃を保っていたため、通勤・通学時も足元の冷えが気になりにくいでしょう。
スケートリンクで計測した摩擦係数は0.304μと悪くない数値で、滑りにくさもある程度期待できそうです。まったく滑らないとはいえませんが、雪道や溶けた雪の上でも転ぶ心配は少ない性能を備えています。
一方で、つま先やかかとが浮きやすく、フィットさせるには靴ひもをかなりきつく縛る必要があります。靴底が薄いうえに硬めで、モニターからは「地面を足裏に感じやすい」との声も。歩きにくさは靴下やインソールでも改善できるので、防水性・温かさの性能を求める人はチェックしてみてくださいね。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.254μ |
良い
気になる
防水性能も非常に高く、雪や雨が付いてもほとんど浸水しません。ブーツを履いた状態でバケツに足を入れて水位を上げていくと、水の高さが10cmになってもしっかりと浸水をブロックできました。
一方で、滑りにくさはいまひとつ。スケートリンクで検証したところ、摩擦係数は0.254μと低めの数値で、雪道ではやや滑りやすい可能性があります。また、内部に隙間が多くフィット感が得られにくいのはネックに。クッション性も低く、モニターからは「地面の硬さを直に感じる」という声も挙がる結果となりました。
凍った道や、雪が固まって凸凹とした道を歩くには不向きです。雪道程度であればある程度滑りにくいものの、凍った道では滑りやすいことを念頭においておいてください。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.362μ |
良い
気になる
寒い屋外でも温かさを保てるのはうれしいポイントです。37℃のお湯が入った袋をブーツに入れ、冷蔵庫に入れたところ、50分経過した時点でも30℃台をキープ。通勤・通学だけでなく、雪遊びをしても足元が冷えにくい性能です。防水性も申し分なく、ブーツを履いてバケツに足を入れる検証では、水位10cmになっても浸水しませんでした。
人によってはかかとやつま先がやや浮きやすいものの、ボアが足全体を柔らかく覆いしっかりフィットします。大きなズレは感じにくく、モニターは「快適に歩ける」とコメント。靴底は硬めですがクッション性があり、「長時間歩いても疲れにくそう」との声があがっています。
一方で、滑りにくさはいまひとつ。スケートリンクで摩擦係数を測ると、0.253μと低めの数値でした。やや滑りやすいといえるため、凍った雪道を歩くときは注意する必要があります。おしゃれなスノーブーツとしてファッション性にこだわりたい人や、ブランドで統一したい人の選択肢に入る商品です。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.291μ |
良い
気になる
つま先とかかとにはクッションが詰まっており、足全体をしっかりとホールド。「つくりが幅細で窮屈」というモニターもいましたが、大半のモニターからは「ちょうどよいフィット感だった」と好評でした。靴底が厚めでクッション性も高いので、長時間履いていても疲れを感じにくいでしょう。
雪遊びができるほどの保温性はないものの、温かさも一定キープできます。ブーツ内部に入れた袋に37℃のお湯を注ぎ、冷蔵庫に入れたところ、35分経過時にも30℃台を維持していました。寒い季節でも通勤・通学などの短時間の移動で足元が冷えるのを防げるので比較的快適に履けそうです。
防水性は非常に高く、雨が降ってもほとんど内部に浸水しないほどの性能です。水の入ったバケツにブーツを履いて足を入れ、2cmから10cmまで水位を上げたところ、水が浸入することはありませんでした。
一方で、スケートリンクで摩擦係数を測定した結果、0.291μと低めの数値に。凍結した道路の上や踏みしめられた雪の上を歩くと、やや滑りやすい点には注意が必要です。軽い雪の日や、雪が溶けたあとの道を歩くために購入を検討している人向きの商品といえるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.312μ |
良い
気になる
防水性に優れた商品で、ブーツを履いた状態で水の中に入ると、水位9cmまでは浸水しませんでした。9cm以上で縫い目から水が浸入しましたが、積雪の中に長い間足を入れたままにしなければ問題なさそうです。ブーツ内部に入れたお湯は、冷蔵庫に入れて45分後まで30℃台をキープしており、温かさも維持しやすいでしょう。
スケートリンクで滑りにくさを検証したところ、摩擦係数は0.312μと悪くない数値を記録。滑りにくさは上位商品におよびませんが、サクサクとした雪が積もった道や、凍結していない雪道程度なら滑らずに歩けそうです。
しかし、かかと部分が浮きやすく、フィット感はいまひとつでした。モニターからも、「歩きにくい」「ズレる感覚がある」との声が多数。靴底は硬めなうえに形状が平らで、「地面の衝撃を受けやすい」とのコメントも寄せられています。履き心地を改善するなら、インソールなども合わせて購入するほうがよいでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.305μ |
良い
気になる
防水性は十分。ブーツを履いてからバケツに足を入れ、徐々に水位を上げたところ、10cmまで水を入れても内部には浸水しませんでした。登山中の急な雨にも耐えられる防水性を備えています。
極寒の環境では物足りませんが、普段使いや軽い山歩き程度であれば十分な保温性です。37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れると、35分が経過するまで30℃台を維持できていました。
スケートリンクで行った滑りにくさの検証では、摩擦係数0.305μと悪くない数値を記録。通勤や通学時ならそこまで気になりませんが、カチコチに凍った雪道を歩く場合は、注意しないと滑りやすいでしょう。
また、つま先やかかとに隙間ができやすく、モニターからは「歩く際にズレる感覚があった」との意見も挙がりました。ただ、靴底は足の形に沿って柔らかく動くため、全体的な歩きにくさまではないでしょう。人によって好みは分かれそうですが、ブランドが好きな人は候補に加えるのもありですよ。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.262μ |
良い
気になる
モンベルの「mont-bell コルチナブーツ Women's 1129735」は、ゴムで簡単に脱ぎ履きできて、誰でも使いやすい商品がほしい人におすすめです。防水性も高く、ブーツを履いた足をバケツに入れる検証では、水位が10cmでも内部に水が染みませんでした。
保温性にも優れていて、足の体温が低くなりにくいのもポイントです。37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れると、40分後でも30℃台をキープできていました。徒歩で通勤・通学するときでも足元の冷えを回避しやすいでしょう。
つま先部分にややゆとりがあるものの、足首をきつく縛ればほどよくフィットします。モニターからは、「履いているうちに違和感がなくなった」とのコメントも。靴底は多少の硬さを感じますが、クッション性があり、大半のモニターから「歩いていて疲れなかった」との声が挙がりました。
一方で、雪道で滑りやすい点には注意が必要です。スケートリンクで滑りやすさを検証すると、摩擦係数は0.262μと物足りない数値でした。凍った地面では滑りやすいため、慎重に歩かないと転倒するリスクがあります。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.310μ |
良い
気になる
保温性は一定キープでき、足先が冷えるのを防げます。ブーツ内部の袋に37℃のお湯を入れて冷蔵庫に入れたところ、30分後まで30℃台をキープしていました。35分後でも30℃をやや下回る程度だったので、通勤・通学の時間であれば十分温かさを保てるでしょう。
防水性も高評価を獲得。水の入ったバケツにブーツを履いた足を入れると、水位が9cmまでは内部に浸水しませんでした。水位9cm以上になるとうしろにあるゴム部分から浸水したものの、雨や溶けた雪に当たっても内部が濡れにくいといえます。
靴底にはクッション性があり、衝撃を吸収しやすいのもポイントです。柔らかい履き心地はモニターからも好評で、「長時間歩くのに向いている」などの声があがりました。ただし、甲高の人からは縫い目が当たって違和感を覚えたという声もあがっており、甲高の人は注意が必要です。
上位商品にはおよばないとはいえ、滑りにくさも良好。スケートリンクで摩擦係数を測定したところ、平均で0.310μと、ある程度の滑りにくさを発揮しました。保温性や防水性は十分な性能を備えており、雪の日もおしゃれを楽しみたい人や、脱ぎ履きのしやすさを重視する人は候補に入れましょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.329μ |
良い
気になる
十分な防水性を備えており、ブーツを履いて水に入ると、水位9cmまでは内部に水が染みませんでした。9cm以上になるとシュータン下側から浸水したものの、積雪が多い道でなければ、中の靴下が濡れて不快な思いをすることはなさそうです。
温かさも比較的良好。37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れると、30分経過後まで30℃台をキープできていました。長時間の使用には物足りないとはいえ、普段使いには十分な保温性を備えています。
スケートリンクで摩擦係数を測定したところ、0.329μと悪くない数値で、凍った道の上でもある程度は滑るのを避けられそうです。まったく滑らないわけではありませんが、凍結していない時間帯に使うのであれば転倒するリスクは低いでしょう。
しかし、幅が全体的に広めで、紐できつく縛ってもつま先やかかとがやや浮きやすいのは惜しい点。靴底のクッションも物足りず、モニターからは「長時間歩くと疲れそう」という声もあがりました。歩きやすさは人を選びますが、防水性はしっかりと備わったスノーブーツです。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.265μ |
良い
気になる
アルペンの「TIGORA アルミ蓄熱ブーツ TRC3513BR」は、防水性が高く、安価な商品を探している人におすすめ。スノーブーツといえば高いものが多いものの、この商品は5,000円程度と価格も魅力です。
防水性は十分で、雨に濡れても浸水する心配は少ないでしょう。ブーツを履いた足を水に入れたところ、水位10cmになっても浸水はしっかりとブロック。温かさも比較的キープしやすく、お湯を入れたブーツを冷蔵庫に入れた結果、40分後でも30℃台を維持できていました。
靴底にはクッションがあって硬さを感じにくく、モニターからは「長時間歩いても疲れにくい」との声があがりました。一方で、内部の空間に隙間が多く、フィット感はあまりよくありません。モニターからも、「足首部分がゆるい」との声が挙がりました。
滑りにくさもいまひとつ。スケートリンクで摩擦係数を測定すると、0.265μと低めの数値を記録しました。とくに、雪が降った翌朝などは凍結していて滑りやすいので、転ばないよう慎重に歩いてくださいね。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.248μ |
良い
気になる
モンベルの「mont-bell ネージュウォーカー 1129696」は、アウトドアブランドで有名なモンベルが好きな人におすすめです。さまざまなアウトドア商品を展開しているブランドのスノーブーツで、防水性の検証では高評価を獲得。ブーツを履いた足を水につけても、水位10cmまで内部への浸水はありませんでした。
温かさも比較的維持しやすい結果に。検証でお湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れたところ、35分経過時点でも30℃台をキープしていました。寒い屋外でも足の体温を維持しやすい性能を備えているといえるでしょう。
靴底は厚めで適度な弾力もあり、モニターからは「長時間でも疲れにくい」「歩きやすい」との声が多数あがりました。靴紐で編み上げるタイプなので、自分の足にフィットするよう調節できます。若干つま先やかかとが浮きやすかったものの、多くのモニターからは「窮屈感がなく、フィットする」と好評でした。
一方で、滑りにくさは評価が伸び悩む結果に。スケートリンクでの検証では摩擦係数が0.248μと低めの数値で、気をつけないと雪道で滑って転倒する可能性があります。滑りやすい点は気になりましたが、普段使い用に購入するなら候補になるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.308μ |
良い
気になる
Putuの「ハイカット スノブーツ」は、5,000円以内でスノーブーツを購入したい人におすすめ。リーズナブルながら、十分な温かさです。お湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れて温度を測ると、30分後でも30℃台を保持していました。足元が冷えるのを防げるため、軽めの外出なら問題なく使用できるでしょう。
防水性もおおむね良好。バケツにブーツを履いた足を入れ水を足していくと、水位6cmまでは内部が濡れませんでした。6cm以上水を入れるとシュータン下側から浸水したものの、雨や雪に長時間当たらなければ、内部への浸水を気にしなくてもよいレベルです。
滑りにくさの検証では、スケートリンクで摩擦係数を測定すると0.308μを記録しました。雪道で滑ることは少ないとはいえ、滑りにくさは上位商品にはおよびません。転ばないよう注意して歩く必要があります。
つま先にゆとりはありますが、足首がしっかりホールドされ、ズレる感覚はほとんどありません。ただし、靴底の素材は軽めで地面からの衝撃を受けやすく、長時間歩くのには向かない印象です。雪や雨の中にいる時間が短い場合におすすめのスノーブーツといえます。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.275μ |
良い
気になる
ziitopの「スノーブーツ B0CG12XNHK」は、着脱が簡単な商品がほしい人におすすめです。サイドにファスナーが付いているため、紐を絞めたりゆるめたりする手間がかかりません。ただし、ショート丈なので、雪が深い場合は使いづらい可能性はあります。
歩きやすい点が魅力のブーツです。足との一体感があり、大半のモニターから「歩いていてもかかとなどに浮きを感じない」と好意的なコメントが寄せられました。靴底にはクッション性が十分あるので、長時間歩いても疲れを覚えることは少ないでしょう。
温かさもやや良好。ブーツに入れたお湯は、冷蔵庫に入れた状態でも30分間は30℃台を維持していました。防水性も悪くない結果で、ブーツを履いた足をバケツに入れて水を入れる検証では、水位6cmまでしっかりと浸水をブロックできています。雨や雪のなか長時間外にいなければ、ブーツの中まで濡れるリスクは低そうです。
一方で、スケートリンクで行った滑りにくさの検証では、摩擦係数は0.275μにとどまりました。慎重に歩けば問題ありませんが、カチコチに凍った道では滑って転倒する危険性があります。脱ぎ履きが楽なショート丈のスノーブーツを探していて、軽いお出かけ用に使いたい人なら候補に入る商品です。
防臭加工 | 不明 |
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抗菌加工 | 不明 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.211μ |
良い
気になる
ワークマンの「FieldCore 防寒ブーツ ケベック FC362」は、ワークマンのブランドが好きな人の候補になります。全国の店舗で試着したり購入できたりと、手に取りやすいでしょう。
温かさもメリット。37℃のお湯が入ったブーツを冷蔵庫で冷やし、5分ごとに湯温を測ると、50分間30℃台を維持できました。通勤・通学から家族との雪遊びまで、長時間履いても温かいでしょう。防水性も高く、ブーツを履いた足を水の入ったバケツの中に入れ、水位を徐々に増やしたところ、8cmまでは浸水を防ぎました。以降はつま先の縫い目から浸水しましたが、ある程度の積雪に耐えられそうです。
一方、歩きやすさは評価が伸び悩む結果に。クッション性は悪くないものの、ゆったりとしたつくりがいまひとつで、モニターからは「大きめに作られているのかフィットせず足が滑ってしまう」との声が聞かれました。
滑りにくさの評価も伸び悩み、アイススケートリンクでの摩擦係数の測定結果は0.211μ。雪道や溶けた雪の上では滑りやすいといえます。転倒防止には力不足ですが、温かさと防水性を重視するワークマンファンなら選択肢になるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ショート |
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氷面との摩擦係数 | 0.216μ |
良い
気になる
UGGの「Neumel Weather Hybrid 1143991」は、雪の日ではなく、冬用のブーツとして取り入れたい人におすすめです。歩きやすさは検証したなかでもトップクラス。足全体が包まれているような感覚があり、フィット感もしっかりあります。靴底のクッション性も高く、ほとんどのモニターから「足に負担がかかりにくい」などの声があがりました。
防水性も申し分なく、雨の日に履いても内部が濡れにくいでしょう。ブーツを履いたままバケツに足を入れると、シュータンの下側から浸水。水位9cmまでは浸水しなかったため、水たまりの中に入るようなシーン以外は問題なく使えそうです。温かさも比較的キープでき、お湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れたところ、30分経過時でも30℃台を維持できていました。
一方で、スケートリンクでの摩擦係数は0.216μと、雪道を歩くには物足りない数値。氷や雪の上ではやや滑りやすいため、気をつけて歩く必要があります。雪の日に履くのには不向きですが、とても歩きやすく、普段の生活で使用するなら候補になるでしょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
タイプ | ミドル |
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氷面との摩擦係数 | 0.163μ |
良い
気になる
Putuの「スノーブーツ」は、滑りにくい商品がほしい人には向かない印象です。滑りにくさの検証では、スケートリンクでの摩擦係数が0.163μと低めの数値を記録。とくに、凍った道では注意が必要で、雪道などでも歩いているときに転倒する可能性があります。
しかし、温かさは申し分なく、寒い屋外に長時間いても足が冷えるのを防げるでしょう。お湯が入ったブーツを冷蔵庫に入れたところ、55分を経過しても30℃台をキープしていました。ブーツを履いた足で水に入っても、水位7cmまでは内部に浸水しなかったので、雨の日にも使えます。
一部のモニターから「全体的にゆるい」と指摘があったものの、ほとんどの人からは「足の形にフィットしていて安定感がある」などと好評。インソールがモコモコした素材で靴底の硬さを感じにくいため、履き心地が柔らかい点も魅力です。とはいえ、氷や雪の上では滑りやすいため、滑りにくさ重視の人は別の商品を候補に入れましょう。
防臭加工 | |
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抗菌加工 |
mybestではベストなスノーブーツを「冬の寒い日でも暖かく、積雪や路面凍結していても滑りにくい商品」と定義。
検証①:滑りにくさ
検証②:温かさ
検証③:防水性
検証④:歩きやすさ
今回検証した商品
氷の上でも滑りにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「積雪や路面凍結していても滑りにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
アイススケートリンクにて、デジタルフォースゲージを使用し摩擦力を3回測定。商品の重さから摩擦係数の平均を算出し0.5μを最高スコアとし、数値が高く滑りにくいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
温かい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「寒い日でも足が冷えにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
人の足に見立てた37℃のお湯を入口の1cm下あたりまで入れる。冷蔵庫に入れて時間の経過にともなう靴内部のお湯の温度変化を5分おきに確認。30℃台をキープできる時間を計測する。60分を最高スコアとし、保温性の高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
防水性の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「雨の日に履いても水が浸水しにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
靴下を着用したうえでスノーブーツを履き、片足を2cmの水が入った水槽に入れる。1分後、靴下の重さを計測して濡れていないかを確認。浸水がなかったら1cmずつ増やしていき、重さが変わるまで計測を続ける。10cmを最高スコアとし、防水性の高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
歩きやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「モニターがより歩きやすいと評価した商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
スノーブーツをモニター12人が履いて、歩きやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
スノーブーツの寿命は使用頻度や管理方法によって変わるため、一概に何年とはいえません。管理の仕方を間違うと履ける期間が短くなります。長く履きたいのであれば、箱に入れっぱなしにすることは避けましょう。
箱に入れておくと湿気に靴が負け、加水分解して底や内側の素材がボロボロになる可能性があります。使用後はしっかり乾かし、風通しのよいところで湿気を避けて管理しましょう。
お気に入りの靴だからといって、箱のまましまっておくことはおすすめできません。いざ履こうとしたときにボロボロで履けないということが起こり得ます。気に入って買った靴はできるだけ出して履いてくださいね。
冬を乗り切るためには、スノーブーツに加えて、靴下カイロやネックウォーマーなども使うとよいでしょう。以下のコンテンツもぜひ参考にしてください。
1位: ワークマン|FieldCore|防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックネオ|FC222
2位: moz|チェックボアライニング スノーブーツ
2位: コロンビアスポーツウェアジャパン|Columbia|イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ|YU2038
4位: ムーンスター|SPORTH|スノーシューズ|SP0290CSR
5位: ゴールドウイン|THE NORTH FACE|ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VIII|NFW52272
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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