ターボ車のコンディションチェックや燃費改善を意識した走行に役立つブースト計。過給圧を表示する計器で、ブーストメーターとも呼ばれます。Defiブランドの日本精機やPivot(ピボット)などのメーカーが販売しており、電気式・機械式などの種類や52φ・60φなどサイズが異なるので、どれにすべきか迷いますよね。
そこで今回は、ブースト計のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ブースト計とは何か、つける意味や必要性も解説。初心者向けに、取りつけ方や業者に依頼した場合の取りつけ工賃にも触れるので、ぜひ本コンテンツを参考にお気に入りのかっこいいブースト計を見つけてください。
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。 2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。 現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、一男一女、保護猫と平和に(?)暮らす日々。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ブースト計とは、過給圧(ブースト圧)を測定する装置です。過給圧はエンジンパワーに直結する一方、過剰になると燃費が悪くなりエンジンが損傷することもあります。
必要性は人それぞれですが、ブースト計をつける意味は、ブースト圧を見ながらエンジンの状態に即した適切な運転をするためといえるでしょう。適切な数値を把握できていれば、エンジントラブルの発見にもつながりますよ。
なお、ブースト計は特性上、基本的にはターボ車専用のツールです。一部の特殊な場合を除き、NA車に取りつけてもインテリア以外の意味はありません。愛車がどちらなのかを確認したうえで、ブースト計の必要性を検討してみてください。
ブースト計はDIYで取りつけ可能です。ただし、エンジンルームから車内までホース・配線を通す必要があるのはもちろん、フィルターなどが付属する製品も存在し作業内容に細かな違いも。 自動車整備に自信がない場合は、プロへの依頼をおすすめします。
カー用品ショップ・工務店での取りつけ工賃は、機械式で5,000円前後、電気式で9,000円前後が目安です。車種によって作業内容が異なり、追加パーツが必要なこともあります。上記はあくまで目安と考え、実際の見積もりと比較検討する判断材料にしてください。
ブースト計の取りつけ場所は、運転時の視認性を重視して決めましょう。ダッシュボード・ステアリングコラム・メータパネル横などがおすすめです。自分にとって使いやすい場所を吟味したうえで、取りつけてください。
しかし、車両売却時にブースト計を取り外すと両面テープの痕や傷が残り、リセールバリューに影響することがある点には注意が必要です。取り外さず、そのまま売却したほうがよいこともあります。ブースト計の取りつけ・取り外しは、慎重に行いましょう。
ブースト計を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ブースト計には、電気式・機械式の2種類あります。それぞれの特徴を押さえて、愛車に合うモデルを選びましょう。
精度が高く機能的なブースト計がほしいなら、電気式がおすすめです。エンジンルームにセンサーを設置して過給圧を測定するタイプで、精度の高さが魅力。エンジンの最大出力時のブースト圧を記録できるピークホールド機能など、運転に活かしやすい機能が充実したモデルも選べます。
設置が簡単な点も電気式ブースト計のメリット。センサーをエンジンルームに設置すれば、室内に引き込むのは配線だけで済みます。とくにOBD2コネクタ搭載モデルなら、車両のOBD2ポートに接続するだけで簡単に取りつけ可能です。
ただし、電気信号を使う電気式のブースト計は、電気系統のトラブルが起こると正しい測定ができなくなる点には要注意。頻繁に起こるものではありませんが、測定の安定性などは口コミなどでも確認しておきましょう。
機械式ブースト計は、耐久性の高いモデルがほしい人にうってつけ。電子部品をほぼ使わず頑丈で、電系系統の影響を受けない点もメリットです。構造がシンプルなので、故障した際の修理もしやすい傾向があります。
また、過給器から直接ホースを引き込んでブースト圧を測定するため、エンジンの挙動をレスポンスよく検知できるのも大きな魅力です。機能はシンプルですが、反応のよい計器を選びたいならチェックしてみてください。
一方、機械式の大きなデメリットは取りつけが難しい点。エンジンルームから車内までホースを引き込む必要があり、知識・経験がないと自力での取りつけは難しいでしょう。取りつけに自信がなければ無理をせず、専門業車に依頼してください。
ブースト計の表示方式は、アナログ式・デジタル式の2種類。精度や見方の違いだけでなく、デザインにも注目して選ぶとよいでしょう。デジタル・アナログの両方を備えたデュアルタイプもありますよ。
過給圧を正確な数字で把握したいなら、デジタル式が適しています。ブースト圧を数値としてひと目で把握できるのがメリット。ブースト圧のほかに水温・電圧・油温などを表示できるものもあります。
見た目はバックライトつきでスタイリッシュなモデルが多め。ビンテージな車種よりは、新しい車のモダンな内装にマッチしやすいでしょう。
ブースト圧を直感的に把握したいなら、アナログ式のブースト計をチョイス。針の振れでブースト計を表示するタイプで、デジタル式ほど精密な数値は把握できないものの、パッと見でブースト圧の高低を確認できます。
デザインはクラシカルな雰囲気で、古い車種のインテリアにもおしゃれに溶け込みます。スピードメーターなどともなじみやすいでしょう。
ブースト計の代表的なメーカーとしては、日本精機(Defi)・Pivot・Autogaugeなどが挙げられます。メーカーごとに特徴があるため、確認しておきましょう。
精密さを重視したいなら、日本精機のブースト計をチェック。Defiブランドのブースト計を展開しており、精度やデザイン性の高さを評価する口コミが多いのが特徴です。1年間のメーカー保証も受けられます。
日本精機のDefiブランドのブースト計の価格帯は、2〜4万円程度と高め。コストよりも性能重視なら、ぜひチェックしてみてください。
車の全体的なコンディションをチェックしたいなら、拡張性に長けているPivot(ピボット)製を選びましょう。水温・電圧などを表示できるほか、別売りのDTSセンサーを追加すれば油温(エンジンオイルの温度)も計測可能です。OBD2コネクターを備えたモデルが多く、取りつけやすいため初心者にも向いています。
Pivotのブースト計の価格帯は、2万円前後が目安。代表的メーカーのなかでは中間あたりの位置づけで、はじめてのブースト計としても選びやすいでしょう。
ブースト計を試してみたいなら、台湾メーカーのAutogauge(オートゲージ)製品がおすすめ。1万円前後とリーズナブルな価格帯ながら、十分な機能・品質を備えています。コスト重視の人にもおすすめのメーカーです。
小型モデルが多い一方で、バックライト・イルミネーションなどの機能が充実しているため視認性はよいといえます。コンパクトにまとまりつつも、しっかりと主張のある使用感も魅力です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | 表示 | 幅 | 奥行 | 高さ | |||||
1 | ピボット DUAL GAUGE RS DRX-B | ![]() | 走行に集中できる目視しやすいデュアル表示 | 電気式 | アナログ、デジタル | 6.5cm | 6.5cm | 4.5cm | |
2 | Autogauge ブースト計 日本製モーター 458シリーズ | ![]() | 日本製のステップモーターを使用したブースト計 | 電気式 | アナログ | 不明 | 不明 | 不明 | |
3 | Autogauge ブースト計 日本製モーター 430シリーズ | ![]() | 昼夜でチェンジ!バックライトで個性を演出 | 電気式 | アナログ | 不明 | 不明 | 不明 | |
4 | ピボット GT GAUGE-60 OBDタイプ ブースト計 | ![]() | 静かな作動音と高精度のステッピングモーターが魅力 | 電気式 | アナログ | 6.5cm | 6.5cm | 4.5cm | |
5 | Autogauge ブースト計 60mm 360シリーズ | ![]() | スタイリッシュな走りと内装を叶える | 電気式 | アナログ | ||||
6 | ピボット GT GAUGE-52 ブースト計|GSB-5 | ![]() | 小型で軽量なのに見やすいデザインのブースト計 | 電気式 | アナログ表示 | 5.65cm | 4.4cm | 6.4cm | |
7 | Autogauge ブースト計 SM45Φ | ![]() | 直径45mmを最小クラスのコンパクト設計 | 電気式 | アナログ | 不明 | 不明 | 不明 | |
8 | Autogauge SM2-430シリーズ ブースト計 | ![]() | スムーズな動きと静かさを両立した優れもの | 電気式 | アナログ | 不明 | 不明 | 不明 | |
9 | 日本精機 Defi Meter ADVANCE BF|DF09902 | ![]() | 最大7台リンクできるADVANCEシステムを搭載 | 電気式 | アナログ | ||||
10 | Autogauge ブースト計 60mm 456シリーズ | ![]() | 6段階の輝度調整機能を搭載 | 電気式 | デジタル |
メーターホルダーを必要とせずスタンドを本体と一体化し、本体奥行きわずか約36mmという超薄型設計です。ファンクションボタンを本体背面に設置することで、よりスタイリッシュなフォルムに。6段階のバックライト照度調節機能が備わっているので、視認性がよく目線の移動を抑えて確認できます。
種類 | 電気式 |
---|---|
表示 | アナログ |
幅 | 6.0cm |
奥行 | 約3.6cm |
高さ | 6.0cm |
ブースト計の取りつけ方として、機械式の場合は下記が一般的な手順。本体一式以外に必要なものは、三又(3way)ジョイント・ホースに加えて、検電テスターなどの作業道具一式が挙げられます。ジョイントは4Φで合うケースが多く、ホース内径もこれに合わせるのが無難です。
1.過給圧センサーにつながっているホースを切断して三又ジョイントを間に入れる
2.ホース(付属していればフィルターも)をジョイントに取りつけ、車内まで通して本体と接続する
3.配線などを整える
電気式はジョイントを入れるところまでは同じですが、ホースを直接車内に引き入れません。ホースはエンジンルーム固定のセンサーと接続し、本体用のケーブルを車内に入れるのが電気式。センサーのアース線を除く配線は、いずれもヒューズボックスにつなぐのが一般的です。
ブースト計を固定するホルダーは付属していることもありますが、ない場合は別途購入する必要が出てきます。どこにあると見やすいか、運転時の視点をイメージして取りつけるのがポイントです。
電源を探すために使う検電テスター、配線作業などに欠かせない内張りはがしなどは、ブースト計を取りつけるときにあると便利です。以下のコンテンツでご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
1位: ピボット|DUAL GAUGE RS DRX-B
2位: Autogauge|ブースト計 日本製モーター 458シリーズ
3位: Autogauge|ブースト計 日本製モーター 430シリーズ
4位: ピボット|GT GAUGE-60 OBDタイプ ブースト計
5位: Autogauge|ブースト計 60mm 360シリーズ
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