トカゲやカメの飼育に欠かせない爬虫類用ライト。爬虫類専門店以外にも、ECサイトなどで幅広く販売されています。しかし、いざ選ぼうと思うと、生命維持に重要な紫外線ライトや体温調節に役立つバスキングライトなど種類がさまざまで、生体に合うものがわからず迷ってしまいますよね。
そこで今回は、爬虫類用ライトのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。ライトをケージに設置するときの注意点や、タイマーなどを使用した温度管理術も解説しています。ぜひ飼育する爬虫類にぴったりのライトを見つけてください。
生体販売・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー等を経験し、現在は大手ペット専門学校講師、海外製ペット用品の開発・販売、ペット関連プロモーション事業にも従事。トリマー兼トレーナーとして動物保護活動にも取り組む。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
爬虫類の種類によっては、日光の代用となるライトが必要。変温動物の爬虫類は、体温調節やカルシウム摂取のために光を浴びなくてはなりません。主にフトアゴヒゲトカゲ・リクガメ・イグアナ・カメレオン・カナヘビ(昼行性)などには、ケージ内で日光浴をするためのライトを用意しましょう。
なかには、ライトが必要ない爬虫類も存在します。レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)や夜行性のヘビ類などは、基本的にライトなしで飼育可能です。
爬虫類用ライトには、紫外線ライトとバスキングライトがあり、生体ごとに両方必要・片方必要・両方不要など違いがあります。飼育前に爬虫類ごとの特徴を押さえて、快適な環境を整えましょう。なおカメを飼育する人は、以下のコンテンツで解説するカメ専用紫外線ライトもチェックしてくださいね。
爬虫類用ライトを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
生命維持に必要な紫外線ライトは、脱皮・食欲・生殖機能を促進するUVAと、ビタミンD3生成・カルシウム吸収に役立つUVBの2種類です。なかでも生命維持に重要なUVBは、生体に必要な照射量をしっかりと確認しましょう。ケージの広さに合わせたライトの形状も解説します。
紫外線ライトを選ぶときは、爬虫類の生息地に適したUVBの照射量を要チェック。紫外線ライトはUVAとUVBの2種類ですが、特に爬虫類の生命維持にはUVBが重要です。UVBは餌に含まれるカルシウムの吸収に必要なビタミンD3の生成を促します。
UVBの照射量が少ないと骨・歯・甲羅などが発達せず、大きな病気にかかるリスクがあるので要注意。UVBの強さは「100」「150」などの数値で表記され、照射可能な範囲を示すW数(ワット数)とは異なります。
爬虫類ごとに必要なUVBの強さとして、フトアゴヒゲトカゲ・リクガメはUVB150、イグアナ・カメレオン・カナヘビはUVB100が目安です。砂漠やサバンナなどの紫外線の強い地域で生息する爬虫類ほど、強いUVBを必要とする傾向があります。
UVA・UVB両方を照射するタイプのほか、一方のみの商品も。UVA専用のナチュラルライトのなかには、通常は紫外線ライトが不要な生体を照射できるものもあり、生活サイクルを整える飼育法に役立ちます。飼育する爬虫類に使えるものを探してみましょう。
ケージ全体を照らしたいなら、直管タイプ(蛍光灯型)を選びましょう。細長い蛍光灯の形状をしており、ケージの天井に設置して、紫外線で広範囲を照らせるのが特徴です。
大きなケージで爬虫類を飼育する場合は、ライトがケージ全体を照らせるかを確認しましょう。光が足りないときは、コンパクトタイプと組み合わせて使用することもおすすめです。
小さめのケージを紫外線で照らすなら、コンパクトタイプ(電球型)に注目しましょう。蛍光灯がぐるぐる巻かれたスパイラル状で、小さめのケージでもコンパクトに設置できるのが魅力。狭い範囲を照らしたいときや、直管タイプと組み合わせたいときにもおすすめです。
使用する際は、電球用のソケットを用意してください。ソケットは、電球をはめてケージの縁に挟んで使うクリップスタンドなど、便利なアイテムを活用しましょう。そのままだと眩しいため、ランプカバーもあるとベターです。
爬虫類が体温調節をスムーズに行えるように、太陽光の代用品として赤外線を含むバスキングライトを用意しましょう。爬虫類は変温動物で、周りの環境に体温が左右されやすいため要注意。自然界と同じようにケージ内で日光浴ができないと、体調不良・食欲不振に繋がります。
バスキングライトはケージ内の左右どちらかに取り付け、1点を集中して照らすのがポイント。光が当たる場所と当たらない場所を作り、自然界に似た温度の高低差を再現します。フトアゴヒゲトカゲ・リクガメ・イグアナ・カメレオン・カナヘビなどは紫外線ライトに加えてバスキングライトが必要です。
バスキングライトは、太陽光に近い自然な色を謳っている商品を要チェック。太陽光に近い色のバスキングライトは、爬虫類の食欲アップにつながるといわれます。また生体がきれいに見えるので、飼い主から見て楽しめるメリットもありますよ。
ケージ内をすっきりレイアウトしたいなら、紫外線ライトとバスキングライト両方の機能を備えた水銀灯タイプを選びましょう。通常はそれぞれそろえて設置するものですが、水銀灯なら1つで済むので、配線がごちゃごちゃになる悩みを解消できます。
水銀灯タイプは、紫外線ライトとバスキングライトの両方が必要な生体に使用しましょう。昼行性のヤモリなど、紫外線ライトは必須でもバスキングライトは必要としない爬虫類もいます。導入前には、生体ごとの飼育法を確認してくださいね。
爬虫類用ライトは、ケージのサイズに適したW数を基準に選択しましょう。W数は照射可能な範囲を示した数値なので、ケージのサイズと合わせることでより快適な環境を作れます。紫外線灯とバスキングライトは、以下の数字を目安に選んでください。
【紫外線灯】
【バスキングライト】
ソケットを使う場合は、何Wまで対応した製品かも忘れずにチェックしましょう。ソケットの対応W数を上回るライトを使用すると、故障や火災などが起きる危険性があるので注意してください。
以下のコンテンツでは爬虫類ケージについて詳しく解説しているので、ケージも一緒にそろえたい人は参考にしてくださいね。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
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種類 | ライト形状 | 幅 | 奥行 | 高さ | 消費電力 | |||||
1 | ゼンスイ マイクロンセット | ![]() | ゲージのレイアウトを邪魔しない小型ランプ | UVA | コンパクト | 5 | 7.5cm | 5cm | 28W | |
2 | ジェックス エキゾテラ|エキゾテラ サングローバスキングスポット ランプ|PT2133 | ![]() | UVA照射により、自然に近い活動環境を再現 | 不明 | コンパクトタイプ | 約直径8cm | 約直径8cm | 約11cm | 100W | |
3 | ジェックス エキゾテラ|レプタイルUVB150|PT2189 | ![]() | 飼育下で不足がちな紫外線を補うUVB照射ランプ | UVB | 電球型 | 6.3cm | 6.3cm | 19.5cm | 26W | |
4 | ジェックス エキゾテラ|エキゾテラ スワンプグロー防滴ランプ|PT3780 | ![]() | 水滴がかかっても割れにくい、昼用集光型スポットランプ | 不明 | コンパクトタイプ | 約直径6.5cm | 約直径6.5cm | 約10cm | 50W | |
5 | Honpal LED爬虫類ライト|HP-RUVB-005 | ![]() | 小型から中型の爬虫類におすすめ。耐久性があり長持ち | UVA、UVB | LED | 5cm(ライトのみ) | 5cm(ライトのみ) | 7.4cm(ライトのみ) | 5W | |
6 | ビバリア スパイラルUVB デザート|RP-262 | ![]() | 不足しがちな紫外線を補う、昼行性爬虫類向け強めなUV量 | UVB | 不明 | 6cm | 6cm | 13cm | 26W | |
7 | ビバリア レップカル |スパイラルUVB|RP-260 | ![]() | 自然環境を再現し、飼育下で不足しがちな紫外線を補う | UVA、UVB | 電球型 | 6cm | 6cm | 13cm | 26W | |
8 | ANJOJOA 爬虫類LEDライト | ![]() | UVA・UVBの出力値と有効範囲が高く、長寿命 | UVA、UVB | 電球型 | 9.4cm | 9.4cm | 9.5cm | 12W | |
9 | ANJOJOA 爬虫類 紫外線ライト | ![]() | UVA・UVBの出力値と有効範囲が高く、長寿命 | UVA、UVB | 電球型 | 9.4cm | 9.4cm | 9.5cm | 12W | |
10 | ベターライティング 赤外線照射スポットランプ | ![]() | 体内の血流を促進し保温できるスポット型ライト | 赤外線 | 電球型 | 6.3cm | 6.3cm | 10cm | 60W |
種類 | UVA、UVB |
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ライト形状 | 電球型 |
幅 | 電球:5cm/ソケット:8.5cm/クリップ:6cm/コントローラー:8cm |
奥行 | 電球:5cm/ソケット:8.5cm/クリップ:10cm |
高さ | 電球:5cm/ソケット:10cm/アーム:30cm |
消費電力 | 25W |
爬虫類用ライトをケージに取り付ける際の注意点や、温度管理もチェックしましょう。適切な使い方をすることで、長く快適に活用できますよ。
爬虫類がやけどしないように、ライトは生体に適した温度で照射できる距離に設置しましょう。商品ごとにライトから生体への距離や、光の強さの目安が記載されています。また防滴仕様でないものはカメの飼育水などがかかると割れるため注意してください。
爬虫類は自分でライトとの距離を調節するので、生体の様子を観察しながら微調整することも大切です。ライトに長く当たりたがるなら設置場所が遠く、すぐに離れたがる場合は近すぎる可能性があります。
コンパクトタイプ(電球型)はクリップスタンドに装着してケージに留める方法がおすすめ。穴を開けた木板に針金や結束バンドでライトを固定するなど、100均の材料で自作する人もいますよ。
また、基本的に爬虫類用のライトは消耗品です。1年以内で寿命を迎える商品がほとんどなので、有効期限がきたらすぐに交換してください。念のため予備のライトも購入しておきましょう。
ライトの設置後は、ケージ内の温度が上がりすぎないように管理してください。特に1点を集中して照らすバスキングライトは、生体が暑さを感じたときに移動できるように、左右のどちらかに設置するなど付け方を工夫して涼しい場所を作りましょう。
照射時間は、基本的に太陽が上がっている時間に合わせて午前8時~午後5時の間を目安にしてください。忘れてしまいそうならタイマーで管理しましょう。夏はつけっぱなしにせず、温度が上昇したら一度消して調節すると、電気代の節約にも繋がります。
自動で温度を一定に保つサーモスタットの利用もおすすめです。以下のコンテンツでは爬虫類専用のサーモスタットについて紹介しているので、ぜひこちらもチェックしてください。
寒い季節には、日光浴ができるライトだけでなく、ケージ全体を温める保温球も取り入れましょう。赤・青色などのライトで、夜も点灯したまま使えます。以下のコンテンツで解説しているのでぜひこちらも参考にしてください。
1位: ゼンスイ|マイクロンセット
2位: ジェックス|エキゾテラ|エキゾテラ サングローバスキングスポット ランプ|PT2133
3位: ジェックス|エキゾテラ|レプタイルUVB150|PT2189
4位: ジェックス|エキゾテラ|エキゾテラ スワンプグロー防滴ランプ|PT3780
5位: Honpal|LED爬虫類ライト|HP-RUVB-005
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