野球グローブの手入れに欠かせない、野球グローブ用オイル。グローブの汚れ落としや保革、ツヤ出しに役立ちます。しかし、ミズノやゼットなど、たくさんのメーカーから販売されており、固形・クリーム・ローション・スプレーと形状も異なるため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、野球グローブ用オイルのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。グローブ用オイルの必要性やお手入れのタイミングも解説しているので、気になる人は必見です。愛用するグローブのため、使いやすいオイルを見つけましょう。
早稲田大学スポーツ科学部にてスポーツ文化学を専攻。野球、柔道、陸上など多岐にわたるスポーツを経験。柔道整復師資格を保有し、現在はライターとして健康系、スポーツ系の記事を多数執筆する。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
野球グローブ用オイルはグローブの劣化を防ぎ、使いやすくするために必要なアイテムです。ケアを怠ると革が乾燥し、ひび割れや色あせが起こるので注意しましょう。油分を塗り込むことで、革に潤いを与えてトラブルから保護できます。
汚れ落としの役割を果たすほか、ツヤを出したり、捕球しやすいようグリップ力を高めたりと多目的で活躍。購入したばかりの硬いグローブを柔らかくできるので、型づけにも役立ちます。なお、野球グローブ用オイルは、ソフトボールグローブにも使用可能。目的に合うオイルを見つけて、しっかり手入れしましょう。
野球グローブ用オイルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
野球グローブ用オイルとひとくちにいっても、種類は様々です。主に、汚れ落とし用・革を保湿する保革用・グローブを柔らかくする軟化オイルがあるので、目的に合うものを選びましょう。なお、グローブを手入れするときは、汚れを落としたあとに潤いを補うのが基本です。
まずは、グローブに付着した汚れを落とせる汚れ落とし用のグローブオイルに注目してください。汚れをしっかり落とすことで、次に塗るオイルの浸透が進みます。汚れを落とす前にほかのオイルを塗ると、オイルで汚れを伸ばして広げることになるので注意しましょう。
強い汚れには固形やクリームが、全体をさっとお手入れする程度の汚れならローションがおすすめです。土・天然芝などのグラウンドの種類や、毎日・週に1回といった手入れの頻度に合わせて商品を選びましょう。
グローブの汚れを落としたら、保革用オイルで劣化を防ぎましょう。革製である野球グローブは使用し続けると乾燥して、ひび割れや硬化を起こします。保革用のグローブ用オイルで油分を補い、グローブの表面を保護してください。
毎日・週1回といった手入れの頻度に合う商品を選ぶのも大切。商品によって、推奨される使用頻度は異なります。特に毎日オイルを塗りたい人は、毎日使用可と謳うものがおすすめ。ただしオイルを塗りすぎるとグローブが重く扱いにくくなるため、基本的には週1回前後手入れを行うとよいでしょう。
なお、隅々まで塗りやすいものを探しているなら、素手で塗れる商品が狙い目です。体温でオイルが軟化するため伸びがよく、浸透しやすい点が魅力。指で塗布できるので、細かい部分にもムラなく塗れます。
手軽に手入れを済ませたい人には、マルチオイルをおすすめします。マルチオイルは汚れ落としの洗浄成分だけでなく保革成分も配合され、一度に手入れできるのが魅力です。オイルを複数使用する必要がないため、時短が可能。メンテナンスの進め方に慣れていない初心者にもぴったりです。
ただし、オイルのつけすぎには注意しましょう。1つでまかなえる分、汚れが気になる箇所やツヤを出したい箇所それぞれに塗るなど、多く塗ってしまいがち。また、汚れ落としやツヤ出し専用商品と比べると効果が劣ることもあるので、1つの目的に特化したい場合は専用品を選んでください。
買ったばかりのグローブを柔らかくしたいなら、軟化オイルに注目してください。新品のグローブは硬くて使いにくいので、ボールが取りやすいよう柔らかく型づけする必要があります。軟化オイルをグローブに塗り、揉んだり叩いたりして柔軟なグローブに仕上げましょう。
長期間使用しておらず硬くなったグローブを柔らかくするにもうってつけです。ただし、オイルをつけすぎたり、十分に柔らかいグローブに使ったりするのはNG。必要以上に柔らかくなりすぎると、練習や試合で使いものになりません。失敗を防ぐため、タオルに染み込ませてから塗るなど少しずつ使用しましょう。
野球グローブ用オイルには、主に固形・クリーム・ローション・スプレーの4種類があります。手入れをスムーズに行えるよう、形状やテクスチャ(触り心地・つけ心地)の違いを確認しましょう。ピンポイントでケアするか、全体をケアするかといった用途や、伸びのよさをふまえて選んでください。
ピンポイントで手入れしたい人は、固形がぴったり。テクスチャが硬いので、量を調節しやすいのが魅力です。蓄積した落ちにくい汚れにも必要な量だけをつけて擦れますよ。グローブが重くならないよう、使いすぎに注意してください。
グローブが重くなるのが気になる人は、クリームが適しています。油分ではなくヒアルロン酸などの保湿成分を中心に使用したものなら、繰り返し塗布しても重くなりにくい点が特徴です。クリーミーなテクスチャで伸びがよく、しっとりした仕上がりが実現するでしょう。
グローブ全体を手入れしたいなら、ローションが適しています。サラサラしたテクスチャで伸びがいいので、スムーズに塗り広げられるのが魅力。特に、全体的な汚れをさっと落としたいときに重宝するでしょう。
仕上がりが重くなりすぎないのもうれしいポイント。グローブになじみやすく、浸透力も優れているため薄塗りが可能です。適量をスポンジや布に取り、少しずつムラにならないよう塗布しましょう。
オイルを手軽に塗布したいなら、スプレーが向いています。グローブに吹きつけるだけで塗れるので、手入れに時間をかけられないときにもぴったり。手のひらが当たる部分、平裏への塗布も簡単です。消臭効果のあるスプレーも販売されているので、気になる人はチェックしてください。
また、スプレーは速乾性も特徴のひとつ。余分な水分は蒸発するので、グローブが重くなりにくいでしょう。一方ゆっくり乾くものが好みなら、ムースに注目してください。手入れ時に液だれしにくく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
求める仕上がりを叶えられるよう、機能性や効果にも注目しましょう。野球グローブ用オイルには、色落ちを防げるものやグリップ力を高められるもの、ツヤを出すアイテムなど、機能性をプラスした商品があります。必要に応じて、ほしい効果を得られるオイルを選んでください。
革本来の色を保ちたい人には、色つきのグローブ用オイルがおすすめです。野球グローブは使用するうちに、色あせたり色落ちしたりします。オレンジ・イエローといったカラーのなかから、愛用のグローブに近い色を選択するといいでしょう。
ただし、すでに色落ちした箇所の修復はできません。色あせる前から使用しましょう。また、特に色落ちが気にならない場合は無色のオイルでOK。どんな色のグローブにも使える汎用性がメリットです。
グリップ力を高めたいなら、滑り止め効果のある野球グローブ用オイルがうってつけです。捕球面に塗布することで表面に滑り止めの膜を作り、グローブの中でボールの回転が止まりやすくなります。捕球がうまくできない人はチェックしてみるといいでしょう。
革製品らしいツヤを出したい人は、シリコンなどのツヤ出し成分に注目してください。グローブの表面を薄く覆うことで、光沢のあるかっこいい仕上がりに。商品によっては撥水効果があり、さらっとした表面にはゴミや土がつきにくくなるのもうれしいポイントです。
野球グローブ用オイルをはじめて購入する人は、セット商品が狙い目です。汚れ落としと保革オイル、ツヤ出しやグリップ力を高める機能を持つオイルが複数手に入るセットなら、慣れない初心者でも簡単に使えます。ローションと固形オイルといった、テクスチャの違いを試せるのも魅力です。
セット商品は合宿・試合時の持ち運びや、部室用に用意するにも便利。スポンジやブラシつきでケースに入ったミニセットが、複数のメーカーから販売されています。どのオイルを選ぶか決めきれないときは、気になるメーカー品のミニセットを試してみるといいでしょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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機能 | タイプ | 素材 | 内容量 | |||||
1 | ミズノ MIZUNO|ストロングオイル|1GJYG512 | ![]() | グローブに柔軟性と耐久性を与えるミズノの保革油 | 保革 | 練り | 動物性油脂、植物性油脂、硬化脂肪酸類 | 55mL | |
2 | ボールパークドットコム グラブ用トリートメント PROTEIOS | ![]() | 牛革と好相性。汚れ落としもできる | 柔軟、保革、汚れ落とし | スプレー | 不明 | 150mL | |
3 | ローリングスジャパン Rawlings|まずはこれから スターター 保革クリーム|EAOL9S04 | ![]() | 傷んだところに塗るだけだから初心者でも使いやすい | 保革 | 練り | 有機化合物、ミンクオイル、乳化剤、ステアリン酸、スクワラン、香料 | 75g | |
4 | ハイゴールド グラブソフナー|OL-70 | ![]() | 速乾性が高いのですばやく乾いてシミになりにくい | 柔軟、型付け | スプレー | 鉱物油、植物油界面活性剤 | 100mL | |
5 | エスエスケイ SSK |ダンガンコスメ グラブ用軟化オイルスプレー|DC10 | ![]() | 革をやわらかくして、グラブの型をつくる。ベタつかず使いやすい | 軟化 | スプレー | 石油系溶剤、合成油脂、シリコーンオイル、ブタン、香料 | 65mL | |
6 | エスエスケイ SSK |ダンガンコスメ グラブ用ワックス |DC14 | ![]() | 捕球面でのグリップ感を高める!試合前の準備にもおすすめ | 保革、グリップ強化 | 固形 | 石油系溶剤、ワックス類、合成油脂、香料 | 110g | |
7 | ローリングスジャパン Rawlings|オールレザートリートメントオイル|EAOL10S06 | ![]() | 色が薄くなったグローブにうってつけ | 保革 | 固形 | ワセリン、ラノリン、ミンクオイル、スクワラン | 100mL | |
8 | ミズノ MIZUNO|レザーケアクリーム |2ZG800 | ![]() | 保湿効果の高いヒアルロン酸が皮革のしっとり感をキープ | 保革 | クリーム | ヒアルロン酸、コラーゲン、植物性オイル、動物性オイル | 50g | |
9 | エスエスケイ SSK |グラブ用カラークリーム | ![]() | 色落ち、色褪せの防止に。高い着色力を実現 | 保革 | 練り | 石油系溶剤、水、乳化剤、ワックス類、染料、香料 | 70g | |
10 | ミズノ MIZUNO|カラーストロングオイル|1GJYG52000 | ![]() | リーズナブルな価格と豊富なカラー展開が魅力 | 保革 | 固形 | 動物性油脂、植物性油脂、硬化脂肪酸類 | 55mL |
革色が薄くなった部分に塗って濃い色を引き出すのに役立つ、グローブのトリートメントオイル。オイル自体は無色なので、グローブの革がどんな色であっても使用可能です。保革・つや出し・撥水と幅広いトリートメント要素を備えています。
機能 | 保革 |
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タイプ | 固形 |
素材 | ワセリン、ラノリン、ミンクオイル、スクワラン |
内容量 | 100mL |
グローブの手入れで役に立つ、高機能なマルチオイル。グローブの管理において重要な要素である、汚れ落とし・保革・つや出しが1つでできるので、ハードな練習後の疲れたときでもサッと手入れが可能です。従来品よりミンクオイル・シリコンを増量しているので、さらに手入れがしやすくなりました。
機能 | 汚れ落とし、保革、つや出し |
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タイプ | 固形 |
素材 | 有機溶剤、パラフィンワックス動物性油脂、流動パラフィンシリコーン、アルコールミンクオイル、乳化剤ステアリン酸など |
内容量 | 230g |
野球グローブは使用後すぐに手入れし、保管するのがベターです。時間が経つと汚れや汗が染み込んで、落ちにくくなります。できるだけ時間を空けず、しっかりと汚れを落として保湿しましょう。手入れをしたあとは、湿気の少ない風通しのいい場所で保管してください。
なお、保管するときは重みで型崩れしないよう、捕球面を下にして立てておくのがおすすめです。手入れ頻度は、商品に記載の説明に従いましょう。オイルを使いすぎるとグローブが重くなる場合があるので注意が必要です。
捕球の練習に役立つ、野球用トレーニンググローブ。通常のグローブと比べて、あえて捕球しにくい仕様にすることで、捕球スキルアップを目指せます。以下のコンテンツでは、野球用トレーニンググローブの選び方を紹介しているので、気になる人はあわせてチェックしてください。
1位: ミズノ|MIZUNO|ストロングオイル|1GJYG512
2位: ボールパークドットコム|グラブ用トリートメント PROTEIOS
3位: ローリングスジャパン|Rawlings|まずはこれから スターター 保革クリーム|EAOL9S04
4位: ハイゴールド|グラブソフナー|OL-70
5位: エスエスケイ|SSK |ダンガンコスメ グラブ用軟化オイルスプレー|DC10
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