KOOLSEN フォームローラーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
自宅で手軽にトレーニングできると評判の、KOOLSEN フォームローラー。ネット上では高評価な口コミが多い一方、「硬すぎる」など気になる声もあり、購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか？
そこで今回は、KOOLSENを含むフォームローラー15商品を実際に使ってみて、硬さ・転がしやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね！
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年05月までの情報です
【総評】大きめの凸凹と硬さの影響で、体になじまない。耐久性重視の方向き
この商品は、身体になじみやすいフォームローラーをお探しの方には不向きな印象です。表面素材が硬く凹凸も鋭いため、体重をかけてもフィット感がありません。筋肉が緊張してしまい、痛みを感じたモニターもいました。
四角く大きめの凸凹形状も、効果はいまひとつ。マットに引っかかるため、転がしやすさも平均レベルに留まりました。
一方、超硬質PVC製を使った丈夫なつくりは評価できます。安心して体重をかけられる商品をお探しの方・耐久性重視の方は検討してみるのもよいでしょう。
とはいえ、フォームローラーはほかにもたくさん販売されています。身体になじんで使いやすいアイテムをお探しの方は、レビューを参考に他商品も検討してみてくださいね。
KOOLSEN フォームローラーとは
Amazon・Yahoo!ショッピングなどECサイトで販売を行うメーカー、KOOLSEN。運動・アウトドア用品をメインに展開しています。
今回ご紹介するのは、筋肉のこりをほぐすことを目的に作られたフォームローラーです。
この商品は、突起形状と平らな形状を組み合わせた2種類の凹凸が特徴です。
人間工学に基づいた設計で、腰・背中・太もも・ヒップなど全身に使えるよう工夫されています。バランストレーニングにも役立ちますよ。
内側には最大荷重300kgの硬質PVC素材・表面には汗のにおいが気になりにくい高密度フォームを採用。
収納袋が付属されているので、ジムやオフィスにも気軽に持っていけます。
購入から360日間は、品質保証サービスの対象になります。
万が一不備を見つけた際は、新品との交換もしくは全額返金が可能です。アフターフォローが充実していると購入しやすいですね。
カラーバリエーションは全9種類。検証に使用したグリーンのほか、ピンク・ブラックなど鮮やかなカラーが展開中です。
トレーニングウェアに合わせるなど、好みで選んで楽しくストレッチしましょう。
実際に使ってみてわかったKOOLSEN フォームローラーの本当の実力！
今回はKOOLSENを含むフォームローラー全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①：硬さ
検証②：転がしやすさ
検証① 硬さ
まずは、硬さの検証です。
男女6人のモニターにフォームローラーを使用してもらい、親指腹の平均硬度とローラーの表面硬度が近いか・肌なじみはよいかなどをチェック。コリをほぐすのにほどよい硬さに作られているかを調べました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- モニター6名の親指の腹の平均硬度に対して表面硬度の数値が44.9%以下・痛くて触れたくなく、反発感がすごい
- モニター6名の親指の腹の平均硬度に対して表面硬度が45%以上・肌なじみが悪く感じ、反発感が気になる
- モニター6名の親指の腹の平均硬度に対して表面硬度が60%以上・少し肌なじみが悪く感じ、少し反発感が気になる
- モニター6名の親指の腹の平均硬度に対して表面硬度計が75%以上・肌なじみがよい、悪くはない反発感
- モニター6名の親指の腹の平均硬度に対して表面硬度が90%以上・大変肌なじみがよく、ちょうどいい反発感
表面が硬くフィット感に欠ける。痛みを感じる場合も
硬さの検証結果は2.0点。
硬い表面素材と鋭い凹凸形状が影響し、体重をかけても沈み込みません。刺激が強すぎて痛みがあり、筋肉が緊張してしまいます。
高反発で肌になじまず、フィット感もいまひとつ。2種類の凸凹もこれといった効果が感じられません。
さらに、本体がやや重い点もマイナスポイントとしてあがっています。
なかには「傷みを感じにくい」「太ももには気持ちよく使える」といったプラス意見もあったものの、総合的にいまひとつ評価が伸び悩む結果になりました。
検証② 転がしやすさ
続いて、転がしやすさを検証します。
ヨガマットの上でフォームローラーに体重をかけ、スムーズに転がるかをチェック。硬さの検証と同様、男女6人のモニターが評価を行います。
この検証での評価は、以下のようにつけました。
- かなり転がしにくい・転がすために力を使って疲れる
- 少し転がしにくい・転がすために力を使う
- 少し床にひっかかるが転がしにくくはない・少し力を使わないと転がせない
- 転がしやすい・転がすために余計な力を使ってはいない
- 非常に転がしやすい・ストレスなく力を使わず転がせる
丈夫なつくりで転がしやすい。ただし凹凸部分は少し詰まる
転がしやすさの検証では、3.1点を獲得。
凹凸の切り替え部分が少しマットに詰まる感覚があります。自分で力を調整しながら転がす必要があり、モニターのなかには「痛みを感じる」という人もいました。
とはいえ、硬くツルツルとした丈夫なつくりは好印象。突起が小さめで面になっている点もプラスに作用し、転がしやすいというプラス意見が多くあがっていました。
力調整が負担に感じなければ、スムーズに使えるアイテムといえるでしょう。
身体になじんで使いやすい商品をお探しなら、こちらをチェック
最後に、身体になじんで使いやすいおすすめ商品をご紹介します。
まず注目してほしいのは、TRIGGER POINTのグリッド フォームローラー。表面にクッション性があり、肌にフィットして心地よく使えます。筋肉の緊張を抑えつつスムーズに転がせる点も好印象。丸みのある凸凹でやさしく刺激できるので、初心者にもぴったりです。
普段から運動をしている方は、primasoleのプリマソーレ フォームローラーをチェックしてみましょう。凹凸が大きく高反発なので、しっかりと身体をほぐせます。肌なじみのよいモチモチとした素材感も特徴です。
トリガーポイントTRIGGERPOINT ｜ グリッドフォームローラー
| 突起の形状 | 滑らか |
|---|---|
| 突起の高さがそろっている | |
| 表面が指で押して凹む | |
| 表面の溝が小さい |
- 直径
- 14cm
- 幅
- 33cm
- 耐荷重
- 200kg
- 突起の種類
- 手のひらをイメージした突起、指先をイメージした突起、指全体をイメージした突起
- ほこりがつきにくい
良い
- 凹凸が滑らかで、肌に食い込みにくい
- 指で押すと凹むほど表面がやわらかく、体重をかけても心地よくほぐせる
- どの部位にあててもスムーズに転がせて、初心者でも扱いやすい
気になる
- 特になし
| 重量 | 581g |
|---|---|
| 表面素材 | EVA |
| 電動機能 |
トリガーポイント フォームローラーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
primasoleプリマソーレ ｜ フォームローラー
| 直径 | 13.5cm |
|---|---|
| 幅 | 33.5cm |
| 重量 | 約900g |
| 耐荷重 | 200kg |
| 表面素材 | EVA樹脂 |
| 突起の形状 | 手のひらをイメージした平らな凹凸、指先をイメージした突起型の凹凸、指全体をイメージしたチューブ型の凹凸 |
| 電動機能 |
プリマソーレ フォームローラーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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