マリンスポーツ時に、海水や風から体温を奪われないようにするための「ウェットスーツ」。レディース・メンズ問わず、サーフィン・ダイビング・SUPなどで使えます。しかし、商品によって使われる生地の素材や、3mm・5mmといった厚さも異なるので、どれを選ぶべきか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ウェットスーツのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。自分に合うサイズを選ぶ方法やオーダー品の特徴、正しい洗い方も詳しく解説。自分に合ったウェットスーツを見つけて、マリンスポーツを思いっきり楽しみましょう。
京都府舞鶴市生まれ。日本体育大学卒。ロシニョール スノーボードチームライダー。日本プロスキー教師協会スノーボードデモコーチとして、力学に基づいたスノーボード理論を提唱する。人の骨格やバランスに応じたレッスンやバインディングのセッティング診断に定評あり。スノーシーズンは主に、神立スノーリゾート(新潟県)で自身のレッスンプログラム「超塾」を開催。夏場は地元舞鶴市にてスクーバダイビングとSUPのガイドを務める。著書として『もっとカッコよく滑る!スノーボード』(メイツ出版)、『はじめてでも絶対うまくなる!スノーボード』(主婦の友社)、e-book『もっと優雅にカッコ良く滑る!スノーボード』(Kindle)。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ウェットスーツの役割は、海水や外気による体温低下を防ぐことです。海水は真夏の暑い日でも体温より低いため、30分以上海の中にいると体が冷えてしまいます。ウェットスーツは生地と肌の間に入った水を体温で温めることで、体から熱が奪われるのを防ぐスポーツ用衣類の一種です。
また、海中での思わぬケガを防ぐのもウェットスーツの役割といえます。丈夫な素材で作られているため、サーフボードや水中の岩との接触時に衝撃から肌をガードできるのが特徴。緊急事態には水面で体を浮かせるため、浮力の確保もできます。さらに、紫外線を長時間浴びることによる日焼けや、肌トラブルを軽減できるのも魅力です。
ウェットスーツには半袖・長ズボンのシーガルや半袖・半ズボンのスプリングといった種類もあるものの、まずは長袖・長ズボンのフルスーツを購入するのがおすすめ。手足をしっかりガードできるうえ、オールシーズン使えます。本コンテンツではフルスーツを紹介するので、ぜひ自分に合うものを見つけてください。
ウェットスーツを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
ウェットスーツには、主にジャージ素材とスキン素材があります。一般的に海水温が高い時期と、海水温がやや低い時期に適した素材を解説するので、季節や海水温を考慮して快適に着用できるものを選びましょう。
海水温が高めの6〜9月頃には、ジャージ素材がおすすめです。ジャージ素材は、合成ゴムのネオプレンを石油由来のナイロンで挟んだものが一般的。表面の生地が水や空気を通すためスキン素材よりも保温性が低く、寒さが気になりにくい夏場に適しています。
伸縮性が高いので、サーフィンをはじめとするアグレッシブなマリンスポーツに対応できるのも魅力。摩擦に強いためサーフボードに触れても破れや傷がつきにくく、使い勝手のよい素材です。
なかには保温性を高めるために裏起毛を採用している商品もあります。水温が低い10月以降にもジャージ素材のウェットスーツを活用したい人は、チェックしましょう。
4〜5月頃や10〜2月頃は、スキン素材を選びましょう。ラバー素材とも呼ばれており、寒さ対策に適しています。水や風などの影響を受けにくいため、ダイビングにもおすすめです。海から出て冷たい外気に触れても、体温低下を軽減できます。
水を吸わないため濡れても重くなりづらく、使用後に持ち帰りやすいのも利点。水を通しにくいぶん、乾くスピードが速いのもメリットです。水気を布で拭き取って部屋に干しておけば、簡単に乾かせます。
一方で、ジャージ素材に比べて摩擦に弱く、破れたり傷ついたりしやすい傾向に。着脱の際は、できる限り爪を立てずに指の腹でやさしく扱いましょう。
ウェットスーツの生地の厚さは主に、薄めの2〜3mmと厚めの5〜8mmがあります。それぞれ動きやすさや保温性が異なるため、スポーツの種類や季節に合わせて選んでください。
サーフィンで使用する場合は、動きが制限されにくい2〜5mm程度を選択しましょう。動きやすさ重視なら、軽い着心地の2mmがぴったりです。濡れても重くなりにくく、高いパフォーマンスを維持できます。生地が薄いほど軽量で体に負担がかかりにくいので、長時間のサーフィンにもうってつけです。
長期間活用したい人は、主流の3mmをチェックしてください。4〜11月頃まで使えるので、1枚持っておくと重宝します。はじめてウェットスーツを買う人にも、汎用性の高い3mmがおすすめです。外気温が低い11〜1月頃までサーフィンを楽しむなら、保温性の高い5mmも候補に入れましょう。
パドリングの動きを妨げたくないなら、腕部分だけ生地の薄い商品がベター。ボードに腹ばいになり水をかいて進む際、腕や肩への負担軽減が可能です。商品の「3×2mm」「3/2mm」といった表記は、腕以外の生地は3mmで、腕の生地だけ2mmであることを意味しているので、選ぶ際の参考にしてください。
ダイビングでは、保温性の高い5〜8mmをチョイスしましょう。ダイビングは水中に長く潜るため、体温低下を防ぐことが大切です。真冬と比べて海水温が高い4〜11月頃は5〜6mmでも十分なものの、海水温が低い12〜2月頃のダイビングには6.5mm以上を検討してください。
保温性をさらにアップさせたいときは、ウェットスーツ専用のインナーを着用するのもひとつの手です。あらかじめインナーを着ておけば、ウェットスーツを屋外で着る際の防寒対策にもつながります。頭まで保温できるフードつきのウェットスーツもあるので、冬のダイビングを楽しみたい人はチェックしましょう。
着脱しやすさと運動性を考慮して、着脱方法(エントリーシステム)を選びましょう。着脱しやすいものがよいなら、バックジップがぴったりです。背中のファスナーが腰のあたりまで開くため、簡単に脱ぎ着できます。一方で、ファスナーがある背中や首回りにごわつきを感じやすいのは懸念点です。
ファスナーのごわつきが気になる場合は、ネックエントリーを検討しましょう。タートルネックのように、首周りを広げて着脱するのが特徴です。ファスナーがついていないため、ごわつきが気になりにくくなるでしょう。ただし、慣れるまでは着脱に時間がかかるため、初心者は使用前に着脱の練習をするのがおすすめです。
背中のファスナーに手が届きにくい人は、フロントジップに注目。ファスナーが胸についている種類です。背中を曲げ伸ばししてもつっぱりづらいため、激しい動きが多いサーファーにも選ばれています。なお、バックジップ・フロントジップともにかみ合わせが細かい防水ファスナーを採用した商品もあるので要確認です。
マリンスポーツを思いっきり楽しむために、ウェットスーツのデザインにもこだわりましょう。かわいいデザインが好きな人は、模様入りのウェットスーツに注目してください。例えばレディース用では、上半身や腕部分に花・葉などボタニカル調の模様をあしらったおしゃれな商品があります。
シンプルなデザインを求める場合は、無地の商品やライン・文字のみが入った商品に着目してください。余分な装飾がないぶん、すっきり洗練された印象を与えられます。トレンドに左右されにくいデザインなので、長く着用できるのもうれしいポイントです。
スタイルをよく見せたいなら、サイドにアクセントカラーが入ったものがおすすめです。腕・ウエスト・太ももなどの側面に色が入ることによって中心のボディラインが引き締まって見えます。着痩せ効果を求めるなら、チェックしてください。
ウェットスーツの保温性や運動性を発揮するために、自分の体に合うサイズを選びましょう。サイズが大きすぎると海水が侵入しやすく、保温性が損なわれます。反対に、小さすぎると動きに合わせて伸び縮みしづらいため、運動性の低下につながることも。実店舗で、知識のあるスタッフに計測してもらうのがベターです。
通販で購入する際は、身長・体重・胸囲・腹囲などのサイズをしっかり確認してください。特に重視したいのが、胸囲のサイズです。ウェットスーツの胸囲が小さすぎると、心肺機能に負荷がかかる恐れがあるので要注意。自分の胸囲がサイズ表の胸囲より大きい場合は、ワンサイズ上の商品を検討しましょう。
身長・体重が記載されたサイズ表に自分の体のサイズが当てはまらないなら、体重を基準にしましょう。体重に合わせて選べば、窮屈さを感じにくいといえます。例えば「160cm58kg」と「165cm65kg」の商品がある場合、身長160cmで体重65kgの人は「165cm65kg」のサイズを選んでください。
フィット感を重視するなら、セミオーダー・フルオーダーできる商品をチェックしましょう。サイズにこだわる人にはフルオーダーがうってつけです。体の約20〜30か所を採寸するため、体にぴったりフィットしたスーツが仕上がります。生地からカラーまで自分で選択できるので、デザイン重視の人も満足できるでしょう。
通販サイトには、体のサイズを細かく入力してフルオーダーできる商品もあります。店に出向く時間がない人も、フィット感に優れたウェットスーツを入手可能です。実店舗と同じく約20〜30か所のサイズをもとに注文するため、サイズ入力を間違わないよう注意しましょう。
予算を抑えたいなら、セミオーダーをチェック。採寸したデータをもとに、既製品のサイズを調整する方法です。フィット感はフルオーダー品に劣るものの、価格が手頃なのが魅力。ただし、調整できるのは最大で4か所というような規定があるショップも多いので、どこを調整できるかをオーダー前に確認してください。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
素材 | 胴体厚さ | 着脱方法 | |||||
1 | MORGEN SKY ウェットスーツ|MY123 | ![]() | 前ファスナー仕様で着脱ラクラク | ネオプレーン | 3mm | 不明 | |
1 | MORGEN SKY ウェットスーツ|MY001 | ![]() | UVカット仕様で日焼け対策 | ネオプレーン | 3mm | 不明 | |
3 | DIVE & SAIL ウエットスーツ | ![]() | 裏起毛と手足首ファスナーで快適な防寒性能 | ネオプレーン | 5mm | バックジップ | |
4 | MORGEN SKY ウェットスーツ|1106 | ![]() | 裏起毛で保温性があり、冬の海でも快適な5mmセミドライ | ネオプレーン | 5mm | バックジップ | |
5 | MORGEN SKY ウェットスーツ|1810 | ![]() | ファスナーのずり落ちによる事故を未然に防ぐ | ネオプレーン | 2mm | 不明 | |
5 | MORGEN SKY ウェットスーツ|1164 | ![]() | 幅広いマリンスポーツでオールシーズン使える | ネオプレーン | 5mm | 不明 | |
7 | ジークスポーツ ZEAK|ZEAK ウェットスーツ|ZSM3LLB | ![]() | CRネオプレーンゴムを使用した3D立体デザイン | ナイロン | 3×2mm(胴体、脚:3mm/腕:2mm) | 不明 | |
8 | MORGEN SKY ウェットスーツ | ![]() | フード一体型で保温性抜群のネオプレンフルスーツ | ネオプレーン | 5mm | フロントジップ | |
9 | SEAUR ウエットスーツ | ![]() | 通気性が高く強いストレッチ性があり、UVカット機能も搭載 | ネオプレーン | 不明 | バックジップ | |
10 | MORGEN SKY ウェットスーツ | ![]() | 快適な着心地と耐摩耗性を両立した万能ウェットスーツ | ネオプレーン | 3mm | フロントジップ |
素材 | ネオプレーン |
---|---|
胴体厚さ | 3mm |
着脱方法 | フロントジップ |
ウェットスーツの手入れは、水かぬるま湯による手洗いが基本です。熱いお湯を使うと生地が傷みやすく、接着面がはがれてボロボロになる可能性があります。なお、洗濯機で洗うと生地に負担がかかるうえ、洗濯機の故障につながるため使用を避けましょう。
使用後は、早めに洗うのもポイントです。素材に海水の塩分が残ると、劣化したり生地が硬くなったりするため要注意。とくに起毛素材には塩分が残りやすいため、細かい部分までしっかり洗ってください。ファスナー部分も同様に塩分が残らないように丁寧に洗いましょう。
洗ったあとは生地を裏返してからファスナーが折れ曲がらないようにハンガーにかけ、風通しのよい日陰で干してください。直射日光に当たると生地の劣化が早まり、ファスナーを曲げて干すと破損の原因になります。生地の裏が乾いてからもう一度裏返して表面を乾かすと、残った水分によるカビの発生を防げるでしょう。
ウェットスーツを干すときは、専用のハンガーを使うのがおすすめです。肩部分の幅が広いため型崩れや劣化を防ぎやすく、通常のハンガーよりも乾きやすさがアップします。以下のコンテンツで選び方を解説しているので、使用後のケアをしっかり行いたい人は参考にしてください。
特に冬のシーズンにはセミドライウェットスーツもおすすめです。季節によって使い分けることも検討してみてください。以下のコンテンツを参考に、ぴったりなウェットスーツを選びましょう。
1位: MORGEN SKY|ウェットスーツ|MY123
1位: MORGEN SKY|ウェットスーツ|MY001
3位: DIVE & SAIL|ウエットスーツ
4位: MORGEN SKY|ウェットスーツ|1106
5位: MORGEN SKY|ウェットスーツ|1810
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