フィット感があり履きやすいと話題のマリンシューズ、SIMARI ウォーターシューズ。「砂が入りにくい」「乾きやすい使用感」と評判です。しかし「靴底の薄さが気になる」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のタバタやカインズなどのマリンシューズとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、マリンシューズ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
1,485円
おすすめスコア
砂浜での歩きやすさ
水の中での歩きやすさ
岩場での歩きやすさ
履き心地
砂の入りにくさ
水の中での砂の入りにくさ
速乾性
ソールの特徴 | 薄め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
SIMARI ウォーターシューズは、靴の中の砂の入り込みが気になる人におすすめです。実際に使用したところ、30歩歩いたなかで中に入った砂は、砂浜・水中ともに0.3~0.4gとごくわずか。フィット感が高くメッシュも使われていないため、砂をしっかりガードできました。比較したなかにはジャリジャリとした痛みを感じる商品もありましたが、こちらはほとんど気にならないでしょう。
さらに速乾性が高いのも利点。濡れた靴を1分間脱水し8時間干すと、ほぼ乾きました。比較したなかには8時間後も湿り気が残る商品も多数あったのに対し、これなら連日の使用にも差し支えありません。
柔らかく伸びる素材で、履き心地も高評価です。使用したモニターからも「圧迫感がなく、フィット感が高い」「柔らかな肌触り」とのコメントが多数寄せられました。なかには甲の締めつけや踵のズレが気になる商品もありましたが、本商品は肌当たりがよく、やさしくフィットします。調節具がないスリッポンながら、脱げそうになる心配も少ないでしょう。
ただし、歩きやすさは惜しい結果に。軽量でグリップ力もあり、「水中でも抵抗がない」「素足のように歩ける」と好評な反面、口コミどおりソールの薄さが気になるモニターもいました。0.4cmと薄めのため、ごつごつした岩場だと硬さを感じる可能性があります。また濡れた状態だとソールに砂がつきやすいため、海から陸に上がる直後は滑りやすさに注意しましょう。
履き心地がよく乾きやすい魅力的な商品ですが、どんな場所でも歩きやすいマリンシューズをお探しの人は、ほかの商品を検討してくださいね。
実際にSIMARI ウォーターシューズと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイマリンシューズと、砂浜での歩きやすさ・水の中での歩きやすさ・岩場での歩きやすさ・履き心地・砂の入りにくさ・砂の中での砂の入りにくさ・速乾性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
SIMARI ウォーターシューズの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
タバタ
軽量だから水の中をスイスイ歩けた!柔らかい肌あたりも魅力
ウォーターシューズやトレーニンググローブをメインに手がける、SIMARI。とくにウォーターシューズは、機能やデザインが優れた商品を幅広く展開しています。今回ご紹介するSIMARI ウォーターシューズもそのひとつです。
靴底には、速乾性や滑り止めに優れたTPR(サーモプラスチックゴム)を採用。爪先や甲を覆う部分にはウェットスーツにも使われているponte-de-romaを取り入れ、素足のような柔らかい履き心地が謳われています。
川遊びや海遊びといった水場のレジャーはもちろん、ヨガや散歩のサンダルとしても使用できるといわれていますよ。
本品はひもや留め具がないスリッポンタイプで、長さが足首までのローカット仕様。重さが85gと軽量で、柔らかく変形しにくいため、小さく折り畳んで持ち運べますよ。
サイズは21.5~31cmまでの7種類。カラー展開は36種類と豊富です。シンプルなワントーンから、バイカラーや柄物などデザインもさまざま用意されているので、自分の好みに合ったものを選べますよ。
<サイズ>
外部からの刺激を防ぐだけでなく水の中でも脱げにくいため、足元に気を取られず海・川遊びを存分に楽しめるでしょう。
ラッシュガードは強い日差しやクラゲなどから肌を守ってくれます。濡れた肌は刺激に弱くなっているため、素肌を守るために着用しましょう。
またライフジャケットはもしもの水難事故でも、生存率をアップさせるアイテム。子どもが装着を嫌がるときは、大人だけでも着用しましょう。何かあった際に、いつでも助けられる状態を作っておくことが大切です。
なお、陸地にいる場合でも日差しでやけどしたり、水膨れができることもあります。帽子や日焼け止めを取り入れ、日差し対策を積極的に行ってくださいね。
今回はSIMARI ウォーターシューズを含む、マリンシューズ全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、砂浜での歩きやすさ・水の中での歩きやすさ・岩場での歩きやすさの検証です。
男性3人・女性3人の計6人のモニターが実際にマリンシューズを履き、砂浜・水の中・岩場でスムーズに足運びができるか・滑らないかをチェックしました。
砂浜での歩きやすさは、まずまずの評価です。ソールが薄く、やや地面の硬さを感じられるものの、モニターからは「靴自体が軽いので歩きやすい」「フィット感がある」と好印象。モニター6人中3人が満足と回答しました。
足裏のグリップが効いており、ある程度の踏み込みやすさもあります。しかし靴底が濡れた状態だと砂がつきやすく、「砂の上をツルッと滑る感じがする」との声も聞かれました。海から陸に上がる直後は、注意したほうがよいでしょう。
比較した結果、タバタの「リーフツアラー マリンシューズ」はしっかりした靴底で滑りやすさもなく、足を取られずにグングン進めると好評でした。砂浜をたくさん歩く際には、こちらをチェックしてみてもよいでしょう。
<砂浜での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
水の中でも特別歩きにくいことはなく、比較した商品のなかでも悪くない足運びです。満足と回答したモニターも6人中4人にのぼり、「抵抗感なく歩けた」と好評でした。
検証の結果、靴に排水穴がついていると、中の水を逃しながら上手く歩ける傾向がありました。本商品には排水穴がついていませんが、水が入り込みにくく靴自体の重量も軽いのがよい点。比較したキャプテンスタッグの「HULA マリンシューズ」のように、水が大量に入り込んで足を運びにくい商品もあるなか、重さを気にせず歩けるでしょう。
踏み込みやすさは良好で、「グリップが効いて滑らない」と多くのモニターから好意的な意見が寄せられました。水の中に入って遊ぶ際には十分活躍できる印象です。
<水の中での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方、岩場での歩きやすさは意見が分かれ、モニターの満足度も6人中2人にとどまりました。ソールが薄いため「岩の硬さを感じながら素足感覚で登れる」と評価した人がいる一方、口コミのように「岩の角が刺さる感じ」と、硬さが気になる声もあがっています。
グリップが効いており、ツルッと滑る心配は少ないですが、足を踏ん張った際にインソールのズレを感じた人もいました。岩の状態によってはサクサク進みにくい可能性があるでしょう。
比較したなかでは、ソールが厚いものだと岩場でも安心感がある傾向が。とくにタバタの「リーフツアラー マリンシューズ」は、ソールが2cmとかなり厚め。厚み0.4cmの本商品と比べても、尖った岩場を気にすることなくスイスイ登れました。岩が多い場所やサンゴが多い海に入る場合には、こちらも検討してみましょう。
<岩場での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、履き心地の検証です。
6人のモニターが着用して、締めつけ感はないか・フィットするか・心地よい肌触りかをチェックしました。
圧迫感は高評価。モニターが実際に履いたところ、6人のうち4人から「素材が柔らかく、圧迫感はない」との声があがりました。足の形によっては親指が当たるという人もいましたが、痛みを感じるほどではありません。
比較したなかには、伸縮性がなく締めつけが気になる商品もあったのに対し、こちらはソフトな素材を使用。柔らかいシューズが好みの人にはうってつけですよ。
<圧迫感のなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
フィット感も高めです。擦れやズレもほとんどなく、「ちょうどよいフィット感」「踵が擦れる違和感はない」とモニターの半数以上からうれしい声が集まりました。
比較したなかには踵がパカパカするものや甲が窮屈な商品もありましたが、こちらは気にならない様子。肌当たりも柔らかく、多くの人に合わせやすい印象です。一部「だんだん踵がズレてしまう」と感じた人もいましたが、サイズ展開が21.5~31cmと幅広いため、自分の足のサイズに合う靴を見つけられるでしょう。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、砂の入りにくさ・水の中での砂の入りにくさの検証です。
砂の入りにくさでは、10cmの厚さが出るように海の砂をビニールプールに敷き、モニター6人がその中で30歩歩行。シューズ内に入った砂の量を計測しました。
水の中での砂の入りにくさでは、同様の条件にしたビニールプールに水を入れて30歩歩行。中に入った砂はそのままにシューズを24時間乾燥させ、中に入った砂の量をチェックしました。
砂の入りにくさは検証トップクラスの高評価です。表面にメッシュが使われていないうえ足へのフィット感も高く、中に砂が入り込みにくいのが魅力。実際に中に入った砂の量は、全体平均の約0.56g(※執筆時点)を下回る、わずか0.3gでした。
砂浜でしばらく過ごしても、砂のジャリジャリとした違和感はそれほど気にならないでしょう。
水の中で入った砂の量は約0.4gと、こちらもほとんど気にならない程度。比較したなかには24g以上と大量の砂が入った商品もありましたが、水中でも快適に過ごしやすいのが長所です。
水で柔らかくなった肌は、砂が擦れると傷ついてしまう可能性もあります。これなら砂浜と海を行き来しても、靴の中のざらつきを抑えながら使えるでしょう。
最後に速乾性の検証です。マリンシューズに水分を含ませて1分間脱水し、8時間部屋干ししたあとの重さを計測。完全に乾燥している状態の重さと比較しました。
重量の差は約2.7gと、乾いているときとほとんど変化はなく、速乾性も非常に優秀です。比較したなかには、8時間経っても湿り気が気になる商品も多くありました。その点こちらは口コミどおりすぐに乾くため、連日使用する場合にも活躍しますよ。
ソールの特徴 | 薄め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 179g |
水を含んだときの重量 | 206g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
1,470円
(最安)
販売価格:1,485円
ポイント:15円相当
送料無料
(47件)
そのほかにも、楽天市場・Yahoo!ショッピングでも販売が確認できました。ショップによって価格が異なっていたため、購入予定のショップをチェックしてみてくださいね。
雑菌の繁殖を防ぐため、マリンシューズを使用したら真水でしっかり洗うことが大切。メーカー表記しているお手入れ方法をご紹介します。
<洗濯の手順>
お湯では洗わずに真水でしっかり洗い流し、換気の良い場所で陰干しをしましょう。
<ポイント>
最後に、歩きやすさで高評価だった商品をご紹介します。
素足のように歩きたい人は、タバタ マリンシューズがおすすめ。水を含んでも258gと軽量ながら、水の中でも浮いたり沈んだりすることなくスムーズに歩けました。さらに靴底が厚いため砂場・岩場でも、尖った石の感触も気になりません。海や川での使用にぴったりでしょう。
カインズ 水が抜けるアクアシューズは、高いフィット感が魅力の商品です。ソフトで足に沿うため、砂浜でも水の中でも、裸足のようにスイスイ歩けます。足裏の感覚をしっかり感じられるにもかかわらず、岩場で痛みを感じない点も魅力です。
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 200g |
水を含んだときの重量 | 258g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
タバタ リーフツアラー マリンシューズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 370g |
水を含んだときの重量 | 405g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
カインズ 水が抜けるアクアシューズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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