商品名のとおり水の抜けやすさにこだわったマリンシューズ、カインズ 水が抜けるアクアシューズ。「脱げない安心感がある」と高評価な口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のタバタやJUNOなどのマリンシューズとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、マリンシューズ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
カインズ 水が抜けるアクアシューズは、川遊び用に家族分のマリンシューズがほしい人におすすめです。とにかく履き心地がよく、商品を試したどのモニターの足にもフィット。比較したほかの商品で見られたような、つま先の圧迫感はほとんどありません。肌あたりもやさしく、1日遊んでも靴擦れしにくいでしょう。
排水穴があるため、水が中にたまりにくいのも魅力。実際に6人のモニターが水中を歩いたところ、水の抵抗をほとんど受けずに進めました。比較したなかには、水が入り重くなったものもあるのに対し、こちらはアクティブに遊べますよ。洗った8時間後にはおおむね乾いたので、連日の使用も問題なさそうです。
0.8cmとほどよい厚みのソールで、岩場を歩く際も痛みはほぼなし。そのうえ、足裏の感覚を得やすく、モニターからは「岩の感触が伝わるうえ、痛くないので歩きやすい」と好評でした。砂浜では「素足のようにスイスイ歩けた」との声が挙がり、どこを歩いても快適。水陸両用対応なので、タウンユースも可能です。
砂の入りにくさにおいても高評価を得ています。モニターが乾いた砂の上を歩いたところ、中に入った砂は平均0.6gと、比較した全商品の平均約0.56g(※執筆時点)と同水準をキープしました。水の中では舞った砂が多少入ったものの、ジャリジャリと不快感を覚えるほとではないでしょう。
「脱げない安心感がある」との口コミどおり履き心地のよさに加え、歩きやすさでもモニターから高い支持を獲得した本品。価格が1足税込598円(※執筆時点・公式サイト参照)という点も強みです。子ども用も販売されているので、家族全員分を揃えたい人はぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するカインズ 水が抜けるアクアシューズは、関東地方を中心に東日本や東海地方、近畿地方などでホームセンターを展開するカインズのマリンシューズ。店舗限定の商品です。
ソールに開いた穴から水が抜けるのが特徴。ローカットのスリッポンタイプで、重量は乾いた状態で370gです。
子ども向けも展開しており、カラーはピンクとブルーの2色。サイズは16・18・20cmの3種類です。家族分を揃えられるのはうれしいですね。
海や川に行くなら、サンダルではなくマリンシューズを用意しましょう。マリンシューズは、つま先から足の甲まで、足全体をしっかりとカバーできるのがメリット。足にフィットする履き心地で、水のなかで脱げにくいのも魅力です。
水辺には貝殻や枝・ゴミなどが落ちていて、足の一部が露出したサンダルではケガをしてしまうこともあるため注意してください。
海や川に入るときは、ラッシュガードとライフジャケットを持参しましょう。ラッシュガードは、日差しや潮の刺激から肌を守るだけでなく、クラゲに刺されるリスクも軽減できます。
ライフジャケットは、水の中での安全確保に有効です。急に水深が深くなったり高波が来たりした際にも、ライフジャケットがあれば水面に浮けます。また、水から上がった後の日差し対策として、帽子や日焼け止めも用意しておくのがおすすめです。
今回はカインズ 水が抜けるアクアシューズを含む、マリンシューズ全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、砂浜での歩きやすさ・水の中での歩きやすさ・岩場での歩きやすさの検証です。男性3人・女性3人の計6人のモニターが実際に商品を履き、歩きやすさをチェックしました。
<砂浜での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
水の中での歩きやすさについても、「水の抵抗をほとんど感じず、違和感なく歩けた」と好評。モニター6人中5人が「水の中で歩きやすい」と回答しました。
比較した結果、排水穴つきのマリンシューズは水中を歩きやすい傾向が。排水穴がついた本品も例外なく、水がシューズの中にたまりにくく無理なく歩けます。
一部のモニターからは、「しばらく歩くと、中に水がたまりチャポチャポする」という声もありましたが、足運びに支障が出るほどではなさそうです。
<水の中での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
岩場での歩きやすさでも、モニター6人中5人が「歩きやすい」と回答し評価を伸ばしました。
比較した結果、ソールが厚いマリンシューズは岩場でも歩きやすい傾向が。本品のソールも0.8cmと厚いため、痛みを感じず歩けるのが魅力です。
加えて、足裏の感覚をほどよく得られたのも、歩きやすさにつながったポイント。岩の形をとらえやすく、アクティブに遊びたい人にぴったりです。
<岩場での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、履き心地の検証です。モニター6人が裸足でマリンシューズを着用し、履き心地をチェックしました。
比較したなかには、つま先が窮屈で痛みを感じたものもあるのに対し、こちらはゆったりと履けるのがメリットです。
<圧迫感のなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
調整具は搭載していませんが、かかとの浮きを指摘したモニターはゼロ。「脱げない安心感がある」との口コミにも納得です。
そのうえ、ソフトな感触で肌あたりも良好。比較したなかには、素材が硬く履き心地の悪いものや靴擦れが起きるものもあったのに対し、こちらは違和感や痛みはほぼなし。長時間快適に履き続けられそうです。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、砂の入りにくさ・水の中での砂の入りにくさの検証です。
縦200×横150×高さ50cmのビニールプールに10cmの厚さの砂を入れ、6人のモニターが30歩ずつ歩いて砂の入りにくさをチェックしました。
水の中での砂の入りにくさの検証では、同条件に足首が埋まる量の水を加えて検証を行っています。
乾いた砂の上を歩いたあと、片足に入った砂の量は平均0.6gと、比較した全商品の平均約0.56g(※執筆時点)とほぼ同水準でした。
砂浜を歩く際に、砂が大量に入ってくるという心配は少ないでしょう。
水中を歩行した際、片足に入った砂の量は平均0.75gと完全には防止できませんでした。
とはいえ、比較したメッシュ仕様の商品のなかには2g以上砂が入ったものも。その点本品は、メッシュなしのため生地を通過するのではなく、水の中で舞った砂が多少入ってくる程度でした。
「ほぼ砂は入っていない」というモニターコメントも複数あがっており、大量の砂や石でジャリジャリするほどではなさそうです。
最後は、速乾性の検証です。商品にしっかりと水を含ませて1分間脱水し、8時間部屋干し。どれくらい乾いたかを重量の変化でチェックしました。
すると、干した後の重量は15.3g減少と、比較した全商品の平均約23.18g(※執筆時点)を下回る結果に。速乾性に優れているとはいえません。
若干湿っている程度なので連日使用する際も問題なく履けそうですが、少しでも早く乾くものがよい人は、より速乾性の高いものを選ぶとよいでしょう。
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 370g |
水を含んだときの重量 | 405g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
通販の取り扱いはないものの、公式オンラインショップでは店舗ごとの在庫状況を確認できるため、事前にチェックしておくとよいでしょう。
マリンシューズの使用後は、真水でしっかりと海水や砂を落としましょう。洗わずに放置すると、雑菌が繁殖してニオイやカビの原因になることも。
真水で洗ったあとは、タオルで水気を取ってから風とおしのよい場所で陰干しします。直射日光に当てたり、洗濯機や乾燥機にかけたりすると、素材が劣化する可能性があるため気をつけてください。
最後に、砂の入りにくさや速乾性で高評価を獲得したマリンシューズをご紹介します。
海で遊ぶことが多い人には、タバタのリーフツアラーがおすすめです。砂浜・水中の両方で砂がほとんど入らず高評価を獲得。重量も軽く、水を含んでいても素足で歩いているような軽やかさです。海遊びを存分に楽しめそうですね。厚底でタウンユースできるのも魅力です。
速乾性を重視する人には、JUNOのマリンシューズがぴったり。洗った8時間後にはほとんど乾いていたので、連日使用する際も不快感なく履けそうです。ウェットスーツに使用される素材を使用しており、防水性能も優秀。サイズ展開が12〜28cmと幅広く、家族でそろえられますよ。
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 200g |
水を含んだときの重量 | 258g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
タバタ リーフツアラー マリンシューズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ソールの特徴 | 薄め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 174g |
水を含んだときの重量 | 196g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
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