水陸両用で日常生活でもレジャーでも使用できる、タバタ リーフツアラー マリンシューズ。「履き心地がよい」と評判の一方で、「きつい」との口コミもあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のカインズやDABADAなどのマリンシューズとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、マリンシューズ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
リーフツアラー マリンシューズは、マリンシューズがほしいすべての人におすすめです。砂浜や水中・岩場など場所を選ばず歩きやすく、モニター評価でも「普通の靴のように歩けた」と全員から好評でした。比較したなかには排水穴がなく水が中に溜まるものもあったなか、足裏の排水穴からしっかり水が切れるのが魅力。両足200gと軽量で、水に入っても重さを感じにくいでしょう。
ごつごつとした岩場も難なく歩けます。ソールが2cmと厚いため、モニターからは「尖った岩の上でも気にならない」との声が聞かれました。なかには1cm未満の薄いソールで岩の硬さを感じる商品もありましたが、これなら痛みを感じずに使用できるでしょう。グリップ力が高く、滑りにくいのも利点です。
伸縮性のある柔らかな素材で、「きつい」との口コミに反し履き心地は優秀。比較したなかには窮屈感のある商品もあったのに対し、圧迫感はないのにしっかりと足にフィットしました。さらに、かかと部分に指を掛けられる大きめプルストラップがついているのもポイント。濡れていても履きやすいでしょう。
また、砂の入りにくさも検証トップクラスの評価を獲得。砂の上や水中を歩いてみても、シューズ内にほとんど砂が入りませんでした。比較したメッシュ素材の商品よりも、砂や貝殻の破片などがシューズの中に入りにくいので、ジャリジャリとした痛みや違和感も気になりませんよ。
速乾性はやや低く、連日の使用にはやや不向きですが、素足で歩いているような軽さが魅力。水陸両用のため、シーズンオフの期間はタウンユースとしても活用できますよ。海や山で遊ぶ際にぴったりのアイテムなので、マリンシューズ選びに迷っている人は、ぜひチェックしてみてください。
スポーツ・レジャー用品の製造販売を手がける、タバタ。今回はそのなかから、シュノーケリングブランド・リーフツアラーのマリンシューズをご紹介します。
「家から履いていけて、遊んだあともそのまま帰れる」をコンセプトとした、水陸両用タイプの商品です。シューズ内側の生地とソール部分が2重のメッシュ構造になっており、水はけ・通気性がよく小石が入りにくいと謳われています。
ローカット丈で、靴紐などの調整具がないスリッポンタイプに分類されます。片足が約100gと軽く、日本人の足に馴染みやすいよう靴底が幅広に設計されているのも特徴です。
またソールには、弾力性のあるEVA素材を採用。長時間履いても疲れにくい工夫が随所に見られます。
かかと部分には、プルストラップがついており、バッグなどにぶら下げて持ち運べるのも便利です。メッシュ構造のインソールは取り外してお手入れできますよ。
男女兼用で、サイズは23~28cmまでの6種類。カラーは、以下の5色展開です。
<カラー展開>
また、子ども用に同シリーズの18~22cmサイズも用意されています。親子でおそろいにしてもよいですね。
海や川で遊ぶ際は、脱げやすいサンダルではなくマリンシューズを履いて行きましょう。
素足だと、海や川に落ちている貝や枝・ゴミなどでケガをすることも。また、濡れて柔らかくなった皮膚は皮がむけやすくなるため、マリンシューズで足先から甲までしっかりと守りましょう。
マリンシューズは、足全体のケガを防ぐだけでなく、動きやすいというメリットもあります。フィット感のある履き心地のため、水の中や岩場などの足場が悪い場所でも脱げる心配が少なく、思い切り遊びまわることができますよ。
海や川で遊ぶ際は、着用するだけで安全度がアップするラッシュガードとライフジャケットを持っていきましょう。
ラッシュガードは、日差しやクラゲ・海の潮などの刺激から肌を守ることができます。また、簡易的なものでよいので適切にライフジャケットを着用することも、重要なポイント。ライフジャケットを着ていると溺れにくくなり、水難事故に巻き込まれてしまった際の生存率を高めることができるといわれています。大人も子ども、サイズがあったものを着用してくださいね。
なお、強い日差しはやけどや水膨れの原因になるため、陸では日差し対策として帽子や日焼け止めを忘れず活用しましょう。
今回は、リーフツアラーのマリンシューズを含むマリンシューズ16商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、砂浜・水の中・岩場での歩きやすさの検証です。
今回は、男性3名・女性3名の計6名のモニターにマリンシューズを履いてもらい、砂浜や水中での足の運びやすさや滑りにくさ、岩場でのグリップ力などをチェックしました。
砂浜での歩きやすさは、非常に優秀です。モニター6名全員から好評で、「普通の靴のようにスイスイ歩けた」と満足度の高いコメントが寄せられました。
比較したなかには水が中に溜まりやすい商品があったのに対し、謳い文句どおりの水はけのよさを発揮。水に濡れた状態でも「違和感がない」「快適に歩けた」との意見があがっています。
また、グリップ力が高く踏み込みやすいので「滑りにくい」との声も多数聞かれました。海から陸に上がった際も、不快感なく使用できるでしょう。
<砂浜での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
水中での歩きやすさも申し分なく、モニター全員が「満足」と回答。「水の中でも軽く歩きやすい」「靴底が厚いので、石を踏んでも気にならない」と高評価のコメントがあがりました。片足100gと軽量設計で、水を含んでも重さを感じにくく、素足感覚で軽々と進めます。
さらに足裏全面に排水穴がついており、中に入った水がしっかり抜けるのもうれしいポイント。水中でもしっかりと踏み込めるため滑りにくく、こちらもモニター全員から「すべるような感覚はなかった」との声が聞かれました。
比較したなかでは、排水穴がない商品は水で重くなり、足が運びにくい傾向がありました。同じタバタの商品でも、ハイカットタイプのマリンシューズは排水穴がなく、中に水が溜まりやすいのが気になるところ。陸でも水中でも快適に歩きたいなら、本商品がおすすめです。
<水の中での歩きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
岩場でも十分歩きやすく、こちらも検証トップクラスの高評価です。モニターからも「足の裏にほどよく感触が伝わり、歩きやすかった」とのコメントが全員から寄せられました。
ソールは2cmと、比較したなかでもとくに厚め。1cmを下回る薄いソールの商品も多くありましたが、こちらは足裏への負担が少なく、モニターからも「尖った岩場も気にならない」「グリップ力があり滑りにくい」と好評です。
砂浜・水中・岩場と、場所を問わずに歩きやすいため、川や海での遊びを存分に満喫できるでしょう。
<岩場での歩きやすさのついてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、履き心地の検証です。
引き続き6名のモニター協力のもと、履いた際の圧迫感やフィット感・肌あたりのよさをチェックしました。
履き心地も高評価で、モニター6名のうち5名が「圧迫感がない」と回答。比較したなかには窮屈感のある商品もあったのに対し、伸縮性のある柔らかな素材のため「幅広の足でも問題なく履ける」との声があがりました。
足の形状や大きさは個人差があるため、なかには口コミどおり「親指部分がきつかった」と感じたモニターも。マリンシューズは普段の靴の-0.5cmサイズを推奨していますが、普段から靴のサイズ選びに迷いやすい人は調節具がついた商品を選ぶことをおすすめします。
比較したなかでは、SIXSPACEのマリンシューズが靴紐によるサイズ調整が可能でした。本商品と同様、陸上や水中問わず歩きやすいため、調節具つきのものがほしい人はチェックしてみましょう。
<圧迫感のなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
フィット感や肌ざわりもよく、こちらの満足度もモニター6名中5名と高めです。比較したなかにはギシギシした肌触りや硬さを感じる商品もあるなか、足にほどよくフィットし、「脱げるような感覚もなく歩きやすい」「足にやさしくフィットする」と好意的なコメントが集まりました。
ふわっと肌あたりのよい生地のため、素足で履いても不快感がないのも長所。かかと部分に指をかけられる大きめプルストラップがあるため、濡れていても履きやすいでしょう。
<フィット感のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、砂浜と水の中での砂の入りにくさを検証しました。
まず、海の砂を10cmの厚みに敷いた縦200×横150×高さ50cmのビニールプール内を30歩歩きます。その後、足首が埋まる深さになるように水を入れ同じく30歩歩き、それぞれのマリンシューズ内に溜まった砂の重さを計測しました。
砂の入りにくさも高評価。砂を敷いたビニールプール内を歩いたところ、マリンシューズの中に入った砂はわずか0.2gと、比較した商品の平均0.56g(※執筆時点)を大きく下回りました。シューズの素材がメッシュ生地ではないため、比較したメッシュのものと比べて砂が入り込みにくかったものと考えられます。
砂や貝殻の破片などがシューズ内に入りにくいので、気になる痛みや違和感も気にすることなく歩けるでしょう。
水の中で歩いたあとも、マリンシューズ内に砂はほとんど見られません。比較したなかには24gも砂が入ってしまった商品もあったのに対し、本商品はわずか0.08gにとどまりました。
乾いた砂も濡れた砂もシューズの内に入りにくいので、足が擦れる心配もないでしょう。
最後は、速乾性の検証です。しっかり水を含ませ1分間脱水後、8時間部屋干しし、濡れていないときの重さと比較しました。
調査の結果、速乾性はいまひとつです。8時間部屋干したものと濡れていない状態の重さの差分は、34.5gでした。検証したなかの最小値約2.8g(※執筆時点)と比べると水分量が多く残っており、乾きが遅いことがわかります。
海や川で連日遊ぶ際は、翌日には乾き切らない可能性も。生乾きの状態で履きたくない人は、2足目の購入も検討してみてください。
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 200g |
水を含んだときの重量 | 258g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
タバタのリーフツアラー マリンシューズは、公式オンラインストアまたはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで販売されています。執筆時の価格は、税込3,740円(公式サイト参照)です。
また、タバタでは、ハイカットのマリンシューズも用意されています。くるぶしまでしっかりガードしたい人は、あわせてチェックしてみてください。
使用したマリンシューズのお手入れを怠ると、雑菌が繁殖してニオイやカビが発生してしまう可能性があります。海水や砂などの汚れをそのままにせず、真水でしっかりと洗い流しましょう。
すすいだら水を切り、タオルで水分を拭き取ります。劣化を防ぐためにも、直射日光が当たらない風通しのよい日陰で乾かしてください。
洗い方が記載されていない商品は、手洗いするとよいでしょう。長く愛用できるように洗濯機や乾燥機の使用は避けてくださいね。
最後に、速乾性の評価が高い商品をご紹介します。
カインズの水が抜けるアクアシューズは、1,000円以内の高コスパアイテムです。柔らかく伸縮性があり、人を選ばず履きやすい一品。歩きやすいシンプルな形状で靴擦れしにくいのも魅力です。ソールは厚めで、ほどよく足裏の感覚を感じ取れます。8時間後にはほぼ乾いたため、連日の使用も可能です。
足の幅が広い人には、DABADAのマリンシューズがぴったり。柔らかく伸縮性に優れた生地で、窮屈感や圧迫感のない履き心地が好評でした。片足に7つも排水穴があり、水中でも陸でもスイスイ歩けるのも強み。水中で砂が入りにくいのも魅力です。速乾性が高いので、連日でも履きやすいでしょう。
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 370g |
水を含んだときの重量 | 405g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
カインズ 水が抜けるアクアシューズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ソールの特徴 | 厚め |
---|---|
メッシュなし | |
排水穴あり |
良い
気になる
種類 | スリッポン |
---|---|
重量 | 213g |
水を含んだときの重量 | 248g |
丈 | ローカット |
インソール取り外し可能 | |
子ども用の展開あり | |
水陸両用対応 |
DABADA マリンシューズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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