フォンゾの「barrichello バイクカバー」は、ある程度の防水性があるものを安く購入して長く使いたい人におすすめです。耐水圧は実測で250mmと低いものの、シームテープが貼られており、一定の防水性に期待できます。透湿度は840g/m^2・24hとあまり高くありませんが、風の通り道を確保するためのベンチレーションつき。さらに、耐久性は比較した商品内でもトップクラスです。生地は肌感覚で300Dほどのしっかりした厚みがあり、丁寧に縫製されています。補強も施されているので、長く使用できるでしょう。裾はゴムですがバックルがついており、風でめくれる心配は少なめ。ただし、カギを通す穴が前輪側にしかついていないので、前後についているものと比較して盗難防止の面で物足りなさを感じるかもしれません。耐熱性の検証では150度で生地が溶けるほど低く、エンジンを切ったあとはカバーをかける前に、マフラーを冷ます必要があります。とはいえ、5,000円台と比較的リーズナブルながら水にも蒸れにもある程度強いため、価格を抑えたい人にはよいでしょう。
平山産業の「透湿防水バイクカバーVer2 706106」は、カバー内部の蒸れが気になる人におすすめ。今回比較した商品のなかで、唯一透湿性の高さを謳っているバイクカバーです(2024年9月時点)。検証では、謳い文句どおり6,384g/m^2・24hと非常に高い透湿度を発揮。蒸れによるサビの発生を予防しやすいでしょう。さらに耐熱性も高く、生地は200℃で溶け、付属の耐熱シートは250度の熱に耐えられました。エンジンを止めてから長時間待つことなくカバーを装着できます。生地には毛羽立った不織布が使われていますが、かなりの厚みがあり耐久性は十分。力がかかりやすいバックル部分にはあて布を使い、縫製の強度を高めているところも好印象です。破れにくく長く愛用しやすいといえます。裾はゴムですが、バックルで固定できるので風でめくれる心配も少ないでしょう。盗難防止のカギを通すための穴も前後についています。ただし、耐水圧は684mmと低いうえに、シームテープもついていないのが惜しいところ。蒸れから守るにはぴったりの商品ですが、大雨の日には屋根のある場所に保管するのがベターです。
平山産業の「バイクカバー 絆」は、バイクを盗難から守りたい人におすすめです。前後にカギを通す穴があり、カギ穴部分の縫製はしっかり補強されています。バックルつきで裾も絞れるため、風でめくれる可能性は低め。また、耐久性も申し分ありません。分厚いしっかりとした生地を使用し、縫製に使われている糸も太めです。バックルのテープにも補強が施されているため、すぐにほつれたり破れたりするリスクは低いといえます。透湿度は1,128g/m^2・24hと比較的高いうえに、通気のためのベンチレーションつき。蒸れによるサビは発生しにくいでしょう。生地に熱を加えたところ、200度で生地が縮みはじめ、250度で溶けました。今回検証したなかでは比較的耐熱性が高いものの、マフラーが冷めるまで長めに待つことをおすすめします。耐水圧の実測値は548mmとふるわず、シームテープもついていないので防水性はあまり期待できません。大雨には注意が必要ですが、大切なバイクを蒸れによるサビや盗難から守りたい人は、検討してみてくださいね。
デイトナの「ブラックカバーウォーターレジスタント ライト 97941」は、自宅でバイクを保管するためのバイクカバーを探している、すべての人におすすめです。検証では実測の耐水圧が9,800mm以上と高く、シームテープもしっかりついています。素材の透湿度は840g/m^2・24hと低いものの、ベンチレーションで弱点をカバー。風の通り道は確保でき、カバー内は蒸れにくいためサビの防止にも期待できます。自由に貼り付けられる耐熱生地が付属しており、カバー内側のマフラーが当たる部分に貼れば、カバーが熱で溶けることを予防できます。エンジンを切って少し待てばカバーをかけられるでしょう。カバー本体は150Dの生地でつくられていますが、専門家の肌感覚では300Dに感じられるほどしっかりとした張りのある生地で、耐久性にも期待できます。また、カギを通す穴がついており、盗難対策も兼ねられるのがうれしいところ。バックルつきで裾も絞れるので、風でめくれる心配も少なめです。機能性も豊富で、防水性・耐熱性は比較した商品内でトップクラスでした。バイクの劣化を防ぎたいなら、まず候補に入れてほしいベストバイ・バイクカバーといえます。
Homwarmの「バイクカバー M-2XL」は、ある程度の防水性があるバイクカバーをできるだけ安く買いたい人におすすめ。比較したほかの商品が8,000円前後なのに対し、3,000円台で購入できるリーズナブルな商品です(2024年9月時点)。耐水圧は565mmと高くありませんが、シームテープが貼られているのである程度の防水性は見込めます。透湿度は600g/m^2・24hと高くなく、ベンチレーションも設けられていないため、蒸れにくいとはいえない点はデメリットです。また、耐久性に期待できる点もうれしいところ。生地には300D程度のしっかりした厚みがあり、しっかりした縫製で仕上げてあります。バックルの強度も申し分なく好印象です。裾はゴムですがバックルで固定できるので、風でめくれる心配は少ないといえます。盗難防止のためのカギを通す穴も便利です。一方で、耐熱性は150℃と低いため、マフラーがしっかり冷えるまで待たなければなりません。熱には弱いものの、雨や蒸れによるサビから守れるバイクカバーを低価格で購入したいのであれば、十分検討の余地あるアイテムです。