モニターが見やすく、画面も鮮明だと評判のユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-230d。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「逆光だと白飛びする」といった気になるレビューもあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-230dを含む前後2カメラ型ドライブレコーダー全43商品を実際に使って、ナンバープレートの認識精度・明るさの補正力・画角の広さ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-230dは、幅寄せや横からの追突もしっかり記録できるものをお探しの人におすすめ。実際に撮影した結果、フロント・リアカメラともに水平画角は140度以上でした。比較したなかには、100~120度と画角がやや狭かった商品もあったのに対し、トップクラスの広さです。
映像の鮮明さはまずまず。走行中に追い越してきた車のナンバープレートを認識できるか確かめると、大きな数字はしっかり映せていました。一方で、地名や分類番号などの小さな字の読み取りは難しいようです。
「逆光だと白飛びする」という口コミどおり、明るさ補正力も高評価には一歩届きません。昼のトンネル内での逆光の影響は抑えられましたが、夜間のヘッドライトの反射に弱い印象。ナンバープレートが白飛びして読み取れなかったので、夜に運転する機会が多い人はあまり向いていないでしょう。
機能面でも、Gセンサーの感度設定やオプションでの駐車監視機能は備えていましたが、安全運転支援機能はなく物足りない印象。画角が広く取り逃しが少ないのは魅力ですが、映像の鮮明さやあおり運転対策にも力を入れたい人は、ほかの商品もぜひチェックしてみてください。
今回紹介するのは、カー用品や見守りロボットなどを多数開発しているユピテルの前後2カメラドライブレコーダー Y-230d。夜道でも明るく撮影でき、映像を大画面で見れるとアピールしています。
カメラの記録解像度は最大200万画素・フルHD。モニターのサイズは3.0インチで、従来の2インチモデルの約2倍を誇ります。文字も映像も大きく見られるのはうれしいポイントです。
イメージセンサーとは、カメラのレンズに被写体の光を集め、画像データに変換する部品のこと。STARVISはわずかな光も逃さずに捉え、被写体の色や形をリアルに再現すると謳っています。
明暗差の大きい場所で活躍するHDR(ハイダイナミックレンジ)機能も搭載。トンネルの出入り口で生じやすい黒つぶれや、後続車のヘッドライトによる白飛びの抑制が期待できます。
もちろん、GPSも搭載。車両のエンジンを入れると自動的に位置情報を取得します。
なお、フロントカメラ・リアカメラのサイズと重量は以下のとおりです。
付属品として、フロント・リアカメラ用の取り付けブラケット、電源直結コードやドライブレコーダー搭載ステッカー、16GBのmicroSDカードが同梱されています。
対応するメモリーカードは16・32・64・128GBのmicroSDカード。本機は、SDカードの書き込みエラーに対応する定期フォーマット(初期化)が不要。出発前の手間を省けるのも魅力です。
本商品はドライブレコーダー協議会による買替補償金制度の対象です。レッカー搬送を伴う交通事故に遭った場合、ドライブレコーダーの再購入費用および諸経費補填の目的で一律4万円の補償金が支払われます。補償期間は1年間(事前登録が必要)です。
交通事故時ドライブレコーダー買替補償制度の詳細はこちら
さらに、少しでも長く使用したい人のための「クロネコ延長保証」(有料)も追加可能。メーカーの保証期間と延長保証を合わせて、合計5年間の保証が受けられます。自然故障に対して何回でも無償で修理が受けられるため、要チェックですよ。
その結果、認識精度はまずまずといったところ。フロントカメラではナンバーの数字は読み取れましたが、地名や分類番号はにじんで読めませんでした。
各商品を比較した結果、本商品のように解像度フルHD・画素数は200万画素以上であれば、ナンバーを認識できるという結果に。
ただし、比較したなかには2.5K・4Kとより解像度の高い商品もあります。地名や分類番号も鮮明に記録したいなら、より解像度が高く、イメージセンサーのサイズが1/2.8型以上のものを選ぶとよいでしょう。
本商品は、フロントカメラ・リアカメラともにHDR機能を搭載。トンネルの出口から5~10m地点では白飛びが抑えられました。ただし、それ以上離れると白飛びが気になる印象です。
今回の比較では同じHDR機能搭載機のほうが明るさを維持しやすい傾向があったものの、補正力には差があるという結果に。トンネルの中でも外でもはっきりした映像を維持した商品があったことを思うと、性能はまずまずの結果といえるでしょう。
比較した商品には、ヘッドライトの反射を抑えてナンバーをはっきり記録したものも。夜間に運転する機会が多い人には不向きといえます。
次に、画角の広さの検証です。カメラからの距離と角度から水平画角100~140度の位置を算出し、目印を設置。実際の見え方と比べながら評価しました。
フロントカメラは目印のポールをすべて映し、水平画角は140度以上という結果に。比較では水平画角が110度以上の商品は視野が広いと感じられました。本商品はさらに広範囲をカバーし、ほぼ真横までしっかり映している印象です。
スペックの公称値は水平135度。実測値とほぼ変わらない、死角の少なさが魅力といえます。
360度カメラのように全方位とはいきませんが、前後合わせるとかなりの広範囲をとらえられます。幅寄せや斜め・横からの事故など、不測の事態も撮り逃さずに記録できるでしょう。
比較したなかにはリアカメラの画角を公表せず、実測するとかなり狭い範囲しか映せないものもありました。対して、記載されている商品はほぼそのとおりの見え方をしてていたので、リアカメラの画角も必ずチェックしてくださいね。
Gセンサーの感度設定・オプションを追加すると駐車監視機能がついている点は好印象。しかし、後方接近通知・前方衝突警告・車速アラームといった安全運転支援機能は非搭載でした。
比較した商品には複数の安全運転支援機能を備えたものもあり、物足りない印象です。
比較した商品には、後方からの異常接近に反応して自動的にイベント録画を開始するものがありましたが、本機は自分で操作する必要があります。
加えて、前方の車との過度な接近を警告する「前方衝突警告」・車線を外れたことを知らせる「車線逸脱警告」などの機能もありません。より安全で快適なドライブを目指すなら、安全運転支援機能が充実した商品を選びましょう。
エンジンオフ時の駐車記録は、別売のマルチバッテリーまたは電圧監視機能付電源ユニットを設置すれば可能です。短時間なら常時録画・長時間の駐車はタイムラプスモードと使い分けられますよ。
付属のmicro SD 16GB・1080Pで録画した場合、常時録画なら約50分、タイムラプスモードなら約25時間分の映像を記録できます。
なお、タイムラプスモードはエンジンを切り、手動で開始しなければなりません。比較したエンジンのON/OFFに連動して常時記録・駐車監視機能が切り替わる商品と並べると、やや手間がかかります。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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公式サイトでの販売価格は税込27,280円(執筆時点)。会員割引や期間限定での割引クーポンなどを利用すれば、よりお得に入手できますよ。なお、別売オプションの価格は以下のとおりです。
<駐車記録用オプション>
<専用SDカード>
<取り付け位置の確認>
<フロントカメラ>
①フロントガラスの汚れを落とし、ブラケット(取り付け用パーツ)を貼る
②ブラケットに本体にスライドさせて装着
③レンズの向きを、進行方向と水平になるよう調整
④ナットを締めて固定
<リアカメラ>
①映像が反転しないか上下を確認し、リアガラスにブラケットを貼る
②レンズの向きを調整
③ケーブルを接続・配線する
<電源>
①電源直結コードを接続する
②結束バンドや両面テープで5Vコンバーターユニットを固定し、配線処理を行う
専用ビューアソフトは以下の条件で使用できます。
ビューアソフトでは、映像をグーグルマップと連動させて表示したり、自車位置・Gセンサーグラフを確認したりといった操作が可能です。なお、ビューアソフトを使用しなくても通常の映像ファイルのように再生・表示もできます。
最後に、機能性も充実している商品をご紹介します。
コムテックのZDR035は、安全運転支援機能が充実。後続車が接近すると録画を開始するため、あおり運転に備えられますよ。カメラは逆光や反射に強く、夜間でもナンバープレートを読み取れるほど。画角は140度以上で真横から来た車体も撮り逃さず、全体的な性能のバランスがよい1台といえます。
コムテックのZDR045は、トラブルを事前に察知できる機能を搭載した一品。後続車や先行車の接近を知らせる機能で、安全・快適なドライブをサポートします。画質はやや粗めですが、明るさ補正力に優れていた印象。逆光やヘッドライトの反射を抑えられ、白飛びのない映像を撮影できていました。
記録解像度 | フルHD(1920×1080) |
---|---|
実測した水平画角(フロント) | 140度 |
フレームレート(フロント) | 17.5/27.5fps |
実測した水平画角(リア) | 140度 |
専用ビュアーソフト | |
SDカードチェック機能 |
良い
気になる
モニター | |
---|---|
総画素数(フロント) | 200万画素 |
水平画角(前後2カメラフロント) | 138度 |
対角画角(フロント) | 168度 |
総画素数(リア) | 200万画素 |
水平画角(前後2カメラリア) | 138度 |
対角画角(リア) | 168度 |
記録方式 | 常時録画、衝撃録画、マニュアル録画、後続車接近録画 |
記録最大容量 | 128GB |
映像ファイル形式 | AVI(MPEG-4 AVC/H.264) |
給電方式 | シガーソケット |
幅(フロント) | 92mm |
奥行(フロント) | 31mm |
高さ(フロント) | 52mm |
幅(リア) | 38mm |
奥行(リア) | 27mm |
高さ(リア) | 30mm |
付属品 | シガープラグコード、カメラケーブル、脱脂クリーナー、フロントカメラ取付ステー固定用両面テープ、リヤカメラ取付ステー固定用両面テープ、microSDカード |
音声録音機能 | |
GPS対応 | |
Gセンサー | |
Wi-Fi | |
SDカードフォーマット不要 |
コムテック ドライブレコーダー ZDR035をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
本体タイプ | 一体型 |
---|---|
設置方法 | 両面テープ、専用ステー |
用途 | フロント用、リア用 |
カメラ構成 | 前後2カメラ |
モニター | |
液晶サイズ | 3.0インチ |
記録解像度 | フルHD(1920×1080) |
記録解像度(フロント) | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) |
記録解像度(リア) | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) |
総画素数(フロント) | 200万画素 |
有効画素数(フロント) | 最大200万画素 |
総解像度(フロント) | 200万画素 |
水平画角(フロント) | 138度 |
垂直画角(フロント) | 70度 |
実測した水平画角(フロント) | |
水平画角(前後2カメラフロント) | 138度 |
実測した垂直画角(フロント). | |
実測した垂直画角(フロント) | |
対角画角(フロント) | 168度 |
フレームレート(フロント) | 27.5fps/17.5fps |
撮像素子(フロント) | 1/2.8型 CMOSセンサー STARVIS 2技術搭載 |
F値(フロント) | F1.8 |
総画素数(リア) | 200万画素 |
有効画素数(リア) | 最大200万画素 |
水平画角(前後2カメラリア) | 138度 |
水平画角(リア) | 138度 |
実測した水平画角(リア) | |
垂直画角(リア) | 70度 |
実測した垂直画角(リア). | |
実測した垂直画角(リア) | |
対角画角(リア). | 168度 |
対角画角(リア) | 168度 |
フレームレート(リア) | 27.5fps/17.5fps |
撮像素子(リア) | 1/2.8型 CMOSセンサー STARVIS 2技術搭載 |
F値(リア) | F1.8 |
総画素数(車内) | 不明 |
有効画素数(車内) | 不明 |
総解像度(車内) | |
水平画角(車内) | 不明 |
実測した水平画角(車内). | |
実測した水平画角(車内) | |
垂直画角(車内) | 不明 |
実測した垂直画角(車内). | |
実測した垂直画角(車内) | |
対角画角(車内) | 不明 |
フレームレート(車内) | 不明 |
撮像素子(車内) | 不明 |
F値(車内) | 不明 |
安全運転支援機能 | 後続車接近警告、先行車発進警告、先行車接近警告、先行車接近継続警告、前方信号お知らせ、ドライブサポート機能、車速アラーム機能 |
対応OS(専用ビュアーソフト) | Windows |
記録方式 | 常時録画、衝撃検知録画(イベント録画) |
記録時間の目安 | 8GB:約30~50分/16GB:約60~105分/32GB:約125~215分/64GB:約250~430分/128GB:約500~865分 |
駐車監視モード | |
駐車監視機能 | 不明 |
夜間撮影機能 | |
駐車監視記録方式 | 衝撃クイック録画、常時録画・衝撃録画、タイムラプス録画 |
記録媒体 | microSDカード(8GB~128GB、class10推奨) |
音声録音機能. | ◯(ON/OFF切り替え可能) |
記録最大容量 | 128GB |
映像ファイル形式 | AVI(MPEG-4 AVC/H.264) |
録画ファイル構成 | 1ファイル30秒単位 |
動作温度範囲 | -10~60℃ |
給電方式 | 不明 |
対応電圧. | 不明 |
対応電圧 | DC12V |
カメラケーブル端子の形 | L字、ストレート型 |
リアケーブルの長さ | 約9m |
フロントケーブルの長さ | 約4m |
幅(フロント) | 55.5mm |
奥行(フロント) | 28.9mm |
高さ(フロント) | 96mm |
重量(フロント). | 137.2g |
重量(フロント) | 137.2g |
幅(リア) | 29mm |
奥行(リア) | 24.7mm |
高さ(リア) | 39mm |
重量(リア). | 27.7g |
重量(リア) | 27.7g |
幅(車内) | |
奥行(車内) | |
高さ(車内) | |
重量(車内) | |
付属品 | シガープラグコード、脱脂クリーナー、32G microSDカード、両面テープ |
クラウド対応 | |
AI搭載 | |
ADAS搭載 | |
耐熱構造 | |
製造国 | 日本 |
音声録音機能 | |
音声録音ON/OFF切り替え可能 | |
HDR対応 | |
WDR対応 | 不明 |
STARVIS対応 | |
LED信号対応 | |
GPS対応 | |
音声操作対応 | |
Gセンサー | |
Wi-Fi | |
カーナビ連携 | |
スマホ連携 | |
専用ビュアーソフト | |
SDカードチェック機能 | |
SDカードフォーマット不要 | |
キャンセルタイマー付き | |
駐車中の事故検知アナウンス付き | |
レーダー探知機相互通信 | |
ワイヤレス | 不明 |
タッチパネル式 | |
保証付き |
コムテック ドライブレコーダー ZDR045の口コミ・評判をもとにレビュー【徹底検証】
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