【徹底比較】モリタの電気毛布のおすすめ人気ランキング【2025年】

電気カーペットやデスクヒーターなどの冬物家電を中心に展開する森田の「掛敷毛布」。やわらかさと軽さが特徴のフランネル素材を使用しています。

光沢のあるベロアのような生地で、分厚さや硬さのある安心感を得られるような印象。生地に厚みがあり電熱線が細いことから、握りしめても電熱線の存在はほとんど感じませんでした。

一方、表裏で異なる素材でできており、表面は滑らかでずっと触っていたくなるような心地よさであったのに対し、裏面はややごわつく感じがあります。モニターからは「高級感がある印象」というコメントだけでなく、「ほんの少しごわつく」というコメントがよせられました。

とはいえ布団の温まりやすさはちょうどよく、70分ほどで33℃前後に到達するとそのままキープ。さらに15時間経つと自動で電源が切れるタイマー機能を搭載しているため、安全性も高いといえるでしょう。

やや光沢感のある素材で、ブルーとえんじの2色から選べます。およそ約3.2kgとずっしりとした重みで、寝返りが多い人には向かない印象。重くて安心感のある毛布を探している人にはよいかもしれません。

森田の「洗える電気敷毛布 TMB-S14KS」は、手頃な価格で購入できる電気毛布を探しているなら選択肢のひとつです。価格は3,000円前後。毎日2時間使用した場合でも1か月の電気代は約49.6円と、ランニングコストも抑えられます。

布団が適温になるまでは1時間以上かかったものの、90分経過しても32.0℃と温度が上がりすぎず、安全性は高め。また、重量も約0.8kgと非常に軽く寝返りも打ちやすそうです。ダニ退治モードや温度自動調節機能つきで、低価格でありながら機能も充実している印象でした。

一方で、生地が薄いため肌に触れると電熱線の硬さを感じやすいのがネック。肌触りがよいとはいえません。実際に使用したモニターからは、「薄くて毛足が短く、ふわふわ感はなかった」との声も挙がっています。縦幅も約140cmとベッドより短いので、大柄な人は布団やシーツでカバーするなどの工夫が必要です。

上位商品にはおよばないものの、平均的な機能性は備えている本商品。価格重視なら選択肢に入りますが、肌触りのよさを重視するならほかの商品を検討してみましょう。

森田の「洗える電気掛敷毛布」は幅190cmの大判な掛け敷きタイプ。ベッドに電気毛布を固定できるバンドはついていないものの、毛足が短く硬い質感のため、敷いて使っても電気毛布はそれほど大きくずれないでしょう。

しかし、肌触りのよさにかかわる評価を考慮すると、掛けて使うのはあまりおすすめできません。薄手なぶん直接肌に触れるには硬すぎる質感で、モニターからは「もっとなめらかなふわふわ感がほしい」「電熱線の凹凸や異物感がある」と不満な声が。本体重量が約1.5kgと軽いため片づけはラクなものの、掛けて使っても包み込まれるような安心感は得られないでしょう。

また、とくに裏地の毛足が短く綿毛のようになっており、布団のシーツに毛がすぐつくのも気になりました。敷いて使っても寝具のお手入れに手間取りそうです。

強モードに設定すると1時間以内で33℃前後になったのはよかったものの、そのままどんどん上がり続け、稼動から90分後には39.4℃と体温よりも高くなります。オフタイマー機能や自動温度調整機能はないため、温度調整はこまめに手動で行いましょう。