温まる速さや温かさ、携帯性の高さが気になるOCOOPA 充電式カイロ。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にOCOOPA 充電式カイロを徹底検証しました。充電式カイロ25商品の中で比較してわかったOCOOPA 充電式カイロの実力をレビューしていきます。充電式カイロの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
コンパクトな本体ながら、モバイルバッテリー機能が搭載されたOCOOPAの「充電式カイロ」。温かさの設定は3つのモードから選べます。
一番強いモードで稼動させると、10分後の温度は56.3℃と低温やけどが気になるレベルに。本体の黒い部分は熱が通りにくいゴム製の素材のため、熱すぎるほどではないものの、長時間強いモードで使い続けるのは避けたほうがよいでしょう。
一番弱いモードで稼動させると、10分後の温度は42.3℃と低温やけどの心配は少なく、使いやすい温度に。温まるスピードは速く、1分間で39.6℃まで上がります。
温度の設定幅が広く、コンパクトな本体で持ち運びやすい本商品。強いモードだと3時間14分温かさが持続し、一番弱いモードだと5時間13分続きました。基本は弱いモードに設定し、持続時間を節約する使い方もアリです。
モバイルバッテリー性能は49.92%のロスが発生し、5,200mAhの半分程度とスマホ1台を充電するには物足りません。
強モードにした際の温度の高さに気をつければ、十分使いやすい商品といえるでしょう。
実際にOCOOPA 充電式カイロと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
OCOOPA 充電式カイロよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
マイベストが検証してわかったOCOOPA 充電式カイロの特徴は、ひとことでまとめると「温度設定の幅が広く、屋外・屋内問わず使いたい人にぴったり」です。
実際、たくさんある充電式カイロの中で、温まる速さや温かさ、携帯性の高さは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、OCOOPA 充電式カイロを含む充電式カイロの検証方法や、自分に合った充電式カイロを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
今回は、OCOOPA 充電式カイロを含む充電式カイロ25商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:温まる速さ
検証②:温かさ
検証③:携帯性の高さ
検証④:持続時間の長さ
検証⑤:使い勝手の良さ
検証⑥:モバイルバッテリーの性能の高さ
温まる速さに優れた商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「電源を入れたら1分以内に温まる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
室温3℃に設定した恒温恒湿室内で、フル充電させた充電式カイロの表面温度をサーモグラフィで計測しました。1分後・3分後の温度が高いものほどおすすめとしてスコア化しました。
適切な温度で手を温めてくれる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「強モードで使用しても低温やけどになる心配が少ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モード設定のない商品は、1つのモードで計測
携帯性の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「手のひらサイズの使い捨てカイロと同じくらいの大きさ・重さで、ポケットに入れていることを忘れるくらいのもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
重さと表面積の2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、携帯性の高さの総合的な点数を算出しています。
持続時間の長さに優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「強モードで5時間以上、弱モードなら20時間温かさをキープできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
フル充電させた充電式カイロを室温20℃に設定した室内で稼動。ビデオカメラで充電式カイロのランプが消えるまでの時間を記録し計測しました。
使い勝手の良さに優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「両手を温めやすく充電式カイロ以外の機能がついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モバイルバッテリー性能の高さに優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1台でiPhoneを0%から100%までスピーディに充電できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
フル充電状態の充電式カイロのモバイルバッテリーが空になるまで、電流電圧テスターチェッカーを使ってバッテリーの実容量を計測。1時間程度カイロとして使ってもiPhoneを1回満充電できる5,250mAhを上限に、実容量が大きく給電速度も速いものほどおすすめとしてスコア化しました。
持続時間(最小・実測値) | 約3.2時間 |
---|---|
持続時間(最大・実測値) | 約5.2時間 |
最高温度(実測値) | 56.3℃ |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
バッテリー容量(実測値) | 2,604mAh |
出力 | 10V/A |
良い
気になる
縦幅 | 5.3cm |
---|---|
横幅 | 10.75cm |
高さ | 2.72cm |
重量 | 132g |
重量(実測値) | 134g |
持続時間(最小・公称値) | 不明 |
持続時間(最大・公称値) | 不明 |
充電時間(公称値) | 2〜3時間 |
最高温度(公称値) | 55℃ |
最低温度 | 35℃ |
充電式カイロは、ただ温かくなればよいわけではありません。使用していてストレスのない充電式カイロを選ぶときのポイントは3つ。軽さ・速さ・適切な温度に注目しましょう。
まずは、本体の軽さに注目しましょう。持ち運んで使うことの多い充電式カイロですが、商品によって軽さは大きく異なることがわかりました。
軽いものだと卵1個分の重さで、重いものだとミニペットボトル1つ分の重さと大きな差があります。外出時に使うことが多いものだからこそ、軽さにはとことんこだわってよいでしょう。
使い捨てカイロとの大きな違いは、”すぐに”温まって待つストレスが少ないこと。
充電式カイロの1分後の表面温度を確認したところ、商品によって温まる速さに違いがあることがわかりました。1分後すぐに40℃近くまで温まるものから、25℃前後までしか温まらないものまでさまざま。
商品によって異なりますが、本体サイズが大きく重量のあるものほど温まりにくい傾向がありました。
検証した商品のなかで、圧倒的な軽さと速暖性を兼ね備えた商品が、エレスの「イーカイロカレ EK-CR23」。
コンパクトなサイズと持っている感覚がないほどの軽さで、持っていてストレスを感じませんでした。さらに電源を入れたら数秒後に温まるので、水仕事のあとにすぐ使いたい人や屋外で冷えた手を温めたい人におすすめできます。
肌に直接触れる充電式カイロは、長時間使用を続けると低温やけどになる恐れがあります。
10分後の表面温度を比較すると、40〜50℃に留まるものから55℃を超えるものも。画像にある56.4℃に達した商品は、熱すぎて持つのもままならないほどでした。
冬のキャンプやスポーツ観戦などで、しっかり温めながら低温やけどのリスクを抑えたい人は、45〜50℃程度のものを選ぶとよいでしょう。オフィスでの使用や短時間の使用なら、40℃くらいの温度でも温かさを感じられますよ。
充電式カイロは、使い捨てカイロに比べて持続時間が短いのがデメリット。
さらに、持続時間が長い商品はそのぶん本体が大きく持ち運びには向きません。そのため、目安として6時間以上連続使用したい場合は使い捨てカイロを使うのがおすすめです。
軽さや本体サイズを含めると、5時間程度持続するものがベスト。通勤・通学中や軽いウォーキングなど、短時間の使用を想定している場合はより本体の重量が軽い、3時間程度の持続時間のものでも問題なく使えるでしょう。
一方、使い捨てカイロの10〜20時間に勝るものはありません。1日中遊園地に出かけるときや、釣り・登山など長時間外にいることの多いときは、使い捨てカイロを使用するとよいでしょう。
充電式カイロに搭載されたモバイルバッテリーの性能は、どれもいまひとつ。一石二鳥のお得感は味わえません。
充電可能な容量を表す、モバイルバッテリーの「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位は、数字が大きいほど充電できる容量が多くなり、5,000mAhでスマホ1台分の充電が可能です。
しかし、モバイルバッテリーからスマートフォンに充電する際に電力ロスが発生するため、実際に記載された容量分ほど充電はできません。ほとんどの商品が説明書に記載されている容量の半分程度しか充電できませんでした。
モバイルバッテリー機能がついている商品は、本体のサイズが大きくなり重量も重くなりがちなので、機能がついていないものでもOK。機能があったらラッキーと思っておくのがよいでしょう。
長時間の外出用にモバイルバッテリーを探している人は、下のコンテンツもチェックしてくださいね。モバイルバッテリー専用のものであれば30%程度の電力ロスで済むので、充電効率がよい点でおすすめできます。
充電式カイロの付加機能には、モバイルバッテリー機能だけでなく、LEDライトや2つに分けて使えるセパレートタイプなど、便利な機能がついたものもあります。
2つに分けられるものは、両手で握って温められたり隣の人とシェアしたりして使えます。LEDライトは夜中のキャンプで便利。また、バッグの中でモノを探したいときに便利でしょう。
充電式カイロの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。OCOOPA 充電式カイロ以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
持続時間(最小・実測値) | 約2.7時間 |
---|---|
持続時間(最大・実測値) | 約2.7時間 |
最高温度(実測値) | 49.6℃ |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
バッテリー容量(実測値) | |
出力 |
良い
気になる
縦幅 | 約6cm |
---|---|
横幅 | 約6cm |
高さ | 約2.2cm |
重量 | 約64g |
重量(実測値) | 62.28g |
持続時間(最小・公称値) | カイロ使用時:約3時間/LEDライト使用時:約14時間 |
持続時間(最大・公称値) | カイロ使用時:約4時間/LEDライト使用時:約14時間 |
充電時間(公称値) | 約3時間 |
最高温度(公称値) | 約42℃ |
最低温度 | 約42℃ |
エレス イーカイロカレ EK-CR23を検証レビュー!充電式カイロの選び方も紹介
持続時間(最小・実測値) | 約3.8時間 |
---|---|
持続時間(最大・実測値) | 約11.6時間 |
最高温度(実測値) | 59.6℃ |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
バッテリー容量(実測値) | 2,365mAh |
出力 | 10V/A |
良い
気になる
縦幅 | 10.3cm |
---|---|
横幅 | 5.3cm |
高さ | 2.96cm |
重量 | 140g |
重量(実測値) | 141.62g |
持続時間(最小・公称値) | 4時間 |
持続時間(最大・公称値) | 8時間 |
充電時間(公称値) | 2.0~3.0時間 |
最高温度(公称値) | 55℃ |
最低温度 | 35℃ |
Unigear 充電式カイロ 5,200mAhの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。