スピーカー一体型マイクのおすすめ人気ランキング【2025年】

スピーカーの位置は、音の拡声範囲を左右する重要なポイント。50人以上集まる広い会場や多くの人が行き交うイベント会場などで使うなら、持ち手の底面と側面にスピーカーを配置した商品がおすすめです。前方と横方向に音を広げられるため、多方向へ均等に声を届けられます。

小規模な会議室や教室で使う場合は、底面または側面のみに配置した商品も検討しましょう。両方に配置した商品よりも安価なものが多く、出費を抑えられます。奥行きのある場所で使うなら、底面に配置したものがおすすめ。側面に配置したものは左右に音が広がりやすい一方で、前方に音が届きにくい可能性があります。

スピーカーの最大出力もチェックしておくべきポイント。使用環境によって必要な値が異なります。原則としてW数が大きいほど音量も大きくなるため、十分なパワーを備えたものを選択しましょう。

目安は、屋内で30～40人なら5～8W、40～50人なら10W、50～60人なら15W、60～80人なら25W程度です。屋外では音が拡散されやすいため、屋内の目安よりもワンランク上のW数を選びましょう。ECサイトの商品情報ページで使用目安を記載している商品が多いので、購入前に目を通してみてください。

使用環境が変わる場合は、音量調節できるかチェック。静かな会議室と騒がしいイベント会場で音量を変えるなど、状況に応じて柔軟に対応できます。調節方法にはボタン式とダイヤル式がありますが、手軽さを重視するならボタン式がおすすめです。ダイヤル式は微調整できる一方で、慣れるまでは加減が難しいと感じる可能性があります。

スピーカー一体型マイクの重量は、150～400g前後と商品によって幅があります。長時間持ち続ける用途では、できるだけコンパクトで軽量な商品を選びましょう。商品情報で「軽量」「超軽量」などをアピールしている商品をチェックしてください。

重量の目安としては、300g以下のものなら片手で持ち続けても手首や腕への負担が少なく、長時間使用しても疲れにくいでしょう。握力が弱い子どもや高齢者が使う場合は、より軽量なタイプも視野に入れて探してみてください。

持ち運びが多い場合も、軽量な商品を選ぶことで携帯時の負担を軽減できます。さらにケース付きなら、本体を傷や衝撃から守れるうえ、充電ケーブルなどの付属品をひとまとめにできるので便利ですよ。

スピーカー一体型マイクは、ほとんどの商品が充電式を採用しています。頻繁に使用するなら、2～3時間の充電で6～8時間使える商品がおすすめです。充電時間・連続使用時間ともに平均を上回るため、スピーカー一体型マイクのなかでは高性能といえるでしょう。

また、充電切れによる中断のリスクを減らしたい場合は、バッテリー残量を確認できるかどうかもチェックしてください。一部の商品は、電源ランプの色でバッテリー残量を把握できます。使用前に確認すれば残量不足に気づけるため、あらかじめ充電するなどの対策が可能です。

自宅やイベントなどでカラオケをしたい場合は、音楽を流せる商品を候補にしましょう。楽曲と歌声を同時に拡声できるため、音楽用のスピーカーを用意する必要がなく、手軽にカラオケを楽しめます。エコー機能付きなら、歌声に残響効果がかかり臨場感が増すため、カラオケの雰囲気が一層盛り上がるでしょう。

PC・スマホ・タブレットなどで音源を用意するなら、Bluetooth接続できる商品がおすすめです。煩わしいケーブルが不要で、取り回しやすいのが強み。複数人でマイクを回すときもケーブルが絡まる心配がありません。なかには、2台同時に同じ楽曲を流せる商品もあるので、デュエットしたい人は要チェックです。

ただし、Bluetooth接続は周囲の電波状況によって音が途切れることも。安定した接続を求める人やBluetooth非対応の機器に接続したい人は、イヤホンジャックがある有線タイプを選択しましょう。状況に応じて有線・無線を切り替えたい場合は、両方に対応した商品をチェックしてください。

プラスαの機能にも目を向けましょう。用途に合った機能を持つ製品を選ぶことで、利便性が向上します。多機能になるほど価格も上がる傾向があるため、必要な機能が過不足なくそろっているものを選択してください。

誘導や指示に使う場合は、サイレン機能やホイッスル機能付きの商品を検討しましょう。大きな音で周囲の注意を引きつけられるため、災害時や緊急時に誘導しやすくなります。同じ内容を繰り返しアナウンスしたい場合は、録音機能付きの商品に注目。録音した音声をリピート再生できるため、現地スタッフの負担を軽減できます。

イベントや試食販売など声掛けと並行してほかの作業をしたい場合は、ネックストラップが付属していると便利です。使わないときは首にかけておけるので、すぐに両手をあけられます。机の上でマイクが転がって落下する心配もないため、故障のリスクも抑えられますよ。