自由に形を変えられる、ねんど。子どもの遊びにはもちろん、ミニチュア・フィギュアのような作品や、ケーキ・クッキーなどのフェイクスイーツ作りにもおすすめです。しかし、スライムのようなタピオカねんどや、工作向きの紙ねんどなど種類が豊富で、どれにすべきか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ねんどのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。粘土板・粘土ケース・ヘラなどが入ったセット商品も登場。ひび割れの対処法や、硬くなったねんどを柔らかくする方法も解説します。使いやすい商品を見つけて、ねんど遊びを自由に楽しみましょう。
美大卒のデザイナー。ウェブサイト「エイミーのアトリエ」(http://www.amy.tokyo/)では、エンターテイメントコンテンツを制作しながら、工作や手芸、デッサン等のアナログ絵画からデジタルイラストまで、幅広い造形作品のメイキング情報を多数発信中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ねんどの魅力は、小さな子どもでも自由に作りたいものを作れること。柔らかく扱いやすいため、保護者が見守っていれば1~3歳頃から遊べます。さまざまなものを作るうちに、自然と創造力・想像力・集中力がアップする効果も。複雑なものを作る場合、ものごとを進める段取りを学べるのもメリットです。
指先を使うため、手先の器用さにつながる点も長所といえます。ヘラ・抜き型などの道具を使いこなすための知恵が育まれ、学習の助けになるでしょう。ねんどは子どもだけでなく、ミニチュア・フィギュア・アクセサリー作りをしたい大人にもおすすめです。子どもも大人も、自由な発想でねんど遊びを楽しんでください。
ねんどを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
未就学児が使う場合、万が一口に入れてしまったときに備えて食品由来のねんどを選びましょう。化学物質アレルギーの人にもおすすめです。小麦・お米・寒天・タピオカ由来のねんどを紹介するので、子どもの年齢や好みに応じて選択してください。
力の弱い子どもが使うなら、小麦ねんどをチョイスしましょう。柔らかい感触で扱いやすいねんどです。100均でも取り扱っており、気軽に購入できます。小麦・水・塩が原料なので、子どもにアレルギーがないかチェックしてから購入してください。
ただし、乾燥に弱く固まりやすい点はデメリットです。固まると細かいクズがぽろぽろ落ちるため、遊ぶとき以外は密閉容器に入れ、乾燥しないように気をつけてください。固くなった場合は、水分を含ませると柔らかさが戻ります。
食品と同じく古くなるとカビが生えるため、遊ぶときはねんどの状態をよく確認してから子どもに渡してください。消耗品と割り切って、定期的に新しいものと交換しましょう。
長時間遊べるものがほしいなら、お米ねんどをおすすめします。小麦ねんどよりも乾きにくく、触っている途中で固くなりづらいのが魅力です。原料に米粉・水・塩を使用しており、もちもちした感触が特徴。成形しやすいのも利点です。
暗い所で光る蓄光の米ねんどやパステルカラーのものなど種類も豊富。混ぜ合わせても色が汚くなりづらいので、色彩感覚を養えます。ねんど臭さもないため、ニオイに敏感な子どもが使いやすいのもメリットです。1日置くとプラスチックのように固まるので、作品を長期間残したいときにも適しています。
爪の間に入ったり机の上に張りついたりしにくいねんどを探しているなら、寒天ねんどがぴったりです。乾燥しにくく、密閉容器に入れておけば長期間使用できます。
子どもの誤飲を防ぎたい人にも、寒天ねんどはおすすめです。防腐剤の代わりににがりを使用したものが多く、口に入れると苦味を感じます。子どもが反射的に吐き出しやすいので、なんでも口に入れてしまう年頃の子どもがいるなら、ぜひチェックしたいポイントです。
ただし、寒天ねんどは弾力が強く、力の弱い子どもには硬すぎる場合も。あらかじめ大人がこねておけば、子どもでも扱いやすいでしょう。固くなったときには濡れたタオルで一晩包んでおくと、元どおりになり繰り返し使えます。
スライムのようなモチモチした感触を楽しみたいなら、タピオカねんどに注目しましょう。よく伸びるため、乳幼児でも簡単に扱えます。こねる必要がなく、ねんどケースから出してすぐに遊べるので、遊ぶ前に準備する手間を減らしたい人にもうってつけです。
発色がよく、光沢のある見た目も子どもの好奇心をそそるでしょう。手にくっつきにくいため、広げたり引っ張ったりと、ほかのねんどにはない遊ひ方を楽しめます。粘土板の上で好きな形に伸ばしながら、絵を描くように作品を作るのもおすすめですよ。
固くなったねんどを復活させたいときは、水数滴をかけてねんどケースに入れておきましょう。つい口に入れてしまいたくなるような手触りなので、小さな子どもに遊ばせるときは目を離さないでください。
手軽に工作できるものがいい人は、自然乾燥で固まる紙ねんどをチェックしてください。パルプを原料にしているため軽く、扱いやすいといえます。乾燥したあとも削る・切る・つけ足すなど創作が続けられ、絵の具で着色したりニスを塗ったりできるのも特徴のひとつです。
紙ねんどには、重量紙ねんどと軽量紙ねんどがあります。フィギュアやオブジェを作るなら重量紙ねんどがおすすめ。どっしりしていて安定感があるので、芯材がなくても立体的な作品を作れます。ただし、重さがあるため、こねるのに力が必要です。小さな子どもが使うときは、大人がこねてあげてください。
低学年の工作には、軽量紙ねんどをチョイスしましょう。弱い力でも伸びるのが利点です。絵の具を混ぜやすい柔らかさで、オリジナルカラーのねんども作れます。一方で、重量紙ねんどよりも割れやすいため、作品が乾燥したらやさしく扱いましょう。
ねんどの収縮率も確認しておくとベター。クオリティ重視なら、収縮率の低いねんどがおすすめです。紙ねんどは乾燥すると縮むためひび割れが起こりがちですが、収縮率が低いものならなめらかな質感に仕上げやすいといえます。ただし、種類問わず紙ねんどは乾燥しやすいので、使わない分は密閉容器に入れてください。
長く使えるねんどを探しているなら、油ねんどに着目しましょう。乾燥に強く、密閉容器で保存すれば繰り返し使えます。油ねんどは鉱物粉と植物性油や鉱物性油でできており、精密な造形や細かい作品作りにおすすめです。
精巧な作品を作るときは、硬めの油ねんどを選んでください。細かい部分もはっきり形成できます。一方、子ども用には、こねやすい標準的な硬さを選びましょう。袋から出してしまうと硬さを判別できないので、異なる硬さのものを使うときは別々の容器で保管してください。
着色はできないものの色つきのものが販売されており、混ぜれば好みの色も作れるため、作品の幅を広げたい人は要チェック。ただし、固まらないため、作品を長く残すのには不向きです。観賞用や実用的なアイテムを作るなら、別のねんどを選択しましょう。
独特のニオイがあり、触るとベタつくのも難点です。なかには無臭を謳った商品があるので、ニオイが気になる人はチェックしてみてください。
アクセサリーやミニチュアを作るときは、シリコンねんどをチェックしましょう。鮮やかな発色とツヤが特徴で、ケーキやクッキーといったスイーツのミニチュアもおいしそうに作れます。焼くとぷにぷにとした感触で固まるため、作品を長く残すことも可能。水にも強くなり、お風呂場で遊ぶおもちゃ作りにも向いています。
ベビー用品にも使われることが多い素材なので、アレルギーが気になる人も参考にしてください。価格は1,000~3,000円とやや高めなものの、抗菌加工がされていて清潔に保ちやすいので、衛生面が気になる人にもおすすめです。
空気に触れても硬くならず、じっくり作品作りに没頭できるのも長所。混色もできるものの、ほかのねんどより固いため、しっかりこねる必要があります。子どもの力では難しいときは、大人が助けてあげましょう。
ベタつき・色移りが少なく、手や服を汚さずに使えるのも魅力。ガラス以外にはくっつきにくいため、後片づけが楽なのもうれしいポイントです。ただし、シリコンオイルを含んでいるため、フローリングにつくと滑りやすくなる恐れがあります。遊ぶときは、床に落とさないよう注意してくださいね。
フィギュア・ミニチュア・アクセサリー作りを楽しみたい人は、大人向けのねんども候補に入れましょう。完成した作品を長く保存できるものがそろっています。ミツロウ・樹脂・プラスチック製のねんどを紹介するので、作りたい作品やこだわりに応じて購入してください。
ステンドグラスのような作品に挑戦したいなら、ミツロウねんどをチョイスしましょう。薄く伸ばしてガラスに貼ると、光を美しく透過するのが特徴です。粒子が細かいため形が保ちやすく、緻密なフィギュアやミニチュア作りにもおすすめです。混色にも適しており、さまざまなカラー作品を作れます。
光沢と透明感があり、手がベタつきにくいのも魅力です。ミツバチの巣から採取したロウを使用しており甘い香りがするので、ねんどのニオイが苦手な人でも扱いやすいでしょう。天然の抗菌作用があり、衛生的に使える点もポイントです。
常温以下で硬くなる性質があるため、手でこねて温めながら使用します。体温で柔らかくならないときは、湯煎やドライヤーを使うのも効率的。置いておくと固まって作品として残せるうえ、再び加熱すれば再利用も可能です。
デメリットは、セットでの販売価格が1,000~5,000円ほどと高価な点。単色なら300円台で買えるので、必要なカラーだけ購入するのもひとつの手です。店頭ではあまり扱っていないため、ECサイトを利用して入手しましょう。
作品の耐久性を求める人は、丈夫で割れにくい合成樹脂ねんどをチェックしてください。乾くと光沢が出て、プラスチックのような質感に仕上がります。
ほかの色と混ぜたり絵の具を練り込んで色をつけたりと、さまざまな色に変えられる点も魅力。しかし、固まると再び成形できないので、初心者には難しく感じる場合もあるでしょう。使い慣れていない人は100均で少量の樹脂ねんどを購入し、小さな作品からはじめてみるのがおすすめです。
合成樹脂ねんどの固め方は、オーブンで焼く方法と自然乾燥の2通りがあります。食玩を作りたいなら、自然乾燥できる商品がベター。透明感のある仕上がりで、乾燥後はアクリル絵の具での色づけも可能です。乾燥後は収縮するので、理想のサイズよりひと回り大きめに作りましょう。
焼いて乾燥させるものは、アクセサリーやフィギュア向きです。軽量で耐久性・耐水性に優れ、乾燥後の収縮が少ないのも特徴。イメージどおりのサイズに仕上がるのは大きなメリットです。常温では固まらないため、長時間かけて作品を作る人にも向いています。
初心者でも簡単に扱えるねんどを探しているなら、塩化ビニール樹脂を使用したプラスチックねんどをおすすめします。高温時に柔らかくなり、低温時に固まるのが特徴。固まってもお湯につければ何度もやり直しがきくため、初心者でも慌てず作品作りに取り組めるでしょう。
固まるとプラスチックのような質感に仕上がるので、キーホルダーやアクセサリーの作成にぴったりです。ジェリービーンズや金平糖のような透明感があり、淡い色のフェイクスイーツ作りにも向いています。柔らかくするときは高温のお湯を使うので、やけどしないよう注意しましょう。
子どもの年齢や目的に合わせて、ねんどのカラーバリエーションをチェックしましょう。小さな子どもの色彩感覚を養いたいなら、カラーバリエーションの豊富な商品が狙い目です。混色して新しい色を作れるので、発想力・想像力も伸ばせるでしょう。さまざまなカラーの作品を作り、飾って楽しめるのもポイントです。
小学校高学年くらいになったら、白の単色ねんどを使うのもいいでしょう。絵の具を練り込んだりあとから色をつけたりと、自由に着色できます。カラーねんどは、よく使う色だけが足りなくなってしまうことがあるものの、白ねんどならその心配もありません。
使いやすさを重視するなら、抜き型・ハサミ・ローラーなどがセットになった商品も候補に入れましょう。子どもの興味を引きやすく、気軽に遊び始められる点もポイントです。付属する道具の使い方も覚えられ、子どもの学習にも役立ちます。
セットを購入しない場合、ヘラ・粘土板・粘土ケースだけは別途そろえるのがおすすめです。ヘラがあると細かい部分の作業ができ、きれいに仕上がります。粘土板は、力を入れてこねたり伸ばしたりするのに便利です。粘土ケースは乾燥や紫外線による劣化を防いで、ねんどの品質を長持ちさせられます。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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種類 | 素材 | 耐水性 | 容量 | |||||
1 | パジコ 軽量粘土|301250 | ![]() | おどろくほどの軽さで、のびがよく手につかない | 軽量粘土 | 不明 | 180g | ||
2 | パジコ モデナ|303109 | ![]() | 水に強くて丈夫。花びらやアクセサリーの制作におすすめ | モデナ | 樹脂 | 250g | ||
3 | サクラクレパス きまるねんど | ![]() | つくりたい形にしっかりきまる軽量紙粘土 | 軽量紙粘土 | 紙 | 不明 | 104g | |
4 | アーテック ねんどの王様 | ![]() | 作品を美しく保存できる、変形・ひび割れしにくい紙粘土 | 紙ねんど | 紙 | 180g | ||
5 | アーテック ねんどの王様|77386 | ![]() | ペットボトルやアルミ缶など芯材を選ばない!さわやかな使い心地 | 不明 | 不明 | 100g | ||
6 | アイボン産業 すけるくん | ![]() | フルーツやゼリーなど、透明感のある作品作りに | 透明粘土 | 樹脂 | 不明 | 200g | |
7 | EVO プラスチックねんど | ![]() | アイデア次第で自由自在。作り直しのできるねんど | プラスチックんねんど | 不明 | 不明 | 200g | |
8 | 日清アソシエイツ グレイス|858 | ![]() | 透明感が高く着色や混色も可能 | グレイス | 樹脂 | 200g(100g×2) | ||
9 | ビリーブ EDISONmama|シリコンねんど|KJT100230 | ![]() | 乾かないのに焼くとかたまるシリコンねんど | 不明 | シリコーン、シリコーンオイル、顔料 | 53g | ||
10 | 日清アソシエイツ グレイスライト|875 | ![]() | 乾燥した後も弾力性あり。割れにくいのが特徴 | 軽量樹脂粘土 | 樹脂 | 120g |
ねんどがひび割れたときは、指に水をつけて割れ目部分をたっぷり濡らし、馴染ませる方法を試してください。埋めたい部分が十分にうるおったら、ひび割れのサイズに合わせてねんどを細長く丸めます。作品の割れ目に紐状のねんどを押し込み、最後に指でならしたら完成です。
水を練り込む方法は、制作中にねんどが硬くなったときにも有効。霧吹きや濡れたタオルでねんどに水分を与えながら作業すると、表面がなめらかで頑丈な作品が完成します。
硬くなったねんどを柔らかくするには、水分を含ませた布やキッチンペーパーで包むのがおすすめです。そのまま密閉容器に入れて1日ほど待つと、柔らかさが戻ります。含ませた水が多すぎてベタつくときは、ねんどを薄く伸ばして水分をとばしてください。
紙ねんどの場合、厚みがあると水分が十分に行きわたらないので、ハサミで小さく切ってから包みましょう。小さく切ったねんどと水を袋に入れ、揉み込むのも効果的です。たくさん水を入れると柔らかくなりすぎるので、硬さを確かめながら徐々に進めてください。
寒い時期に硬くなりやすい油ねんどは、温めると柔らかくなることがあります。温めても改善しない場合は、ねんどに含まれる油が抜けている可能性があるため、サラダ油を少し加えてこねましょう。油が多すぎるとベタついてしまうので、様子を見ながら少しずつ足してくださいね。
以下のコンテンツでは、子どもの学習に役立つアイテムをご紹介しています。絵の具や手芸キットで、子どもの想像力・発想力・集中力を育みたい人は、ぜひチェックしてください。
1位: パジコ|軽量粘土|301250
2位: パジコ|モデナ|303109
3位: サクラクレパス|きまるねんど
4位: アーテック|ねんどの王様
5位: アーテック|ねんどの王様|77386
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