【徹底比較】脱臭機のおすすめ人気ランキング【脱臭力最強なのはどれ2025年6月】

富士通ゼネラルの「PLAZION 加湿除菌脱臭機 PLAZION DAS-303K-W」は、加湿機能を備えたモデルで、生活空間の脱臭と除菌を同時に行えるのが特徴。給水不要で脱臭運転が可能で、使い方に応じた柔軟な運転モードが選べる仕様です。

検証では、ペットの排泄物のにおいを3分で脱臭、タバコ臭は付着・浮遊の両方で5分以内にしっかりと脱臭できました。脱臭性能は非常に優れており、即効性を求める人も十分満足できるでしょう。人感センサーは非搭載であるものの、ニオイセンサーを搭載。弱モードや急速モード、チャイルドロックも搭載しており機能性も充実しています。

お手入れの面でも、各フィルターが工具不要で取り外し可能で水洗いもできるため、日々のメンテナンスも簡単。電気代も安価で消耗品代もかからないため、コストパフォーマンスに優れた一台です。静音性も十分で、弱モード時には高音域のノイズも抑えられ、寝室でも使いやすい性能でした。一方で、本体は6.2kgと重く、気軽に移動させにくい点は気になりました。

脱臭力・コスト・お手入れ・静音性のすべてにおいて高水準な1台。ニオイ対策に妥協したくない人や、ペット・タバコ臭対策を本気で行いたい人に強くおすすめの脱臭機です。

富士通ゼネラルの「PLAZION 小型脱臭機 DAS-15R」は、脱臭機能に特化したコンパクトモデル。場所を取らない省スペース設計と、集じん機能を兼ね備えており、手軽に使える家庭用脱臭機として展開されています。価格帯も比較的手に取りやすく、日常使いに適した設計が特徴です。

ペットの排泄物に対する脱臭力は、短時間でも効果を実感できる結果でした。静音性も高く弱モードでは高音域のノイズも抑えられており、就寝時にも快適に使用できるでしょう。また、フィルターは水洗い可能で、自動脱臭力回復機能も備わっており、掃除やメンテナンスの手間が少ない点も魅力といえます。

一方で、タバコ臭への脱臭力は十分とはいえず、特に付着臭は十分に脱臭できませんでした。また、人感センサーやニオイセンサーは非搭載であるため効率的に部屋を脱臭したい人には不向きといえます。さらに、持ち手やキャスターがないため、移動時には不便に感じる可能性もあるでしょう。

効率よく運転したい人や、タバコ臭に悩んでいる人には不向きといえます。一方で、設置のしやすさ・お手入れ・ランニングコストのバランスがよいため、ペットのニオイ対策やシンプルな機能の脱臭機がほしいという人におすすめですよ。

カルテックの「ターンド・ケイ KL-W01」は、壁掛けタイプの脱臭機で、光触媒技術を用いたモデル。給水不要のシンプルな構造が特徴で、空間に調和しやすい薄型設計です。

ペットの排泄物のニオイに対しては、3分で脱臭効果が確認されるなど、短時間でしっかりと脱臭できることがわかりました。付着臭・浮遊臭ともに効果があるのでタバコ臭に悩む人にもおすすめですよ。さらに静音モードでは高音域の騒音を抑制していたので、夜間につけっぱなしにしても気にならないでしょう。

一方で、操作性の面では気になる点も。リモコンやチャイルドロックなどの機能が非搭載であるため、利便性を重視する人にはやや不向きといえるでしょう。また、電気代が高めな点には注意が必要。本体の幅と高さは大きめですが、壁掛けタイプであるため、実際に設置すると大きさはあまり気にならないでしょう。

短時間での脱臭効果を重視し、壁掛けタイプの脱臭機がほしい人におすすめです。

シャープの「プラズマクラスター 除菌脱臭機 DY-S01」は、プラズマクラスターNEXTと光触媒脱臭フィルターを組み合わせた商品。

ペットの排泄物のニオイへの脱臭性能を検証したところ短時間で効果を発揮しました。タバコの付着臭と浮遊臭も処理が可能で、部屋全体の空気を効率的に清浄できるといえるでしょう。さらに自動で脱臭力を回復させる機能を搭載しているので、お手入れしやすいのもうれしいポイント。また、静音性も高く、ナイトモードでは高音域も抑えられていて就寝時も快適に使用できるでしょう。

一方で、使いやすさには懸念が残る結果に。リモコンやセンサー類が非搭載であるため、操作性を重視する人はやや不便に感じることがあるでしょう。ランニングコストも高めで、コストパフォーマンスを重視する人には不向きといえます。

脱臭力とお手入れのしやすさを重視したい人や、ペットのニオイに悩んでいる家庭には適した1台です。

日立グローバルライフソリューションズの「HITACHI 次亜塩素酸除菌脱臭機 ジアクリン ZP-GA1000T H」は、次亜塩素酸を活用して空間の脱臭・除菌を行う大型モデル。給水が必要な仕組みを採用しており、生活臭やペット臭対策に適したスペックで展開されています。

ペットの排泄物のニオイに対する脱臭効果は、使用開始から5分で一定の軽減が見られる水準でした。静音性にも優れており、ナイトモード時には高周波のノイズも低く抑えられていたため、就寝時にも使えるでしょう。さらに、プレフィルターと集塵フィルターはツールレスで着脱でき、水洗い対応や自動おそうじ機能も備えていることから、お手入れがしやすい点も魅力です。

一方で、タバコ臭に対する脱臭性能はやや不満が残る結果に。除去までに長時間を要するため、タバコ臭が強い環境では効果を実感しにくいでしょう。また、本体サイズが大きく重いうえ、稼動に給水が必要。ランニングコストも高めで、消耗品や電気代の負担が気になる人は注意が必要ですよ。

広い部屋でペットのニオイを抑えたい人や、お手入れの手軽さと静音性を重視する人には適しています。一方で、省スペース性やタバコ臭の脱臭力、稼動に手軽さを求める人にはおすすめできません。

パナソニックの「ジアイーノ 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 F-ML4000B-W」は、次亜塩素酸を用いた空間除菌・脱臭が可能なモデルで、室内の生活臭やペット臭対策に向けた設計が特徴。給水が必要な加湿構造を採用し、大きめのサイズで安定した性能を備えた商品です。

ペット臭に対する脱臭力は、5分の使用でニオイの軽減が確認される結果となり、日常的なニオイへの十分な性能を示しました。静音性にも一定の評価が得られており、ナイトモードでは高音域のノイズも抑えられていて、就寝時にも違和感なく使える水準です。使い勝手も一定の水準を保ち、ニオイセンサーの反応も良好でした。

一方で、タバコ臭の除去には時間がかかり、強いタバコ臭への即効性は期待しづらい結果に。さらに、給水が必要な点や持ち手がない構造は使い勝手に影響し、移動や設置のしやすさにもやや難が見られました。また、消耗品のコストがかかるため、長期的な維持費が気になる人には向かないでしょう。加えて、稼動中に次亜塩素酸特有の塩素臭を感じることがある点には注意が必要ですよ。

日常的なペット臭の軽減や静かな空間での使用を重視したい人におすすめです。タバコのニオイ対策には向かないことや塩素臭が気になる点に留意してくださいね。

JVCケンウッドの「fresair 光触媒除菌脱臭機 WL-AC1000」は、空気清浄と除菌脱臭を同時に行う床置き・壁掛け型兼用モデル。光触媒フィルターを採用し、フィルター交換不要の構造によりメンテナンス性を重視した設計が特徴です。

ペット臭・タバコ臭ともに、即効性はほかの商品に劣るものの、しっかりと効果を実感できました。使い勝手は人感センサーはないものの、ニオイセンサーの感度が優れているのでニオイの強さに合わせた効果的な運転が可能。さらに、リモコン付きで強力モードにも対応、給水不要の構造で使いやすい設計といえるでしょう。

お手入れ面では、工具不要でフィルターの着脱が可能な点が評価されました。また、サイズが大きめですが据え置き用途であれば許容範囲といえるでしょう。さらに、ナイトモード時に音が抑えられており、静かな環境での使用にも適しています。ただし脱臭力の回復は手動対応となるため、こまめなお手入れが必要です。さらに電気代が1日あたり21.49円と高い点にも注意してくださいね。

据え置きで使用し、操作性よりも設置場所の幅や静音性を重視する人にはおすすめです。脱臭スピードを求める人や省スペース性を重視する人には向いていません。

カドーの「cado 除菌脱臭機 SAP003」は、金属触媒技術を採用したスリムな円筒型デザインが特徴のモデルで、生活臭やペット臭の対策を意識したコンパクトタイプの脱臭機。省スペース性を活かしつつも、空間の空気をじっくりと清浄していく設計が採用されています。

検証では、ペット臭の除去ではニオイの減少は検知できたものの、脱臭する前にオゾン臭がペット臭を上回る結果に。広いスペースで使用するなど使用に工夫が必要です。タバコ臭に対しても脱臭までに時間がかかり、スピーディな脱臭を求める用途には不向きといえるでしょう。人感センサーや強力モードは搭載されている一方で、リモコンやチャイルドロックがない点には注意が必要です。

お手入れ面では、プレフィルターの水洗いや自動脱臭力回復機能が備わっており、手軽にメンテナンスできる点が評価されました。また、電気代も比較的安く、消耗品費もかからないため、ランニングコストを重視する人にはうれしいポイントです。静音性も高く、ナイトモードでは高音域の騒音も抑えられていて、静かな環境でも使用できるでしょう。

短時間での脱臭力には期待できませんが、静音性とお手入れのしやすさ、シンプルな操作性を重視したい人には適した商品です。

マクセルの「オゾネオ オゾン除菌消臭器 MXAP-AE270BK」は、オゾンの力で空間の除菌・脱臭を行うコンパクトタイプのモデル。給水不要で使えるシンプルな構造に加え、静音性と省スペース性に優れた設計が特徴です。

検証では、ペット臭とタバコ臭のいずれも脱臭においてもオゾン臭を強く感じたため注意しましょう。短時間での即効性は期待しにくく、スピーディな脱臭を求める人には不向きです。さらにリモコンやチャイルドロックなどの操作性を高める機能は非搭載でした。

一方で、ナイトモードでは高音域の動作音も低く抑えられており、就寝時の使用にも適しています。本体は非常に軽量かつコンパクトで、場所を選ばずに設置できるサイズでした。さらに、電気代が非常に安価で消耗品費も不要であるため、長期的に見た際のランニングコストは極めて低く抑えられています。

オゾン臭を感じるため、換気のできない場所では使用しないなど注意が必要ですが、タバコの壁に染みついたニオイの対策などの用途の人は検討してくださいね。ニオイ対策をすばやく行いたい人や、操作性・多機能性を重視する人には向いていません。