富士通ゼネラル PLAZION DAS-303Kの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

脱臭性能は非常に優れています。本商品は、対応できるニオイの種類が幅広い触媒タイプ。ペット臭もタバコ臭も素早く脱臭したい人におすすめです。

検証では猫のおしっこがかかったトイレの砂をアクリルボックス内に置き、ニオイを充満させて最も強いモードで脱臭機を稼動。臭気判定士の石川さんがニオイをチェックしたところ、わずか3分でペット臭を脱臭できました。「猫トイレのにおいが以前よりも、かなり気にならなくなった」との口コミにも納得の脱臭力です。

タバコ臭に対する脱臭力も申し分ありません。浮遊しているタバコ臭は3分・布に染み込ませた付着臭は5分でニオイが気にならなくなりました。比較したなかにはニオイの除去に20分以上かかる商品もあったなか、こちらは即効性にも期待できます。

使い勝手がよい点も魅力です。比較したなかでは搭載している機種が少なかった加湿機能に加え、空気清浄機能も搭載。また、評価には含まれておりませんが、プラズマイオンと低濃度オゾンによって浮遊するウイルス・細菌・カビ菌も抑制します。

人感センサーはありませんが、ニオイセンサーの感度は良好でした。臭気を検知してから稼動するまでの時間は約12.40秒と、満足の基準値とした15秒を下回る好タイムです。スピーディにニオイを除去できますよ。

リモコンは付属しませんが、自動・弱・強・急速の4つのモードを搭載し、シーンに応じて柔軟な使い分けが可能です。いたずらを防止できるチャイルドロックもついているため、子どものいる家庭でも使いやすいでしょう。

お手入れの楽さの検証でも高評価を獲得しました。フィルターは工具不要で簡単に取り外せます。フィルターの水洗いが可能で、清潔を保ちやすい仕様でした。

また、比較したなかでは非対応の商品も多かった脱臭力自動回復機能も備わっています。お手入れの手間を減らせるだけでなく、脱臭性能を長期間キープできるのもうれしいポイントです。

コストパフォーマンスを重視したい人にもおすすめです。ワットモニターを使用し、実際に強モードで稼動した際の電力量を算出したところ、1日あたりの電気代は約6.9円でした。

比較したなかには1日あたり20円以上かかる商品も複数ありましたが、こちらは電気代が安めです。フィルター交換は不要で消耗品費もかからないため、ランニングコストを抑えたい人にもぴったりでしょう。

持ち手があり、移動させやすい構造である点はメリットです。しかし、「少し大きい」との口コミどおり、本体は幅30.0×奥行27.6×高さ44.6cmとコンパクトとはいえません。

また、比較したなかには重量が約1kgと軽量の商品もありました。一方、こちらは8.96kgと重量感があるため、移動にはある程度の力が必要です。

静音性も優秀です。実際にダミーヘッドマイクを使用し、分析ソフトで聞き取った音を測定すると、弱モードの2〜5kHzのピーク値は10.85dBを記録。比較したなかには30dB近くだった商品もあった一方、こちらは高音域のノイズが気になりにくい構造です。「弱モードにすれば静か」との口コミどおり、寝室でも使いやすいでしょう。

また、強モードの全体のピーク値は51.49dB・2〜5kHzのピーク値は40.81dBでした。弱モードより音は大きめですが、同じ部屋にあってもそこまで気にならないレベルだといえます。

＜計測値＞

1. 弱モード（63〜200Hzのピーク値）：27.82dB
2. 弱モード（2k〜5kHzのピーク値）：10.85dB
3. 弱モード（全体のピーク値）：42.68dB
4. 強モード（63〜200Hzのピーク値）：39.64dB
5. 強モード（2k〜5kHzのピーク値）：40.81dB
6. 強モード（全体のピーク値）：51.49dB