
猫にウォーターサーバーの水をあげても大丈夫?水道水との違いや注意点を解説
飼い猫にウォーターサーバーの水を飲ませたいと考える飼い主は多いでしょう。しかし、成分などに問題がないかわからなければ、安心してあげられないのではないでしょうか。
そこで今回は、猫にウォーターサーバーの水をあげても大丈夫か解説します。水道水との違いや、おすすめのウォーターサーバーも紹介しているので、猫にウォーターサーバーの水をあげたいと考えている人は参考にしてみてください。

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猫にウォーターサーバーの水をあげても大丈夫?

水の種類にさえ注意すれば、猫にウォーターサーバーの水を与えることができます。ウォーターサーバーの水にはいくつかの種類があり、猫が飲んでも良い水を選べば問題ありません。
ウォーターサーバーの水を猫に与える際は、硬度やpHに気を配ることが大切です。次の見出しを参考に、猫にはどのような水が適しているかや水の選び方を確認していきましょう。
猫にあげてよい水の種類は?
猫にあげてよい水の種類は、「中性の軟水」や「水道水」です。ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
猫の飲み水には「中性の軟水」がおすすめ

中性かどうかは、水のpH値で判断できます。pHは0~14の数値で表され、pH7であれば中性です。pH7未満は酸性、pH7を超えるとアルカリ性を示します。猫の飲料水としては、pH6~8の範囲であれば問題ありません。
pHは、メーカーの公式サイトに記載されているのが一般的ですが、記載がない場合は問い合わせるとよいでしょう。pH計を使用して、家庭で計測する方法もあります。
軟水か硬水かは、水の硬度で判断可能です。硬度は、水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計量を炭酸カルシウムに換算して表します。
WHOの「飲料水水質ガイドライン」で、硬度60mg/L未満は「軟水」、60~120mg/L未満は「中程度の軟水」、120~180mg/L未満は「硬水」、180mg/L以上は「非常な硬水」と定められています。猫に与える水の硬度は、120mg/L未満が望ましいでしょう。
硬度についても、メーカーの公式サイトで確認するか、問い合わせてください。
ウォーターサーバーの水には、「天然水」と「RO水」があります。RO水は、水道水などを「RO膜」という特殊な膜でろ過し、ほぼすべての不純物を取り除いた水です。RO水は中性の軟水であるため、猫にも安心して与えられます。
天然水も、日本で採取されたものなら、ほとんどが軟水と考えられるでしょう。
なお、人間の胃腸症状を改善することで知られる「アルカリイオン水」は、猫にはおすすめできません。アルカリイオン水はアルカリ性(pH9~10程度)のため、猫が飲むと尿路結石などの病気を引き起こす可能性があります。
人間によいものが猫にもよいとは限らないため、気をつけましょう。
水道水も猫の飲み水として利用可能

日本の水道水は、残留塩素の濃度が1mg/L以下になるよう調整されています。これは、WHOが「人体に影響の出るライン」として定める「5mg/L以下」を大きく下回る数値です。猫の健康にも害を及ぼす可能性が低いと考えられます。
ただし、水道水のカルキ臭が苦手で飲まない猫もいるため注意してください。水道水のカルキ臭が苦手な猫には、カルキ抜きをしてから与える方法があります。水道水を沸騰させてカルキを揮散させたり、バケツに水道水を溜めたのち一晩放置して、カルキを自然分解させたりしてから与えましょう。
カルキ抜きには手間と時間がかかります。面倒に感じる人はウォーターサーバーの利用を検討するとよいでしょう。
硬度の高い水は猫の飲み水としてはおすすめできない

猫は腎臓や泌尿器の疾患にかかりやすい動物です。ミネラル分の多い硬水を飲むと、腎不全や尿路結石になるリスクが上がるため避けたほうがよいでしょう。
地域によっては、水道水も硬水の場合があるため気をつけてください。千葉県・埼玉県・東京都・熊本県・沖縄県は、水道水の硬度が高い傾向があります。
硬水を飲ませたら絶対に病気になるわけではありませんが、飼い猫が病気になるリスクを減らすには、水の硬度にも気を配りましょう。
猫にウォーターサーバーの水をあげる際の注意点は?
猫にウォーターサーバーの水をあげる際の注意点には、常温にしてからあげることや、こまめに水を替えることがあげられます。ここでは、それぞれの注意点について確認しましょう。
常温にしてからあげる

ウォーターサーバーの水は冷水である場合が多いため、注水後しばらく置いて常温に戻すか、ウォーターサーバーのお湯を足して水温を調節してから猫にあげてください。
こまめに水を替える

ウォーターサーバーの水を猫にあげる場合、こまめに入れ替えることが大切です。ウォーターサーバーの水には、水道水のように殺菌用の塩素が含まれていないため、雑菌が繁殖しやすいと考えられます。
ウォーターサーバーの水を猫にあげる場合は、最低でも1日1回は容器も洗って水を入れ替えてください。長時間家を空けて水を替えられない日は、殺菌作用のある水道水を入れ、状況によって使い分けるとよいでしょう。
猫のいる家庭には猫のイタズラ対策が万全のウォーターサーバーがおすすめ

猫のイタズラが心配な場合は、チャイルドロックがあるものや、水ボトルを下部に取り付ける(重心が低い)もの、出水口にカバーがあるものを選ぶことをおすすめします。
チャイルドロックは、猫がウォーターサーバーの水やお湯を出してしまうことを防ぐために有効です。注水するたびにロックボタンを長押しする必要があったり、ボタンを押しながらレバーを引かなければ注水できなかったりと、猫にイタズラされないためにチャイルドロックは有効といえます。
水ボトルを本体下部に取り付けるサーバーは、重心が低いため、水ボトルを本体上部に取り付けるタイプのサーバーよりも、猫が上に乗ったときに倒れるリスクが軽減されるでしょう。また、出水口にカバーがあれば、出水口に猫が触れたり、舐めたりすることを防げるため、衛生的にウォーターサーバーを利用できます。
なお、サーバー本体のボトルカバーはかぶせているだけの場合が多いため、猫が乗ると外れてケガをする恐れがあるので注意してください。置き場所を工夫するなど、飼い主側でも上に乗られない対策が必要です。
猫におすすめのウォーターサーバーは?
猫におすすめのウォーターサーバーには、「コスモウォーター」や「ハミングウォーター」などがあげられます。ここでは、猫におすすめできるウォーターサーバーの特徴をそれぞれ確認しましょう。
コスモウォーター

1つ目は、コスモウォーターです。コスモウォーターのウォーターサーバーには、猫のイタズラ防止に有効なチャイルドロック機能がついています。
チャイルドロックは、出水口のボタンを押しながらでないと注水できないモードと、完全に冷水・温水が出ないようにするモードから選択可能です。
水の採水地は選べませんが、すべての水が軟水であるため猫にもおすすめといえるでしょう。コスモウォーターは月々の水代だけで利用でき、月額料金は4,104円(税込)~提供しています。詳細はコスモウォーター公式サイトで確認してください。
ハミングウォーター

2つ目は、ハミングウォーターです。ハミングウォーターのウォーターサーバーは常温水が使えるため、猫に水をあげる際、冷水を常温に戻す手間が省けます。
ハミングウォーターが提供するウォーターサーバーは「浄水型」で、水道水をタンクに補充し、浄水された水を利用するしくみです。浄水された冷水・常温水・温水がボタン1つですぐに使えるのが便利なポイントといえます。
ただし、水タンクが本体上部にあるため、転倒対策が必要です。固定したり、猫が入れない場所に置いたりして、猫が上にのぼって転倒させないように対策しましょう。
ハミングウォーターは、水道水を利用するため水の購入費用がかからず、月額3,300円(税込)の定額で利用できます。詳細はハミングウォーター公式サイトで確認してください。
ウォータースタンド

3つ目は、ウォータースタンドです。ウォータースタンドのウォーターサーバーは「水道直結型」で、水道水を使って猫に水を与えられます。
水道直結型は、水栓や給水管に直接取り付けて使用するウォーターサーバーです。フィルターにより残留塩素や不純物が取り除かれた水道水が供給されます。
水道直結型のウォーターサーバーは、水栓や給水管に直接取り付ける必要があるため、水栓の形状によっては利用できない場合もある点に注意しましょう。ウォータースタンドは、サーバーのレンタル料2,200円(税込)~利用できます。
詳細は、ウォータースタンド公式サイトで確認してください。
以下のページでは、これまで紹介した水道直結型など、水道水を浄水するタイプの「水道水ウォーターサーバー」をランキング形式で発表しています。水道水ウォーターサーバーを利用する際は参考にしてみてください。
