自宅でもおいしい水を楽しめるウォーターサーバー。利便性の高さから非常に人気がありますが、引っ越しの際はどのように手続きや設置を行えばいいのか、疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、引っ越しの際に必要な手続きやウォーターサーバーの運び方を詳しく解説します。再設置を行うときの注意点もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。
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実際に引っ越しが決まったときは、まず水の配達エリアやウォーターサーバーの運搬方法を確認しましょう。また、あらかじめ住所変更の手続きを済ませておくことも必要です。以下で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
まずは新しい住所が水の配達エリアになっているかどうかを確認しましょう。メーカーによっては水の配達を申し込めない可能性もあるため、引っ越し先が決まった段階で早めにチェックすることをおすすめします。
引っ越し先が配達対応エリア外だった場合、解約手続きを行わなければいけません。メーカーによっては最低利用年数が設定されており、それ以前に解約する場合は解約金の支払いが必要になるケースもあります。
また、メーカーによっては無料で自社配達を行うエリアと、宅急便の料金で対応するエリアを分けている場合も。直前になって焦らないためにも、余裕をもって料金形態を確認しておきましょう。
ウォーターサーバーの運搬方法を確認しておくことも重要です。主にメーカーか引っ越し業者に依頼する、自分で運搬するなどの方法があるため、状況に応じて最も便利なものを選びましょう。
メーカーの場合はそれぞれ対応が異なり、サポートとして無料運搬を行うメーカーもあれば、有料オプションへの加入を求めるメーカーもあります。また、一度ウォーターサーバーを引き上げて新しいものと交換してもらう場合、再契約が必要になるケースもあるため事前に必ず確認しましょう。
メーカーや引っ越し業者に運搬を依頼できない場合、自分で運搬を行う方法もあります。自ら手配をする時間や労力は必要になりますが、配送料を支払う必要がないため、なるべくコストを抑えたい人におすすめです。
同じ住所宛てであっても購入したメーカー、担当販売店によってどの運搬方法を利用できるかは異なります。申し込みを行う前に、必ず店頭や各ホームページで確認しましょう。
引っ越し先が決まったら、住所変更の手続きも忘れずに行いましょう。新しい住所や引っ越し先の日程がわかった時点で、速やかにメーカーに連絡することをおすすめします。
連絡日の目安はメーカーによって異なりますが、遅くとも引っ越しの1週間前には手続きを済ませておくとよいでしょう。手続きを忘れてしまった、または期限を過ぎてしまった場合、希望する日時までにウォーターサーバーが届かないおそれもあるため注意が必要です。
手続き方法は電話やホームページからの問い合わせがほとんどですが、なかにはアプリを通じて手軽に連絡を行えるメーカーもあります。仕事や家事の都合で日中は忙しいという人は、24時間いつでも問い合わせできるホームページやアプリを利用するとよいでしょう。
メーカーが運搬サービスを実施していない場合、引越し業者に依頼するか、自分で運搬する方法があります。具体的な方法を順番に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
メーカーに運搬サービスがない場合は、引っ越し業者への依頼を検討しましょう。ほとんどの引っ越し業者はウォーターサーバーの運搬を行っていますが、対象外の業者も一部あるため、必ず前もって確認することをおすすめします。
また、申し込みの際は補償制度があるかどうかをチェックすることも大切です。引っ越し業者が作業中に傷をつけたり、故障させたりしてしまった場合、原則としてメーカーの保証範囲からは外れてしまいます。自己負担でウォーターサーバーを修理しなければならないリスクを避けるためにも、補償制度の有無は事前に確認しておきましょう。
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メーカーや引っ越し業者に依頼できないときは、自分で運搬する方法もあります。前もって手続きを行う手間を省けるだけでなく、配送料などの費用を最小限にカットできるメリットも。
運搬の際は、必ず複数人で運ぶようにしましょう。万が一ウォーターサーバーを落としてしまった場合、本体が破損するだけではなく、ケガをしてしまう危険性もあります。安全面にしっかり配慮しながら作業を進めることが必要です。
ウォーターサーバーを運ぶときの注意点として、主に以下の5つが挙げられます。
順番に解説しますので、作業を行う際はぜひ参考にしてください。
まず、水抜きをして内部タンク内に残っている水を取り出しましょう。水がウォーターサーバー内に残っていると、運搬作業時に水漏れが起こってしまい、結果として本体の故障をまねく可能性があります。
水抜きを行う場合は、事前にコンセントを抜いて温水が冷めるまで6時間以上待機しましょう。やけどをする危険性があるため、必ず水温が低下しているのを確認してから水を排出するのがコツです。
メーカーによっては、水抜き作業を個人で行わなければならないケースもあります。必ず取扱説明書を参照しながら、慎重に作業を行うことが大切です。
ボトルカバーが備わっているウォーターサーバーの場合は、ボトルカバーを本体から取り外しておきましょう。ボトルカバーを装着したまま運搬すると途中で外れて落下し、破損する危険性があります。
ボトルカバーを取り外す際は、取扱説明書を参照しながら丁寧に行いましょう。紛失を防ぐため、ダンボールやケースに目印をつけて保管しておくのもおすすめです。
水受け皿の水を捨てる作業も忘れずに済ませましょう。運搬時に水が残っていると、本体を持ち上げたり傾けたりした際にこぼれてしまうおそれがあります。
こぼれた水で本体が故障した場合、基本的に自己負担で修理しなければいけません。余分なコストを増やさないためにも、必ず水受け皿の水は捨てておきましょう。
ウォーターサーバーの付属品は紛失しないように、まとめて保管しておきましょう。付属品は小さいものや同じ形状が複数あるものも含まれるため、紛失しないよう注意が必要です。
別々の箱や袋に保管してしまうと、引っ越し先でウォーターサーバーを設置するときにすべての付属品がなかなか見つからず、余計な手間を生んでしまう可能性もあります。これらのリスクを防ぐためにも、付属品は必ず一か所にまとめておきましょう。
持ち運んで移動するときは、本体を45度以上傾けないように注意してください。万が一水抜きをしっかり行えていなかった場合、水が漏れて本体の故障を招くおそれがあるためです。
特に自分で運搬を行う場合、重いものの扱いに慣れていないと手元が不安定になってしまうケースもあります。周囲の安全確認をしっかり行いながら、本体を必ず水平に保った状態で運搬しましょう。
ウォーターサーバーを再設置するときのポイントとして、以下の5つが挙げられます。
以下で順番に解説しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
ウォーターサーバーを再設置する際、まずは設置場所の近くにコンセントがあるかどうかを確認しましょう。ウォーターサーバーは常時電源を入れた状態で使用するため、必ずコンセントが届く位置に設置する必要があります。
近くにコンセントがない場合、ウォーターサーバーの電源プラグが届く範囲で設置場所を検討し直してください。本体から水が漏れてしまった際の故障や感電を防ぐため、延長コードの使用は避けたほうがよいでしょう。
ウォーターサーバーは放熱する機械商品のため、壁から10cm以上離れた位置に設置しましょう。壁までの距離が近いと本体から発する熱を逃せなくなり、水が冷えにくくなってしまうためです。
また、ウォーターサーバーの近くに電子レンジなど熱を発する電化製品を置くと、故障や火災を引き起こす危険性もあります。設置の際は、十分なスペースが確保できているかしっかり確認しましょう。
ウォーターサーバーは、安定感のある平らな場所に設置して使用しましょう。傾いた床や柔らかい場所に設置すると、サーバーが倒れて故障やケガを招きやすいためです。
また、本体が傾いていると動作音が大きく聞こえてしまい、睡眠時などに気になってしまうおそれもあります。特に築年数の古い建物へサーバーを移動する場合、床に傾斜がないか必ず確認しましょう。
設置場所を選ぶ際、直射日光が当たる場所は避けましょう。日光が当たりボトル内の水温が上昇すると、細菌が繁殖しやすくなってしまうためです。
また、本体が熱をもつことでコンプレッサーが水を冷やそうと余計に働くため、電気代が上がってしまうデメリットもあります。どうしても窓際にしかスペースを確保できない場合、遮光性のカーテンを設置するなどの工夫が必要です。
ウォーターサーバーを高温多湿の場所に設置するのは避けましょう。ボトルの内部にカビが発生してしまったり、故障を招いてしまったりするおそれがあります。
また、気温0℃以下の寒い場所も避けてください。ボトル内の水が凍るとウォーターサーバーを使用できなくなってしまうため、温度管理には十分に気を配りましょう。
引っ越し先でウォーターサーバーを利用したいときの手続き方法や、運搬の際の注意点は理解できましたか?事前にしっかりポイントを押さえておくことで、引っ越し先でもスムーズに利用を始めることができます。
mybestでは、コスト面やサービスの充実度などの観点からウォーターサーバー・宅配水を徹底比較しました。引っ越しのタイミングで乗り換えを検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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