うるのんのウォーターサーバーForma（フォルマ）の口コミ評判は？料金・解約方法など徹底調査

トータルコストを計算したところ、比較的安価でした。今回の検証では、2年プランを契約し通常モードで24時間稼働、月々のサーバーレンタル代・電気代・解約金なども含めてトータルコストを算出。月に30L飲んだ場合、2年使用時のトータルコストを月額換算すると6,670円で、比較した全体平均7,131円を下回りました。

同じく2年利用する場合、月45L使うなら9,382円、月60L使うなら12,095円がかかります。いずれも全体の平均をわずかに上下する程度で、使用年数が長くなっても同じ傾向が見られました。比較したなかで際立って安いとはいえないものの、そこまでコストがかさむ心配は少ないでしょう。

なお、うるのんではサーバーレンタル料・メンテナンス料などはなく、毎月かかる料金は水代のみ。毎月12Lボトル×2本から利用可能で、水代は2年プランなら4,340円、3年プランなら4,140円に設定されています。3年プランのほうが水代が少し安くなりますが、トータルコストはどちらのプランでも比較したほかのサーバーと同程度でした。

なお、規定利用期間満了前に解約する場合は、2年プラン11,000円・3年プラン16,500円のサーバー返却手数料が発生します。自分の使用年数にあわせてプランを選び、解約金を安く抑えるのがお得に使うコツです。

＜30L（目安2人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：7,586円（平均7,984円）
2. 2年使用時：6,670円（平均7,131円）
3. 3年使用時：6,670円（平均6,817円）
4. 4年使用時：6,670円（平均6,759円）
5. 5年使用時：6,670円（平均6,737円）

＜45L（目安3人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：10,480円（平均10,595円）
2. 2年使用時：9,382円（平均9,645円）
3. 3年使用時：9,442円（平均9,416円）
4. 4年使用時：9,382円（平均9,254円）
5. 5年使用時：9,418円（平均9,239円）

＜60L（目安4人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：13,011円（平均12,966円）
2. 2年使用時：12,095円（平均12,145円）
3. 3年使用時：12,095円（平均11,844円）
4. 4年使用時：12,095円（平均11,749円）
5. 5年使用時：12,095円（平均11,742円）

不在時の置き配に対応している点も便利です。宅配BOXが設置されている分譲マンションなどであれば、ヤマト運輸へ申し出て収納スペースや耐重量等に問題がなければ、置き配が可能。配送の時間指定をする場合も、選択肢が豊富です。比較したなかには日時指定ができないサービスもあったのに対し、対面で受け取りたい人にとっても便利です。

＜ヤマト運輸での配送対応時間＞

1. 午前中
2. 14時-16時
3. 16時-18時
4. 18時-20時
5. 19時-21時

関東の一部地域は配送業者を選ぶことができます。うるのん業務提携先の配送を選択すると、配達時間は8~13時・13~18時・時間指定なしの3パターン。ただし、時間指定ができない場合もあり、訪問時に不在の場合は玄関先に置き配となります。

次回配送のキャンセル（スキップ）は、年2回まで無料です。次回配送予定日の7日前までに連絡しましょう。ただし、2回連続のスキップは非対応。3回目以降は1回につき1,100円の手数料が必要となるのでご注意ください。

スキップを含め、定期配送本数・配送周期・定期配送時間変更などの依頼は公式サイトのマイメニューもしくは電話から行えます。

＜電話でのスキップ依頼＞＞

1. 自動音声：0120-737-113（24時間受付）

毎日9:00～18:00はオペレーター対応も可能です。希望する場合はアナウンスに従い、オペレーターによる受付を選択してください。

「充実のメンテナンス」を謳っており、3年に1回、無料で定期交換が受けられます（※）。比較したなかには、サーバー交換は利用期間にかかわらず有料のサービスも。こちらは別途料金が発生することなく、本体を衛生的に保てます。

交換時期以外の場合のみ5,500円の交換手数料が発生

初期不良・災害時の破損・通常使用における故障＆破損の場合、無料で交換対応。比較したサービスのなかには、通常使用での経年劣化による故障の場合も、交換・返送費用が2万円以上かかるものもありました。こちらは比較的保証が充実したサービスといえます。

なお、利用者の過失による故障・破損・汚損は有料で、交換費用は5,500円です。修理が必要な場合は、交換費用に加えて修理費用などの実費がかかります。

交換の際、集荷依頼・梱包材の送付は業者対応。水抜きや梱包作業は利用者が行う必要あります。水抜き作業の詳細は、公式サイトの動画で確認可能です。比較したなかには返送作業がすべて業者対応のサービスもあったことをふまえると、やや手間がかかるといえます。

＜問い合わせ先＞

1. お客さまセンター：0120-737-113
2.  受付時間：9:00～18:00（土日祝も営業/休日は年間数日の不定休）

ボトルは潰す手間なく、自宅で廃棄が可能。ペットボトルと同じ素材でできており、使っているうちに自然と潰れるワンウェイボトルのため、使用後はそのままリサイクル資源ゴミとして処分できます。

比較したなかには、回収日まで空ボトルの保管が必要なサービスもありました。こちらは場所も手間も取らずに処分までできることが利点といえます。

半透明のボトルカバーを採用しており、残量を確認しやすい点もメリットです。本体カラーはブラックとホワイトの2色で、マットな質感。ボトルカバーは半透明でツヤがあります。

マットブラックカラーの商品を実際に利用してみると、水のボトルが目立ちすぎないものの、近づくと残量を確認できました。ボトルを隠しつつ、交換目安を楽に確認したい人におすすめのデザインです。

公式サイトで「Formaをスマートフォンで試し置き」を利用すれば、AR表示により実際に室内においたときの様子を再現できます。インテリア重視の人・利用したときにどれくらいスペースを取るのか知りたい人は、ぜひ試してみてください。

レバー式であるため、停電時も常温水を注水できます。比較したなかには、停電によって利用できなくなるものもありました。こちらは電気を通さずともウォーターサーバーで注水できるので、防災時の備えとして考えている人にも向いています。

さらに、ボトルウォーターバルブ（2,750円）を購入してボトルに直接取り付ければ、ウォーターサーバーを使わず直接注水可能です。

ボトルが重く、サーバー上部にセットするのは大変です。12Lボトルしか選べず、サーバー上部にある挿し口の位置がやや高いため、ボトルを持ち上げて交換するのにかなり力が必要でした。

ビニールの取っ手はあるものの、サーバー下部にボトルを設置するタイプのものと比べれば、労力の差は歴然。交換時の負担をなるべく減らしたい人は、ほかの商品を検討してください。