信濃湧水 スタンダードサーバーの口コミ評判は？月額料金や解約手数料などのメリット・デメリットを徹底調査

信濃湧水 スタンダードサーバーの最低利用期間は3年に設定されており、3年以内に解約すると解約手数料がかかります。解約手数料は、2年以内の解約なら14,300円/台、3年以内の解約なら5,500円/台です。短期間だけ利用したい人には向きません。

比較したほとんどのウォーターサーバーで年数に応じた解約手数料が設定されていましたが、なかには最低利用期間が6か月〜1年と短いものも。あまり長く使わない可能性があるなら、最低利用期間や解約料にも注意して選びましょう。

信濃湧水 スタンダードサーバーは、電気代が高い点がネック。省エネモードがないため、1か月あたりの電気代が約2,300円とかさみます。比較したなかには1か月の電気代を1,000円以下に抑えられる商品もあり、全体平均は1,400円でした。

水代・電気代・解約金などを考慮した2年間利用時のトータルコストを計算してみると、比較したサービス全体のなかで平均的なレベルです。月額換算すると、2年間・月30L使用時は7,004円、月45L使用時は9,380円、月60L使用時は11,756円がかかりました。

ただし、同社の「エコサーバー」と比べるとも月700円ほど高額です。スタンダードサーバーはサーバーレンタル代なし・エコサーバーはサーバーレンタル代が月330円かかることを考えても、エコサーバーのほうがトータルコストを抑えられます。どちらの機種が良いか迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

＜30L（目安2人）使用時）のトータルコスト（※2025年3月時点）＞

1. 1年使用時：7,669円（平均7,984円）
2. 2年使用時：7,004円（平均7,131円）
3. 3年使用時：6,874円（平均6,817円）
4. 4年使用時：7,072円（平均6,759円）
5. 5年使用時：7,072円（平均6,737円）

1. 1年使用時：10,045円（平均10,595円）
2. 2年使用時：9,380円（平均9,645円）
3. 3年使用時：9,448円（平均9,416円）
4. 4年使用時：9,448円（平均9,254円）
5. 5年使用時：9,448円（平均9,239円）

1. 1年使用時：12,421円（平均12,966円）
2. 2年使用時：11,756円（平均12,145円）
3. 3年使用時：11,824円（平均11,844円）
4. 4年使用時：11,824円（平均11,749円）
5. 5年使用時：11,705円（平均11,742円）

11.4Lボトルを注文、電気代：通常モード24時間で稼動したとき、関東で配送料無料の場合

トータルコストには電気代や解約金も含まれます

天然水ボトルは3ガロン（11.4L）ボトルが1,782円で、月々のボトル注文数にノルマはありません。サーバー設置料金・事務手数料・入会金なども不要ですが、直近3か月間での注文本数が2箱（4本）未満だと事務手数料が月額880円かかる点は覚えておきましょう。

配送料がエリアごとに異なる点も要注意。関東エリアは無料ですが、そのほかのエリアは1箱（2本）につき385〜660円の配送料がかかります。配送料無料のエリア外で利用する場合は、ほかのウォーターサーバーを選んだほうが安価です。

＜エリア別の配送料＞

1. 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城（一部）：無料
2. 上記以外の本州（離島除く）：385円/箱
3. 北海道・四国・九州（沖縄、離島除く）：660円/箱

自社配送エリアである関東圏以外は、日時指定や置き配ができません。

営業日の月〜金曜日の13時までの注文で翌営業日に発送され、直接受け取れなかった場合は配送業社から不在票を投函されます。比較したなかには日時指定可能なサーバーが多かったのに対し、受け取りにくいといえるでしょう。土・日・祝日の配送はしてもらえないうえ、1箱（2本）につき385〜660円の配送料がかかることも難点です。

一方、自社配送エリアの関東圏では、8〜13時・13〜18時の2枠で時間指定が可能。18時以降の配送を指定できるサービスに比べるとやや不自由に感じる人もいるかもしれませんが、置き配が利用できます。配送料もかかりません。

なお、自社配送エリアでは地域ごとに配送曜日が決まっています。配送曜日の前日13時まで（月曜配送の場合は金曜13時まで）に注文すれば、翌日に配送してもらえますよ。

追加の水の注文・配達に関する問い合わせは、比較した多くのサーバーと同じくWEBと電話の両方で受け付けています。どちらかに限定しているサービスと比べて便利です。

信濃湧水 スタンダードサーバーのボトルを交換する際は、11.4Lのボトルを高い位置に持ち上げる必要があります。ボトル設置場所が低い位置にあるものや、ボトルがもう少し軽いものと比べると交換作業が大変です。

空ボトルは自宅廃棄ができるワンウェイ式なので、業者回収が必要なサービスのように空ボトルを保管するスペースがいらない点はメリット。ただ、ボトルは硬くつぶしにくいため、つぶす手間がかからないパック式のものに比べて手間がかかります。

関東圏の自社配送エリア内であれば、水の配達時に空ボトルを回収してもらうことも可能です。つぶして捨てるのが大変であれば、回収を依頼しましょう。

信濃湧水 スタンダードサーバーにはボトルカバーがなく、ブランド名が印字されたボトルは存在感が強め。赤・青のノズル部分も目立ちます。シンプルではあるものの、インテリアに合わせづらく、デザインにこだわる人は注意が必要です。

比較したなかにはカバーつきでボトルの存在感を抑えられるものもあったため、チェックしてみてください。

信濃湧水 スタンダードサーバーは、2年〜2年半に一度の頻度で本体を無料交換してもらえます。比較した大半の商品と同様、業者によるメンテナンスを受けたウォーターサーバーを清潔に使えますよ。

無料交換期間より前に交換する場合は3,300円の費用がかかりますが、比較したなかには交換費用が10,000円を超えるものもあったことを思うとリーズナブルです。内部クリーン機能がない点は惜しいものの、衛生面が気になる人もぜひ候補に入れてみてください。

日常的な手入れとしては、ボトル差込口・ノズルまわり・サーバー背面などの掃除が必要です。トレイは分解して手入れ可能。側面に凹凸の仕切りはあるものの、より複雑な形状のトレイと比べると清潔に保ちやすいでしょう。

本体が破損した場合、故意・過失によるものだったとしても1回目は無料で交換してもらえます。2回目以降は3,300円の費用がかかりますが、比較したなかにはそもそも交換に数万円かかるサービスも。こちらは小さな子どもやペットによるいたずらが心配な人にとって有力な候補となるでしょう。

故障した場合は、基本的には無料で交換（故意・過失による場合は有料となることもあり）してもらえます。比較したなかには、経年故障でも交換費用がかかるサービスも。保証も重視して選ぶなら、信濃湧水 スタンダードサーバーは要チェックです。

解約時のサポートも充実しています。関東近辺で利用していて解約する場合、水抜き・梱包・発送などの作業はすべて業者が対応。比較した多くのサービスでは、水抜きや梱包を利用者が行う必要がありました。解約時の手間が少ないこともメリットといえるでしょう。ただし、関東近辺以外で解約する際は、水抜き・梱包・発送を自分で行う必要があります。

信濃湧水 スタンダードサーバーには、標準装備の温水チャイルドロックに加え、冷水チャイルドロックも取り付けられます。希望する場合は、申込画面で「冷水チャイルドロック（0円） 付ける」を選択しましょう。

比較したなかには、温水にしかチャイルドロックがついていないものもいくつかありました。温水・冷水の両方をロックできる信濃湧水 スタンダードサーバーは、小さな子どものいたずらを防げるでしょう。

信濃湧水 スタンダードサーバーは、停電時でも常温の水であれば使えます。ボトルも未開封であれば1年間は保管できるため、災害時用の備蓄水としても活用しやすいでしょう。なお、停電時でも水が出るものは比較したなかでも半数ほどでした。