ウォーターサーバーの置き場所はどこがベスト？設置前のチェックポイントは8つ！

ウォーターサーバーを料理や子どものミルクづくりに使いたい場合は、キッチンに設置するのがおすすめです。

ウォーターサーバーは、多くの機種で冷水だけでなく温水も出せます。キッチンに設置することで、わざわざお湯を沸かすことなく、すぐに料理やミルクに熱いお湯を使えるでしょう。

また、キッチンならほかの家電にウォーターサーバーが馴染みやすいので、インテリアとのバランスにも困りません。

ただし、キッチンとリビングの距離が遠い場合は気軽に水を飲めず、不便に感じる可能性もあります。

飲みたいときにすぐお茶やコーヒーをいれられるようにしたい場合は、ウォーターサーバーをリビングに設置することがおすすめです。最近はデザイン性の高いウォーターサーバーも多いため、インテリア感覚でも設置できます。

リビングにウォーターサーバーを設置すれば、家族全員が手軽に利用でき、大人数が集まったときにも活躍するでしょう。ただし、小さな子どものいる家庭はリビングに設置すると子どもがいたずらをしやすいため、チャイルドロックのあるウォーターサーバーがおすすめです。

また、リビングで過ごす時間が多い一人暮らしの人もリビングに設置すると便利です。一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーは以下のコンテンツで紹介しているので、参考にしてください。

寝る前や寝起き直後に水を飲みたい人は、ウォーターサーバーを寝室に設置することがおすすめです。キッチンまで移動しなくても新鮮な水が飲めるので、とくに起床後に水を飲む習慣をつけたい人や、寝る前に白湯を飲むようにしている人にとってはメリットが大きいでしょう。

ただし、ウォーターサーバーによっては動作音が大きいことがあります。ベッドの頭側ではなく足元に置いたり、静音モデルを選んだりして対策しましょう。

ウォーターサーバー本体の性能を維持するため、通気性の良い場所に設置しましょう。

ウォーターサーバーは精密機器なので、熱や湿気がこもってしまう環境は故障や水質の変化の原因となる可能性があるため避けるべきです。温度や湿度が高くなりすぎないよう、通気性の良い場所を選んで選んで設置してください。

安全に利用するため、ウォーターサーバーは平らな場所に設置しましょう。傾斜のある場所ではウォーターサーバーが倒れてしまうおそれがあり危険です。

また、不安定な場所に置くと騒音や振動の原因にもなります。平らで安定した床の上に置きましょう。

水質を維持するため、ウォーターサーバーは直射日光が当たらない場所に設置しましょう。

日光が当たる場所だと雑菌が繁殖したり、サーバー内部の機械が劣化したりして水質が悪くなるリスクがあります。窓際や屋外など、直射日光が当たる場所は避けてください。

ウォーターサーバーは電気で動かしているので、可能な限りコンセントの近くに設置しましょう。機種にもよりますが、ウォーターサーバーのコンセントの長さはだいたい1.5～2mです。

延長コードを使う方法もありますが、コードが長いと足が引っ掛かり転倒してしまう危険性が高まります。そのため、ウォーターサーバーを置きたい場所から届く範囲にコンセントがあるか確認してください。

ウォーターサーバーの付近に熱がこもらないよう、壁や家電など周りから10cm以上のスペースを確保して設置しましょう。

壁やほかのインテリアに近すぎるとウォーターサーバーの放熱が妨げられ、水質が低下する可能性があります。ウォーターサーバーの幅は約20～40cmです。ぴったりではなく余裕を持って設置できる場所を選びましょう。

ウォーターサーバーを設置する際は、生活導線も考慮する必要があります。よく通る場所やドアのそばなどに置くと、移動するときにぶつかってサーバーを倒してしまうかもしれません。

ケガや故障を防ぐためにも、日常生活の邪魔にならない場所に設置しましょう。

高温になりやすいコンロや冷蔵庫の近くは避けましょう。冷蔵庫からの排熱や調理中の熱により、ウォーターサーバー本体や水が劣化してしまう可能性があります。

コンロの近くは油跳ねにより不衛生になりやすい場所でもあるので、可能な限り離れたところに設置してください。

湿気の多い洗面所や窓の近くは雑菌が繁殖しやすいため、ウォーターサーバーの設置はおすすめしません。雑菌が繁殖してしまうと衛生環境が悪くなるため、体調を崩してしまう原因にもなります。

お風呂上りに水を飲みたい場合でも、洗面所への設置は基本的に避けましょう。

卓上タイプのウォーターサーバーは設置スペースの確保が簡単で、一人暮らしでも気軽に利用できます。

卓上タイプのウォーターサーバーは、通常のウォーターサーバーの半分～3分の1程度の大きさしかありません。コンパクトなためテーブルやキッチンカウンター、収納棚などの上に置いて使えます。

アパートやワンルームマンションなどに住んでおり設置スペースが限られている場合は、ぜひ卓上タイプのウォーターサーバーを検討してください。

卓上タイプのウォーターサーバーはテーブルやカウンターなど高いところに置くことが多いため、転倒や落下に注意が必要です。とくにテーブルがぐらついているなど、設置場所自体が不安定な場合は落下の危険性が高まります。

子どもやペットが遊んでいるときにぶつかって倒れることがないよう、設置場所の安定性には十分に注意しましょう。