ウォーターワン JLサーバーの口コミ評判は？料金やメンテナンスなどメリット・デメリットを徹底調査

ウォーターワン JLサーバーでは、富士山・南阿蘇・島根・沖縄（海洋深層水）の4か所の採水地から天然水を選べます。含まれる成分や味にこだわりたい人にとって、天然水の選択肢がある点は魅力です。

ただし、選ぶ天然水によって料金と配送料が異なる点には注意してください。水の料金は採水地別に富士山1,998円、南阿蘇1,890円、島根1,890円、沖縄（海洋深層水）2,214円（それぞれ12L×1本）です。配送料はエリアによって異なり、居住地と採水地が遠いほど配送料がかかります。また、沖縄県在住の場合は沖縄の水しか選べません。

1. 富士山：1,998円
2. 南阿蘇：1,890円
3. 島根：1,890円
4. 沖縄（海洋深層水）：2,214円

＜水の配送料＞

ワンウェイ式のボトルなので、空ボトルは自宅で廃棄できます。比較した一部のリターナブル式ボトルを使う商品のような、空ボトルの保管は不要です。比較した多くの商品と同様に、空になったボトルは勝手につぶれるため、自分でボトルをつぶす手間もかかりません。

ボトルのキャップと取っ手は取り外してから廃棄しましょう。自治体のルールに従って処分してくださいね。

水は、会員専用サイト「My ウォーターワン」か「お客さまサービスセンター」への電話から注文できます。比較したなかにはWEBからしか水を注文できないものもいくつかありましたが、こちらは状況に応じて電話での注文も可能です。

水の配送日時は指定できるものの、定期配送の曜日指定と、追加注文時の時間指定のみ。配送時間の連絡は依頼できますが、当日の配送状況やドライバーによっては連絡がない場合もあります。対面で水を受け取りたい人は、時間指定が可能なサービスを検討してみてください。

置き配や、宅配ボックスへの宅配は可能です。比較したなかには対面での受け取りが必須の商品もありましたが、こちらは忙しい人でも受け取りやすいでしょう。

長期不在時など、配送をストップしてほしいときは次回配送を最大2か月キャンセルできます。出張や旅行などで長期間家を空けることが多い人にとっても候補になりますよ。なお、水のキャンセル・定期配送の曜日変更などは、お届け日の8日前までの申し込みが必要です。

ウォーターワン JLサーバーは、5年以上経過すると無料で本体を交換できます。長期利用が前提にはなるものの、5年ごとに新しいサーバーを使える点はメリットです。なお、安心プランに加入すれば3年で本体を購入できるため、短いスパンで交換してほしい場合は加入を検討してみてください。

利用開始、または直近の交換から5年未満での交換には、交換手数料13,200円がかかります。ボトル内に入る空気からゴミや粉塵を除去するフィルターは搭載されていますが、内部の自動クリーニング機能・業者による定期メンテナンスもありません。比較したなかには無料交換頻度を2年程度に設定しているサービスも。衛生面がとくに気になるならあわせて検討するとよいでしょう。

日頃の手入れが必要なのは、ボトルの差し込み口・注ぎ口・受け皿の3つです。ボトル差し込み口はふきんなどで拭き取り、注ぎ口は歯ブラシで掃除しましょう。受け皿は取り外して丸洗いが可能。ただし、内部がフラットな受け皿の商品と比べると、側面に小さな仕切りがあるため少し洗いにくいことが難点です。

トータルコストはそれほど安いとはいえません。月の電気代は約1,600円で、比較した全体平均の約1,300円よりもやや高め。サーバーレンタル代は月509円かかります。基本プランの「ウォーターワン基本プラン」では、2年未満での解約時に手数料13,200円がかかる点にも要注意です。

配送料無料の地域が最も多い富士山の天然水を注文した場合、電気代・レンタル代などを考慮した2年利用時のトータルコストを試算すると、月30L使用時が7,282円（平均7,131円）、月45L使用時が9,780円（平均9,645円）、60L使用時が12,277円（平均12,145円）。使用水量によらず全体平均を上回りました。

比較したなかには、電気代が月1,000円以下で済むものや、サーバーレンタル代がかからないものも。安さ重視で選びたい場合は、電気代やサーバーレンタル代が安く、トータルコストを抑えられるサービスをチェックしましょう。

＜30L（目安2人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：8,520円（平均7,984円）
2. 2年使用時：7,282円（平均7,131円）
3. 3年使用時：6,966円（平均6,817円）
4. 4年使用時：6,943円（平均6,759円）
5. 5年使用時：6,930円（平均6,737円）

＜45L（目安3人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：11,184円（平均10,595円）
2. 2年使用時：9,780円（平均9,645円）
3. 3年使用時：9,381円（平均9,416円）
4. 4年使用時：9,306円（平均9,254円）
5. 5年使用時：9,324円（平均9,239円）

＜60L（目安4人）使用時のトータルコスト（月額）＞

1. 1年使用時：13,515円（平均12,966円）
2. 2年使用時：12,277円（平均12,145円）
3. 3年使用時：11,691円（平均11,844円）
4. 4年使用時：11,668円（平均11,749円）
5. 5年使用時：11,655円（平均11,724円）

富士山の天然水を注文、ウォーターワン基本プランに加入し通常モードで24時間稼働

トータルコストには電気代や解約金も含まれます

なお、ウォーターワン JLサーバーのプランには、基本プランよりも水代を抑えられる「3年うきうきパック」もあります。3年未満での解約には20,900円の解約金が発生するのものの、3年以上使うのであればコストを抑えられるでしょう。

＜3年うきうきパックの水の料金＞

1. 富士山：1,890円
2. 南阿蘇：1,782円
3. 島根：1,782円
4. 久米島（海洋深層水）：1,674円
5. 沖縄（海洋深層水）：2,106円

ウォーターワン JLサーバーのボトル設置位置は上部にあります。ボトルに持ち手はあるものの、12Lと大容量で重いので交換作業は大変です。

比較したなかには、ボトルを下部に設置するタイプや、10L以下のボトルを選択できるものもありました。ウォーターワン JLサーバーは、交換作業が負担になりやすい点には注意してください。

ウォーターワン JLサーバーは、故障・破損時の修理と交換が有料です。比較した多くのサーバーは、故意ではない自然故障・破損に関して、無料で修理や交換を行っていました。こちらは過失の有無によらず費用がかかる点が惜しいポイントです。

故意ではない故障・破損時の費用を抑えたいなら、有料オプション「安心プラン」を検討しましょう。加入すれば、故意ではない故障・破損時にサーバーの交換と水ボトル2本の無料サービスを受けられます。ただし、過失のある故障・破損は対象外となるため注意してくださいね。

解約時は、水抜きと梱包を自分で行う必要があります。梱包材は、解約連絡から1週間後以降に配送されるシステムです。解約時の手間を減らしたいなら、水抜きや梱包などの作業を業者が負担してくれるサービスを候補に入れましょう。

ウォーターワン JLサーバーのサイズは、幅31×奥行き30.5×高さ102cmです。サーバーは壁から15cm以上離して置く必要があるため、設置には幅61×奥行き45.5cmの広いスペースが必要となります。

比較検証によると、部屋が狭い場合にも置きやすいサーバーの設置面積の目安は幅40×奥行き45cm以下。ウォーターワン JLサーバーは目安を大幅に上回っており、やや場所を取る商品といえます。設置スペースの確保が難しい場合は、よりコンパクトな商品もチェックしてみてください。

なお、本体にはプラスチック特有のツヤがありました。マットなデザインが好みな場合・インテリアとの相性が気になる場合は、ほかの商品も含めて検討しましょう。