クリクラサーバー L型は、手間をかけずに清潔なサーバーを使いたい人におすすめです。あんしんサポートパック加入が必須で、1年ごとに本体を清掃・メンテナンスしたものに交換してもらえます。比較した多くのサーバーが1〜2年でメンテナンスや交換がありましたが、別途料金が必要な場合も。こちらは別料金なしで対応が受けられるので便利です。水ボトル内に入る空気は自動クリーン機能で浄化する設計。トレイはフラットなつくりであるため、凹凸があるサーバーよりも洗いやすいでしょう。比較した多くのサービスが破損時の修理を有料としていたなか、故障時・破損時の修理も無料対応です。温水・冷水の両方にチャイルドロックをつけられることもあり、元気な子どもやペットがいるご家庭に向いています。解約時の本体の回収作業は、専任スタッフが対応。水抜きや梱包が必要なサーバーより手間がかかりません。肝心な水の成分も理想的です。自宅に届くRO水の硬度は30mg/Lで、赤ちゃんが体内で処理できる目安の60mg/L以下をクリアしていました。pHも7.25と、ミルク作りに適したpH=7〜7.4の範囲内です。比較したほかのウォーターサーバーと同様に、ミルク作りに使いやすい水といえます。災害時に備えた機能も充実しており、停電時も常温水を出水可能です。一方、水交換時にはボトルを上部まで持ち上げる手間がかかる点や、配送日時の設定ができない点には注意が必要。12Lボトルの場合はリターナブルボトルであるため、回収までの期間に空ボトルを保管するスペースも必要です。比較したなかには水がパック式で、使用後にたたんですぐ捨てられるものもありました。省エネ機能がないため電気代がかさみ、コストも高め。電気代・あんしんサポートパック料金などを加味したトータルコストは、月60L・2年間使用時で月10,331円(※2025年3月時点)でした(12Lボトル)。同条件で試算した全体平均8,522円を大きく上回っていたため、少しでも安く契約したいなら他社サービスも候補にいれるとよいでしょう。総合してみると、無料交換や無料修理などサポート面が光るサービスといえます。妊娠中または1歳未満の子どもがいる家庭を対象とした3本無料のお試しプランもあるので、気軽に申し込んでみるのもよいでしょう。一方で、給水がしにくい点やボトル管理の手間、コストがかさむ点はネック。ボトルカバーがないうえノズルも目立つため、デザイン重視の人にも不向きです。デメリットが気になる人は、ほかの商品も含めて検討してください。<おすすめな人>サポート体制が充実したサービスを探している人手間を掛けずに清潔さを保ちたい人<おすすめではない人>費用をできるだけ抑えたい人デザインも重視したい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
信濃湧水 スタンダードサーバーは、清潔なサーバーを長く使いたい人におすすめです。2年〜2年半に一度の頻度で本体を無料交換してもらえます。比較したなかには、交換に10,000円以上かかる商品も。こちらは無料交換時期より前に交換すると3,300円かかりますが、それでもリーズナブルです。業者メンテナンスを受けた清潔なサーバーを使い続けられますよ。保証も充実。比較した多くの商品同様に、通常使用による故障時は無料で交換してもらえます。さらに、本体の破損時は、故意・過失による場合も1回目は無料で交換。多くのサービスで有料対応だったことを考えると、子どもやペットによるいたずらが心配な人にとって有力候補となるでしょう。チャイルドロックも、申し込み時に希望すれば温水・冷水の両方に追加可能。停電時も出水できて、もしものときの備えとして役立ちます。一方、省エネモードがないため電気代が月約2,300円(全体平均1,400円)と高い点がネック。3年以内の解約では、年数に応じた解約手数料もかかります。電気代や解約金を含めた2年間利用時のトータルコストを月額換算すると、月30L使用時は7,004円、月45L使用時は9,380円、月60L使用時は11,756円(※)でした。比較したサービス全体のなかでは平均的な水準ですが、同社の「エコサーバー」より月700円ほど高い計算です。2025年3月時点関東圏の自社配送エリアでは水配送料がかかりませんが、ほかのエリアでは1箱につき385〜660円の配送料が必要。解約時の水抜きや梱包などの作業も、関東エリアでは業者対応、ほかでは利用者対応と差があります。日時指定や置き配対応があるのも、関東圏の自社配送エリアのみです。比較したなかには配送料が一律無料・置き配ありといったサービスも。こちらは関東エリア以外の人は注意が必要です。ボトル取り付け場所は本体上部にあるため、11.4Lのボトルを持ち上げての交換は大変。比較したなかにはわずかながら本体下部にボトルを取り付けられるものもあったため、交換の手間を減らしたい場合は要チェックです。空ボトルは自宅で廃棄できるワンウェイ式ですが、つぶしにくい点には注意。比較した多くの商品のボトルは空になると勝手につぶれましたが、こちらは廃棄に手間がかかります。まとめると、定期的に本体を無料で交換してもらえるのは魅力的ですが、コスト面や使い勝手に課題があるウォーターサーバーです。ボトルが目立つデザインもネック。比較したなかには、低コストで水交換もしやすい、デザインにこだわりが感じられるといった商品もありました。信濃湧水 スタンダードサーバーのデメリットが気になるなら、ぜひ検討してみてください。<おすすめな人>長期的に清潔さを保って使いたい人<おすすめではない人>コストを抑えたい人水交換の手間を減らしたい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
フレシャス Dewo miniはコンパクトさを重視する人におすすめです。設置面積は幅44.5cm×奥行40cm。比較したなかには幅50cm以上・奥行き60cm以上の設置面積が必要だった商品もありましたが、こちらは比較したなかでもとくにスペースを取りにくく、「コンパクトだから何台あってもいい」との口コミにも頷けます。静音設計で、寝室を兼ねるワンルームにも置きやすいでしょう。4.7リットルのウォーターパック式を採用しており、水の入れ替え・ゴミ捨ての手間が少ないことも魅力です。比較した天然水宅配サービスのなかには、ボトル容量が10リットル以上と多く入れ替えが大変なものも。こちらは軽量で扱いやすいうえ、使用後はたたんで通常のゴミと同じように捨てられます。比較した多くのサービスのようにストック・回収までのボトル保存のスペースが必要ないので、部屋が狭い人にもぴったりですよ。水の注文・日程の変更はWEBからいつでも可能。置き配はありませんが、19時以降も時間指定で届けてもらえます。UV-LEDによる自動クリーン機能搭載を搭載しているうえ、水受けトレイも凹凸がなく洗いやすいため、お手入れの手間も少なめ。ただし、一部サービスで実施していた業者による内部メンテナンスはありません。長期使用時の本体交換も有料なので、清潔さ重視の人は要注意です。比較した多くのサービスと同様に故障時の交換は無料。過失による場合は弁済金として33,000円がかかりますが、保証優待パックに加入しておけば5,500円で済みます。ペットがいるなど、破損の懸念があるなら検討してみてください。ただし、加入から1年間は保証対象外なので注意してくださいね。少量しか使わないのであれば、水代もお得です。電気代・解約費用を加味した実質料金を計算してみると、2年利用時で月4,294円と比較したサービス全体の平均額4,911円を下回りました。毎日コップ1杯(200mL)の水を2杯飲む程度の使用量であれば、お得に活用できるでしょう。一方で、30L飲む場合は他社に比べてかなり割高に。「水代だけで月に1万円近くいく」との口コミどおり、使用量が多い人には不向きです。水購入時は4パック1箱単位で注文する必要あり。毎月3箱(12パック)頼まないとサーバーレンタル代550円がかかるため、ノルマとして負担に感じる可能性があります。1パックあたりの水量が少ないため、交換頻度の高さを面倒に感じる人もいるでしょう。本体のコンパクトさ最優先の少量ユーザーには候補になるものの、たくさん飲みたい人・安さ重視の人はほかを検討するのがおすすめです。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめの人>コンパクトさを最も重視する、少量ユーザーワンルーム・寝室に置きやすいウォーターサーバーを探している人<おすすめでない人>安さ重視の人
信濃湧水 卓上サーバーは、在宅時間が短い人には選択肢になるでしょう。配送の日付指定ができ、時間も8~13時・13~18時から選択可能。「住んでいる地域によって負担が異なる」との口コミどおり関東エリア限定ですが、置き配・宅配ボックスへの配送にも対応しています。対面受け取りのみ・日時指定不可だったサーバーとは違い、終日在宅して配達を待つ必要がありません。ボトルは、空になったら自分でつぶして捨てるワンウェイ式。リターナブル式とは異なり、空きボトルを保管する必要はありません。ただし、交換時に11.4Lボトルを上まで持ちあげなければならないため、設置場所には注意。高い位置に置くと、「腰痛持ちや女性だとボトルの設置が大変」という口コミのように感じることもあるでしょう。衛生的に使い続けたい人にも向いています。内部メンテナンス機能は搭載していませんが、2年に1回無料でサーバーを交換可能。給水タンクの洗浄が不要で、毎日の手入れも最小限に抑えられることも宅配型ならではのメリットです。トレイは分解できますが、側面に凹凸があるので丁寧に洗ってくださいね。子どもやペットのいたずらに備えたい人にもおすすめです。自然故障した場合、例外を除いてサーバー交換は無料。さらに、破損の原因が利用者にあるときも1回目の交換は無料です。不注意による破損は実費負担であるサーバーが多いなか、実費がかかるのは2回目以降という保証の手厚さが光りました。ただし、料金は総じて高めです。電気代や解約金なども含めたトータルコストを試算したところ、ほとんどの使用年数・使用量の組み合わせで比較したウォーターサーバーの平均を上回る(※2025年3月時点)結果に。とくに、電気代の高さがコストを押しあげた要因といえます。北アルプスの水にこだわらないのであれば、よりコストの安いサーバーも検討してくださいね。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>在宅時間が短めの人定期的にサーバーを交換してほしい人小さな子どもやペットがいる家庭<おすすめできない人>料金を安く抑えたい人
ウォーターワン WS2サーバーは水の受け取りやすさが魅力です。配達の日時指定ができ、18~20時の遅い時間帯も選択可能。水を対面でしか受け取れないウォーターサーバーもあるなか、置き配や宅配ボックスへの宅配にも対応しています。日中に家を空けることが多い人にはよい候補になるでしょう。ボトルはワンウェイ式で、空ボトルを自宅で廃棄できる点もメリットです。リターナブル式のように、業者の回収までボトルを管理する必要はありません。また、水がなくなると勝手につぶれる仕様であるため、自分でつぶす手間も省けます。停電時に使用できることも魅力のひとつ。備蓄水としても活躍するでしょう。ただし、ボトルを上から差し込む必要があるので、人によっては12Lのボトルを持ち上げるのに苦戦する可能性も。本体を低い位置に設置したほうが、水の交換が楽ですよ。トレイはフラットな形状で洗いやすいものの、比較したウォーターサーバーの多くが搭載していた内部の自動メンテナンス機能はついていません。また、契約から5年未満のサーバー交換には13,200円の手数料が発生。故障や破損の際には故意・過失に関わらず有償での対応になる点がネックです。心配な人は保証オプションを検討しましょう。コストも高め。電気代や解約金なども含めたトータルコストを試算したところ、2年利用時は月に何L飲む計算でも、比較した各サーバーの平均額以上(※2025年3月時点)でした。2年間の電気代が43,789円と、平均(33,251円)より1万円以上高いことが要因のひとつと考えられます。安さや保証の充実度も重視するなら、ほかのウォーターサーバーもチェックしてくださいね。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>在宅時間が短く水を受け取りにくい人<おすすめできない人>電気代を節約したい人定期的にサーバーを交換してほしい人故障・破損時の保証にこだわる人
アクアスリムは、宅配型のウォーターサーバーを探している人におすすめです。水代・解約金なども含めたトータルコストを月額換算すると、2年間・月60L使う場合9,658円、75L使う場合11,413円でした。比較した全サービスのなかは平均額を上回りましたが、宅配型サービスのなかでみるとトップクラスの安さです。毎月かかる料金は水代・あんしんサポート料のみで、比較した一部サービスのような注文ノルマはありません。検証した子育てアクアプラン(未就学児の子どもがいる場合に申し込み可)の場合、通常2,200円かかる冷水チャイルドロックへの仕様変更が無料でできることも特徴。子どものいたずらが心配な家庭にもおすすめですよ。あんしんサポートにより、業者によるメンテナンスを2年ごとに受けられる点も魅力です。比較したなかには業者メンテナンスがないサービスも。こちらはサーバー内部の衛生面が気になる人も使いやすいでしょう。過失・故意ではない破損や故障は無料交換対応があり、解約後の返送作業も業者負担です。交換は有料・解約後は水抜きを利用者側が行うといったサービスに比べると、サポート面も充実しています。注文が電話・WEB・LINEからできる点も見逃せません。比較したなかで、LINEから頼めるサービスは少数でした。届く水は硬度29.7mg/L、pH=7.06で、ミルク作り向き。停電時でも常温水を出水できるので、災害時の備えとしても役立ちます。設置に必要なスペースが幅37.5×奥行41.3cmとコンパクトなので、狭さが気になる部屋でも使いやすいでしょう。一方、使い勝手はあと一歩。水受けトレイは内部に突起や段差があるため掃除しづらく、ボトル交換時は上まで持ち上げる手間がかかります。宅配の日時指定はできず、置き配には別売りのバッグ購入が必要。空ボトルは、次の配送時に回収されるまで保管しておかなくてはなりません。ボトルカバーがないむき出しのデザインも、インテリア重視の人は気になる可能性があります。総合してみると、低コストに利用できる宅配型ウォーターサーバーを検討しているなら候補になるサービスといえます。とはいえ、ボトル交換に手間がかかる・置き配利用時に別途バッグ購入が必要といった点はネックに。管理しやすく手軽に使えるウォーターサーバーを探しているなら、ほかも含めて検討してみてください。<おすすめな人>宅配型がよくてとにかく費用を抑えたいという人<おすすめできない人>宅配日時を指定して対面で受け取りたい人空ボトルを保管するスペースの確保が難しい人