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転職は何社応募すればいい?平均応募数や通過率を紹介

転職は何社応募すればいい?平均応募数や通過率を紹介

スムーズに転職活動を行いたい場合は、複数の企業への応募がひとつの方法として挙げられます。転職をする人は平均してどのくらいの数の企業に応募しているのか、書類選考・面接の通過率や内定獲得率がどの程度なのか知りたい人も多いのではないでしょうか。


今回は転職するときの平均応募社数や、転職における各段階の選考通過率を紹介。さらに応募する際の注意点や、多くの求人への応募が向いている人・応募先を絞るべき人の特徴と共通点も解説します。複数の企業と並行した転職活動を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

2025年05月20日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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目次

転職の応募数は平均8.4件!内定獲得までの応募目安は約10件

マイナビの「転職動向調査2025年版」によれば転職者は平均9.0件に応募し、そのうち面接まで進んだのは約3.8件、内定獲得をしたのは1.6件でした(参照:マイナビ )。この数字をふまえると、内定獲得までの応募数の目安は約10社ほどだと考えられるでしょう。


また同社の発表によれば、20〜25歳の平均応募数は8.0社であり、一方で50代は12社に応募していることから、年齢が上がるにつれて応募企業数が増加傾向にあるとわかります。ただし自分の状況によって適切な応募数は変わるため、これらの数字はあくまで目安程度にとらえておきましょう。

書類選考通過率は約30〜50%

書類選考通過率は約30〜50%

希望の転職先に応募したのちの書類選考の通過率は、一般的に約30〜50%といわれています。先ほど紹介した株式会社マイナビのデータのとおり、応募9.0件に対して面接まで進んだのは3.8件(約42.0%)なので妥当な数値といえるでしょう


仮にひとつの求人に100人が応募した場合、約30〜50人が書類選考を通過する計算です。求人数・応募数・書類選考のハードルの高さなどによって通過率にはバラつきが生じるものの、実際の数値からふまえると30〜50%程度の通過率だと覚えておくとよいでしょう。

面接通過率は書類選考通過者の約50%

面接通過率は書類選考通過者の約50%

面接を通過して内定を獲得できる確率は、一般的に約50%だといわれています。同じく株式会社マイナビのデータでも面接まで進んだ3.8件に対して内定獲得数は1.6件で、約半分ほどとの結果が出ていることからも妥当な数値だといえるでしょう


上記にもとづいて面接後の内定獲得率を50%とした場合、4件の面接を受けたとしたら約2件の内定が獲得できると考えられます。より効率的に転職活動を進めたいなら、1社だけでなく複数の企業への応募を検討してみてください。


ただし面接は複数回行われることもあり、それぞれ通過率が異なる点には注意が必要です。上記はあくまで面接が1回の場合の通過率であることを理解しておきましょう。

複数応募をする際の注意点とは?

転職活動では一般的に複数の求人に応募したほうが内定獲得の確率は上昇するものの、注意したいポイントがあることも理解しておきましょう。以下では、優先順位や応募数を決めるときのコツなどを解説します。

志望先の優先順位を明確化しよう

志望先の優先順位を明確化しよう

志望先の優先順位を明確化することは、複数の企業に応募する際の重要なポイントです。転職したい会社に優先順位をつけることで、企業研究・書類の準備などのスケジューリングがスムーズに進みます。


優先順位をつけるときには、年収400万円以上・勤務地が家から近いなど譲れない条件を設定しましょう。条件を満たした企業のなかで、最も希望と合致したポイントが多いところから優先的に転職活動を進めてみてください。


転職活動の時間には限りがあるため、やみくもに応募するのではなく自分が希望する条件をクリアした企業への対策に力を入れることが重要です。

しっかり転職準備ができる応募数にする

しっかり転職準備ができる応募数にする

応募数にとらわれるのではなく、しっかりと転職準備ができる応募数に絞ることも大切です。転職準備には企業研究や自己分析などでそれなりの時間がかかるため、応募数が増えるほど1社あたりの転職対策をする時間は少なくなり、準備が不十分になってしまう可能性があります。


複数応募する企業を決めるときは、企業分析や業界分析をしっかりと行い、自分のスキルや資格が求められる企業や業界を把握しましょう。自分がもっている、または必要なスキルや資格を理解したうえで応募する企業の取捨選択をすることが大切です。


単純に複数の企業に応募すれば内定の確率が上がるわけではありません。万全の準備ができる企業数が適切な応募数だと理解しておきましょう。

転職活動のスケジュール管理をしっかり行おう

転職活動のスケジュール管理をしっかり行おう

転職活動のスケジュール管理に気をつけることも、複数応募での転職を成功させるコツです。複数企業の選考を進めるのは単純に難しく、特に在職中は会社を休める日や空けられる時間帯が限られるため、しっかりとスケジュールを組みましょう。


例えば応募の締切日や面接を受ける日時はスケジュール帳やアプリに登録しておき、見落としがないようにしてみてください。Excelで企業名・進捗状況・職種名などを管理するシートを作成してチェックすることもおすすめします。


転職活動においては、一度決定した面接日を遵守するのは当然のこと。日程を再調整することになれば応募先の心証も悪くなってしまうため、複数応募の際はスケジュール管理が非常に大切です。

多くの企業への応募が向いている人とは?

多くの企業への応募が向いているのは、たくさんの企業を比較したい人・未経験の業種にチャレンジしたい人・転職活動をスムーズに済ませたい人などです。ここからは、複数応募に向いている人の特徴や共通点を解説します。

たくさんの企業を比較して選びたい

たくさんの企業を比較して選びたい

様々な企業や業界を比較して選びたい人は、多くの企業への応募が向いています。比較できる母数が増えれば、よりマッチした企業を選べる可能性が高まるでしょう。逆に応募企業数が少ないと、的確に比較ができないケースも考えられます。


応募数を増やして複数の企業で面接が受けられれば、求人情報では把握できない実情を聞いたうえで比較ができるでしょう。またじっくりと企業を比較検討できれば、条件面などで自分が納得できる会社が見つかる可能性もあります。


ただし、よりよい条件を提示している企業が自分に必ずマッチするわけではありません。その企業への志望動機は何なのか、転職してどのように企業に貢献したいのかをはっきりさせておかないと選ぶ際の軸がブレてしまうので注意しましょう。

経験が浅い・未経験の業種へのチャレンジを検討している

経験が浅い・未経験の業種へのチャレンジを検討している

同業種での経験が浅かったり未経験の業種にチャレンジしたかったりしたい人も、多くの企業への応募に向いています。


一般的に中途採用は即戦力を募集していて、経験不足や未経験は書類選考や面接の時点ではじかれるケースが少なくありません。多くの企業に応募することで、前職や今までの経験・スキルを活かせる企業に出会える可能性が高まります


例えば、広告会社の営業職として顧客の要望を分析して売上目標を達成した経験を活かしたいときは、食品メーカー・保険などのより消費者に向き合った商品提案をしてほしいと求めている企業に複数応募してみましょう。


ちなみに未経験者歓迎の求人がある場合は、一般的に若手が求められているケースが多いのが現状です。30代中盤以降は、未経験分野での転職が厳しくなる点は覚えておきましょう。

転職活動をできるだけ短期間で済ませたい

転職活動をできるだけ短期間で済ませたい

転職活動をできるだけ短期間で済ませたい場合も、多くの企業への応募がおすすめです。並行して応募や面接を行えば、1社ごとの転職活動に比べて転職期間を短縮できます。


応募から内定が出るまでの期間は、おおよそ4〜8週間が一般的です。1社のみで失敗して再び転職活動を始めるよりも、複数の企業で同時期に応募や面接などを行えば内定までの時間が短くなる可能性が高まります。


離職して転職活動をしている人は次の仕事が決まるまで収入がないケースも多く、転職活動が長引くと金銭的な負担が大きくなるため、複数の企業に応募するとよいでしょう。在職中に比べて時間が割きやすいことからも複数応募が向いています。

転職に失敗するリスクを軽減したい

転職に失敗するリスクを軽減したい

転職に失敗するリスクを抑えたい人も、多くの企業への応募に向いています。1社や2社程度の応募では内定獲得は難しいケースが多いので、志望企業を絞りすぎるのはリスクが大きいといえるでしょう。


上述したとおり、1件内定を得るためには平均で約10社程度の複数応募が目安です。応募する数が多ければ、希望企業に落ちてしまっても最初から転職活動を再開するリスクがありません。


どうしても転職したい企業がある場合は1社のみに集中してもよいですが、その際は第2・第3志望の企業を考えておくとリスクを軽減できるでしょう。

応募先を絞ったほうがよい人の特徴とは?

応募先を絞ったほうがよいのは、転職条件にこだわりがある、同業種・同業界での転職を検討している人などです。ここからは、応募先を絞って転職活動をするべき人の特徴や共通点を解説します。

転職条件に強いこだわりがある

転職条件に強いこだわりがある

転職条件に強いこだわりがある人は、応募先を絞ったほうが無難だといえるでしょう。応募数を増やしてしまうと、設定した条件がブレて転職活動が思ったように進まないケースがあるからです。


転職先を絞る際は、自分で決めた転職条件を満たす企業をリストアップしましょう。そのなかでより多くの希望条件を満たす企業から優先順位をつければ、応募先を決めやすくなります。


条件へのこだわりが強すぎると、転職先の選択肢を狭めてしまう可能性がある点には注意しましょう。また応募先を絞るといっても1社だけではなく、落ちたときの転職候補も選定しておくと転職活動がスムーズに進みます。

同業種・同業界での転職を検討している

同業種・同業界での転職を検討している

同業種・同業界での転職を検討している人も、応募先を絞るとよいでしょう。自身の仕事や業界の知識をもっていて、待遇や条件など転職先への解像度が高ければ、自分にあった企業を十分絞り込めます


同業種や同業界で転職したい企業があれば、その企業に絞って転職準備をするとよいでしょう。書類選考や面接の際には、今まで培った自分の能力・経験・価値をアピールできれば内定の可能性も上がります。


ただし知識や経験のある業界とはいえ、転職活動は必ずしも上手く進まないケースがあることは理解しておきましょう。書類選考で落ちてしまったり面接の感触が悪かったりしたときは、改めて応募数を増やしてみるのもひとつの方法です。

転職活動の時間がなかなかとれない

転職活動の時間がなかなかとれない

転職活動の時間がなかなかとれない人も、応募する企業を絞るべきです。応募数を増やしてしまうと、企業研究や書類作成などがじっくりとできません。


時間がない場合は、仕事や生活に支障のない範囲で転職活動ができる応募数に絞り込むことが重要です。無理をして転職活動をすると、焦りや判断能力の低下からよい企業を見つけにくくなる可能性も考えられます。


時間がない人が複数応募をする場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。


転職エージェントはキャリアアドバイザーが自分の希望や条件にあった転職先を紹介してくれるため、企業を検索する手間を省くことができます。また面接対策や内定までのフォローもしてくれるので、仕事をしながら転職活動をする際にはぴったりのサービスだといえるでしょう。


以下の記事では、公開求人数やマイページの使いやすさから人気の転職エージェントを比較して最もおすすめのサービスを紹介しています。転職活動の時間がなかなかとれない人は、ぜひ活用を検討してみてください。

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