手間のかかる哺乳瓶のお手入れを楽にする哺乳瓶消毒・除菌グッズ。煮沸消毒よりも手軽に消毒・除菌できるのが魅力です。しかし、薬剤タイプや電子レンジタイプなど、その種類はさまざま。除菌じょーずやミルトンをはじめ、コンビ・ピジョン・リッチェルといったメーカーから販売されているので、どれを買うべきか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、哺乳瓶消毒・除菌グッズの選び方を解説。さらに、おすすめの哺乳瓶消毒・除菌グッズをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
助産師として25年以上この仕事に関わる。大学病院、市民病院、個人病院等に勤務、看護教育や思春期教育にも従事。現在は海外に住む日本人の妊婦さんや親御さん向けにオンラインクラスなどを行うエミリオット助産院を運営している。青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学。育児に関するアドバイスを充実させるために、保育士や公認心理士の資格も取得し役立てている。
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本記事で紹介している「哺乳瓶消毒・除菌グッズ」のうち、消毒効果が認められているのは医薬品・医薬部外品のみです。雑貨等には消毒効果が認められていません。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
赤ちゃんの月齢が低いうちは、哺乳瓶を使用するたびに消毒・除菌する必要があります。生後間もない赤ちゃんは大人に比べて免疫力や抵抗力が低いので、さまざまな病気から守るためにも、口に触れる哺乳瓶は常に清潔な状態を保つことが重要です。
いつまでという明確な決まりはありませんが、赤ちゃん自身が免疫を作り始める生後3~4か月頃までは消毒・除菌を続けたほうがよいでしょう。指しゃぶりを始めたり、手にしたものをなんでも口に入れたりするようになったら、消毒・除菌をやめるひとつの目安です。
ただし、栄養価の高いミルクや母乳の飲み残しは雑菌が繁殖しやすいので注意が必要。消毒・除菌を卒業したあともしっかりと洗浄し、洗い残しがないように気をつけましょう。
なお、初産で母乳が出る体質かわからない場合など、ミルクを使わない可能性が少しでもあるなら、哺乳瓶消毒・除菌グッズは産後に購入しても遅くありません。哺乳瓶を使う回数などによって適切な商品が変わってくるので、授乳スタイルが確立してから商品を選びましょう。
哺乳瓶消毒・除菌グッズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
哺乳瓶消毒・除菌グッズには、薬剤タイプ・電子レンジタイプ・スチームタイプ・UV除菌タイプの4種類があります。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分に合ったものを選びましょう。
哺乳瓶のお手入れに手間をかけたくない人は、薬剤タイプをチェックしましょう。洗った哺乳瓶を次に使うときまで薬液に浸しておくだけでよいので、手軽に消毒・除菌ができますよ。
薬液は24時間有効なので、交換は1日1回だけでOKです。すすぎ不要で消毒・除菌後にすぐ使えるのも魅力のひとつ。加熱しないので熱に弱いアイテムにも使えますよ。
ただし、消毒・除菌に1時間程度の時間がかかるのが難点。定期的に薬液を買い足す必要があり、ランニングコストがかかる点にも注意が必要です。
なお、薬剤タイプには、薬液・顆粒・タブレットの3種類があります。手軽さを重視するなら、計量が必要ない顆粒・タブレットタイプがおすすめです。ただし、商品によっては薬液タイプよりも割高になることがあるので、低コストで済ませたい人は1回あたりの価格を計算してから購入しましょう。
コストを抑えたい人は、電子レンジタイプを検討しましょう。薬剤を必要としないのでランニングコストがかからず、繰り返し使えるので経済的です。タイプによっては1万円を超えるものもありますが、電子レンジタイプの多くは2,000~3,000円前後で購入できます。商品によっては1,000円台で手に入るものもありますよ。
加熱後に冷ます時間は必要ですが、専用のケースに入れて電子レンジで5分程度加熱するだけなので、消毒・除菌を短時間で終わらせたい人にぴったりです。消毒・除菌後にそのまま専用ケースで保管できるのもうれしいポイント。水抜き栓がついているものが多いので、水切りラックなどを別途用意する必要もありません。
デメリットは、消毒・除菌をするたびに、細かく分解してスポンジと食器用洗剤で洗わなければならないこと。お手入れに手間がかかります。商品によっては「吸水口が小さく水を注ぎにくい」「電子レンジに運ぶときに水がこぼれる」といったユーザーの声もあるので、実際の使用感を口コミで確認しておくとよいでしょう。
消毒・除菌から乾燥までを自動で一気に終わらせたい人は、スチームタイプがおすすめです。乾燥機能がついている商品が多いので、水切りラックなどで乾かす手間がかかりません。洗浄後の哺乳瓶を容器に入れてボタンを押したら、あとは放置するだけでOK。乾燥後はそのまま容器の中で保管できますよ。
乾燥まで行う場合は約40~60分かかりますが、消毒・除菌だけなら約10分で終わります。急ぎのときは短時間で済ませられるので、消毒・除菌済みの哺乳瓶がないときも困ることがありません。
また、ミルクの保温や、母乳や離乳食の解凍・加熱ができる商品もあります。薬剤を必要としないのでランニングコストはかかりませんが、1台あたりの価格が高い傾向です。1~2万円前後するものが多いので、出費を抑えたい人は注意しましょう。
商品によって一度に消毒・除菌できる本数が異なります。哺乳瓶を使う頻度に応じて選択しましょう。
哺乳瓶を使う回数が多い人は、3本以上入るものを選びましょう。まとめて一気に終わらせられるので、1日に何度も消毒・除菌をする手間がかかりません。特に完ミやミルク寄りの混合の場合は哺乳瓶の使用頻度が高いので、容量の大きいものがおすすめです。
個人差はありますが、授乳回数は一般に生後1か月頃で1日7~8回以上といわれています。生後3~4か月頃になると少し落ち着く傾向がありますが、それでも1日6~7回程度は必要。毎回哺乳瓶を消毒するとなると結構な手間がかかります。薬剤・スチーム・UVタイプは大容量のものが多く、5~8本を一気に消毒・除菌できる商品もあるので要チェックです。
また、ケースのサイズが大きい商品は、おしゃぶりや搾乳器といった哺乳瓶以外のアイテムを一緒に入れられるのも利点。ただし、サイズが大きくなるほど場所もとるので、置き場所が限られている場合は注意が必要です。持ち運びがしにくい点も考慮して選びましょう。
母乳寄りの混合で哺乳瓶を使う回数が少ない人は、1~2本入るものを検討しましょう。少ない本数で回す場合は次に備えて都度消毒・除菌をする必要があるので、最低限の本数が入れば十分です。必要なときにすぐ使えるように、1~2本を短時間でサクッと消毒・除菌できるものを選ぶとよいでしょう。
容量の小さいものは、コンパクトで場所をとらないのが魅力です。持ち運びもしやすいので、外出先でも重宝するでしょう。電子レンジ・スチームタイプに多いので、チェックしてみてくださいね。
ただし、ケースが小さすぎると、手持ちの哺乳瓶がサイズオーバーで入らない可能性があるので注意が必要です。商品によっては、使える哺乳瓶のサイズに上限が設けられていることもあるので、購入前に確認しておきましょう。
持ち運びやすさを重視するなら、袋タイプがおすすめです。1枚あたりが薄くかさばらないので、旅行先や外出先でも携帯しやすいでしょう。使うときは袋の中に哺乳瓶と水を入れて、電子レンジで3~5分加熱するだけでOKです。水と電子レンジがある場所なら、どこでも使えますよ。
また、1袋で20回程度繰り返し使えるのも魅力です。使い捨てではないので、コスパに優れた商品といえるでしょう。デメリットは、一度に1~2本しか入れられないこと。本数が多い場合は数回に分けて消毒・除菌をしなければならないので注意しましょう。
旅行先や外出先でミルクをあげるときは、使用後にそのまま処分できる使い捨て哺乳瓶と持ち運びやすいスティック・キューブ型粉ミルクの組み合わせも便利です。以下のコンテンツで紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
消毒・除菌グッズをできるだけ長期間使いたい人は、スチーム機能を活かして調理もできる商品に注目です。離乳食や幼児食づくりに使えれば、卒乳後も長く活用できますよ。
電子レンジタイプの商品のなかには、水切り用のすのこを活用して簡易蒸し器として使えるものがあります。蒸しパンやシュウマイといった蒸し料理を手軽に作れるので、卒乳後も子どものおやつを作るときなどに活躍するでしょう。手づくりジャムの保存瓶の消毒などにも使えるので、上手に活用してくださいね。
本記事で紹介している「哺乳瓶消毒・除菌グッズ」のうち、消毒効果が認められているのは医薬品・医薬部外品のみです。雑貨等には消毒効果が認められていません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
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タイプ | 哺乳瓶収納数 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 成分 | 漬け置き時間 | 加熱時間 | |||||
1 | ピジョン 哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチット|1030195 | ![]() | 除菌から乾燥・保管まで簡単便利! | スチーム除菌 | 最大5本(240mLサイズ) | 23cm | 25.6cm | 34.4cm | 約2900g | ||||
2 | レック 哺乳ビン消毒|A00146 | ![]() | 消毒から保管まで!さまざまな使い方ができる | レンジ加熱タイプ | 3本 | 240mm | 135mm | 190mm | 760g | 不明 | 不明 | 5分 | |
3 | コンビ 除菌じょーず | ![]() | 小さなパーツもまとめて除菌。水を入れてレンジで簡単 | レンジ加熱 | 3本 | 253mm | 125mm | 205mm | 570g | 5分(500~700w) | |||
4 | Shinmax ミルクウォーマー|SM-KH058-A | ![]() | ワンタッチ式で簡単に操作できる多機能ボトルウォーマー | 2本 | 180mm | 210mm | 100mm | 830g | |||||
5 | 杏林製薬 ミルトン|Milton CP 錠剤タイプ | ![]() | 赤ちゃんの誤飲を防止するチャイルドプルーフシート採用 | 薬剤タイプ | 不明 | 140mm | 75mm | 40mm | 不明 | ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アジピン酸、乾燥炭酸ナトリウム | 1時間以上 | 不明 | |
6 | ジェクス 哺乳ビン消毒 | ![]() | 食品添加物にも使われる成分で、すすぎ不要で使える | 薬剤タイプ | 不明 | 幅108mm | 奥行82mm | 高さ254mm | 1400g | 次亜塩素酸ナトリウム、水 | 1時間以上 | 不明 | |
7 | Anfiodas ミルクウォーマー | ![]() | 24時間スマート予約・72時間恒温機能つき | スチーム消毒、熱乾燥 | 不明 | 292mm | 200mm | 278mm | 不明 | 不明 | |||
8 | ピジョン 母乳実感|母乳実感消毒ケース 水切りスタンド付き|1030193 | ![]() | 哺乳びん以外にも使える消毒除菌専用ケース | 薬剤 | 2本 | 215mm | 117mm | 223mm | 不明 | 不明 | 60分以上 | ||
9 | JMAIXH 多機能ボトルウォーマー | ![]() | 1度刻みに温度調節できる多機能ボトルウォーマー | 電気ポット | 不明 | 175mm | 不明 | 275mm | 1,400g | 不明 | 不明 | 不明 | |
10 | レック ドリームコレクション|哺乳ビン消毒|T-214 | ![]() | 卒乳後も蒸し器として活躍 | レンジ加熱タイプ | 1本 | 205mm | 120mm | 125mm | 285g | 不明 | 不明 | 3分 |
哺乳瓶以外にも、食器など赤ちゃんの口に触れるものをまとめて除菌できる錠剤タイプ。誤飲防止のために乳幼児の手では切りにくいチャイルドプルーフシートを採用しており、安全性にも考慮されています。瓶に残った溶液はミルクに触れると塩の成分へ変わるので、すすぐ手間がいりません。
幅 | 140mm |
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奥行 | 75mm |
高さ | 40mm |
重量 | 不明 |
成分 | ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アジピン酸、乾燥炭酸ナトリウム |
漬け置き時間 | 1時間以上 |
加熱時間 | 不明 |
哺乳瓶4~6本、さく乳器や離乳食用食器、マグカップも入るゆったりサイズのミルトン専用容器です。乳首などの浮き上がりを防いでしっかり除菌することができる落しブタや、底に沈んだ小物や哺乳びんを、溶液に触れずに取り出すことができるトング付き。水位線付きの半透明の本体は、簡単に調製することができますよ。
幅 | 240mm |
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奥行 | 150mm |
高さ | 250mm |
重量 | 不明 |
成分 | ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アジピン酸、乾燥炭酸ナトリウム |
漬け置き時間 | 60分以上 |
加熱時間 |
タイプ | レンジ加熱 |
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哺乳瓶収納数 | 3本 |
電子レンジで5分加熱するだけで哺乳瓶とケース本体両方を除菌でき、素材によってはおもちゃやおしゃぶりなどにも使えます。除菌後のケースで保管できて、消毒用と保管用のケースをそれぞれ用意しなくてよいのが便利。小物ケースつきで、小さなパーツが中でバラバラになることもありません。
幅 | 253mm |
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奥行 | 125mm |
高さ | 205mm |
重量 | 570g |
成分 | |
漬け置き時間 | |
加熱時間 | 5分(500~700w) |
哺乳瓶のお手入れは、洗浄から保管までが1セットです。以下のコンテンツでお手入れに必要なアイテムを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1位: ピジョン|哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチット|1030195
2位: レック|哺乳ビン消毒|A00146
3位: コンビ|除菌じょーず
4位: Shinmax|ミルクウォーマー|SM-KH058-A
5位: 杏林製薬|ミルトン|Milton CP 錠剤タイプ
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