短毛種のグルーミングツールとして扱われる「短毛猫ブラシ」。抜け毛を効果的に除去できたり、愛猫にも好かれたりと多くのメリットがあります。しかし、スリッカーブラシやピンブラシ、ラバーブラシなどの種類が豊富で、どれを選べばよいのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の短毛猫ブラシ10商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの短毛猫ブラシをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストな短毛猫ブラシは「短毛猫に気に入られるうえ、抜け毛をしっかりキャッチして毛の絡まりを除去し、飼い主が日常的に使いやすい商品」。徹底検証してわかった短毛猫ブラシの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
生体販売・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー等を経験し、現在は大手ペット専門学校講師、海外製ペット用品の開発・販売、ペット関連プロモーション事業にも従事。トリマー兼トレーナーとして動物保護活動にも取り組む。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
ブラッシング効果が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがより抜け毛や毛の絡まりを除去し、仕上がりがきれいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
猫から好まれる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがより猫が気に入って好んでいると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
日々の使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがよりストレスフリーで日々のブラッシングを行えると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに10商品を検証し、ランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
毛が短い短毛種でも、セルフグルーミングだけでは不十分。愛猫の被毛の健康のために週に1〜3回ほどの頻度でブラッシングが理想です。また、以下のようなさまざまなメリットを期待できますよ。
1.抜け毛の除去
毛が抜け落ちる前にブラシで抜け毛をキャッチできるので、家具や衣類に付着する毛の量を減らすことができます。
2.毛玉吐きの予防
抜け毛をブラシで除去することで、猫がセルフグルーミングで飲み込む毛の量を減らせる効果も。これにより、毛玉症を予防するのに役立ちますよ。
3.毛の絡まり・毛玉生成の防止
絡まった毛を取り除き、毛並みを整えることができます。短毛種でも毛玉ができてしまうので、これにより毛玉が形成されるのを未然に防げます。
4.毛繕いで信頼関係が深まる
猫は毛繕いを通じて家族や仲間との絆を深めます。ブラッシングは毛繕いの代わりを果たし、飼い主さんとの仲を深めるのに役立ちますよ。
また、短毛種はダブルコートとシングルコートでブラッシングの推奨頻度がやや異なります。抜け毛が多いダブルコートは週に2〜3回、シングルコートは週に1〜2回を目安にブラッシングを心がけましょう。
猫の皮膚や被毛の変化に気づきやすくなるのも大きなメリット。1回2〜3分で十分なので、できるだけ定期的に行うようにしましょう。しかし、嫌がる場合は無理にブラッシングを行わないのがポイントです。
保護猫や譲渡猫で種類がわからない雑種猫は、基本的に日本猫の場合がほとんど。日本猫は、寒い冬を乗り越えるためほとんどがダブルコートを持つといわれていますよ。
ブラシといっても、さまざまな種類があります。代表的なブラシは6種類あり、どれも抜け毛の除去に使えますが、それぞれ特徴や得意な分野が異なります。
このコンテンツでは、部分使用に使うコームブラシ以外の、全身に使用できるブラシを取り扱っています。それぞれのブラシの選び方を紹介するので、ぜひこのコンテンツを参考に自分と愛猫に最適なブラシを見つけてくださいね。
短毛猫ブラシを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
抜け毛が多いダブルコートを飼っている場合は、基本的にはスリッカーブラシがおすすめ。スリッカーブラシなら毛の絡まりを解きやすく、抜け毛を十分に絡め取れるので、ブラッシング効果をしっかり感じられるでしょう。
検証ではごっそりは取れないものの、抜け毛をしっかり絡め取り、毛の絡まりも除去できて毛並みを整えた印象です。一方、ラバーブラシや獣毛ブラシだとピンが根元近くまで届かず、ブラッシング効果を感じにくいという傾向がありました。
日々のブラッシングに適したブラシを探している場合は、まずスリッカーブラシを用意するのがおすすめといえます。
先端が保護されていないタイプのスリッカーブラシを使用する場合は持ち方に注意が必要です。力を入れすぎないようペン持ちが鉄則です。
ピンブラシも扱いやすいものの、ピンの間隔が広い傾向があるので効果的な抜け毛の除去にはスリッカーブラシのほうが向いているといえます。
短毛種のシングルコートの場合は、スリッカーブラシがオーバースペックな可能性があるので、選び方②を参考にしてくださいね。
スリッカーブラシのなかでも、先端が保護されているものがおすすめ。猫の皮膚を傷つけにくいので誰でも扱いやすいのが特徴です。
先端が保護されていないと、飼い主さんの使い方次第では意図せず猫の肌を傷つけてしまう可能性も。検証でも、「猫を傷つけないか心配で扱いにくかった」という声が多数見られました。
先端が保護されていれば使い方のコツもいらず、心配も少ないので誰でも簡単に扱いやすいのが魅力です。とくに初心者さんは先端保護つきのものを選んでくださいね。
顎下や耳の裏などの顔まわりは、猫がセルフグルーミングできない部分なので、猫が気持ちよく思うポイント。ヘッドがコンパクトだと、取り回しやすいので顔まわりの細かい部分を快適にブラッシングしやすいのでおすすめです。
ヘッドが大きいものだと、意図しないところに当たって猫の機嫌を損ねてしまう可能性も。できる限りコンパクトなほうが、飼い主さんも猫も快適にブラッシングを行えるでしょう。
また取れた毛を捨てやすい、抜け毛のワンプッシュ除去ボタンがあると便利ですよ。ただし、ボタンの押しやすさは商品によって異なるのでランキングをチェックしてくださいね。
ブラシが嫌いな猫を飼っている場合、ラバーブラシを選ぶとよいでしょう。猫の舌での毛繕いに似た感覚があり、猫に好まれやすい傾向があります。またシングルコートの短毛種は抜け毛が少なく、抜け毛の除去力を気にする必要がないため、ラバーブラシで十分でしょう。
検証でも、ラバーブラシは猫から好評な傾向がありました。ゴロゴロと喉を鳴らしたり、お尻をあげて気持ちよさそうに伸びていたりと、猫が好んでいる様子が明確に見られた印象です。
また通常のブラシとは別に用意し、マッサージ用にサブ使用するのもおすすめ。愛猫との良好なコミュニケーションを楽しめて、猫との絆を深める機会になるかもしれませんよ。
スリッカーブラシを好まない猫は金属製のピンの感覚を好んでいない可能性があるので、一度ラバーブラシを試してみるのはよい判断でしょう。
検証では獣毛ブラシも比較的好まれやすい傾向がありました。ラバーブラシも好まれない場合は、試してみるのもひとつの手といえます。
ラバーブラシのなかでもとくにおすすめなのは、ピンが短くてシリコン製のラバーブラシ。シリコン製のブラシは表面が滑らかなうえ、ピンが短いとひとなでで取れた抜け毛をスムーズに取り除けるという特徴がありました。
一方、エラストマー樹脂製のブラシは毛が引っつきやすく、取れた毛を取り除きにくい結果に。短毛種とはいえダブルコートの場合、抜け毛の量も多いので、ブラッシング時にストレスを感じにくいよう取れた毛を捨てやすいブラシを選ぶのが賢明といえます。
製造方法によっても質感は変わるので、あくまで今回検証したなかでの傾向ではありますが、シリコン製のものはより滑らかな触り心地でした。
アンダーコート用ブラシとは、アンダーコートの抜け毛を取るのに特化したブラシのことで、ダブルコートの猫種のみに使用できます。多くの毛が抜け落ちる夏前の換毛期には、アンダーコート用ブラシをスポット使用するのもひとつの手です。
夏が近づいて換毛期に差し掛かる際、ダブルコートの猫の毛は大量のアンダーコートが抜け落ちて夏仕様に変わります。換毛期のみアンダーコート用ブラシを使用すれば、部屋に落ちる毛の量を減らせるので便利ですよ。
しかし、アンダーコート用ブラシは加減の調整がやや難しいので注意が必要です。抜きすぎて薄くなったり、力加減を間違えて猫に不快感を与えてしまったりする可能性も。使用する場合は、製品の使用方法に沿って正しく使用するようにしましょう。
アンダーコート用ブラシはスキバサミのようなイメージ。毛を取りすぎないように1回1〜2分で終わりにしましょう。最後は仕上げにコームブラシを使用すると抜けた毛がきれいに取れますよ。
また、ベンガルやシャム、シンガプーラなど、シングルコートの猫には使用できない点は留意しましょう。
好き嫌いは猫によってわかれますが、今回検証したうち1匹の猫には大ハマり。今までにない反応を見せてくれたようで、飼い主さんからは絶賛の声が寄せられました。
ただしアンダーコート用ブラシは猫から不快感を覚えられやすい傾向があるので、嫌がる場合は無理に行わないように注意しましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||
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ブラッシング効果の高さ(短毛) | 猫からの好まれやすさ(短毛) | 日々の使いやすさ(短毛) | ブラシの種類 | 抜け毛のワンプッシュ除去可能 | 先端保護付き | 幅 | 奥行 | 厚さ | 重量 | グリップの素材 | |||||||
1 | CUSTIC ヒーリングブラシ | ![]() | 4.26 | 抜け毛も取れて猫人気も良好!小さいヘッドで顔周りも楽々 | 4.30 | 4.30 | 4.10 | スリッカーブラシ | 8cm | 18.2cm | 5.5cm | 111g | シリコン | ||||
2 | トレンディワン シリコンブラシ トレルンダ君 猫用 短毛 | ![]() | 4.07 | ブラシ嫌いな猫も好みやすい!取れた毛を捨てやすいのも魅力 | 3.88 | 4.40 | 3.60 | ラバーブラシ | 8.6cm | 4.9cm | 3.5cm | 52g | シリコンゴム | ||||
3 | スペクトラムブランズジャパン FURminator|抜け毛除去ブラシ 中・大型猫 短毛種用 | ![]() | 3.95 | 換毛期の抜け毛をごそっと取れる!猫ウケのよさにはムラあり | 4.33 | 3.70 | 4.30 | アンダーコート用ブラシ | 7.5cm | 15cm | 6.5cm | 160g | 合成ゴム、ポリプロピレン | ||||
4 | プラック SHOW TECH|スリッカー ソフト | ![]() | 3.94 | 7位 | 毛の絡まりを除去しやすいうえ、軽くて持ちやすい | 4.07 | 3.90 | 3.90 | スリッカーブラシ | 10.5cm | 17cm | 5.5cm | 68g | プラスチック | |||
5 | Cheerble Candy Brush | ![]() | 3.81 | 2位 | 手にフィットして持ちやすく、ブラシ嫌いな猫にも使いやすい | 3.54 | 4.00 | 3.70 | ラバーブラシ(シリコン製) | 7.1cm | 7.1cm | 6cm | 99g | シリコン | |||
6 | 岡野製作所 高級豚毛ブラシ | ![]() | 3.77 | 6位 | ツヤのある毛並みにできるが、抜け毛の除去力はいまひとつ | 3.49 | 4.00 | 3.60 | 獣毛ブラシ(豚毛) | 6.5cm | 13.5cm | 4cm | 100g | 木 | |||
7 | Pecute カーブ ブラシ | ![]() | 3.75 | 4位 | 換毛期の抜け毛対策に。猫からは好まれにくいのが難点 | 4.10 | 3.50 | 4.20 | アンダーコート用ブラシ | 9.3cm | 16.8cm | 4.8cm | 145g | ゴム(合成ゴム)、プラスチック(ポリプロピレン) | |||
8 | ペティオ Petio プレシャンテ|猫用ラバーブラシ | ![]() | 3.70 | 5位 | マッサージ使用に最適だが、ブラッシング効果は物足りない | 3.35 | 4.30 | 3.10 | ラバーブラシ(エラストマー樹脂製) | 7cm | 10.7cm | 3cm | 51g | ゴム | |||
9 | Aumuca ペット用ブラシ | ![]() | 3.65 | 1位 | 飼い主にとっては使いやすいが、猫ウケはあまりよくなかった | 3.71 | 3.40 | 4.60 | スリッカーブラシ | 10cm | 21cm | 5cm | 120g | プラスチック | |||
10 | 定心 スタンド型ペット用ブラシ | ![]() | 3.61 | 3位 | ヘッドが大きく細かい部分を取り回しにくいのが難点 | 3.72 | 3.50 | 3.80 | スリッカーブラシ | 8.5cm | 19.5cm | 5cm | 96g | プラスチック |
ブラシの種類 | スリッカーブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 8cm |
奥行 | 18.2cm |
厚さ | 5.5cm |
重量 | 111g |
良い
気になる
CUSTICの「ヒーリングブラシ」は、日常使いのブラシを探している人にぴったり。ヘッドが小さいので細かい部分もブラシをかけやすいうえ、ピンの先端が保護されているので猫の肌を傷つけにくく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
ブラッシング効果の検証では、ピンが長めで根本まで届くので、抜け毛をしっかり絡め取りました。毛の根元からしっかりブラッシングできている感覚があり、毛並みを整えやすいという声も。ピンの密度が高めなので、毛の絡まりを解いて毛玉生成の防止にも期待できます。
ブラッシング中の猫の反応はおおむね良好で、嫌がるそぶりは見られませんでした。また、猫によってはゴロゴロと喉を鳴らし寝転がるなど、気持ちよさそうにしている様子も見られた印象。特別に好かれやすいわけではありませんが、猫に嫌がられることなく使用できそうです。
抜け毛除去ボタンを押し切るのに、少し力を入れる必要がある点は気になりましたが、ワンプッシュで取れた毛を捨てられるのは便利。また、ヘッドが小さいので顔周りの細かい部分をブラッシングしやすいのも魅力です。ピンの先端が保護されているので、猫の肌を傷つけないか心配することなくブラシをかけられる点もメリットといえます。
猫に嫌われにくいうえ、誰でも扱いやすい仕様で、良好なブラッシング効果を得られるといえます。初心者でも使用しやすく、日々のお手入れに取り入れやすい短毛猫ブラシでしょう。
グリップの素材 | シリコン |
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ブラシの種類 | ラバーブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 8.6cm |
奥行 | 4.9cm |
厚さ | 3.5cm |
重量 | 52g |
良い
気になる
「シリコンブラシ トレルンダ君 猫用 短毛」は、ブラシ嫌いな猫を飼っている人やシングルコートの猫を飼っている人におすすめの商品。毛繕いの感覚に近いのか猫から好まれやすいのが特徴で、飼い主さんにとっても使いやすいのも魅力です。
猫からの好まれやすさの検証では、多くの猫がブラッシングを好んでいる様子が見られました。ブラシ嫌いな猫でも逃げずにブラッシングさせてくれたり、手で撫でているときと同じような好んでいる様子が見られたりと、猫から好まれやすい印象。なかには苦手そうな猫もいたものの、おおむね好評の結果になりました。
手にバンドを通してなでるようにブラッシングできるので、疲れにくいのが魅力。シリコン製の短いピンなので、取れた毛をひとなでで集めやすく捨てやすいのも好印象でした。ただし、すべての毛を取り除くのは難しく水洗いする必要があるので、きれい好きの飼い主さんはやや不満に感じるかもしれません。
また、ブラッシング効果には物足りなさを感じる可能性があります。ピンが短いため毛の根本までは届きにくく、表面の毛のほんの少ししか取れない感覚がありました。抜け毛の除去力や毛並みの整え効果はあまり感じられないため、その点に留意しましょう。
とはいえ、抜け毛が少なく、ブラッシング効果をそこまで気にする必要がないシングルコートの猫には十分。また、ブラッシング嫌いな猫でも好んでくれる可能性が高いため、猫のブラシ嫌いの悩みがある飼い主さんにはぜひ試してほしい一品です。
グリップの素材 | シリコンゴム |
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ブラシの種類 | アンダーコート用ブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 7.5cm |
奥行 | 15cm |
厚さ | 6.5cm |
重量 | 160g |
良い
気になる
「ファーミネーター 中・大型猫 短毛種用」は、ダブルコートの猫を飼っていて、換毛期に大量の抜け毛に悩んでいる人に向いている商品。アンダーコートの抜け毛をごそっと抜くので、夏前の換毛をサポートできます。
ブラッシングの効果については満足度が高く、軽くとかすだけでも抜け毛をたっぷり取ることができました。なかには、シャワーを浴びたかのようなサラサラツヤツヤの仕上がりになったという声も。ただし毛並みはそろえにくいので、ブラシ後にコームで仕上げをするのがおすすめです。
少し重いという声はあったものの、疲れるほどではありません。持ち手は太くカーブしているので手にフィットして握りやすく、ボタンを押せば抜け毛が簡単に取れる点も扱いやすく好印象。ただし、日常的に使用すると毛並みが悪くなったり毛が薄くなったりする恐れがあるので、換毛期以外の頻繁な使用には向かないでしょう。
猫からの好まれやすさの検証では、個体差で大きく好みがわかれる結果となりました。硬い金属の感触が嫌なのか、逃げたり避けたりするケースが多い印象です。ただし、ブラシが大の苦手だった猫が喜んで使わせてくれたケースもあったので、試してみる価値はあるかもしれません。
猫が嫌がらずブラシをさせてくれるかは猫次第ですが、夏前の抜け毛の量に悩んでいる飼い主さんはぜひ試してほしい商品といえます。
グリップの素材 | 合成ゴム、ポリプロピレン |
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ブラシの種類 | スリッカーブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 10.5cm |
奥行 | 17cm |
厚さ | 5.5cm |
重量 | 68g |
良い
気になる
「SHOW TECH スリッカー ソフト」は、毛の絡まりが気になる人におすすめのブラシ。ピンの密度が高く、小さな絡まりも解きやすいので毛の絡まりや毛玉生成防止に役立つといえます。
取れる抜け毛の量には個体差があったものの、ピンが長いので根本まで届き、抜け毛をしっかり絡め取れる感覚がありました。また、細いピンで毛の絡まりをほぐしやすいのも特徴。ブラシを通したあとは、フワフワできれいにムラなく仕上がるのでブラッシング効果は見込めるでしょう。
一方、猫からの好まれやすさには懸念が残りました。ピンの先端が保護されておらず鋭いため、肌に当たって刺激を感じたのかモゾモゾしたり逃げ出したりする猫も。痛がる様子や激しく嫌がるそぶりは見られなかったものの、特段好まれるほどではないという結果になりました。
ブラシは軽いうえ手にフィットして持ちやすいものの、ピンが長いので抜けた毛を取り除くのが少し面倒なのが難点。また、猫の肌を傷つけないようペン持ちで力加減に注意しながらのブラッシングが必要なので、扱いに慣れている人は問題ありませんが、初心者にはあまり向かないでしょう。
グリップの素材 | プラスチック |
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ブラシの種類 | ラバーブラシ(シリコン製) |
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先端保護付き | |
幅 | 7.1cm |
奥行 | 7.1cm |
厚さ | 6cm |
重量 | 99g |
良い
気になる
Cheerbleの「Candy Brush」は、ブラシ嫌いな猫を飼っている人やシングルコートの猫を飼っている人におすすめの商品。猫から好まれやすい傾向があるうえ、手にフィットする形状で持ちやすいのが特徴です。
猫からの好まれやすさの検証では多くの猫は嫌がる様子を見せず、リラックスして見られた印象。シリコン製で肌あたりが柔らかく心地よいのか、猫によっては気持ちよさそうにお尻を上げる仕草も見られました。
また、手にフィットする形状で持っていて疲れにくいのがうれしいポイント。表面がスムースで取れた毛も簡単に取れて捨てられるのも好印象でした。ただし、すべての毛を除去するのは難しいのできれい好きの飼い主さんには不向きかもしれません。
また、ブラッシング効果はあまり見込めず。抜け毛はある程度は取れたものの、奥までピンが入らないので多くは取れない印象です。ブラシの目が粗めなので、ブラシの跡が残りやすいため、仕上げにはコームをかけるのがベターといえます。しっかりとしたブラッシング効果を重視する人には不向きかもしれません。
グリップの素材 | シリコン |
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ブラシの種類 | 獣毛ブラシ(豚毛) |
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先端保護付き | |
幅 | 6.5cm |
奥行 | 13.5cm |
厚さ | 4cm |
重量 | 100g |
良い
気になる
岡野製作所の「高級豚毛ブラシ」は、抜け毛の除去よりも猫の毛並みや毛のツヤを整えたい人にぴったり。密度の高いピンで毛を通すことで、表面の毛並みをきれいに仕上げられます。
猫からの好まれやすさの検証では、ほとんどの猫がリラックスしてブラッシングされてくれた印象。なかには嫌がる猫もいたものの、目を細めて体を預けてくれる様子が見られました。猫の好みのブラシを探している人は一度試してみるのもよいかもしれません。
ブラシをかけたあとの仕上がりはきれいですが、抜け毛や毛の絡まりの除去にはあまり効果を感じられませんでした。ピンの密度が高すぎるので奥まで入らず、表面をなでているだけに感じられます。抜け毛を減らしたい飼い主さんには向かないでしょう。
なお、バンドがついているので、なでるようにブラッシングできるのはうれしいポイント。ただし、豚毛の間に絡まった毛の除去が難しく、清潔に使用するためにはメンテナンスが大変な点が気になりました。日常使いはしやすいものの、手入れを怠らないよう留意が必要です。
グリップの素材 | 木 |
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ブラシの種類 | アンダーコート用ブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 9.3cm |
奥行 | 16.8cm |
厚さ | 4.8cm |
重量 | 145g |
良い
気になる
Pecuteの「カーブ ブラシ」は、ダブルコートの猫を飼っていて、換毛期の抜け毛を減らしたい人に向いています。アンダーコートの抜け毛を取り除けるので、抜け毛が多い夏前にスポットで使用すると便利ですよ。
検証でも抜け毛をザクッとキャッチしたので、抜け毛の除去効果は大きく見込めるでしょう。ただしブラシ跡がつき、毛並みは整わないので、仕上げにコームを用意するのがベターといえます。
一方、猫からの好まれやすさには懸念が残りました。「嫌がって逃げ出した」「気に入らない様子だった」という声が目立ちました。なかにはブラシ嫌いな猫なのに気持ちよさそうにしてくれたという猫もいたものの、万人ウケはしないでしょう。
持ち手は持ちやすく滑りにくいうえ、抜け毛もワンプッシュで捨てられるので、日々の使い勝手は悪くありません。ただし、頻繁に使うと毛を抜きすぎる可能性があるため、日常使いには不向きといえます。
グリップの素材 | ゴム(合成ゴム)、プラスチック(ポリプロピレン) |
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ブラシの種類 | ラバーブラシ(エラストマー樹脂製) |
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先端保護付き | |
幅 | 7cm |
奥行 | 10.7cm |
厚さ | 3cm |
重量 | 51g |
良い
気になる
「プレシャンテ 猫用ラバーブラシ」は、マッサージ用途で猫用ブラシを使用したい人にぴったり。ブラッシング効果はあまり高くないものの、猫に好まれやすいので、ブラシ嫌いな猫やシングルコートの短毛猫におすすめです。
猫からの好まれやすさの検証では、ほとんどの猫が嫌がることなくブラッシングさせてくれました。ゴロゴロと喉を鳴らす猫や、顔周りのブラッシングで気持ちよさそうに目を細める猫など、明確に好んでいる仕草が見られたのが好印象です。
一方、ブラッシング効果はあまり感じられなかったのが難点。一度に取れる抜け毛の量が少なく、毛並みも整いにくい印象です。抜け毛や毛の絡まりの除去には向いていないでしょう。
日々の使いやすさという観点では、軽くて持ちやすいものの、ブラシに毛が引っつきやすく取れた毛を捨てにくいのが気になりました。毛をきれいに取るには水洗いが必要なので、使用するたびに手入れが面倒に感じる可能性も。きれい好きな人には向かないかもしれません。
グリップの素材 | ゴム |
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ブラシの種類 | スリッカーブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 10cm |
奥行 | 21cm |
厚さ | 5cm |
重量 | 120g |
良い
気になる
Aumucaの「ペット用ブラシ」は、スリッカーブラシが苦手じゃない短毛猫を飼っている人におすすめ。ピンの先端が保護されているので猫の肌を傷つけにくく、どんな飼い主さんでも扱いやすいのが特徴のブラシです。
持ち手がしっかりと握りやすい太さで、持っていて疲れにくいのが好印象。押しやすい位置に抜け毛をワンプッシュで除去できるボタンが備わっており、軽い力で抜け毛をサッと捨てられます。
ブラッシング効果は満足のいく結果は出なかったものの、不満を感じるほどではありません。抜け毛の取りやすさや毛並みの整えやすさは、猫の毛質によって差があるように見受けられました。抜け毛をごっそり除去したい人には物足りないでしょう。
また、猫からの好まれやすさにも懸念が残ります。肌に当たる感覚に違和感を覚えるのか、ヘッドが大きく邪魔に感じるのか、猫があまり喜ばない様子が見られました。スリッカーブラシに慣れていれば問題なく使用できるかもしれませんが、金属製のブラシを嫌う傾向がある猫には向かないでしょう。
グリップの素材 | プラスチック |
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ブラシの種類 | スリッカーブラシ |
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先端保護付き | |
幅 | 8.5cm |
奥行 | 19.5cm |
厚さ | 5cm |
重量 | 96g |
良い
気になる
「スタンド型ペット用ブラシ」は、日常使い用にブラシを探している人は購入の検討をしてよい商品といえるでしょう。ある程度のブラッシング効果が見込めて、日々問題なく使用できます。
ブラシをかけたあとの毛並みがきれいに仕上がるのが好印象でした。取れる抜け毛の量は多くはありませんが、ある程度は絡め取って除去できるのでブラッシング効果は普通程度といえます。多くの抜け毛を取りたい人には物足りないでしょう。
一方で、猫からの好まれやすさの検証では芳しくない結果に。ブラシに警戒心を示したり、嫌がったりする様子が見られました。ヘッドが特徴的な形状なので、細かい部分のブラッシングが難しいのも猫に気に入られにくい要因のひとつなのかもしれません。
持ち手は握りやすく、押しやすい位置に抜け毛を捨てられるボタンが備わっているのが魅力です。しかしヘッドに突起物があるため、顔まわりのような細かい部分のブラッシングはしづらいでしょう。また、丸みを帯びた特徴的な形をしているので、思い通りにブラシをかけにくいのも難点。部分的なブラッシングには向かないでしょう。
グリップの素材 | プラスチック |
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mybestではベストな短毛猫ブラシを「短毛猫に気に入られるうえ、抜け毛をしっかりキャッチして毛の絡まりを除去し、飼い主が日常的に使いやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の短毛猫ブラシ10商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:ブラッシング効果の高さ(短毛)
検証②:猫からの好まれやすさ(短毛)
検証③:日々の使いやすさ(短毛)
今回検証した商品
ブラッシング効果が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがより抜け毛や毛の絡まりを除去し、仕上がりがきれいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品を、モニターが実際に飼い猫をブラッシングしてブラッシング効果の高さを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モニター:「短毛種のダブルコートの猫を飼っている人」5名(計5匹)
検証条件:
猫から好まれる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがより猫が気に入って好んでいると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが各商品を使用して実際に飼い猫をブラッシングし、猫の様子を観察しその好まれ具合を確認。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モニター:「短毛種のダブルコートの猫を飼っている人」5名(計5匹)
検証条件:各商品、正しいブラッシング方法で猫をブラッシングする
日々の使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短毛種の猫を飼っているモニターがよりストレスフリーで日々のブラッシングを行えると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品を、モニターが実際にブラッシングの一連の流れを行ってブラシの日常的な使いやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モニター:「短毛種のダブルコートの猫を飼っている人」5名
検証条件:いつも通りのブラッシングの一連の流れを行い、そのブラシの使いやすさを確認する
猫のブラッシングは、毛の流れにそって1回2〜3分ほどで行うのがポイントです。長すぎると猫が不快感を覚え、ブラッシング自体に苦手意識を持ってしまう可能性も。猫が1回のセルフグルーミングにかける時間を参考にして、ブラッシングの長さに注意しましょう。
また、猫が自分で毛づくろいできない、またはしにくい部分を積極的にブラッシングすることが大切です。毛づくろいが不十分だと、毛が絡まりやすくなり、毛玉ができやすくなります。とくに、耳の後ろや首の周り、わきの下や後ろ足のつけ根、しっぽのつけ根などは毛玉ができやすい部分とされているので、こうした部分を重点的にブラッシングすることを意識しましょう。
ブラッシングの前後や最中におやつを与えることで、ブラッシングにいいイメージが定着し習慣化しやすくなります。ブラシ嫌いの猫には試してみてくださいね。
猫が健康・快適に過ごすためのケアアイテムは、ブラシだけではありません。以下のコンテンツでは猫用のシャンプーや肉球のケアグッズなど、さまざまなケアアイテムをご紹介しているので、気になった人はぜひチェックしてくださいね。
1位: CUSTIC|ヒーリングブラシ
2位: トレンディワン|シリコンブラシ トレルンダ君 猫用 短毛
3位: スペクトラムブランズジャパン|FURminator|抜け毛除去ブラシ 中・大型猫 短毛種用
4位: プラック|SHOW TECH|スリッカー ソフト
5位: Cheerble|Candy Brush
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他