1つできただけでもつらい口内炎。とくに歯茎や舌にできた口内炎は痛みを伴いやすく、鎮痛剤の使用を検討する人もいるでしょう。口内炎向け市販薬は、アフタ性口内炎の治療薬として効果を期待できます。
そこで今回は、口内炎薬のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介!飲み薬・貼り薬・塗り薬など色々な種類をピックアップしています。子どもでも使いやすい薬を選ぶアドバイスも!ぜひ自分の症状に合った口内炎の薬を見つけてくださいね。
現役薬剤師。6年制の薬学部を卒業後、大学病院の薬剤師として勤務していた。m3のメディアで薬剤師ブロガーとしても活躍。月刊誌「ドラッグマガジン」にて特集される。その後、株式会社yakuromaを設立し、現在は調剤薬局に勤務する傍ら、複業として医療従事者だけでなく一般の方に対してもさまざまなサービスを提供中。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
目次
口内炎とは口のなかの粘膜に起こる炎症の総称で、頬の内側・唇の裏・のど・舌などで発症し、痛みや不快感を与えます。
口内炎の主な原因は、ストレスや睡眠不足などで疲れがたまり、免疫力や抵抗力が弱まることで口内の粘膜が傷つきやすい状態になることなどが挙げられます。
ほとんどの場合、1〜2週間程度で自然に治りますが、2週間以上症状が長引く場合は医療機関を受診することをおすすめします。
なかには、口のなかを刺激する食べ物など、口内炎を引き起こす物質または薬剤が原因となることも。
口内炎になったときは、辛いものなどは摂取せず、原因になり得るものは極力避けることを第一に考えましょう。
口内炎は主に4種類に分けられますが、市販の薬で改善がみられるのはアフタ性口内炎のみ。ほかのカタル性口内炎(外傷性口内炎)・ヘルペス性口内炎・カンジダ性口内炎は自然治癒が見込めず市販薬も有効ではないため、病院で治療する必要があります。
アフタ性口内炎は最も一般的なタイプで、口のなかに白い潰瘍ができ、熱いものや塩辛いものなどを食べると痛みを感じます。放っておいても1~2週間で治りますが、炎症の悪化を防ぐためにも炎症を抑える薬を使い、早めに対策をするのがおすすめです。
症状を確認し、アフタ性口内炎ではない可能性が高い場合は、早めに口腔外科や内科を受診するようにしましょう。
病院で行う治療は、主に原因の処置・口腔衛生(軟毛の歯ブラシの使用と食塩水を用いたうがい)・口腔洗浄液を使った洗口などです。
また、食事の際の不快感を軽減させる表面麻酔薬が処方される場合も。
アフタ性口内炎の症状があり、2週間以上経過しても改善がみられない場合は、病院で治療を受けることをおすすめします。
口内炎に効く薬を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
口内炎の薬は、主に塗り薬(軟膏)タイプ・パッチタイプ・スプレータイプ・内服タイプの4種類。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します。口内炎の数や場所に合ったものを選びましょう。
塗り薬タイプは患部に指で塗り拡げることができるので、いくつもの口内炎が広い範囲にできたときや、凹凸のある場所にできたときに最適です。
また、塗り薬タイプには有効成分に加え油分が含まれているので、水分を弾き、患部を刺激から保護してくれるのも特徴。
ただし、はじめて使う場合は口のなかに違和感を感じてしまうこともあるので、ある程度慣れが必要な薬といえます。
なかには、使用期限の記載がある軟膏も。気になる人はチェックしておくとよいでしょう。
小さい口内炎が2~3個までなら、貼るタイプがおすすめです。
シールのように炎症場所にペタッと貼るので唾液や水分によってはがれてしまうことがほぼなく、患部に長く有効成分をとどめておくことができます。また、患部を刺激から保護することに長けているのもポイント。
ただし凹凸がある場所だとはがれやすく、広い範囲の口内炎には適さないという弱点もあるため、口内炎の場所や個数をよく見て選ぶとよいでしょう。
軟膏タイプやパッチタイプは便利ですが、慣れていないと口のなかに違和感を覚えてしまうこともありますよね。軟膏やシールが苦手なら、違和感の少ないスプレータイプを選びましょう。
薬の持続性は強くはないものの、口の奥やのどの近くなど、薬を塗ったり貼ったりすることが難しい場所に使うときに便利です。
なお、なかには目薬のように患部に垂らして使うものもありますが、使いやすいのはスプレー容器。1プッシュで口内に液体が広がるのでおすすめです。
飲み薬は、口内炎を予防したいときや、口内炎を繰り返すとき・治りが悪いときに服用するとよいでしょう。
多くの飲み薬に含まれる、ビタミンB2やビタミンB6などの有効成分を口から摂取することで、からだの内側から口内炎を改善してくれます。
また、口のなかに薬を塗ることに抵抗がある人にもおすすめです。なお、痛みがひどくてつらいときは医療機関に相談してくださいね。
口内炎薬に配合される成分は、ステロイド系と非ステロイド系に分かれます。炎症がひどいときにはステロイド系の成分が入っているものがおすすめですが、人によっては皮膚が薄くなる副作用がみられるため、長期連用には向きません。
炎症がある程度治まってきたときや、長期にわたって治療を行いたいときには、非ステロイド系のものがおすすめです。
非ステロイド系を選ぶ際は、抗炎症作用があるアズレンスルホン酸Na・トラネキサム酸・グリチルリチン酸、粘膜の修復を助けるアラントインのいずれかが配合されているものを選ぶとよいでしょう。
軟膏やパッチタイプは不快感を感じてしまう子どもが多く、つい触って剥がれ落ちてしまう可能性が高いため、スプレータイプがおすすめです。
また薬によって対象年齢はさまざまなので、年齢に合っているかどうかも要チェック。年齢制限なく使えるものや、5歳から・7歳から使えるものなどがあります。
もし不安なときは、子ども向けに開発された口内炎薬を選ぶのもおすすめ。マイルドな効き目で患部に刺激を与えにくいため、口内炎薬を使うのに慣れていない子どもでも使いやすいですよ。
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血行促進成分としてビタミンEを配合した、塗るタイプの歯槽膿漏薬。抗炎症成分のグリチルリチン酸二カリウム・殺菌成分のヒノキチオールなど5種の有効成分により、歯肉炎・歯槽膿漏・口内炎に効果を発揮します。滞留性軟膏タイプで患部に長く留まり、ペパーミントのフレーバーでスッキリとした使用感です。
分類 | 第3類医薬品 |
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タイプ | 塗るタイプ |
内容量 | 8g |
有効成分 | 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム/組織修復成分:アラントイン/殺菌消毒成分:ヒノキチオール、セチルピリジニウム塩化物水和物/血行促進成分:トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE) |
ステロイド配合 | |
対象年齢 | 不明 |
抗炎症成分である水溶性アズレンを配合しており、口内炎や喉の痛みなどに効果を発揮します。一般的な液状タイプではなく、ジェル状の薬剤を使用。口の奥など、届きにくい箇所もケアしやすいように設計されています。
分類 | 第3類医薬品 |
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タイプ | スプレータイプ |
内容量 | 20mL |
セルフメディケーション税制対象商品 | 不明 |
効能・効果 | 口内炎 |
有効成分 | アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 |
ステロイド配合 | |
対象年齢 | 使用年齢の制限なし(小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとで使用) |
分類 | 第3類医薬品 |
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剤形 | 錠剤 |
タイプ | 飲むタイプ |
内容量 | 120錠 |
セルフメディケーション税制対象商品 | 不明 |
効能・効果 | 肌あれ、かぶれ、ただれ、にきび、湿疹、皮膚炎、口内炎、口角炎、口唇炎、舌炎、赤鼻、目の充血、目のかゆみ |
有効成分 | ビタミンB2、ビタミンB6 |
ステロイド配合 | 不明 |
対象年齢 | 7歳以上 |
ビタミンB2リン酸エステルや4種類のビタミンB群を配合し、幅広い粘膜・皮膚トラブルに使用できます。250錠と大容量でコスパがよく続けやすいでしょう。合成着色料は不使用で、錠剤特有の苦みやニオイを抑えた糖衣錠タイプです。
分類 | 第3類医薬品 |
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剤形 | 粒 |
タイプ | 飲むタイプ |
内容量 | 250錠 |
セルフメディケーション税制対象商品 | |
効能・効果 | 口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、湿疹、皮膚炎、かぶれ、ただれ、にきび、肌あれ、赤鼻、目の充血、目のかゆみ |
有効成分 | ビタミンB2リン酸エステル、ビタミンB6、ビタミンB1、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム |
ステロイド配合 | |
対象年齢 | 15歳以上 |
分類 | 第3類医薬品 |
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剤形 | 粒 |
タイプ | 飲むタイプ |
内容量 | 40錠10日分 アルミ袋入り、120錠30日分 アルミ缶入り |
セルフメディケーション税制対象商品 | |
効能・効果 | 肌あれ、にきび、口内炎、口角炎、口唇炎、かぶれ、ただれ、湿疹、皮膚炎、舌炎、赤鼻、目の充血、目のかゆみ |
有効成分 | ビタミンC、ビタミンB2酪酸エステル、ビタミンB6、ニコチン酸アミド(ビタミンの一種) |
ステロイド配合 | 不明 |
対象年齢 | 7歳以上 |
口中に清涼感を与え、口臭除去にも効果があるマウスウォッシュです。殺菌効果に優れた、セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)配合。透明な液体なので、洗面台を汚しません。
分類 | 指定医薬部外品 |
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有効成分 | 塩化セチルピリジニウム(CPC)、グリチルリチン酸ジカリウム(GK2) |
内容量 | 100mL |
1回あたりの使用量目安 | 約0.5mL |
フレーバー | 不明 |
コップ付き | |
ポンプ式 |
ライオン システマSPTメディカルガーグルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
殺菌成分と消炎成分のW配合でのどに炎症をおこすバイ菌にしっかり効くうがい薬です。液は無色透明タイプなので、白い洗面ボウルでも気兼ねなく使いやすいのもうれしいポイント。風邪が流行している時やのどがムズムズ・イガイガする時の使用がおすすめです。
分類 | 指定医薬部外品 |
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有効成分 | セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)、グリチルリチン酸ニカリウム |
内容量 | 350mL |
1回あたりの使用量目安 | 約1mL |
フレーバー | ハーブ |
コップ付き | |
ポンプ式 |
口内炎の予防策としては、口のなかを清潔に保つ・睡眠をしっかりとるなど、普段の生活から意識できることが多くあります。
口内炎ができる主な原因は、口のなかの菌の増殖や、睡眠不足による免疫力の低下です。歯磨きやうがいをしっかりと行い、しっかりとからだを休めて睡眠時間を確保できるようにしましょう。
また、口内炎を早く治すためには、カレーなどの刺激のある辛いものは避け、口内炎を改善する働きをもつビタミン類を積極的に摂取することも大切です。
口内炎改善が期待できるビタミンBは緑黄色野菜に含まれますが、サプリメントで補充するのも1つの手。
また、できた口内炎を舌などで刺激しないようにすることも大切です。
口内炎対策には、口内炎薬とあわせてうがい薬を使うのもおすすめ。口内を殺菌したり炎症を抑えたりする製品が多いので、口内炎治療のサポートにぴったりです。以下のコンテンツでは、おすすめのうがい薬とその選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
口内炎の原因のひとつとして、ビタミン不足が挙げられます。以下のコンテンツでは、ビタミン剤の選び方を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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