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冷蔵庫の電気代は1か月いくら?計算方法や節約のコツを解説!

冷蔵庫の電気代は1か月いくら?計算方法や節約のコツを解説!

年間をとおして電源を入れたままの冷蔵庫。どのくらいの電気代がかかっているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。電気代があがっている影響もあり、少しでも節約したいと考えている人もいるでしょう。


そこで今回は、冷蔵庫の電気代は1か月にいくらくらいかかるのか、節約するコツはあるのか解説します。電気代を計算する方法や、サイズ・製造年数に応じた電気の違いも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

2025年05月23日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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目次

3〜4人家族向け冷蔵庫おすすめTOP5

1

三菱電機

置けるスマート大容量5ドア冷蔵庫MR-MD45K-C
4.22
5ドア冷蔵庫

控えめな電気代が節電志向の人向き。弱点が少ない点も魅力

2

日立グローバルライフソリューションズ

HITACHI5ドア冷蔵庫R-HWS47T-W
4.08
5ドア冷蔵庫

大容量ではないが、棚の組み替えでデッドスペースは減らせる

3

日立グローバルライフソリューションズ

HITACHIR-H54V-S
3.99

機能を削った価格重視モデル。収納率の高さも魅力

4

パナソニック

Panasonicパーシャル搭載冷蔵庫NR-F509EX-N
3.92
パーシャル搭載冷蔵庫

引き出しを奥まで引き出せるのが魅力。収納率は平均程度

5

東芝ライフスタイル

TOSHIBA VEGETA5ドア冷蔵庫GR-W470GZ-UC
3.91
5ドア冷蔵庫

野菜を頻繁に使う人に便利。収納率の低さはやや惜しい

冷蔵庫の電気代は1か月で約600〜930円が目安

冷蔵庫の電気代は1か月で約600〜930円が目安

冷蔵庫の電気代は、1か月あたり約600~930円程度が目安です。消費電力量は製品の容量や性能によって異なるものの、一般的な家庭用冷蔵庫の年間消費電力量を月額換算すると、基本的にこの範囲に収まります。電気代は、年間消費電力量(kWh)×電気料金単価(円/kWh)÷12か月で算出が可能です。


経済産業省が公開している省エネ性能カタログを参照すると、年間消費電力量が230〜360kWh前後の冷蔵庫が大半を占めています(参照:経済産業省  省エネ性能カタログ2025年版)。


全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定める電気料金単価31円/kWhを適用すると、冷蔵庫の1か月の電気代は以下のとおりです。


冷蔵庫の1か月の電気代

  1. 230kWh×31円/kWh÷12か月=約594円
  2. 360kWh×31円/kWh÷12か月=約930円

ただし、電気料金単価は居住地域や契約によって異なるため、実際の電気代は多少前後します。冷蔵庫の使い方や設置環境によっても消費電力は上下しやすいので、定期的に使用状況を見直して節約できないか考えましょう。

サイズ・製造年数別に電気代を比較

大容量や最新モデルの冷蔵庫に買い替えると節電になると聞くものの、実際に安くなるのか気になる人も多いでしょう。ここではサイズ別や製造年数別に、電気代がどのくらい異なるのか解説します。

サイズ別|大容量のほうが電気代を抑えやすい

サイズ別|大容量のほうが電気代を抑えやすい

冷蔵庫は大容量のモデルのほうが1Lあたりの電気代が安く、高い省エネ性能を兼ね備えているといえます。省エネ技術を搭載しており、容量に対する消費電力の効率が優れているためです。


たとえば、200Lクラスの小型冷蔵庫は、年間消費電力量が約310kWhの製品が多い一方で、500Lクラスの大型冷蔵庫の多くは約270kWh程度に抑えられています。1か月あたりの電気代で比較すると、500Lクラスのほうが毎月100円ほど安くなる計算です。


  1. 200Lクラス:310kWh×31円/kWh÷12か月=約800円
  2. 500Lクラス:270kWh×31円/kWh÷12か月=約698円

ただし、大容量の冷蔵庫は、小容量の製品より本体価格が高額です。大きさからキッチンを圧迫する可能性もあるので、購入価格や部屋のバランスもよく考慮したうえで購入しましょう。

製造年数別|最新の製品のほうが電気代を抑えやすい

製造年数別|最新の製品のほうが電気代を抑えやすい

製造年数が新しい冷蔵庫ほど消費電力が低く、電気代を節約しやすいことが特徴です。とくに最新モデルは、省エネ技術の進歩によって効率よく動作します。


451〜500Lクラスの冷蔵庫の年間消費電力を比較したところ、2013年製は370〜410kWh/年ほど、対して2023年製は267kWh/年ほどに抑えられているという調査も(参照:一般財団法人家電製品協会)。古い冷蔵庫を使っている人が買い替えれば、約28〜35%の消費電力の削減を実現できます。


最新モデルは省スペース設計で収納力が高かったり、湿度保持や除菌機能に優れていたりと、機能性もアップしているもの。使いやすさの観点からも、約10年を目安に買い替えの検討をおすすめします。

電気代を抑える冷蔵庫の使い方とは?節約方法を紹介

使い方次第で、冷蔵庫の電気代を抑えて負担を軽減できます。すぐに実践できる節約方法を紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。

ドアの開閉を減らす

ドアの開閉を減らす

ドアの開閉回数を減らせば、冷気の流出を防いで電気代を節約できます。開閉するたびに庫内の冷気が逃げて冷やし直すための余分な電力が必要となるため、無駄な開閉は控えましょう。


一般財団法人 省エネルギーセンターのデータによると、旧JIS開閉試験(※)の開閉を行った場合と、その2倍の回数の開閉を行った場合では電気代は約320円の差が出るという結果に(参照:省エネポータルサイト)。年間10.40kWhの省エネにつながるので、なるべく開閉の回数は減らしましょう。

旧JIS開閉試験:冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒

冷蔵庫のパッキングが傷んで隙間から冷気が逃げている場合も、電気代が増加しやすくなります。定期的な点検を行って、カードなどをはさんでずり落ちるなら、パッキングを取り替えましょう。

庫内に詰め込みすぎない

庫内に詰め込みすぎない

冷蔵庫に物を詰め込みすぎないことも大切です。物が多いと冷気が均一に行き渡らず温度ムラができてしまい、冷却が過剰になって消費電力が多くなりがち。詰め込みすぎて空間が少ない状態と、半分の量程度に抑えた状態を比較すると、年間で約43.84kWh、電気代に換算すると1,360円ほどの差が生じます(参照:省エネポータルサイト)。


収納する際は、物と物の間に隙間を設けて、空気の流れを確保しましょう。週に1回は庫内をチェックし、奥の壁が見えている程度に保つのが理想的です。庫内温度の上昇を防ぐために、熱いものは冷ましてから庫内に入れましょう。


冷凍庫の場合は、食材を詰めても問題ありません。隙間なく詰めることで、保冷し合い節約につながるため、状況に応じて収納量を調整してください。

直射日光が当たる場所を避け、放熱スペースを確保する

直射日光が当たる場所を避け、放熱スペースを確保する

冷蔵庫は直射日光を避け、周囲に適切な放熱スペースを確保できる場所に設置しましょう。熱がこもらず効率よく放熱でき、電力消費の軽減につながります。放熱スペースは、少なくとも左右5mmから2cm、上部は5~30cmほど空けることが理想的です。取扱説明書に詳細な間隔が記載されている場合は、従ってくださいね。


冷蔵庫の上と両側が壁に接している場合と、片側が壁に接している場合を比較すると、年間で45.08kWhの削減、電気代約1,400円の節約(※)につながります。ガスコンロから離して設置する、冷蔵庫の上に電子レンジなどの物を置かないなどのポイントも意識しましょう(参照:省エネポータルサイト)。

適切な温度設定に合わせる

適切な温度設定に合わせる

冷蔵庫を適切な温度設定に合わせると、無駄な電力消費を防げます。過度に低い温度は冷却負荷が増え、消費電力が多くなりやすいため調整しましょう。具体的には、冷蔵室は2〜6℃、冷凍室は-20~−18℃が一般的な推奨温度です。


周囲温度が22℃の環境で、冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変えると、年間で約61.72kWh、電気代に換算すると1,910円ほど節約(※)できますよ。ただし、温度を「弱」にすると、食品の鮮度が落ちるリスクも。室温があがる夏は「強」、冷える冬は「中」にするなど、季節や使用状況に応じて微調整してくださいね(参照:省エネポータルサイト)。

電力会社や料金プランを見直す

電力会社や料金プランを見直す

契約している電力会社や料金プランを見直すと、同じ消費量でも電気代を抑えられる可能性があります。電気料金単価は契約内容によって異なるもの。ライフスタイルに適したプランや、お得な新電力会社を選べば、今より節約できるかもしれません。


たとえば、夜間や日中など特定の時間に電気を多く使う人向けに時間帯別料金プラン、一人暮らし向けにシングルプランを提供している電力会社もあります。複数の電力会社から提供されるプランをチェックし、特典・解約金・口コミなどを比較しましょう。契約手続きを行う前に電力会社の公式サイトでシミュレーションを行い、節約効果を把握しておくことも大切です。


電力会社の乗り換え・料金プランの変更を検討しているなら、おすすめのサービスを紹介している以下のコンテンツも参考にしてくださいね。

買い替えるなら、電気代も重視して機種を比較しよう

買い替えるなら、電気代も重視して機種を比較しよう

冷蔵庫の買い替え時には、省エネ性能の高い機種を選びましょう。技術の進歩が反映されている最新モデルなら、消費電力が抑えられて長期的なコスト削減が期待できます。検討する際は、年間消費電力量や省エネラベルの★マークを要チェック。5段階の★マークが多いほど、省エネ性能が高い製品であると判断できます。


サイズ・機能性・価格も考慮して、生活スタイルに適した製品を選びましょう。適切な容量は、(70L×家族の人数)+(120〜170L)+100Lで算出できます。たとえば3人家族なら、430〜480Lの冷蔵庫がおすすめです。


おすすめのメーカーや製品を知りたいなら、以下のコンテンツも要チェック。世帯人数別におすすめの冷蔵庫や、選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

3〜4人家族向け冷蔵庫おすすめTOP5

1

三菱電機

置けるスマート大容量5ドア冷蔵庫MR-MD45K-C
4.22
5ドア冷蔵庫

控えめな電気代が節電志向の人向き。弱点が少ない点も魅力

2

日立グローバルライフソリューションズ

HITACHI5ドア冷蔵庫R-HWS47T-W
4.08
5ドア冷蔵庫

大容量ではないが、棚の組み替えでデッドスペースは減らせる

3

日立グローバルライフソリューションズ

HITACHIR-H54V-S
3.99

機能を削った価格重視モデル。収納率の高さも魅力

4

パナソニック

Panasonicパーシャル搭載冷蔵庫NR-F509EX-N
3.92
パーシャル搭載冷蔵庫

引き出しを奥まで引き出せるのが魅力。収納率は平均程度

5

東芝ライフスタイル

TOSHIBA VEGETA5ドア冷蔵庫GR-W470GZ-UC
3.91
5ドア冷蔵庫

野菜を頻繁に使う人に便利。収納率の低さはやや惜しい

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