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東芝 VEGETA GR-V550FKをの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

大容量をアピールしている大型冷蔵庫、東芝 VEGETA GR-V550FK。ユーザーからも「たくさん収納できる」と評判です。しかし、口コミが少なく実際の使い勝手がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • チルド室の鮮度維持力
  • 野菜室の鮮度維持力
  • 冷凍室の鮮度維持力
  • 出し入れのしやすさ
  • 収納率の高さ
  • 電気代
  • 脱臭力


さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の大型冷蔵庫とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、大型冷蔵庫選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年09月30日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2025年09月までの情報です

目次

【結論】生の肉・魚の長期保存は不得意。電気代の高さも気になった

東芝ライフスタイル
TOSHIBA冷蔵庫GR-V550FK-EC

156,162円

冷蔵庫
東芝 VEGETA GR-V550FKは野菜をたくさん買う人にはよいですが、肉や魚をまとめ買いする人や節電をしたい人にはおすすめできません。チルド室に生のマグロを3日間保存して重量の変化からドリップ率を算出した結果、1.54%を記録。比較した商品の平均ドリップ率0.92%(※執筆時点)を上回っており、旨味を含むドリップが多く流れ出たといえます。

冷凍庫に3日保管したマグロも同様に、質量に対して約1.148%のドリップが流出。比較したなかにはドリップ率を1%未満に抑えた商品もあったことを思うと、鮮度維持力に長けているとはいえません。生の肉・魚は長期間保管せず、早めに食べきりましょう


「たくさん収納できる」との口コミに反し、比較したなかでは収納率が高いとはいえませんでした。容量は551Lに対する収納率は43.64%で、全体平均である45.10%(※執筆時点)を下回っています。冷蔵庫が大きいからといって食材を買い込みすぎると、入りきらない可能性があるので注意してください。


電気代の高さも難点。消費電力量から算出した年間の電気代は9,114円で、比較した商品の平均8,891円(※執筆時点)より高いとわかりました。節電を心がけている人には不向きといえます。


なお、野菜の鮮度保持力は優秀。1週間保管したきゅうりの水分を79%・24時間保管したほうれん草の水分を94%も保っていました。比較した商品の水分保持率の平均はきゅうりが77%・ほうれん草が84%(※執筆時点)だったことを思うと、野菜室にこだわりを持つ東芝らしい実力といえます。


野菜室が真ん中にあり、キャベツ・かぼちゃといった重めの野菜をかがまず出し入れできるのも利点。脱臭力も申し分なく、キムチを入れたあとのニオイ残りも気になりませんでした。とはいえ、比較したなかにはどの部屋も鮮度保持力に長けているうえに電気代も安い商品があったので、一旦別の冷蔵庫をチェックするとよいでしょう。

東芝 VEGETA GR-V550FKとは?

東芝 VEGETA GR-V550FKとは?
東芝の冷蔵庫「FKシリーズ」は、大容量のスタンダードモデル。今回は2023年11月20日に発売されたVEGETA GR-V550FKをご紹介します。

型落ちモデルのGR-V550FHとの主な違いは、節電モードの種類。季節やそれぞれの家庭に合わせて、以下の2モードを選べるようになりました。


節電モード

  • 自動節電:抑えめ運転で自動節電
  • とってもエコ:製氷をオフにして「自動節電」よりさらに省エネ

サイズは幅68.5×奥行69.9×高さ183.3cm。重量は112kgです。定格内容積は551Lで、グランホワイト・サテンゴールドの2色を展開しています。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は東芝 VEGETA GR-V550FKを含む大型冷蔵庫全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. チルド室の鮮度維持力
  2. 野菜室の鮮度維持力
  3. 冷凍室の鮮度維持力
  4. 出し入れのしやすさ
  5. 収納率の高さ
  6. 電気代
  7. 脱臭力

東芝 VEGETA GR-V550FKの気になった点は3つ!

東芝 VEGETA GR-V550FKの気になった点は3つ!

実際に使った結果、気になった点が3つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。

生肉や生魚の長期保管には向かない

生肉や生魚の長期保管には向かない
肉・魚などの鮮度維持力は野菜ほど高くありません。マグロをチルド室に3日間保管して、重量の変化から算出したドリップが流れ出た割合は1.54%。比較した商品の平均ドリップ率は0.92%(※執筆時点)だったのに対し、旨味が多く損なわれたといえます。

冷凍庫にマグロを3日間保管した際のドリップ率も1.15%と、ほかの商品の平均値1.07%(※執筆時)より多めでした。


なお、同時に比較したパナソニックの「NR-F659WPX」は、チルド室でも冷凍室でもドリップ率を少なく抑えており、鮮度維持力が高いといえます。肉や魚をまとめ買いする機会が多い人は、こちらも検討してみてはいかがでしょう。

見た目よりも収納スペースが少ない

見た目よりも収納スペースが少ない

口コミでは「たくさん収納できる」と評判でしたが、ほかの大型冷蔵庫と比較すると、容量のわりに収納スペースが少ないとわかりました。


体積に対して、実際に食品を収納できるスペースの目安から算出した実際に食品を収納率は43.64%。比較した商品の平均値45.10%(※執筆時点)を下回っており、たっぷり収納できるとはいえません。なお、食品収納容量は以下のとおりです。


  1. 冷蔵室:213L
  2. 野菜室:82L
  3. 製氷室:7L
  4. ミニ冷凍室:15L
  5. 冷凍室:66L

冷蔵室の上から1段目・2段目の棚の高さを変えられたり、4か所あるドアポケットをいずれも動かせたりするのはメリット。しかし、見た目よりも収納力が低いので、たっぷり買い込みたい人には物足りないかもしれません。


なお、野菜室と冷凍室のケースを手前に引ける割合は7割程度でした。パナソニックの冷蔵庫は引き出しをほぼ100%引き出せたのに対し、奥に入れた食材を取り出しにくいといえます。

年間の電気代が9,000円以上と高め

年間の電気代が9,000円以上と高め

電気代の高さもネック。メーカー公称値の年間消費電力量から算出したところ、1年間にかかる電気代は9,114円でした。


比較した大型冷蔵庫の年間の電気代の平均は8,891円(※執筆時点)で、なかには7,000円台に抑えられるものも。電気代の安い冷蔵庫を探している人は、ほかの商品を検討してみてください。

東芝 VEGETA GR-V550FKのよい点は2つ!

東芝 VEGETA GR-V550FKのよい点は2つ!

東芝 VEGETA GR-V550FKを実際に試した結果、2つのよい点があるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!

野菜のみずみずしさを逃がさない

野菜のみずみずしさを逃がさない

本商品は、野菜の鮮度を保つのが得意。きゅうり・ほうれん草を一定期間保管して、保管前後の重量の差から水分残存率を算出したところ、いずれも新鮮さをキープしていました。


きゅうりを1週間保管したときの水分残存率は79%で、比較した他社製品の平均77%(※執筆時点)を上回る結果に。また、ほうれん草を12時間保管したときの水分残存率も94%と、ほかの商品の平均の84%(※執筆時点)より高い数値を示しました。

フレッシュさを保つ秘密は、野菜室の高湿度冷気。収穫したてのみずみずしさ・おいしさを維持できるよう工夫しています。さらに、野菜室が真ん中にあるので重たい野菜もかがまずに出し入れ可能。毎日料理をする人や野菜をたくさん使う人におすすめです。

庫内にいやなニオイが残りにくい

庫内にいやなニオイが残りにくい

脱臭力が高いので、ニオイの強い食材を入れる機会が多い人にもおすすめ。実際にキムチを5分間入れ、取り出してから20分間脱臭した際のニオイ残りを臭気判定士の石川さんが確認した結果、「ほとんど気にならなかった」と好評でした。

比較したほかの商品には、20分間脱臭してもキムチのニオイをはっきり感じるものも。本商品は庫内にいやなニオイが残りにくいので、毎日気持ちよく使えるでしょう。

東芝 VEGETA GR-V550FKの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

東芝 VEGETA GR-V550FKが向いていない人におすすめの大型冷蔵庫は?

各商品を見比べた結果、東芝 VEGETA GR-V550FKのデメリットをカバーできる商品を見つけたのでご紹介します。

パナソニックのNR-F659WPXは食材の鮮度をしっかり保つ

パナソニックのNR-F659WPXは食材の鮮度をしっかり保つ

パナソニックのNR-F659WPXは、食材の鮮度をしっかり保つ冷蔵庫です。チルド室で3日間保存したマグロのドリップ率は0.473%と低め。冷凍室で保存したマグロはチルド室よりドリップ量が増えたものの、目に見える傷みはありませんでした。

1週間保管後のきゅうりや12時間入れておいたほうれん草も、水分を80%近くキープ。野菜の鮮度維持力の高さが実証されました。


パナソニック独自の「ワンダフルオープン」により、引き出しをほぼ100%引けるのも利点。ケースの奥まで見えるので使い忘れを防げそうです。なお、幅・奥行きともに大きいので、設置スペースがあるかどうかは事前に確認しておきましょう。

東芝のGR-V600FZSは電気代が安い

東芝のGR-V600FZSは電気代が安い

東芝のGR-V600FZSは、電気代を抑えられるのが魅力。年間の電気代は7,812円と比較したなかでトップクラスに安く、節電したい人にぴったりといえます。Bluetoothスピーカーを搭載しているため、キッチンでテレビの音や音楽を聴けるのも利点です。


冷凍室で3日間保存したマグロの鮮度も良好で、ドリップ率を0.617%と低く抑えています。なお、チルド室の鮮度維持力はやや劣っていたため、1~2日以内に使い切れない食材は冷凍するとよいでしょう。


野菜室はケース全体の90%ほどが引き出せました。奥にしまった野菜も取り出しやすいですよ。野菜室の容量が89Lもあるので、大袋の野菜も楽々収納できるでしょう。

東芝 VEGETA GR-V550FKはどこで買える?

東芝 VEGETA GR-V550FKはどこで買える?
出典:toshiba-lifestyle.com
東芝 VEGETA GR-V550FKは全国の家電量販店のほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。ショップによって価格がやや異なるので、お得に買えるところをリサーチしてみてくださいね。

冷蔵庫は10年後を見据えて購入しよう

冷蔵庫は10年後を見据えて購入しよう
冷蔵庫の平均買い替え年数は13年(参考:消費者動向)。冷蔵庫の買い替えを検討している人は、10年後も不便なく使えるかを基準に選んでください。

注目したいポイントは容量の大きさ。現在、子どもが生まれる直前や乳幼児がいる人は、10年後には子どもの食事量が大幅に増えている可能性があります。先々のことを考えて、50Lほど容量が大きいものを検討しましょう。

mybestおすすめ!大型冷蔵庫の検証評価上位の商品も紹介

大型冷蔵庫の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。東芝 VEGETA GR-V550FK以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

パナソニック
Panasonic「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫NR-F659WPX-H

「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 1
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 2
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 3
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 4
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 5
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 6
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 7
参考価格
379,653円
カラー
-X オニキスミラー
-H ミスティスチールグレー
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カラー
-X オニキスミラー
-H ミスティスチールグレー
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参考価格
379,653円
カラー
-X オニキスミラー
-H ミスティスチールグレー
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カラー
-X オニキスミラー
-H ミスティスチールグレー
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定格内容積650L
750mm
奥行745mm
高さ1,828mm
1年間にかかる電気代
野菜室中央配置
冷凍室中央配置
食品の収納可能スペース460L
冷蔵室の定格内容積335L
冷蔵室の収納可能スペース257L
野菜室の定格内容積135L
野菜室の収納可能スペース97L
冷凍室の定格内容積156L
冷凍室の収納可能スペース99L
製氷室の定格内容積24L
製氷室の収納可能スペース7L
重量120kg
冷却方式間冷式(ファン式)
ドア数6ドア
ドア開閉タイプフレンチドア(観音開き)
脱臭機能
製氷皿取り外し洗い可能
節電モードあり
冷蔵・チルド機能パーシャル/チルド切り替え
製氷・冷凍機能自動製氷、急速製氷、急速冷凍、独立製氷室
操作・アシスト機能スマホ連携、節電モニター、閉め忘れ防止
年間消費電力(50Hz/60Hz)281kWh
省エネ基準達成率117%
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東芝ライフスタイル
TOSHIBA VEGETA冷蔵庫GR-V600FZS-TH

冷蔵庫 1
冷蔵庫 2
冷蔵庫 3
冷蔵庫 4
冷蔵庫 5
冷蔵庫 6
冷蔵庫 7
参考価格
304,800円
カラー
フロストグレージュ(TH)
フロストホワイト(TW)
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カラー
フロストグレージュ(TH)
フロストホワイト(TW)
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参考価格
304,800円
カラー
フロストグレージュ(TH)
フロストホワイト(TW)
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カラー
フロストグレージュ(TH)
フロストホワイト(TW)
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定格内容積600L
685mm
奥行745mm
高さ1833mm
1年間にかかる電気代
野菜室中央配置
冷凍室中央配置
食品の収納可能スペース不明
冷蔵室の定格内容積302L
冷蔵室の収納可能スペース不明
野菜室の定格内容積133L
野菜室の収納可能スペース不明
冷凍室の定格内容積143L
冷凍室の収納可能スペース不明
製氷室の定格内容積不明
製氷室の収納可能スペース不明
重量130kg
冷却方式間冷式(ファン式)
ドア数6ドア
ドア開閉タイプフレンチドア(観音開き)
脱臭機能
製氷皿取り外し洗い可能
節電モードあり
冷蔵・チルド機能チルド室、パーシャル室、ラップなし保存
製氷・冷凍機能自動製氷、急速製氷、急速冷凍、解凍モード、独立製氷室
操作・アシスト機能スマホ連携、音声対話、閉め忘れ防止、タッチオープン
年間消費電力(50Hz/60Hz)252kWh/年
省エネ基準達成率123%
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冷蔵庫

東芝 冷蔵庫 VEGETA GR-V600FZSの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

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